鹿追町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月10日
埋立ゴミの最終処分方法について提案
2016年3月10日、鹿追町議会の一般質問で、畑久雄議員が「埋立ゴミの最終処分方法について提案」について質問し、町長 吉田弘志、町民課長 島かおるが答弁しました。
- 質問者
- 畑久雄 議員
- 答弁者
- 町長 吉田弘志、町民課長 島かおる
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 3番 畑久雄
それでは、議長の了解を得ましたので、ただいまから通告に従いまして一般質問をさせていただきます。埋立てゴミの最終処分方法について提案申し上げるものであります。要旨、現在町民から排出されます埋立てゴミは、1日1,600キロ程、平成15年度より、町内上幌内地区において埋立てし、13年程経過して、残すところ2年余りで満杯と聞いております。埋立て地域の雨水等の浸水などは、検査後然別川に放水しております。それがいつまで続くのか見当つきません。これが現状であります。ゴミ処理については、市町村間の広域での処理、先のような埋立て処理、また、新たな方法による処理の3通りあると考えます。埋立てゴミ処理の基準として、以下の6点等考えられます。わが町のゴミはわが町の区域で処理する、莫大な投資はしない、自然を壊さない、安心安全な処理ができ、後世に負の資産は残さない、雇用の場を確保する等の点から、新たな処理方法を提案するものであります。国内特許取得済第4580388号、米国特許取得済USP No.7648615B2の次世代型廃棄物処理装置ERCMという装置であります。この装置は、補助燃料が不要、超省電力、1日5トンの処理で1カ月約4万円程です。24時間365日連続運転可能、塩化水素の発生が少なく、腐食対策などの保守が不要、炉内が低温のため耐火材が不要で普通鋼で製造できます。また、排ガスが少なく脱硝装置が不要、冷却水がいらないという低コストであります。ゴミの減容率は100分の1~500分の1まで減容されます。あらゆる可燃性廃棄物をセラミックス状の灰に転換し、分別や前処理が不要、熱分解処理中ダイオキシン類、NOⅹ類、煤塵が出ないというものであります。各種の濃度においては、分析のプロであります気象協会より数値が示されており、現在のゴミの量から5立方メートル程の装置で約9,500万円と聞き、他に比べ少ない投資で安心安全が確保できると考えます。私は、8年前より情報を得ながら1月、同僚とともに名古屋市の食品会社を視察いたし、その有効性を肌で感じてきました。前述した条件から、この提案をぜひご検討いただきたいと考えます。町長のお考えをお伺いするところであります。
答弁 町長 吉田弘志(町長は2019年3月まで)
畑議員からは、埋立てゴミの最終処分方法についての一般質問ではなくて、提案をいただきました。ありがとうございます。国では、近年の大量生産・大量消費・大量廃棄物の社会経済活動の仕組みを根本から見直しをして、循環型社会の構築をするために、平成12年に循環型社会形成推進基本法が制定をされまして、この法律の下で廃棄物処理法及び資源有効利用促進法が制定をされ、これが両輪となって、廃棄物の適正処理及びリサイクルの推進を図るほか、容器包装リサイクル法、家電リサイクル法、食品リサイクル法などの具体的な施策の展開により、循環型社会形成に向けた取り組みがなされており、これらについては、一定の成果をあげていると考えるものであります。本町では、平成9年度にごみ処理基本計画を策定し、ゴミ減量化及びリサイクル推進、ゴミ処理施設を整備し、適正処理に努めてまいりました。このことについては法に基づいて、当時課題になっておりましたダイオキシン問題等々含めて、全国的にも焼却という方法が減っている状況の中で、本町としても山村地帯の大きな、いろいろな容量を埋立てをする場所の確保等々に鑑みて今日の状況を作っているわけであります。平成16年より供用開始となった最終処分場は、15年の使用期間の計画であり、平成30年度終了を予定しておりますが、平成27年5月に実施をした残容量調査の結果、およそ2年の延命が可能であると想定されております。これも一重に、町民皆さまのご理解とご協力によるものであり、感謝をする次第であります。さて、畑議員が遠く足を運ばれて視察をされたゴミ処理機械ERCMでありますが、無公害・低コスト・高い減容率と大変素晴らしい機械であることは氏の調査報告のとおりかと理解をし、私も今後検討しなければいけないと考えているところであります。畑議員おっしゃるとおり、わが町のゴミはわが町で、莫大な投資をしない、そして自然を守り、後世に負の遺産を残さない等、私もそれらについては全く同感であります。一方、こうした状況の中で、これまでのように自己完結型の処理方法に対して、ご案内のように地方創生、人口減少等々の問題課題が山積をする中で、近年は広域連携型の処理が注目を浴びているのも私は認識をしているものであります。私はこうしたことを踏まえて、これらも視野に入れながら、現在の最終処分場の閉鎖予定まで約5年間でありますけれども、長い時間というふうには思っておりません。現在も、今後につきましてどうあるべきかについて検討を重ねているところであります。今後のあり方につきましては、ご提案をいただきましたERCM方法、これらも視野に入れながら、環境問題あるいは町民の利便性、そして経済性、加えて財源の確保等々を踏まえ、あるべき姿について検討をいたしたいと考えておりますので、今後につきましてもご指導賜りますようにお願いをして答弁に代えさせていただきます。ありがとうございました。
質問 3番 畑久雄
ぜひご検討、ご研究いただきたいと思います。時間はたっぷりあるかと思いますけれども、そう長く見てもそんなに長くない時間だと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。そこでちょっとお聞きしたいことがあります。現状の雨水の処理の関係でございますけれども、この場合のなんて言いますか、あと何年かかってそれらを解決できるのかということ。その1点。それから、先程町長言われました広域での処理というこの問題点については負担金だとか、その年度によって使用料というか、手数料というのか掛るかと思うんですけども、それらはどのくらい掛るのかという2点についてお尋ねします。
答弁 町民課長 島かおる(町民課長は2018年3月まで)
はい、畑議員から2点ご質問がございましたので、随時お答え申し上げます。まず最初の現状の雨水処理についてでございますけれども、これにつきましては、閉鎖後何年という期限は全くわからない状態でございます。処理を必要とする限り薬剤投入等の処理がなされなければ閉鎖すると、完全閉鎖ということにはならないということで、期間について明確なお答えができないのが現状でございます。2点目の、例えばというご質問で、広域処理の場合ですけれども、鹿追町が単独で広域処理に加入した場合の金額でございますけれども、加入負担金がおよそ4,600万程度、それから運営分担金というのがございまして、これが1,700万程度の試算はされております。ただし、ここで加入町が鹿追以外にも、その加入する時に鹿追町以外の町が同時に加入すれば、当然この負担金につきましては金額が下がるものというように私どもは伺っているところでございます。以上です。
質問 3番 畑久雄
負担金が約6,300万というようなご答弁でございますけれども、これは当初でしょうけれども、なんといいますか、2 年、3年経ってくるとまた経営状態によって増える可能性、あるいはマイナスの可能性もあるだろうと考えますけれども、それは想像ですからご返答はよろしいんですが、ただ雨水の処理、これが非常に長くかかる。あの施設というか、あそこのゴミがなくならない限り続くという理解でよろしいでしょうか。
答弁 町民課長 島かおる(町民課長は2018年3月まで)
はい、議員おっしゃるとおりでございます。
質問 3番 畑久雄
本当にいつまでかかるかと、そういうことがわからないという状況であります。例えばこの私の視察したこの関係の提案につきましてのERCMというのは、そういった以前に埋立ててあるゴミまでも処理できる装置なんですね。ですから、この装置があると、あそこはまた元に戻せるというような考えが可能になってくるかと思うんですね。そんなこと言っても私実際目で見たわけじゃない。機械を見て、それぞれいろんな利点をお聞きし、またそれの担当された吉川博士からも直接お話を聞いたりなどしまして視察してきましたけれども、いずれにしても、町民が本当に少ない投資で安心安全できる暮らしができるような方向でお考えいただけるよう、ぜひ時間もありますので研究・検討されますことをお願いして質問を終わります。ありがとうございました。
質問 3番 畑久雄
いいです。よろしくお願いします。
答弁 町長 吉田弘志(町長は2019年3月まで)
今日はね傍聴の方も沢山いらっしゃるんで、あえてちょっとお話させていただきますけれども、この雨水というのはね、もうすべてにおいてなくなるもんではないですよね。ただ、ゴミ処理場から出る雨水であるということから適正な処理をされなければいけないということ。当然閉鎖をすれば、上に覆土をして普通の浸透していく状況になればそれで終わりということで、半永久的にこれが続いて問題があるという問題でもないし、鹿追で今の埋立て方式をとったのは、今、ダイオキシンという問題があまりなくなった。当時は大変な状況だったんですね、このことが。そして、焼却をしている施設が、どんどんと新しい装置を入れて数億円をかけて改善をしているという状況の中で、本町では焼却炉を適正なものを持ってなかった。いわゆる原始的な方法で、野焼きをちょっとこう加えながらの処理をしていた。これが北海道中、全国に放映をされて、これではいけないということ。そしてダイオキシンというのは焼却をすれば必ずそれは起こりうる問題と。紙 1 枚燃やしてもそういうことは起きるという認識から、本町では、各家庭でそれまで行なってきた焼却という方式を一切、まずやめていただいた。それから落ち葉等についても燃やさないと。ただ一つ許されるのは、農業関係で発生をする殻だとか豆だとか、そういうものの法律によって許されるものについてはそれをオーケーしようということで、今現在もそれだけは許可をしているわけでありますけれども、こういうものが、問題ある施設をずっとやっているんではなくて、これは安定型のしっかりした処理をしながらやっていく施設でありますし、今後上からの水が入っていかないという状況になれば、水処理もある程度短期間の間に終わるだろうというふうに考えておりますから、今やっていることが非常に問題のあれだというふうには私は考えていないし、今後もそういうことも含めて問題ない施設としての選択はしなきゃいけないというふうに考えております。日本ぐらいなんですね、一生懸命燃やして処理をしているのは。海外では埋立てが主流です。これは埋める場所があるだとかそういうこと。ですから、当時は農村地区では埋立てをしている町村も、今現在もありますし、決してその方法がダメな方法だというふうには私は認識をしておりません。ただ、今畑議員おっしゃるように、素晴らしい施設のようでありますから、これも十二分に検討させていただくということで、ご理解をいただきたいというふうに思っております。以上であります。