鹿追町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月12日
施設、備品の管理方法について
2019年12月12日、鹿追町議会の一般質問で、狩野正雄議員が「施設、備品の管理方法について」質問し、町長 喜井知己、社会教育課長 浅野悦伸、副町長 松本新吾が答弁しました。
- 質問者
- 狩野正雄 議員
- 答弁者
- 町長 喜井知己、社会教育課長 浅野悦伸、副町長 松本新吾
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 8番 狩野正雄
ただ今、議長のお許しをいただきましたので、通告に従い一般質問をいたします。標題は、施設・備品の管理方法ということでございます。要旨を述べます。役場施設、備品の管理方法について質問いたします。町民ホールに配備されている会議用テーブルのキャスターが何台も故障して使用できない状況や外部からの情報連絡に欠かせないFAXが配備されていない部署、庁舎入口の案内表示板が更新されていない等、見受けられます。1、配備されている備品が安全に使用できるか、数量があるか等、定期的な棚卸管理はどのようにしているのか。2、現状と合わない、古い表示のままになっている事例がないか点検したり、誰もが見やすく分かりやすい表示方法の研究を進める考えは。3、事務の効率化、情報伝達の迅速化を図るため、機器の最適な配備を検討する考えは。4、施設の長寿命化を目指し、5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)の視点で意識改革を推進する考えは。以上です。
答弁 町長 喜井知己
狩野議員からは「施設・備品の管理方法について」、4点ご質問をいただきましたので順次お答えをいたします。1つ目の「配備されている備品が安全に使用できるか、数量があるかなど定期的な棚卸管理はどのようにしているか」についてであります。自治体の財産につきましては、地方自治法及び地方財政法の規定により、「常に良好の状態においてこれを管理し、その所有の目的に応じて最も効率的に運用しなければならない」とされています。本町においても、法の規定を受け、鹿追町財務規則において、備品を含む物品は、「良好な状態で常に供用し、整理、保管又は使用しなければならない」としています。具体的な管理方法は、備品を使用する所管課において備品台帳を備え、年数・数量などを把握し、備品の調達、処分などを行う際は、事務決裁規定の金額等の区分はありますけれども、これに基づいて町長の決裁を経て行なっているところであり、備品の状態についても、随時点検しながら、大切に使用しているところであります。新たに、備品が必要となる場合には、所管課から財政部局を経由し、町長の決裁の後に、議会のほうに予算案の提案をさせていただき、予算措置がなされたならば購入すると、こういう流れであります。ご指摘のありました、会議用テーブル等、町民ホールに多くの備品があるわけですけれども、これについては施設がオープンした平成5年に設置された物ということで、25年以上が経過しており、中には使用不能により、更新を行なっている物もあるわけであります。設置されているテーブルや椅子は、その数も非常に多いということから、今後は、これに新たに備品チェックリストを作成して、修繕履歴や備品の状況を把握するように考えております。また公民館の各分館におきましても、これまでと同様、定期的に職員が巡回して施設の状況を確認するとともに分館長と連携して対応していきたいというふうに考えています。いずれにいたしましても、利用者の皆さまにご不便をお掛けしないように、また快適な環境を提供できるように努めてまいりたいと思いますので、ご理解下さいますようよろしくお願いを申し上げます。2つ目の「現状と合わない、古い表示のままになっている事例がないか点検したり、誰もが見やすく分かりやすい表示方法の研究を進める考えは」についてでありますが、ご指摘をいただきました、これは庁舎入口の案内掲示板についてということでありますけれども、来庁される方々が目的の場所にスムーズに移動できるように、15年程前に設置したものであります。現在は、「総合案内窓口」での案内の他、在庁する職員が、庁舎内で行き先を迷っているような方を見かけた場合などは、当然お声かけをしたり、目的の場所に案内を行なっているところであります。案内掲示板は、内容変更があればその都度修正をしておりますが、一部表示が古いままの箇所があり、現在は当然ですけれども正しい表示に修正をしております。今回の掲示板に限らず、全庁的に表示の見やすさも含め、随時点検の徹底をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いをいたします。3点目の「事務の効率化、情報伝達の迅速化を促進するため、機器の最適な配置をする考えは」についてでありますけれども、地方創生を推進している現在、今後ますます行政需要が複雑、多様化、あるいは高度化する中で、限られた行政の資源を一層効果的に有効活用していく必要があるというにふうに思っています。狩野議員のおっしゃるとおり、事務の効率化、情報伝達の迅速化を進めることは当然であると考えておりますし、その為に機器の最適な配置、有効利用に努めてきたところであります。ご指摘のありましたFAXが配置されていない部署とは、神田日勝記念美術館のことをおっしゃっているというふうに思いますが、狩野議員もご存知のように、現状を申し上げますと神田日勝記念美術館には、専用のFAXは配置はされていません。町民ホールと共用での使用ということでありまして、送受信の際には、美術館職員が、町民ホールに行って、この作業を行なっているという状況であります。最近では、コンピュータ機器がそれぞれの職員に配置をされまして、メール等での情報伝達が多くなっているのも事実でありますが、まだFAXを使用しているというのも、これは事実であります。今後、事務の効率化を含めて、機器の配置につきましても、検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。4つ目の「施設の長寿命化を目指し、5Sの視点で意識改革を推進する考えは」についてでありますが、貴重な行政財産である施設や備品を大切に長く有効活用するために、5S活動を推進することは、施設などの異常、故障の未然防止など長寿命化のみならず、業務効率、行政サービス、あるいは職員のモチベーションの向上にもつながるものであると考えています。これまで同様、整理、整頓、清掃などに加えて、職員の意識の持ち方、これについても、今一度、引き締めてまいりたいと考えておりますので、引き続きご指導いただきますようにお願い申し上げまして答弁とさせていただきます。ありがとうございました。
質問 8番 狩野正雄
この間、町民ホールのテーブルが、キャスターが壊れたんです。それも1台ではなくて、7台くらい壊れた。キャスターは足が取れてしまうと使い物にならないんですよ。それが同じように7台も故障して使えないという状態があったわけです。このキャスターというのは世の中に非常に大切な部材なんです。人命にかかわるくらいな安全基準が高く求められている部材なんです。例えば車いす、ベビーカー、いろんなものにありますが、この下についているキャスターは、途中で取れるとかそういうことは世の中にあってはならないということで、非常に厳しく規定されています。これが同じように壊れるということは、これどういうふうに直したか伺いますけれども、これは私は世の中に問うてもいいんでないか。製造物責任法というような、いわゆるPL法とも言われていますが、製造物に責任を持ちなさいと、それからそういうものを販売してはいけませんということも、これ消費者保護の法律です。そういうものが該当するのではないかと私は思いましたけれども、そういう視点でこのキャスターの故障したのが何台も発生したということに疑問を持たなかったんですか。そのへんちょっとお聞きします。
答弁 社会教育課長 浅野悦伸(社会教育課長は2021年3月まで)
キャスターの件につきましてですけれども、一応当初、購入当時は持ち上げてもキャスターが取れない状況だったんですけれども、長年使っているうちにキャスターと足の部分とが摩擦によって擦り減ってきているという状況みたいで、そのままテーブルを横に転がしている分には取れることはないんですけれども、持ち上げると甘くなって取れてしまうという状態だったことは事実でございます。今回、そのへん、私どものほうで接着剤とかそういうもので全て持ち上げても取れないような形に今して、この間も確認したんですけれども、持ち上げても取れない状況にはなっております。それからPL法についてでございますけれども、私も少し勉強をさせていただいたんですけれども、業者のほうにも、事務機器の業者のほうにも訪ねてはみたのですけれども、外れやすくなった部分については、平成5年に購入した物でございまして、長年使っているうちに擦り減っていく部分についての、会場テーブルに関しての耐用年数を調べてみると15年というようなこともありまして、耐用年数は現状では過ぎているのかなということの話であったものですから、私どもとしては、今後キャスターとかそういうものが取れないように常に確認しながら町民の皆さん、利用者の皆さんが快適に使ってもらえるように努力をしてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
質問 8番 狩野正雄
備品の管理だとか施設の管理、特に備品なんかは備品台帳という形で管理すべきものだと、台帳があると思うのですけれども、何番のものが、いつ、どういう事情で壊れたか、どういう修理をしたか、そういうことが誰もが見ても分かるようにしないとならない。ところがああいう備品には、財番というか、通称備品番号ですか、そういうものが付されていないと思うのですが、どういうふうにそういうものが付されていないものを管理しているのですか。
答弁 社会教育課長 浅野悦伸(社会教育課長は2021年3月まで)
私のほうといたしましては、購入時点で一連の備品番号と備品台帳が突合されているものは、白いテープで貼っているはずなんですけれども、狩野議員の見たものが、もしかしたらそのテープが長年使っているうちに外れたのか。基本的には全部備品台帳と同じ番号が椅子からテーブルから何から1つずつ貼って、それと突合するようになっております。
質問 8番 狩野正雄
やっぱりそういうように貼ってあるかもしれませんけれども、私は見たことがない。そういう備品の数がいくつあるかとか、どういう経過で購入したかとか、どういうことが故障して修理したとか、そういうことを確認しておくべき、誰が見ても分かるようにするべきだと思うし、これ車両なんかだと定期的に車検というのを公的機関でやるわけですけれども、だからそういうものをきちっとすべきだと思いますし、私、確認したら新品同然ですよ。いつ壊れたかというのが分かるのですか。この台はいくつ壊れて、先月はいくつ壊れて、どういう修理をしたのかということも分かるようにしないといけない。だけど故障したまま物置きに入れていくというのは、私はよくないと思いますよ。それとその都度不具合があったらまとめていつかするのではなくて、その都度その都度、修理の専門家、整備工場とかそういうところでもいいです。キャスターは軽く考えているけれども、人命にかかる部材なんだということを認識を持たなきゃいけないのではないかと思いますが、そういう意識付けというのはされているのですか、町長。
答弁 町長 喜井知己
お答えをいたします。備品の管理については、浅野課長が答弁したとおりで、きちっと備品台帳を整備してそれぞれ数の管理、それから導入年度を整理をしています。当然備品の種類によって、当然車両等であれば修繕の記録なりきちっと残っているものもありますし、なかなか数が備品といってもいろんな種類があって先ほど来、お話の出ているテーブル類については、数が相当あるわけですから、当然おっしゃるキャスター等の本当に安全上重要な部分については、ご指摘もいただいていますけれども、きちっとそのへんの整備は当然していけるものだというふうに思いますので、今までもやってはおりますけれども、たまたま数の中でそういう事態が、もしかしたらあったのかもしれませんけれども、しっかりそのへんはきちっと直していけば、それで大丈夫な問題でありますので、今後そういうふうにきちっと管理をしていきたいと思います。本来は1つ1つ修繕の履歴とかあればそれはそれにこしたことはないんでしょうけど、物理的にそれも難しいケースもありますから、必要に応じて備品の、どれも大切ですけれども、特にそういう利用者の安全に関わるものについては今後しっかり管理をしていきたいと思います。
質問 8番 狩野正雄
そのへんこれからもチェック方法とか管理方法、全部、十分庁舎内で検討していただきたいと思います。次、案内表示板につきましては、やはりその都度その都度同じように見直すという意識付けが必要です。15年前に作ったものがそのまま引き継がれているというのは、これはおかしいです。この間も条例改正であったのですけれども、たった一字、ルビが付けるか付けないかで議案になっている状況の中で、表示板が、あの表示板が私も驚きました。助役室になっているんですね。助役から副町長に変わったのは相当前ですよ。それがそのままあっていいのかなと思って疑問に思ったんです。特にこの間、私も政務活動や所管事務調査でいろんな役所、それから議会、そういうものを訪問いたしました。まず行ってそこで確認するのは入口の行き先表示板なんです。そこが非常に見やすくまた分かりやすく表示されている例を感じました。だからそういうものを常に変化があったらすぐ気付くような意識付け、そういうことを見逃さないことでないかと思います。そういう意識付けもモチベーションもそうですけれども、しつけるということにつながることだというふうに思います。それと2番の総合案内窓口のところなんかございまして、非常にそういう面では関連すると思うんですけれども、私も今回、輪島だとか七尾とかそういうところ行きました。行って探していると職員がすぐ来て「鹿追町議会さんですか」と言われた。「こちらでお待ちください」と、そういう案内の方法が非常に洗練されているというか、感じました。どうしたら町の印象を高めるか。それも1つの職員の心がけでないかなというふうに思います。素晴らしい対応を感じてきました。そういう意識付け、そういう職員の情報連絡もあると思うんです。私は議会事務局に申し込んだのですが、議会の事務局の人が「9時になったらこういう人が訪問されるから来たら連絡してください。案内してください」とそういうことでした。ですから私が行こうとしても「こちらの席でかけて待ってください。今、担当の者がまいりますから」ということでそういう案内の方法もこれからやることも必要でないかと思いました。そういう4つ目のことと重複しますけれども、そういうことを考えていくのはいかがですか、副町長。
答弁 副町長 松本新吾(副町長は2025年6月まで)
ご指名いただきましたので、今、狩野議員からるるお話がありましたけれども、それぞれ私も国の機関に行ったときにどういうふうにお迎えをしてくれるか、それぞれ経験をしております。確かに行って事務の方々が皆さん立ち上がってお辞儀をしながらお迎えをしてくれる。これは本当に気持ちの良いものでもあり、さすがに統制の取れた組織だなというふうに思うものであります。庁内においてもそのような指導をしておりますが、今後も徹底して連絡も含めて窓口であります総務課を中心に対応をしてまいりたいと思っていますので、よろしくお願いします。
質問 8番 狩野正雄
ぜひそのへん検討してください。それから3番目にありますが、情報社会の中、やっぱりそういう事務機器を充実させるということは、非常に今、当たり前のことを整備していいんじゃないかと思います。私もこの間、金沢の21世紀美術館というところに視察研修を申し込みました。そうすると21世紀美術館からは「神田日勝記念美術館からの紹介という形でFAXを送ってください」ということで、美術館同士のそういう紹介でぜひお願いしますということで、美術館に行きまして、私も「この紹介状、美術館からの紹介の形で21世紀美術館に送っていただけないか」と言ったら、「議員、うちにはFAXがないんです」、その時初めて美術館というのはFAXなかったんだと気づきました。「どうしているの」と言ったら、「その都度、町民ホールにある教育委員会に取りに行ったりしているんだ」と、「不便でないの」と言ったら、「不便だ」ということも言われました。だけど課長はそのへん、どう考えているのかなと思いますけれども、100メートル片道あるんですよ。往復200メートルですよ。片道100メートル、美術館から教育委員会まで、1日5回行ったら1キロですよ。大変な、そのために今年は3万人超えて、この間の補正予算でも1,300何十万の増額補正ですよ。それだけ、この美術館になつぞら効果で多くのがやってきているんです。その中には団体客で問い合わせで「FAX送ったんだけれども、この時間でよろしいでしょうか」ということあります。その時間、FAXがまだこっちにありませんから、取りに行って先方から電話かかってきても不便だと思うんですけれども、そういうものを気付くというか、1,300万円以上の収入を上げている、そういう素晴らしい施設でFAXの機器ぐらい入れてやったらどうでしょうか。いかがですか。
答弁 社会教育課長 浅野悦伸(社会教育課長は2021年3月まで)
狩野議員が言われるように、神田日勝記念美術館の職員といたしましては、約100メートルくらいの距離、FAXを送る、受け取りに行くのに町民ホールまで取りに行かないとならないということで、美術館の担当としてはなかなか時間にしても担当のほうで「1回送るとしたら4、5分ぐらいはかかるんだ」という話も私聞いて、今回聞きました。FAXの使用件数も、担当のほうで調べてくれて、昨年、平成30年で受信と送信で両方合わせて90件くらいやっているそうなんです。今年につきましては、やはり3万人以上来ているものですから、両方で850件、送受信でそのぐらいしていたということで、今年についてはお客さんがたくさん来て忙しい中、FAXを送る件数もこれだけあったということですから、なかなかちょっと大変だったのかなというふうに思います。今、FAXを付けるとしたらどれくらい年間かかるのかということも積算をちょっとしているところでございますので、私のほうからFAX付く付かないは全然言えないんですけれども、一応そういうような資料的なものを作っているところでございます。以上です。
答弁 町長 喜井知己
FAXの関係については、過去に特に予算編成の時期なんかに、そういう話が例えば教育委員会のほうからこちらの財政当局に来ているか、過去のことは私、分かりませんけれども、来年度に向かっての予算編成作業入っていますから、そういった中で状況も今の件数なんかの話もありましたから、今、FAXもそうですけれどもメールだとかそういうものも実は充実してたり、スキャナーを使ったりだとかPDFだとかいろいろな方法もあったりするので、そういうこともありますけれども、いずれにしても予算の中で十分検討させていただきますのでよろしくお願いしたいと思います。
質問 8番 狩野正雄
新年度予算でそういった事務の迅速化、情報の伝達の効率化を図るためにぜひそういうことを、もう一度チェックし直していただきたいというふうに思います。これで質問を終わります。