士別市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月17日
物価高騰に対し市内経済への影響は
2025年6月17日、士別市議会の一般質問で、佐藤正議員が「物価高騰に対し市内経済への影響は」について質問し、市長 渡辺英次、総務部長 大橋雅民が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤正 議員
- 答弁者
- 市長 渡辺英次、総務部長 大橋雅民
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 8番 佐藤正
通告に従いまして質問をいたします。物価高騰に対し市内経済への影響についてであります。物価高騰に歯止めがかかりません。値上げラッシュが深刻です。帝国データバンクの調査で、主要食品メーカー195社が6月に飲食料品1,932品目の値上げを予定していることが分かりました。今年1年間の値上げは、2023年以来の2万品超えとなる可能性が高く、今後の動向次第では、飲食料品の値上げラッシュが本格化した2022年に並ぶ水準に到達すると指摘しております。6月の食料品値上げは前年同月の約3倍に急増し、今年1月以降、6か月連続で前年同月を上回りました。値上げの要因は複合的で、原材料高を要因に含む値上げは全体の98%を占め、前月調査時から拡大しました。米以外にも、世界的な天候不順により、供給量の不安定化や円安による輸入コストの上振れといった要因もあります。原材料高による値上げは当分継続する可能性が高いとされています。さらに、電気、ガスなどエネルギーコストの増による値上げで、再燃の兆しも見られるとデータバンクでは指摘しております。さらなる値上げは消費者の節約志向を強めるリスク要因となっていると警鐘を鳴らしております。賃上げは物価高騰に追いつかず、年金は目減りするなど、市民の暮らしは深刻です。市民の暮らしをどう守り、地域経済を立て直すのかが問われていると思います。私たちが今年行ったアンケート調査では、1つに、暮らしの実感についての問いには不安が多く、ゆとりもないが62%と断トツでした。不安がある、ゆとりありは26%、すぐに助けてほしいが5%あり、生活の厳しさが現れています。自由記述では、毎日のように物価が上がり大変です。日本で米不足なんて考えてもいませんでした。貯金がなくなった、この先不安。夫婦2人で生活しているので何とかなるが1人になれば生活できない。など暮らしの実感が述べられております。2つ目に、暮らしの不安についての問いに、医療・介護・年金が78%、次に公共交通31%、給料・働き方が10%と続いております。自由記述では、高齢者の足としての公共交通は絶対必要だと思います、利用形態を考える必要あり。冬期間の買物、除雪などが大変。市立病院で終末期診てもらえるのか、介護サービスを受けられないのでは、介護士さんが不足、年金だけで医療、介護が受けられるのか不安等々であります。3つ目に、政治の課題についての問いでは、マイナ保険証54%、社会保障51%、核兵器廃絶46%、企業団体献金45%となっております。自由記述では、社会保障の充実に予算を使ってほしい、大企業優先、米国追従の姿勢ではなく、国民本位、弱者を救う政治が必要、税金を国民の生命・暮らしを守ることに使うべき等々の声が、このアンケートの中からも読み取れます。低所得者や年金生活者が大変な思いで、この物価高の中で生活しております。国もこの物価高騰の中、無策です。今こそ市民に何らかの支援が必要だと思いますが、見解をお伺いします。財政健全化実行計画の最終年度ですが、事務事業の見直し、施設の統廃合も必要でしょうが、市民が希望の持てる、本市に住んでよかったと言える施策を示すべきだと思いますが、いかがでしょうか。見解を求めて、この質問を終わります。 (降壇)
答弁 市長 渡辺英次
佐藤議員の御質問にお答えします。近年の国際情勢等を起因とする物価高騰は、燃料のほか、日用品や食料品等の広範囲にわたるものであり、本市における地域経済活動や市民生活などに影響を及ぼしていると考えています。こうした中、国が住民税非課税世帯や、子育て世帯に対する給付金の支給を決定したことを受け、本市においても取組を進めてまいりました。また、地方自治体の実情に応じた事業実施が可能な推奨事業として、学校給食費に対する支援や、家庭応援券の配付、介護従事者への応援金の支給なども行ってきたところです。これらの事業は、令和5年度から取組を進めており、過去2年間の事業費総額としては、6年度の決算見込額と合わせて総額で約6億8,000万円となります。なお、本年度においても、本定例会初日に議決をいただいたとおり、定額減税に関する給付を行うほか、先般国の7年度予備費を財源とした臨時交付金として各市町村への交付限度額も示されたところであり、現在この交付金を活用した事業の構築についても庁内での議論を進めているところです。さらには、物価高騰への対応については、今後においても国の責任において有効な対応策を講じるとともに、十分な財源を確保することが重要であることから、北海道市長会や上川地方総合開発期成会による要望活動等を通じて、国に対してしっかりと支援の充実について訴えてまいります。御提案のあった、市民に明るい希望と展望の持てる施策を示すことにつきましては、現在第2次総合計画の策定作業を進めているところであり、本市独自の施策を展開するため、広く市民の声に耳を傾けながら、将来に向けたまちづくりの指針となる計画策定を進める中で、希望の持てるまちづくりを目指してまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)
質問 8番 佐藤正
今までいろいろな対策を打ってきたということなんですけれども、今後、当市の計画をつくり、具体的に希望の見える施策を打ち出していくという今答弁あったんですけれども、具体的には今どのようなことを考えているのか、まだ計画策定中なので分からないのか、その辺、分かりましたらお知らせください。
答弁 総務部長 大橋雅民
佐藤議員の再質問にお答えいたします。希望の持てる施策、どこまで進んでるのかといったところなんですけれども、今、本当に内部で施策の構築をしているところです。それに当たっては、幸福を感じられるまち、それから希望を持てるまち、そういったことを視点に掲げながら施策を構築しているところです。取りまとまり次第、議会のほうにも御相談をさせていただく機会をいただきたいと思っていますし、この後は市民の方からも再度御意見をいただく機会を設けていくつもりです。そのときは御意見をいただきたいと思います。今の段階でこういう方向性だといったものについては示せないのが現状であります。以上です。
再々質問 8番 佐藤正
再々質問をいたします。具体的な方向性についてはこれからだということでありました。やはり物価高騰に対する一番の特効薬は消費税減税だと思うんです。一律減税にすることによって、例えば5%消費税を減税すると年間12万円もの減税になるということで、そういうことも含めて国に求めるべきだと思いますが、いかがでしょうか。国もようやく現金給付をしようかと言い出してきておりますが、国のほうにぜひ求めてもらいたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
答弁 市長 渡辺英次
国に対しての御意見をということでありましたので、私のほうから再々質問に御答弁をさせていただきます。先ほども大西議員への答弁で少しお話ししましたが、今、7月の参院選に向けて各党がどのような政策を打ち出すかということで、多くの野党が消費減税について議論が今始まっているところかなと認識をしているところです。これまで、消費減税に対してのみの要望活動というのは北海道市長会を通して国のほうにしているわけではございませんが、それに限らず、保険料とかいろいろ含めて、今も約5割近くが国民負担率が高くなっているということがありますので、消費減税に限らず可処分所得が増えるような施策をしてほしいということは国のほうに要望しておりますし、それに基づいて国のほうも制度設計をしてくれるんだろうと想定をしているところでありますが、いずれにいたしましても、先ほど来のお話に戻りますけれども、なかなか市民の皆さんに入らない情報もありますので、そういったことは私も責任を持って市民の皆さんに情報提供するとともに、士別市民がどのようにすれば利益が生まれるのかということを念頭に置きながら今後も活動してまいりたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。