下川町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月12日
谷町政4年間の総括について
2019年3月12日、下川町議会の一般質問で、春日隆司議員が「谷町政4年間の総括について」質問し、町長 谷一之、総務課長 田村泰司が答弁しました。
- 質問者
- 春日隆司 議員
- 答弁者
- 町長 谷一之、総務課長 田村泰司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 春日隆司
それでは、一般質問をさせていただきます。谷町政の総括に当たりまして、議員、議長、そして町長と長年にわたり町政に関わった経験を踏まえ、御答弁を頂きたいと思います。1 点目、この 4 年間、議案の撤回、修正、特別決議、否決、給料減額等、結果からすると町政史に残る混迷・停滞期であったとの評価があります。一方、1 期目なので町政運営はそう上手くいくものではないとの評価もあります。結果には必ず原因があります。どのような原因でこのような結果になったとお考えかお尋ねいたします。また、このような混迷の中で、職員の労苦…いわゆるストレスをどのように考えているかお尋ねいたします。2 点目、町長は「政治は秩序、政治家として言ったことには責任を持つ」と明言されていますが、どうしても私には理解できないことばかりでございます。例として、公約である自治基本条例の見直しに当たってのこれまでの公言と説明責任について、どう理解すればいいのかお尋ねします。3 点目、この 4 年間、数多くの種…いわゆる投資ですね…をまき、個別の実り…成果は当然あってしかるべきものでありますが、財政状況の悪化、行政運営の高コスト化、住みづらくなったという…などからすると、町全体としての実り…いわゆる進化ですね…が増したとはどうしても考えられないのですが、増しているとするならば、町民の皆様が「なるほど、そうなんだ」と理解ができる客観的な根拠、数値などをお示しいただきたい。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
春日議員の「谷町政 4 年間の総括について」の御質問にお答えしたいと思います。1 点目の「この 4 年間、議案の撤回、修正、付帯決議、否決、給料減額等、どのような原因でこのような結果となったと考えるか、職員の労苦をどのように考えているか」につきましては、施策、事業の立案、また議案提案について、それぞれの場面で適切な判断をしていると考えておりますが、議案の修正、否決につきましては、議会の議論の結果であり、真摯に受け止めているところであります。議案の撤回につきましては、提案に至る過程で精査が不十分なものもあり、そういった判断に至ったものであります。また、給料減額につきましては、事業の結果責任ということで、議会意見を厳粛に受け止め、給与の減額が必要と判断したところであります。職員につきましては、町民福祉の向上のため、それぞれの立場で日夜努力していると考えているところであります。可能な限り職員と打合せを行うとともに、コミュニケーションを密にし、風通しの良い職場環境となるよう配慮しているところでありますが、地域課題の解決や制度改正、社会経済情勢の急激な変化に対応するため、大変苦労していると感じております。2 点目の「公言と説明責任について」につきましては、政治は秩序、政治家として言ったことに責任を持つことは変わりありませんが、情勢の変化等に対応して、現実的な対応を行わなければならない場合もあると考えているところであります。自治基本条例の改正につきましては、公約にも掲げ、町民会議等で意見聴取を行い、改正に向け準備を進めてまいりましたが、考え方の相違などから、事情により今任期中には改正がかなわなかったものでございます。改めて精査をしながら、現状に即した改正を検討してまいりたいと思います。3 点目の「町全体の実り、進化が増したことが理解できる客観的な根拠、数値」につきましては、受け止め方は個人で違いがあることは当然のことでありますが、全体的な観点から、まちづくりの総合指標ともいえる、人口、住民満足度、税収の観点からお答えします。まず、人口 につきましては、平成 23 年度から平成 30 年度を計画期間とする「第 5 期下川町総合計画」策定時の住民基本台帳ベースの人口推計では、平成 27 年度から平成 30年度の間に 210 人、6.2%減少することが予測されていましたが、実数では、平成 27 年度から平成 31 年 3 月 1 日時点で 157 人、4.5%の減少にとどまり、人口減少が緩和されている状況であります。次に、住民満足度につきましては、平成 26 年度と平成 29 年度の町民意向調査結果を比較しますと、総合的な項目として「下川町での生活は豊かであると答えた層」は、9.8%増加しております。次に、税収のうち、個人町民税につきましては、主に町民の収入の増減によるものでありますが、平成 26 年の約 1 億 1,500 万円から平成 30 年では約 1 億 3,200 万円と 1,700 万円、14.8%増加しております。以上、「町全体の実り、進化が増したことが理解できる客観的な根拠、数値」についての御質問でしたので、総合的かつ増加が考察される事項についてのみお答えいたしましたが、御承知のとおり、減少傾向にある客観的数値もあり、また、地域課題は山積していることから、客観的数値を把握、分析しつつ、住民と行政の協働作業によって「今と未来のしもかわづくり」を行い、「幸せ人口」の増加を目指してまいりたいと思います。以上申し上げまして、答弁といたしますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。以上です。
質問 7番 春日隆司
まず、私が質問させていただきましたのは、このようになった結果、原因は何かということでございます。原因は…答弁を頂いてございませんけども、進めさせていただきたいと思います。まず最初に、職員の関係なんですが、平成27年12月からストレスチェックというのを行わなければいけなくなっております。町長にお尋ねします。下川町の職員、ストレスチェックをやっておりますが、高ストレスが職員に何名おられるかお尋ねいたします。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
正確な数字は担当から説明させていただきます。
答弁 総務課長 田村泰司(総務課長は2021年3月まで)
ストレスチェックの結果についてお答えいたします。平成28年度からストレスチェックを実施しておりまして、結果として高ストレス者の人数でございますけれども、平成28年度は、受検者154名に対して高ストレス者が20名。平成29年度につきましては、170名の受検者に対しまして高ストレス者が26名。平成30年度…直近でございますけれども、受検者数170名に対しまして高ストレス者が31名という結果でございます。
質問 7番 春日隆司
いわゆる高ストレス…心労ですね、本当に自覚してですね、病院にもかからなければいけないと。170 名中、31 名です。パーセンテージでいうと 18%、人数でいうと…いわゆる 5 人に 1 人…5 人に 1 人が今現在、下川町の職員の方が高ストレスです。調べてみました。どのぐらいの割合なのかなと…公務員。大体ですね5%から10%。専門家の所見を伺うと異常だと…18%…5人に1人は…異常だということでございます。こうした現状を受けて、町長の方針…職員の人事管理、さらには職場環境、一つも方針で示されておりません。職員の派遣のみです。この点についてどうお考えでしょうか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
数字的には少し高くなってございますけれども、今、時代の中で様々な課題を解決していく時に、時間的に…どうしても費やしを多くしなければならない、そういうような問題も出てきております。そういう意味でも、人事管理、あるいはまた労働時間管理等の対策をしっかり今後やっていく必要があるだろうと考えておりますので、御理解いただければと思います。以上です。
質問 7番 春日隆司
少し高いではなくてですね、高いんです。対策をやっていくんではなくて…これからやるんでなくて…やらなければいけなかったということです。方針に書かれなくて…町長の答弁を伺いますと、コミュニケーションを密にして風通しを良くして…大変苦労していると…職員。職員の皆様…現状はこうです…大変苦労している。今後方策を打つ。少し高い。私はこういう状況…議案含めてですね…撤回含めて…なぜそういうふうになるのか…原因です。なぜ、先ほど言った…業務が多い等々ありますけども、業務が多いのは…それは業務を改善するのは町長じゃないんでしょうか。業務量が多いのを改善するのは町長ではないんでしょうか。なぜこういう原因になるんでしょうか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
大きな方針は私が出すことになりますけども、それぞれ責任を持っている担当課長がいますので、そこをかみ砕いていただいて、それぞれの課で…あるいはまた現業の持っている福祉施設等で対応策をいろいろ練っていただいております。そういう中、特に福祉施設においては人材が非常に不足しておりまして、なかなか求人しても絶対数が集まらないという、こういう状況にあります。特に全国的に福祉施設については、職員の…ある意味では引き抜きだとか、奪い合いとか、そういうことも起きているようでございます。こういう条件不利地域に来ていただく上では、条件を少しでも良くしていかなければならないわけですが、それも財政的な面で限界もございます。しかし、そこは職員間、あるいはまた管理職とのコミュニケーションをしっかり取りながら、理解を頂いて、働く場をつくっていきたいなと思っております。以上です。
質問 7番 春日隆司
これ捉え方なんですが、もちろん町長が言われました…議案の撤回もそうなんですが、大きな方針は示す…後は担当課だと。まず理事者としてですね、大きな方針を示して…これでは担当課、職員の方が本当に大変だと思います。いわゆる…町長もかじ取りをさせていただくということで立起されましたが、御案内のとおりそれぞれ役割があって、議会でいろんな町民からの要望を受けながら出されたものを審議します。それに対して大きな方針を示して、後は担当課…これではですね、本当に職員の皆さん大変なんじゃないでしょうか。町長がイノベーターシップという言葉を使われました…リーダーシップと先を見据えた。町長が自ら…経営者がですね…自ら受け止めて、しっかり責任を感じ、そしてある時は盾になり、そして明確な指示をし、そしてコミュニケーションを図る。町長のこれまでの言動を見ると…大きな方針を示して、責任は副町長、課長という言動が非常に多うございます。チョコレートもそうです。なぜと聞きますと、内部で打ち合わせした結果。私どもは町長の…理事者の…経営者の考え方を…意思を問うているわけでございます。私は、これだけいろんな…議案の撤回含めて、職員の問題、町長が責任を明確に感じていない。そして副町長、課長、内部の方がそれを受けて、いわゆるかじ取りがいない中で迷っているというようなところが現実ではないかと思うんですが、その点、町長いかがお考えでしょうか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
春日議員から見ますと、そういう具合に見ることもあろうかと思います。しかし、一定程度、職員と現場等に行きまして、いろんな意見を聞き取り、そしてそれを施策に反映したり、課題解決の策としていろいろ考えたりですね、いろんな事をさせていただいているわけであります。しかし、全部の現場を毎日のように行くことがかないませんので、そこは担当責任者である課長職に委ねまして、そしてそれぞれの行政運営をしていただいているところでございます。また、議案の撤回等も…いろいろ諸条件が変わってきたり、不備なところもあります。そういう意味では、完璧なものが出来上がらないときも多々あろうかと思いますけれども、そこはやはり修正をしながら、また、議会に理解を頂きながら今後も進めさせていただければと思っていますので、御理解いただきたいと思います。以上です。
質問 7番 春日隆司
1 件や 2 件…それは当然あると思います。町長も民間の方なのでお分かりだと思いますが、いわゆるプロフェッショナルです。プロフェッショナルは徹底したリスク管理…否決というのをリスクという表現は適切ではないかもしれませんが、提案されたものは意思を持って提案されているわけですから、しっかり整理をして提案をし、いわゆる民間企業でいえばリスク管理をして、そしてミスを誘発しないと…これがプロフェッショナルだと思いますし、御承知のとおり日本の電気メーカー…優秀な先導の下に今日の経済を支えた電気メーカー…これが迷走して、日本で席巻した電気メーカーが次々と経営難に陥っている。なぜか…つまり良い経営者…リーダーがいなかったということでございます。町長が今お話されたのは…それぞれお考えでございますが、まず私が大きな原因…こういう結果になった原因は、やっぱり町長の…長年にわたり政治家として経験、経緯を積まれたわけでございますが、その中でやはりリーダーシップを問わざるを得ないというのが、私が考えるこれらの結果の原因であるというふうに思います。もう一度お尋ねしますが、原因と結果について、お考えをお聞かせください。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
私も民間出身でございますけれども、計画したものが本当に 100%全て上手くいくということはなかなかかなわないわけであります。先ほども違う方の質問で、中小企業は97%…その一端を私も長年担っておりました。中小企業の事業者というのは、会社をつくってから3年で約1割無くなります。そしてまた5年で3割以上無くなります。10年経ちますと7割を超えるぐらい…要するに企業として存在しなくなってしまうことがあります。そういう意味では、当初しっかり考えていたけれども、時代の潮流や、あるいはまた産業構造の変革、さらには様々な条件の中で事業を持続可能なものにしていくというのが非常に厳しいものがあります。町はそれを理由にはできませんけれども、できるだけ住民福祉の向上と増進を図っていく努力を職員一丸となって今後も進めてまいりたいと、このように考えている次第でございます。以上です。
質問 7番 春日隆司
質問に対してお答えいただけないんですが、全て町長は分かられていると思います。本当に…繰り返しますが、それを分かられて実行するのが経営者なんでないでしょうか。問題、課題は全部町長は承知していると思います。下川町の…四半世紀…町政に関わっておられる。下川町の何が問題で、何が課題で、どうすれば解決するかというのは一番下川町で御存知の方だと思います。中小企業と経営者の話をしましたので中小企業の事例が出ましたけども、これだけ先人が築いた下川丸をですね…路頭に…迷路になるということでは、ここに住んでいる町民の方が不幸になるわけです…と私は思います。続きまして、2点目でございます。これはお聞きになっている方もおられると思いますので、お話をさせていただきますが、自治基本条例というのは…いわゆる下川町の憲法でございます。そんな中で、町長も…これは公約だということです。平成27年9月…これに相当時間を費やさせていただきました…本当に非効率な話でございます。町長が公言として結果には責任を持つと…いろんな話をされるんですけども、平成27年9月…今日ここにおられる方は…もうしつこいぞという感じだと思います…まだやるのかと。でも経過、経緯をちょっとお話させていただきます。平成27年9月、これは町長の政治倫理の話でまず質問をさせていただきました。町長が自社の株を所有しているということで、政治倫理の関係で自治基本条例を見直ししたらいいんじゃないかと。それで…これは町長が言った言葉を拾います…条例見直しは最初から考えていた。平成28年6月、努力している。若干遅れている。28年9月には出したい。なるべく急いでいる。平成28年9月、優先すべきものがあって遅れ気味。時期は速やかに。平成30年6月、30年度に提案したい。今後協議していきたい。そして、私はここで、本当にやる必要があるんですかと、できないならできない、やらないならやらないと言ったらいいんじゃないですかということも申し上げました。そして平成30年9月、撤回と謝罪を求めると…お話をさせていただきました。そうしますと、任期中にもう一度、議会にお示しし、再度協議をさせていただきたい。そこでまた、本当に見直しするんですかと…当然ですね。それで今日に至って、先ほどの話です。現実的な対応、考え方の相違、これは承知の上での質問です。どういう質問をすればいいのか迷ってしまいますが、これまでの経緯、経過を踏まえて、本当に心ある答弁してください。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
これは何度言われてもですね…1 回目に答弁したとおり、当然庁内での議論、そして町民会議への諮問への議論…様々な事をし、そして議会の皆さんとの意見の一致を図ってまいりましたけど、なかなかそこがかなわなかったところがございます。いずれにしても、この自治基本条例については、持続可能なものにしていかなければならないですし、町の最高規範でございますので、重要な施策として今後もそのへんを検証し、そしてしっかり改正できる方向で努力をしていきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。
質問 7番 春日隆司
どう捉えられるかというのがあるんですけども、本当に質問している私がしつこいように思われると思うんですね。何か私がしつこいように思われるかもしれませんが、町民の皆さんの委員会を設立して、そして町民の意見が出て、そして町長が責任ある公言としてやられているわけですから、私とはいいませんが…町民会議の皆様、町民の皆様…公言しているに当たって謝罪を求めたいと思います。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
町民会議では一定程度理解を得てですね、そして私どもはそれを…意見の一致をみようとして努力をしているところでございます。以上です。
質問 7番 春日隆司
町民会議の皆様にこの経過、経緯を説明したでしょうか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
どの経過、経緯でしょうか。
質問 7番 春日隆司
今日こういうふうな状況になって、去年ぐらいでしょうかね…町民会議の方は議論をして、一定程度結論を出して、町長の今のお考えを町民の皆様に…こうこうで、こういう結果で条例の見直しはいたしませんと、そういう事の説明をされたかどうかの質問でございます。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
ちょっと…会議は私…出ておりませんけれども、議事録の中では…記憶が薄いものですから…ちょっと担当の方から分かる範囲でお願いしたいと思います。
答弁 総務課長 田村泰司(総務課長は2021年3月まで)
お答えいたします。最終的なそういった状況については、会議等開いてはおりません。以上です。
質問 7番 春日隆司
そういうことも承知して謝罪をという意味で質問をしております。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
それは経過、経緯をもう一度きちっと説明した方がいいということでしょうか。
質問 7番 春日隆司
結構でございます。政治家として言ったことには責任を持つということの整合性って…答弁は行き違いになると思いますが…政治家が言った言葉に責任を持つということはどういうことなのかなと、私は質問をさせていただいたとおり…よく理解できない。全く理解できないというのが趣旨でございました。こういう議論をするとですね、下手をすると僕が嘘つきのような…僕が何を言っているのかというのが…そういう可能性が…専門的に言うとあるそうです。非常に…何といいますか…かわされて…というような専門的な分析があるそうでございます。公約を追求というのかな…話をしていくと、質問した方が何かおかしいこと言ってるよというような…専門的な解釈にはそういうことがあるそうでございます。それでは、3点目でございます。どのような客観的な数値があるかということでございます。一つ、生活は豊かであると答えた層9.8%…これですね、非常に…今これから議論しますが、皆さん御承知のとおり、どこを切り取るかによって情報というのは変わってくるわけですね。大きく切り取るか、小さく切り取るかで全くその捉え方が違います。今言われた9.8%増加しているという内容ですね。これおそらく分析されていないと思いますので、大切なことは数字の裏に書かれている現実、統計というのは…最近議論になっていますが…9.8%が増えたと…これですね農村地域と一の橋で豊かさを感じている人たちが伸びているんです。一方で豊かでないという人は5%いるんです…前回から比べて…豊かでないという人が5%おります。豊かさの項目が、自然が豊かだとか、交通網が整っているという設問です。それに対して豊かであると答えております。ですから、豊かということの…一概に豊かになったんだと…内容を見なければですね、その豊かさの内容って分からないんですよね。そして、70歳以上の人たちが回答しているんです。前回、26年に意思表示をしなかった15%の方が…いわゆる高齢者の方が丸を付けて…今まで無回答の人が丸を付けて…豊かだな、自然環境がいいなと、これが9.8%の実態です。ですから、これを見誤ると政策が違う方向に行くわけです。ですから、統計はしっかり取って、内容を精査して、それを基にして政策を進めるというのが道理だと思います。それから、税収が増えた…これですね、26年から1億1,500万円増えた。これの要因というのは町長はどういうふうに考えておられますか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
それぞれあると思います。例えば農業一つにしても、26 年度から 29 年度で農業所得がかなり数字的に上がってございます。こういうかたちで、それぞれの業種、業態の中で、生産高、あるいはまた所得が上がったことが数値につながっているんではないかと思っております。以上です。
質問 7番 春日隆司
今の内容でございますが、町長が把握されておりますとおり、農業所得が増えております。ちなみに増えているのは畜産です。畜産が 4 億円ほど伸びております。これは御案内のとおり、私が申すまでもなく、酪農業の取り巻く状況、個体の高騰…子牛の高騰とかですね、そういうところが要因でございます。この畜産の方については、世界的な動きといいますか…グローバルな話と、国内における畜産、農業関係の取り巻く環境が好転しているということです。町の政策が…全く皆無とは申し上げませんが、日本経済における畜産業の好転が今日の…所得が伸びているということでございます。このへんもしっかり理解しなければ、下川町の町民の所得が伸びているんだというふうに…いわゆる情報が操作されていくわけですね。ですから、しっかりこういうところは分析をしてやらなければいけないというところが私の申し上げたいところであります。そうしますと、今、客観的数値を挙げてくださいと言いますと、豊かさ、それから税収…客観的な数値…この4年間で何が成果があるかというと、示されるものは二つです。まだあるんだと思いますけど、敢えて二つにしたのか…それは良いとしまして。それで、下川の財政状況…切り取り方で大きく違うのはですね、平成24年から29年、6億2,000万円交付税が落ちている…国からのお金が落ちている。これはここからここまで切り取ったものです。もうちょっと以前に切り取ると、平成23年、交付金は28億円です。今、交付金は27億円です。そうしますと、少し拡げて切るとですね、交付金は1億円しか減っていないんです…国からの交付金。切り取り方によって4億円にもなるし1億円にもなるんです。ですから、行政はしっかり町民の方に正確な情報を公表して、その中で判断をしていかなければいけないと思います。ちなみに、交付金…国からくるお金です。町民も減少していってますので、一人当たりどうだろうと見ますと、一人当たりの国からくるお金を割り返すと増えているんです。国からくるお金が増えているんです。少額ですよ…3万7,000円…少額ですけど増えているんですよ。6億2,000万円交付金が落ちているというだけの数字が独り歩きしてですね、増えているんですよ…一人当たりの国からくるお金が。もう一つ、基金…貯金です。これは…ちなみに先ほど私が言った数字…切り取り方でいうと平成23年、18億円ありました。現在…平成30年、9億9,000万円です…10億円です。8億円減っているんです。これも切り取り方によって4億円になったり…数値を操作できるわけです。そして基金…これは町民一人当たりは減っています。ですから、一人当たりどう見るかというところも極めて重要です。というのは、一人一人に行政サービスをするわけですから、全体ではなくて一人一人どれだけあるのかというのを見るのが極めて重要だと思います。それから、借金…いわゆる町債ですね、これも切り取り方によってすごく違います。私が提示した平成23年から見ると借金は50億円、今64億円、14億円借金が増えているんです。一人当たり見るとですね…これも借金は増えている…7万1,000円ですけどね。ですから、SDGs…持続可能な地域社会を創るということで取り組んでいるんですが、財政が持続できなければ基盤が揺らぐわけです。その点、町長…この4年間、どうお考えなのか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
財政規律はしっかりやっていきたいということで、何度もこれは御報告させていただいているところでございます。基金の減少については、これは私もまだ3年数箇月と…1期目でありますけども、それ以前から進めておりました様々な公共事業、これのちょうど返済時期に…今ピークになっているわけであります。その大型事業については、春日議員も担当されていたことでしょうから分かることと思いますけれども、平成20年にモデル都市に選ばれ、平成23年に環境未来都市に選ばれ、その後様々な事業を拡大し、着手してきたわけであります。その時に、特に大きい起債としては過疎債という起債がございますけれども、この償還期にちょうど今入ってきて、返済としては基金を取り崩さなければならないと。若しくは、その以前から計画していた事業…これも大型の事業がいくつかございましたけれども、これを継続して、そして下川町として必要な事業であると考えまして、そして事業着手をし、整備をしてきたところであります。これについては、当然、一般財源も費やしてますので、基金の取崩しも一部ございます。こういうことをしっかりと考えながら、毎年毎年のプライマリーバランスを考えて、財政規律を図ってまいりたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。以上です。
質問 7番 春日隆司
健全化比率というのが夕張の経営破綻から出てきたんですけども、数値が大丈夫だといって…いろんな数値があるんですが、いわゆるその数値の範囲で動いているというのは…なれば財政破綻ですよ。大切なのは、経常収支比率…いわゆる自由に使えるお金、これについて…私、いろんな事業に携わった経緯もございますけども、しっかり平成26年まで…経常収支…自由に使えるお金、これは70%台を維持していた。今、自由に使えるお金がない…これが一番問題なわけでございます。確かに借金するわけですから、ピークがあります。その上に立って、また事業をやってですね、これ…ピークが…今後3~4年、これがピークです。いわゆるピークの上にピークを重ねているということなんです。それで、町長がよく言われます…以前から計画してあったと。ひもといていただければ分かりますが、平成27年の町長選の時に、コモレビ…やるやらないを含めて、関係者と協議して私は判断したいと。以前から計画したものをですね、何かそれを継続しなければ…継続するのはというような捉え方をされるんですが、やるやらないの最終決定というのは町長です。財政状況がこういう状況であるとするならば、自分のところのお財布を見ながら、この事業はやったらいいのか、やらなければいいのか、ちょっと遅らせたらいいのか、それを考えるのが経営者ではないでしょうか…と私は思いますが、この点いかがでしょうか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
仰るとおりだと思います。第 6 期の総合計画も 12 年という長期ですけれども、4 年間のこれから財政収支をしっかり睨んで、そして今の公債費や基金…このへんのバランスが取れる財政規律をしっかり作っていきたいなと思っている次第であります。以上です。
質問 7番 春日隆司
町長が提案して、議会が認めたものでございますから、議会に全く責任がないということではございませんが、それぞれ個々の意思で…合議体ですから…議会としての意思決定はされてますが、個々の意見がいろんなところで出ているのもまた事実でございます。財政規律を…ということなんですが、私はこういうふうに思います。町長は長年町政に携わって…四半世紀、そして民間経営者。経営という名の下にいうならば、収益を上げて、株主に配当していくらです…民間企業さんは。町民の方はそう思われたんだと思います。私も私の責任を否定するつもりは全くございませんが、私もそういう気持ちでおりました…民間経営者です…財政はしっかりやられると思いました。でもいざ蓋を開けてみるとこういう実態になって、今これから先、財政計画を立ててしっかりやろうというのが現状です。これはこれで過ぎ去ったことでございますが、そういう現状がございます。それから、先ほど同僚議員が質問をしてましたけど、日本一幸せなまちの件でございます。町長の言葉尻を取るようで大変恐縮ですけども、公的なところとして…町長として公言に責任を持つと…もちろんこれは当然の事でありますが、それらを踏まえて、私どもがチェックするというのは…町長がどう言って、どういう方針で考えて、それを私どもがチェックするのが役割でございますので、そのへんは御理解いただきながら質問させていただきたいと思います。町長は日本一幸せというイメージはどうですかねという質問に対して、住み良いと思っている人たちの声が多いことが日本一幸せのイメージですよということで、私の質問に対してお答えしていただいた経緯がございます。それを踏まえて、先ほど8割と言いました。私が理解する下川町の日本一の…町長が言う達成度…73%。随分次から次へと否定するように捉えられちゃうんですが、これが事実であり、現実であります。下川町はこれまでずっと築いてきて…総合計画…町の計画で住み良いところだというところを目標に町をずっと続けてきました。平成21年、75%の方が下川町は住み良いと答えています。そして平成26年、79.1%の人が住み良いと答えています。約8割の方が下川町って住み良いねと。谷町政…平成30年、調査した結果、73%です…落ちているんです。私は数値を基にしてお話をさせていただきます。住み良いと答えている人たちが減っているんです。そして減った数字を基に今度総合計画を立てていくわけですから、平成42年…2030年に85%の人が住み良いという町をつくりましょうということでやっているんですね。ところがです…当時26年の時に住み良い町をいつつくるかなと…85%にいつするかなというのは2018年に85%の人が住み良い町づくりを進めようということで計画を作ってきたんです。でも今現在、下がっているんです。これはまぎれもない事実です。下がっているのは…町長に聞くと、調べる人が変わったとかですね、調査する人が変わったとか、アンケートに答える人が違うとか、アンケートに答える人の人数が多いとか少ないとかという話をされるんですが、それは分かります。認めるとするならば、これだけの4年間、何をやってきたかということが問われるわけで、やっぱりいろんな理論づけをされると思うんですが、なぜこういうふうになったかというと、数字を客観的に見ると、子育ての人たちが住み良いと答えている人が少ないんです。それから高齢者の方々…その方が住み良いと答えている人たちが少ないんです。調べてみますと、子育ては平成26年から政策の拡充、拡大がない…従前どおり。そして高齢者についても主たる政策が進んでいない。数字が示す客観的な事実だと、私は数字を見ながら分析しています。それを踏まえて、町長なかなか答弁しづらいところだと思いますが、どのようにお考えになっておりますか…統計による分析。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
ちょっと正確なのは担当の方から説明してもらいますけども、調査方法がやっぱり大きく変わったというのが一つの原因ではないかと思っております。いずれにしても、先ほどの質問にもありましたけど、幸せ日本一をつくるんだというスローガン、これはどこの町でも…子育て日本一のまちとか、福祉のまち日本一とか、そういう大きなスローガンを掲げて、そしてそれぞれの施策を作り、積み上げをしていくという、こういうような方法をどこでも同様にやっていることを今回のスローガンで4年間やってきたわけであります。そのへんは御理解いただいて、それで先ほど答弁もしましたけども、イメージとして私は8割ぐらいが幸せなまちになってきたんではないかということで答弁をさせていただいたところであります。幸せという意味合いは、人それぞれ引き出しが違うと思います。お金をいっぱい持っていてもなかなか幸せになれない人もいますし、お金が少なくても幸せ感を持っている人もたくさんいるわけであります。そういうところを今回の住民意向調査で…判断材料としてアンケートを取らせていただいたところでございますので、御理解をいただきたいと思います。以上です。
質問 7番 春日隆司
そのような答弁しかないなとは思います。でも一つだけ、調査してですね…5 年前に…例えば亡くなられた人もいるわけです。高齢になっている人もいるわけです。ですから、調査するのは…変わって当然なんです。そこにそういう話をされるとですね、統計を否定するものです。細かな数字はお話しませんが、統計の一定程度の数字を取れば、それを統計数値として…NHKの世論調査もそうですけど、それを…調べる方がおかしいとか、100 人が 105 人になったからおかしいとか言い始めるとですね、全然…社会が崩れちゃうわけですよね。ですから、僕は受け止めがたいと思いますけども、真摯に受け止めながら、そして先ほど分析したお話をしましたけども、意向調査を踏まえながらといいますが、全く分析していないというのが事実だと思います。町長は答弁で言っております…そういうのを分析して…。ですから、それを町長がしっかりリーダーシップを発揮して、先を見据えたイノベーターシップを考えて、しっかり指示をして、提示をして、いわゆる防波堤になりながら、そして職員の方が働きやすい、納得できる、満足できる、ストレスが…全くないとはいいませんが…そういう構図ができなかったことが、私が一番目に質問した、二番目に質問した、三番目に質問したことでございます。なぜ、町長にそれだけ高いものを求めてお話させていただくかというと、町長は四半世紀…下川町の町政に携わった方です。何もかも熟知されている方です。ですから、先ほどありましたとおり、4年間でしっかり成果が発揮できると…これが町民が期待していたことだと思います。なぜ任期が4年間なのか…例えば参議院は6年ですけども…なぜ4年なのか。先ほどありましたとおり、種をまくのに大切なのは耕さなきゃいけないわけですね。耕して種をまいて…一定程度収穫が出るのが4年。これが任期になった根拠であるようです。ですから、4年に1回ずつ、その成果をしっかり評価して、そして判断を仰ぐというのが任期4年の根拠です。私が今お話したとおり、長年の経験を積まれた町長、そして今あったような数値、住民の福祉の増進が基本的な自治体の目的です。地域活性化いろいろありますけども、そんな中で、先ほど数値が…町民の方の意思が示すとおり、この4年間でやっぱり住み良い町でなくなったというのが私の結論でございます。これは客観的な数字を基にして、私は感覚で言っておりません。数字を基にしてお話をさせていただいております。それから、バイオマスの件でございます。先ほどありましたとおり、総括ということで、町長はこのバイオマスに対して、政治生命を賭けて臨むと申されておりました。そんな中で、否決を1回されました。否決をされたけども、町長が政治生命を賭けたならば、例えば再提案、再議…そういう道もあったと思います。本当に必要なものであると…自ら考えて政治生命を賭けるものであるとするならば、否決されたからといってそれで終わりなわけじゃないです…地方自治法に基づいて手続きを取れば。政治生命を賭けた…雑誌によりますと私は諦めていない…それだけ政治生命を賭けたものであるとするならば、なぜ再提案をされなかったんでしょうか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
熱電併給の事業の件だと思いますけれども、これについては否決をされ、その後、国や道の補助メニューが…いろいろあったわけでありますけども…これがかなわなくなったということであります。そういう意味では、町の一般財源だけではこの事業は遂行することができませんでしたので、その時点で一定程度の熱電併給については諦めたということでありますけれども、ただ、事業者の方が下川町に参入して現地法人をつくっていただいたということで、発電事業とともに熱が出てまいりますので、その可能性についてはまた今後いろいろと考えてまいりたいなと思っているところでございます。さらに、バイオマス全体についても、既に議会にも議決をいただきましたけども、ロードマップをこれからお示しをして、これからのバイオマスの考え方、あるいはまたエネルギーの考え方というのをしっかりと共有してまいりたいと思いますので、御理解いただければと思います。以上です。
質問 7番 春日隆司
私が知り得ている情報では…財源が無かったからというお話ですが、終わった後に北海道庁の事業がございましたよね…私が承知している範囲内で。その事業を使ってやろうと思えばやれたと私は理解しております。このへんは検証する時間もないんですけども…私が承知しているのは、国・道の財源が無かったからでなくて…道の事業がありましたよね。なぜ、その事業を使って再提案ができなかったのかという趣旨の質問です。結びになっていきますが、今回、4年で私の最後の質問でございます。先ほどお話させていただいたとおり、一つ目から三点目…私も職員の経験があります。やはりトップの方の理解…といいますか、防波堤といったらあれですけど…よしやってみようと、俺が全部責任取ると。それを声を大にして言うのか、心で持っているのかはあるんですけども、下川町のDNAとして、私が承知している32年のリーダーはそういうリーダーでありました…と思います。これだけ混迷して、高ストレスも18%…本当に専門家からいうと異常です。組織として異常。これだけになった責任というのは、僕は…町長は責任があると申しますし、責任を感じていただきたい。しっかり波を受け止めて外にずらす。町長がそれを受け止めないから、波が直接副町長に当たる、課長に当たる、職員に当たる、そして議会が…指摘が非常に厳しいとかですね…そういう議論になって、本質的なところを…職員の皆さん是非ですね理解していただいて、職員は非常にエネルギーがあると思います。職員が変わらなければ下川町は変わりません…と思います。町長は4年で変わります。でも職員の皆様は30年、40年ずっと下川町のまちづくりのために活躍をしなければいけない人材なわけです。職員の皆様が力を合わせれば下川は変わる。是非、職員の皆様、力を一つにして、下川町のために御尽力いただければと思います。以上を持ちまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。