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鹿追町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月14日

人手不足解消への取り組みについて

2018年3月14日、鹿追町議会の一般質問で、狩野正雄議員が「人手不足解消への取り組みについて」質問し、町長 吉田弘志、農業振興課長 菅原義正が答弁しました。

質問者
狩野正雄 議員
答弁者
町長 吉田弘志、農業振興課長 菅原義正

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 8番 狩野正雄

ただ今、議長のお許しをいただきましたので、通告にしたがい一般質問を行います。標題は、人手不足解消への取り組みについてでございます。要旨を述べます。産業の担い手不足は、畑作・酪農・畜産などの農業関係だけではなく、土木・建築など多くの事業者から深刻な状況がやってくるという話を聞きます。産業の担い手がいなければ、仕事があっても対応できない、技術や知識の継承ができないという課題も示されております。この町で働いてみようと希望する人が直面する問題は住む所と食事であります。これがクリアできれば安心して仕事に取り組みやすくなり、職場や地域に溶け込むことができてくると考えます。産業の担い手を確保して定住者を呼び込むためには、生活をサポートする体制や仕組みを考える必要があります。畑作農家では春のビートの移植での苗取り運搬作業、秋の馬鈴しょの収穫作業など、繁忙期での作業員の確保に苦労しています。都市部からや定年後の人、他の業種で働いていた人、学生など、いろいろな所へのPRで人手不足解消の行動も必要です。1、役場に開設した職業紹介窓口の問い合わせや実績は。2、アルバイトなどに応募する人への生活支援として、作業員寮(食事と住まい)を開設する考えは。3、担い手確保のために、事業者・関係機関・労働者などが集まりワークショップを行う考えは。以上です。

答弁 町長 吉田弘志(町長は2019年3月まで)

狩野議員からは、「人手不足解消への取り組みについて」と題しましてご質問をいただきましたので、順次お答えを申し上げます。人口減少社会に突入したわが国では、それに伴い労働力人口の減少が問題となっております。財務省が今年の1月に発表した「人手不足の現状及び対応策について」の調査結果によりますと、全国で1,341社のうち、「人手不足と感じる」という企業は、71%に上っており、人手不足は拡大をしているというふうに思うのであります。さらに労働環境では、昨今話題となっている長時間労働、子育てや介護など働き方の多様化などさまざまな課題があると言われており、政府においても「働き方改革」を推進し、働く人の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会の実現を目指しているところであります。本町においても基幹産業である農業をはじめ、商工業、観光業、医療福祉など各産業における労働力・担い手の確保は、町の活性化、産業振興などまちづくりにおいて重要な課題と認識するものであります。まず1点目の「役場に開設した職業紹介窓口への問い合わせや実績は」についてお答えを申し上げます。昨年6月に町内の求人情報を広く発信し、求職と求人をマッチングすることにより、町内雇用の安定と移住定住の促進を図ることを目的といたしまして「鹿追町無料職業紹介所」国の許可を受けて企画財政課に設置をしたところであります。現在、17事業所から求人と求職者の登録がされておりまして、これまでに雇用契約に至ったケースはまだありませんけれども、現在2件の案件について、雇用に向けての調整を図っているところであります。これについてはですねさらにきめの細かい調査、対応をしながら求人求職カードのですね整理をして力を入れてまいりたいというふうに考えているところであります。2点目の「アルバイトに対応する人への生活支援として、作業員寮(食事と住まい)を開設する考えは」についてお答えを申し上げます。本町では、平成13年度から「定住促進住宅建設奨励制度」、平成15年度からは「賃貸住宅建設促進制度」、さらに平成24年度からは「民間賃貸住宅家賃助成制度」などの施策により、町民の住環境整備や住民生活の安定などを図っているところであります。これらの制度が活用され、現在まで、農業をはじめてとする産業実習生や従業員の住宅が33件、アパート等については21件、建設をされたところであります。近年、秋の馬鈴しょ収穫期においては労働力の確保が困難であるため、JAとして道内農業関係大学の学生を農業実習も兼ねて短期的なアルバイトとして、平成28年度は19名、延べ189名、平成29年度には34名、延べ486名を雇用しているところであります。町としては、この受け入れの宿泊先といたしまして、ピュアモルトクラブハウスの利用を支援しておりますけれども、この受け入れの人数なども限定がありますので課題となっているところであります。来年度につきましては、既存の公共施設を利用して、労働力の受け入れに対して支援を行なっていきたいと考えております。今後も学生に限らず、収穫繁忙期など短期間の受け入れが増加することが予想されております。町といたしましても農業関係をはじめとする産業全体における、短期的な労働者の宿泊施設などの必要性について、関係機関等の意見も伺いながら今後、調査研究し共同でこういう対策を打っていきたいというふうに考えております。3点目の「担い手の確保のために、事業者、関係機関、労働者などが集まりワークショップを行う考えは」についてですが、今後においてもしばらくは酪農・畑作ともに農業の拡大傾向は続くことが予想され、労働力の確保は重要な課題と考えているところであります。先般の農業懇談会の中でもですね、終始労働力の不足が本町の各種産業、そしてとりわけ農業について…いうお話を伺わせていただいたところであります。今後、雇用も含めた各関係機関等による協議の場を設けるということのご提案については必要かなというふうに考えておりますので、どういう形になるかまだしっかりとしたものがありませんけれども、それは考えていきたいとこのように考えております。ご質問の趣旨には住まいと食事があればというお話でありますけれども、私はそれだけでは今は人は集まらない時代ではないかなというふうに思っております。雇用の条件、給与も含めてですねそういう条件整備をしても今は人が不足をしていると、各業界ともにですねそういう時代であります。先般も農村地域に人を呼ぶということについては、やはりその町の魅力だとかそういうものもですね十二分に発信していく必要があるという総合的なね対応が必要ではないかというご意見もございました。これらを踏まえて、議員ご質問の趣旨に沿ってですね、われわれも努力したいとこのように考えておりますので今後ともご指導のほどよろしくお願いをして答弁に代えさせていただきます。ありがとうございました。

再質問 8番 狩野正雄

再質問いたします。1番のですね職業紹介窓口、やっぱりPR不足というか、本当に応募してみたいなという動機付けというかね、そういうものやっぱりインセンティブと言いますか、そのものが強く押し出せるような方法がないかなというふうにもっともっと研究したり、他の例をね参考にしながらやっていくことも必要ではないかと思います。2番目のですね、アルバイトに対する応募者ですけれども、2番についてはですね去年36名とか、本当にイモの時期とかは人手が不足している。大変な確保するために大変な思いしている。今、盛んにですねハウスではビートのポット作りを一生懸命やっています。ですけれどもそれについてもですねこういう話がありましてねそれは深刻だなあと思いましたのは、実は数年前に自動のビートの移植機を導入したんだと。だけれども苗をハウスで取る人、それから取って運んでくれる人そんなにいないからとてもじゃないけれどもハウスから出す人がいないために、その高性能の移植機を諦めたというんですよね。高額で高性能な機械を導入してもですね働く人がいないために今年から直はんに切り替えたんだという話を去年伺いました。ああそんなに深刻なんだと、やっぱり重いもの持ったり上げたりする。これはどうしても人手に頼らないといけないということ、深刻だということ。それからまたイモの時期、ハーベスターの上でイモ選りする。どうしても手で必要になってきますけれども、その人はですね派遣会社に人手を頼んだそうです。派遣会社から派遣されてきた人が、こんな人もいるんだよ聞かされました。というのはですね、結構若い人が来たんです。だけれどもその人がですねハーベスターに乗っている間中、片時も片手からですねスマホを外さないという、スマホをやりながらイモ選りしていると。とってもね奥さんにあの人だったらいらんから帰しなさいと言われて帰したっていうんですよね。派遣会社から来る人は全てそういう一生懸命やってくれる人だけじゃないんだという実態をね伺いまして、これはねやっぱり人を人材を確保するというのは大変なことだと改めて思いました。そこでですねこういう記事がありまして、1月の14日にですね十勝毎日新聞、定住者増へ住宅施策ということで食事付きで若者を呼び込めということで、やっぱりですねこの町に来てくれる人、それから定年になった人が働いてアルバイトしてみようと、だけどやっぱり来た人がですね、食事の確保とか寝るところの確保、やっぱり考えて来るというんですね。そこにはピュアモルトも開放したそうですけれども、やはり朝早くから夕方までびっしり働いてさらに自分で食事をしなさいというのは、考えたら非常に大変なことなんですよ。だからそこにですね担い手の応援するというかね。農家さんもそういった場所、俺たちも協力するから何とかできないものかということも言われます。これは既にですね士幌町、陸別町、既に実施しているそうです。この4月からですね新得町でもやろうという動きがあるそうです。鹿追町でもですね基幹産業を守るためにはですねこういったですね、食事のですね保証をすることがですねやっぱり働く人たちの応援というか支援、これが必要だと。私も過去に振り返りますとですね今から50年くらい前に集団就職で就職しました。全然分からない土地に行ったわけです。千葉県のほうにね。それでも会社はですねきちっとそういった人たちをどんと入れてもですね、食事と寝るところはきちんと提供してくれました。やはり今考えるとですね、企業経営者というのはそういう人をどうやって育てたり確保したりするかということ真剣に考えているんだなということを感じました。今思えばですね。だからそういうですね地域のみんなの力を合わせてですね働いてくれる人、それからこの町に興味を持っている人、そういうことをですねPRする方法がないかどうか今一度、考えていただきたいんですがいかがでしょうか。

答弁 町長 吉田弘志(町長は2019年3月まで)

狩野議員おっしゃることはね必要、欠くことのできない問題というふうに先ほども申し上げましたけれども、本町にもね農協が中心になって収穫時期、一時期おいでになる人のために何か泊まる場所がほしいという相談が受けております。したがって今現在は既存の施設をですね目的外という使用になりますけれども利用してもらって、そうした一時期のそういう問題を解決していこうというふうに考えております。今後ですねそういう状況がさらに進む場合、どういう方法がいいのか。1年365日の内、何十日間だけは使いますよというところにね、大きな施設を造ってですね対応することが適切なのかどうかということについてはね、そのあり方についてはやっぱり研究しなければならない問題だと思うんですね。都市のようにねそういう遊休施設がどんどんあるんであれば、それは結構かというふうに思いますけれども、町中にはそういうものもなかなかない。ただ私も今将来そういう施設になりうる可能性のある物、あります。そういうものをですね今後改善をして使う方法はないのか等も含めてね研究をしていきたいというふうに思っております。ですからこの雇用の問題はね、そういう時期的な季節的な労働だけに留まらず恒常的にねやっぱり今は人手がほしいということでありますから、そういう意味では農家個々がね従業員の住宅を造ることについては本町でもそういう対応をしておりますし、賃貸マンションについても今の状況についてね数字でお話をすればいいんですけれどもかなりの量のそういう住宅も町内に今建ってきているということであります。これでね結構というふうには私も思っておりませんから、今後そういうことに対する対応がどうできるのかということを十分研究をしていきたいというふうに思っておりますのでよろしくお願いをしたいというふうに思っております。以上です。

再質問 8番 狩野正雄

ぜひ、実現する方法をですね知恵を出していきたいと、いただきたいというふうに思います。次に3番目のワークショップというか、関係機関といろいろ話し合ってみたらどうかということを提案するわけですけれども、これはですね実は十数年前ぐらいになるかな。町内の労働力の確保ということで、労働力を活用するそういう労働支援システムというものを立ち上げました。労働支援システムをという形で土木とか建築はですね4月、5月、5月連休になっても仕事がない。仕事が始まるのが6月だと、その時期までですね自宅待機をさせられているんだと。だから何とか俺たちも仕事をしたいんだということで、そういった余剰の労働力をですね、何とか活用してですね町内の労働循環を図ろうということで試みを行いました。それで春の農作業を支援するということで、スタートはですねビートの種落しから始まったわけですけれども、非常にこううまく調整すればですね、それが循環していったんですね。これはねやったのは農業改良普及所の先生とそれからJAの人、それから農業者、それから土木会社の経営者と、それから働いている労働者、そういった人たちが一堂に会していろいろな調整をしたり知恵を出し合ったり、…まではできるんだということを確認しました。その中にはですね土木会社で働いている人も実は昨年、一昨年までは農家であった人もいたんです。畑の作業、非常にプロですから知識も豊富で、だからその人はですね畑の畝きりから肥料まきまで、ビートの移植機まで全部乗ったり、それから力仕事得意な人はですねハウスの中で一生懸命苗取りやったり、そういったですねそれぞれの能力に応じて交換しようという、うまく循環するシステムをですねやってみたんです。あれも数年間続いたわけですけれども、実はそういう人たちがですね団塊の世代です。70超えちゃって80、75になっちゃってもう10年過ぎたら年取ってくる。もう引退したということで、その間若い人につなげなかったということもあります。これもやっぱり一つの団塊の世代の問題かなとも思いますけれども、今一度ですねそういった経験をですね元にですね、そういった関係機関、普及所とか、普及所なんかは非常にいろんな各種の情報をね持っております。そういった普及所なんかの先生がたにはですね協力していただいて、何かそういう担い手のうまい循環をですね、少しでも発展させれるかなというふうに思いますが、こういう試み、もう一度復活するという考えいかがでしょうか。

答弁 農業振興課長 菅原義正(農業振興課長は2020年3月まで)

はい。お答えいたしたいと思います。ちょっと声が調子悪くて申し訳ないんですけれども、聞きづらいかもしれません。今のおっしゃられたお話の中で今のイモの収穫時期、それから今ビートのは種の時期というのは、派遣会社にお願いしてもなかなかそれ他の町も含めて派遣会社の人の取り合いということで聞いております。特にイモの時期も同じということで鹿追農協さんのほうでは酪農学園大学の学生さんにお願いをしてやっていきたいというふうに進めているところでございます。今後につきましては他の大学も含めて道内外の大学にもある程度お願いをしていきながら、そういうイモの収穫時の労働力不足については対応していきたいということでお話をされているところでございます。ただ今のおっしゃられた土木作業員の方の、特に4月の今の時期のビートの関係ですか。は種から始まって植え付けまでということで過去にはそういうお話を聞いているということでありますので、今後こちらのほうで今答弁させていただきましたけれども関係機関との総合的なこういう労働不足に対する対応策についてですね、農業関係の部分ではなくてですね、建設業協会さんですとか、そういう商工会も含めてですねあらゆる産業でも今の企画のほうに来てます労働力の窓口のほうにもいろんな職種の企業から募集かかっている部分もございますので、そういうのも含めて、特にその中で農業関係が一番厳しいということ頭に入れながらですね進めていきたいと。今、おっしゃられた労働支援についても視野に入れながらですね検討していきたいというふうに考えているところでございます。

再質問 8番 狩野正雄

終わります。

出典:鹿追町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月14日 議事録 PDF(66ページ) 間違いを知らせる