みんなの議会

鹿追町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月20日

農村景観と交通安全

2023年6月20日、鹿追町議会の一般質問で、狩野正雄議員が「農村景観と交通安全」について質問し、町長 喜井知己、建設水道課長 大上朋亮が答弁しました。

質問者
狩野正雄 議員
答弁者
町長 喜井知己、建設水道課長 大上朋亮

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 8番 狩野正雄

はい。議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、一般質問を行います。表題は、農村景観と、交通安全ということでございます。町長に答弁を求めます。町道7号に設置されている防雪壁は、解体収納がされなくなり、住民やドライバーから、景観の阻害や取り付け道路の見通しが死角になるなど、交通安全の面からも指摘されています。設置されている施設は、畳み収納ができるような構造であり、現在の状態では、交通安全や景観保持から考えて、その利点が生かされていない。従来行ってきた解体収納に戻すべきであると考えます。また、定期的にこのような組み立て設置、解体収納することで、各部材の不具合や変形を見つけることもでき、このような作業を決して軽視してはならないと考えます。作業員の手配が難しいという理由も聞きますが、このような作業を見直し、民間事業者に委託する考えは。また、町道の白線や商店街の駐車場内の区画線が消えており、交通安全面や商店街のにぎわいづくりから、点検調査を行い計画的に実施する必要があると思います。以上。

答弁 町長 喜井知己

狩野正雄議員から、農村景観と交通安全と題しまして、2点について御質問いただきました。お答えをさせていただきます。1点目の、町道7号線に設置されている防雪柵の解体収納作業を民間事業者等に委託する考えということでございます。防雪柵につきましては、吹雪対策のための鋼板等の材料で作られた防雪の板でございまして、柵前後の風速や風の流れを制御して、道路の吹きだまり防止や指定障害の緩和を図ること。こういったことを目的とした施設というふうに定義をされております。一方で、道路の沿道に人工構造物を設置するということでありますので、ドライバーに圧迫感を与えたり、あるいは側方景観を阻害するということもございまして、道路景観上からみても好ましくない施設ということが言えるかと思います。景観阻害緩和などの維持管理、こういったことが求められていると考えております。本町の吹雪の対策を申し上げますと、幌内地区上幌内地区、笹川地区、中瓜幕地区などの町道に防雪柵を設置している他、仮設式の防雪柵、これについては地権者の御理解を得て毎年、冬期間ごとに民間事業者に委託をして設置撤去をお願いして実施をしております。議員御指摘の町道鹿追7号線は、平成7年度から平成 15 年度にかけて鹿追北5線から北15 線間、この約 1.9 キロにわたって設置した施設であります。この防雪柵については、設置後 20 年以上経過をしておりまして、老朽化も正直進んでおりますが、町道鹿追7号線は住民生活を支える幹線の道路ということもございますし、観光面で考えても主要な道路であります。今後の維持管理においては、細部の部材点検あるいはこの収納作業これらについて、御指摘の通り、民間事業者への委託、これも含めて今年度検討してまいりたいと考えております。次に2点目の町道及び商店街の区画線、これについてでありますけれども、町道の白線・区画線につきましては、交通の流れを整え誘導し、交通安全と円滑な通行を確保するために大変重要なものであります。今年度は、予算を増額して対応しているところでもあります。今後も町内の状況を把握しながら、計画的に進めてまいりたいと考えております。また、駐車場内の区画線、町有地ということになろうかと思いますけれども、車両の安全な駐車、交通整理を確保するためにこれも重要なものであります。議員から御指摘いただきました駐車場につきましては、本定例会の初日で予算も議決もいただいておりますので速やかに着手するとともに、各所管課で管理しております駐車場についてもこれは一斉に調査点検を行いまして、当然予算に限りもございますので優先順位を考えながら、効率的効果的に実施をしてまいりたいと思います。今後とも、農村景観はもちろんですけれども、交通安全に配慮した施設の維持管理に努めてまいりますので、御理解と御協力をお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。ありがとうございました。

質問 8番 狩野正雄

はい。答弁の中で、北5線から北 15 線まで 1.9 キロとありますが、走っていると 1.9キロよりはもっと長いような感じはするのですが、この数字は、1.9 キロで正しいですか。

答弁 建設水道課長 大上朋亮(建設水道課長は2024年12月まで)

はい。お答えいたします。過去の工事履歴等道路台帳に記載されている数字から確認をしておりまして約 1.9 キロという数字でございます。

質問 8番 狩野正雄

この件につきましては、担当課長説明が先日ありましたけども、防雪柵の支柱とかプレートは風とか吹雪の中で変形するのは当たり前なのです。だから、変形し不具合が生じたもの、これは何スパンあるか把握していますか。全部がそういう状況にあるか、何スパンそういう状況が生まれているのか、全部チェックされていますか。

答弁 建設水道課長 大上朋亮(建設水道課長は2024年12月まで)

何スパンあるかという御質問ですけども、今手元にその資料がございませんので、お時間いただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

質問 8番 狩野正雄

現在、この防雪柵どういう状況か、住民からあれでいいのかという質問がある。防雪柵変形になったらそのままにするのではなくて、正しく設置を考えて、修正したり調整したり、あるいは新しいものと交換したり、そういうことが 20 年たってもずっと続けるのではなくて、定期的に部材の調査、変形するから状況を把握するべきだと思います。基礎コンクリートが、北方の季節的なものがありますが凍上して、すっと落ちればいいんですけど、春先凍上したら落ちないものもあるのです。それが1年に2ミリか3ミリ、20 年たったら、60 ミリなんです。5センチ6センチのひずみが出てくる。それを調整したり、修理したり、修繕したり、メンテナンスが必要だと思います。今のままでいいわけはないと私は考えます。そういう面で、適切に交通のインフラ施設を維持管理することは、道路管理者の責務だと思います。今回、中間までの収納がどうして遅れたのか担当課長が説明しにきました。今年選挙がありまして、選挙があったために防風板を上げるその作業遅れた。それが選挙のために遅れたという理由を挙げられました。交通安全対策であるものが、選挙のために遅れましたって、こんなことは許されませんよ。私は思います。これは個人かもしれないですけど、この作業は今まで3月の末日までに終わらせなさいということになった。会計年度内に収めなきゃいけない。それはなぜかといわれたら、この作業員の都合じゃない。農家の皆さんが協力いただいて、雪が積もって、そういう多くの雪の吹き溜まりをなくして、早く作業に取りかかってもらうために、農家の皆さんにそういうことに迷惑をかけちゃいけないと思って、3月末まで終わらせなさいという過去の条件だった。選挙があったからということは、町長、理由になりますか。こういう作業が遅れたこと。こういう作業は、重要です。なぜかというと、作業員の教育の場であり、その作業を重要な作業だと理解した上でやってもらう必要があると思います。私もこの作業の経験者の一人です。10 年ぐらい続けてきました。議員になる前、私たちもそれをちゃんとやっていた。国道も道道もそういう機能になっている設備が、きちんと3月まで終わらせている。なぜ、町道だけはできないのか。住民からは、あんな中途半端な作業で工事代金払っているのかと言われました。そういう仕事をちゃんとやって初めて行革だと思います。今までやってきた仕事をやめるのが、行革じゃないと思いますが、行革とは一体なんですか。町長お答えください。

答弁 町長 喜井知己

はい。今年度について作業が遅れた理由を、私はよく承知しておりません。恐らく、選挙があって遅れたというのは、選挙自体、今年統一地方選挙があるないという選挙自体のことではなく、多分、建設課の職員が選挙の例えば看板の設置等の作業も建設課が庁内的な協力を得ながらやっておりますので、そういった関係があって作業の日程が通常の年でない形になってしまったのではないかと、私はこれはそうかどうかは確認したわけではありませんが、理由があるとすれば、選挙がある云々で、その防雪柵の作業が遅れるということは、選挙自体とは直接的な関係はないと思っております。ただ、実際今年の作業がそういった形で遅れたことは事実であると思っておりますので、この間には、やはり議員御指摘のとおりしっかりやっていくのが当然でありますので、担当のほうにしっかり話をもちろんしますが、行革云々ということではないです。行革は無駄なものをなくすとかそういうことでありますから、行革でこういう形になっているということは、私は全く無関係だと考えております。

答弁 建設水道課長 大上朋亮(建設水道課長は2024年12月まで)

はい。先ほど会計年度内というお話がございましたが、現在、町道の防雪柵の維持管理は直営で行っております。道道・国道というのは会計年度委託契約をされている中で年度内に作業をされているものと私は思っております。その中で建設水道課の車両係がメインで作業を行っている中で、先ほどの選挙の話が出ましたけれども、今年は4月に統一選挙が2回ございました。設置に当たりましては3日程度、撤去にも3日程度、これが2回あったというのは事実でございまして、これがあったから全て遅れたという大きな理由にありませんが、要因の一つになったのかと私は思っております。こういったことも踏まえながら、作業性も考えながら適切な維持管理に努めてまいりたいと思いますので御理解のほどよろしくお願いいたします。

質問 8番 狩野正雄

そういうスケジュールが最初に分かっているならば、前倒しに計画するべきじゃないかと私は思います。仕事というのは、スケジュールが先に詰まっていたら、それをやるためにはどうしたらいいか、前倒しできないかということをすべきだと思う。こういう作業を、止めたり、途中で変えたり、今回そういうふうにここ数年そういうのがあるのです。それまでは、4年前、5年前まで納めていた。こういう作業が変更される場合、現場の人間の判断でいいのか。上司やしかるべきセクションに、報告なり、相談なり、連絡なり、そういうシステムになってないのか。現場の判断でそういうものができるのかどうか、それをお聞きします。

答弁 町長 喜井知己

はい。一般的な形でお答えをいたしますけれども、当然組織のトップが私だとすれば、いろんなことについて、全部私のとこに判断が求められるわけではないということは御承知をいただけるかと思います。当然、内容によって、現場だけの判断、臨機応変に対応する場合は、そういうこともあるけれども、当然、そこには係長がいて、課長がいるわけでありますから、一般的にそういう関係の対応であれば、内容にもよりますけども、課内での認識というのは、通常、最低あるのだろうと考えておりますので、今回のケースがどういうことだったかということは、私は詳しくは承知をしておりませんけども、当然最低でも課の中での了解というか、そういうのは通常捉えるべきものかなというふうに考えております。

質問 8番 狩野正雄

「報・連・相」とよくここで私も言いますけれども、報告とか連絡と相談を、きちっとやるルールが必要です。それと、一昨年くらいに牧草を運んでいるダンプの運転手の人に、防雪柵のポストで非常に見づらく、向こうから来る車がすごく死角なると言われたことある。道路景観だけじゃなくて、そういう交通事故を誘発するようなポテンシャルを行政が作るべきではない。安全基準に沿ってそういう作業、労働安全衛生法とかそういう法律で規制されている。法律に沿った仕事を徹底するべきだと思います。死角になっているということは理解できませんか。いかがですか。

答弁 建設水道課長 大上朋亮(建設水道課長は2024年12月まで)

はい。お答えさせていただきます。議員御指摘の通り、町長の答弁にもございましたが、道路に人工的に構造物を作るわけですから、当然視界の妨げになる部分も当然出てくると思います。その辺も踏まえて、適切な維持管理にまた交通安全に努めてまいりたいと今後は考えております。また、先ほどのですね 1.9 キロに設置されたスパンがどれだけ不具合を生じているのかということですが、正確な数字は今現在で把握できておりませんが、今後の維持管理を行う上で民間業者の力も借りるような検討を踏まえる中で適切に維持管理に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。

質問 8番 狩野正雄

不具合、全部がないと私は思います。そういう悪いとこを残して修正する、調整する。そういうふうに仕事を直したらどうですか。私の経験からですと、新しく建てた大きいやつは、上にフォークリフトで上げれば、上の丸いストッパーがカチンと外れたら、それがスーッと下まで落ちる。何の抵抗もなく、そして水平に来たものが一番下にきたら、垂直になる。カタンカタンと四つ収まるようにできる。これを設置したときは、すごいものを作ってくれたと作業をやっていて感動しました。すばらしい施設を与えてくれるのに、それをやらないのは言語道断です。先日も、八雲町で5人の方が亡くなる交通事故が発生しました。場所はテレビを見ましたけど、普通に見通しの良い道路だったそうです。事故は、どこに起きるかわかりません。行政として、先ほど言いましたとおり資格がある者は、そういう現場を把握し、作るべきではない。ましてや、今は夏草などが伸びており、雑草を刈って、みんなが見通し良くて、安全な道路管理・道路行政を進める。また、住民からはあそこの場所怖い、ヒヤリハット、そういうものが寄せられたら声を集めてください。そういうシステムが必要です。5人亡くなったところは本当に大変だったと思います。、うちの町、先日 1,000 日の表彰を受けたそうですが、やはりこれが 2,000 日 3,000 日やろうとしたら、そういう小さなポテンシャル一つずつ埋めていかなければ、とりあえずなんかならないと思います。次に、シーニックバイウェイの活動をずっとやってきました。町村間の垣根を越えて、シーニックバイウェイ、北海道という十勝でも、三つのルートで協議会を作っています。鹿追は、山麓ルートとして、新得・清水・鹿追・士幌・上士幌、足寄までみんなでやっています。帯広中心に、十勝雄大空間というのがあります。南十勝の方では、十勝夢街道協議会というのを作っています。それぞれの町が町の社会を超えて、みんなで安全な道、快適な道、そして思い出に残るような道をつくり進めようという運動なのです。亡くなりましたけども、三井会長が本当に一生懸命やっていました。私尊敬します。その成果として、例えば瓜幕の 26 号のところ、あそこ以前は直角のクランクのカーブで、本当に大型のトレーラーの運転手の泣き所だったのです。ところがシーニックバイウェイの運動をやったことによって、あの 26 号のカーブがすっと回って、安全に、しかもドライバーが本当に安心して走れる道になる。そういうシーニックバイウェイというものが、魅力的な農村景観を作ろうとか、安全快適な道路網の整備をしようとか、そういうことによってより一層の地域の経済、活性化を図ろう、物流の効率化を図ろう、観光客を呼び込む、そういう総合的な道路行政なのです。そういう成果を中で、やはり防雪柵も、本当にがっちりしたものが設置されることになって、私はすごいシーニックバイウェイの活動というのは、これからもやはり重視していく必要がある。昨日の新聞ですか、足寄でもそういうことで花壇作りをやったというのを見ました。鹿追もそういうことに全力で取り組むことも必要でないか。それと今年、神田日勝記念館美術館が 30 周年です。この 30 周年のイベントとして、農村景観を重視した、夏に麦稈ロールが畑にあります。それをモチーフにした写真展をやろうとしている。しかし今の状態だと、景観を遮っているのです。やはり早急に景観を遮るような状況をなくしませんか。来週でも再来週でもいい。これをやはりすぐ作業に着手する考えは、町長ありませんか。以上、どうですか。

答弁 町長 喜井知己

いろいろ御指摘もいただきました。道路行政全般でいうと、当然シーニックバイウェイの取り組みは当然否定するものではありませんし、大変御尽力をいただいていると思っております。道路行政それに限らず国や道、あるいは町、それぞれ維持管理をしながら、より安全で景観にも配慮した道路行政、一生懸命進めているところであります。今回御指摘をいただいております防雪柵の関係については、若干時間をいただいてそのあり方、今後のあり方について検討をさせていただくということでございますので、来週から云々ということはちょっと難しいかと思いますが、できる限り早い段階でその対応の方法、しっかりと検討していきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。

質問 8番 狩野正雄

ぜひお願いします。先人の人たちが苦労して築き上げた、そういった交通インフラの施設、これをやはりいつまでも大切にして、安全で魅力的な道路行政をぜひやっていきたい。景観保全をどうしたらできるかということもみんなで考え、観光の業者もするし、商工会、それから道路を利用している運送業の人、これから秋になるとビートとか芋の輸送があります。そういう産業の基盤を、本当に維持管理する責任を感じていただきたい。以上です。最後に、町長決意をお願いします。

答弁 町長 喜井知己

先ほどお答えしたとおりでありますけれども、交通安全も含めて、道路環境をしっかり整えていくというのは、町の大事なお仕事でありますので、しっかり取り組んでいきたいと思います。

質問 8番 狩野正雄

終わります。

出典:鹿追町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月20日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる