士別市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月12日
士別市経済効果の現状と課題 今後の対応、対策について
2024年9月12日、士別市議会の一般質問で、中山義隆議員が「士別市経済効果の現状と課題 今後の対応、対策について」質問し、市長 渡辺英次、経済部長 坂本英樹、総務部長 大橋雅民、建設環境部長 藪中晃宏が答弁しました。
- 質問者
- 中山義隆 議員
- 答弁者
- 市長 渡辺英次、経済部長 坂本英樹、総務部長 大橋雅民、建設環境部長 藪中晃宏
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 4番 中山義隆
第3回定例会に当たり、一般質問を行いたいと思います。1問目として、士別市経済効果の現状と課題、今後の対応、対策についてを議題にいたしたいと思います。市有地財産の有効活用として、学校跡地や廃校、使用していない施設や土地などに対する対策、対応として、有効活用、または企業による参入についての士別市の企業立地促進条例などを見ても手続上の手順が記載されていないのは、企業の参入、参加はしづらいのではないかということについてお伺いいたします。公共施設等の現状及び将来の見通しとして、本市のホームページによると、公共施設マネジメント基本計画により、平成27年4月現在で335施設、総床面積の合計約31.6万平方メートルで、そのうち、高度経済成長期の昭和50年代からバブル期終盤の平成3年頃にかけて学校教育系施設の中心に設置してきたものが総床面積約40.2%で、築後、現在から見ても40年近く経過しております。当時の年間の既存施設の更新や維持管理などに約80.2億円を支出しており、当時の財政規模約45%に相当していた。管理運営に関しては、効率化や適正な維持管理などの取組が必要とされている。そこで、当時、本市が有する公共施設を今後も全て維持していくには、建築物では年間約31.6億円の更新費用が必要とされ、道路や橋梁をはじめとする社会資本の更新費用である年間約10.7億円を合わせると年間約42.3億円の財源が25年間にわたって必要とされている。当時の本市が公共施設の更新に充てている財源は約34.8億円、年間約7.5億円の不足が見込まれる。こうしたことから、本市が持つべき財産やサービス提供の在り方を見直すとともに、維持管理手法の効率化や公共施設の計画的な保全など様々な取組を実施することで将来世代への負担の公平性の確認が必要とされている。そこで、平成28年5月27日から6月17日の間、16歳以上の市民の2,000名に対して、有効回答数802件のアンケートを実施した中で、民間活力の導入についてはという問いに対して、サービスの性質を踏まえて民間活力を積極的に活用すべきとの回答。また、施設の統廃合、複合化についての問いに対しては、公共施設の維持管理や更新に係る費用を削減するために統廃合や複合化を進めるべきという回答が上がっております。本市における公共施設のマネジメント取組として、平成28年3月に公共施設の保有量やコストなどを示した公共施設白書を作成し、今後の適切な維持管理、保全、修繕、建て替えや再編、複合化、統廃合、民間活用に関する基本的な方針を平成28年、2016年5月に公共施設マネジメント基本計画を策定し、最適化、効率化、長寿命化、3つの具体的な方針を挙げて、その中には、効率化として、1、施設の利用促進、2、管理運営の効率化、民間活力の活用、3、新たな財源確保の取組とされ、ここでも民間委託を推進している。こういったことから、福祉関係施設などについては主に活用されているようです。そこで、現段階での本市の公共施設として利用されている施設床面積はどのぐらいあるのでしょうか。また、利用されなくなった施設床面積はどのぐらいあるのでしょうか。前段でも触れましたが、本市が保有する市有地の施設跡や学校跡地などの民間企業への活用など、手続参入方法や内容のマニュアルなどを市のホームページなどで取り上げていけるようにしてはいかがでしょうか。また、計画期間として、中長期的な視点に基づき計画時期が25年とされている。平成29年、2017年から9年間を1期目とし、2026年から8年間を2期目とし、また、2034年から8年間を3期目としている理由、内訳をお聞きいたしたいと思います。また、民間企業や本市農業の関連諸費用など本市経済効果の向上については、依然、6次産業化への支援を行っていましたが、今は行っていないようですが、今般、本市が経済効果を向上するには6次産業への支援が再び必要だと考えますが、お考えをお聞きしたいと思います。今や日本が少子高齢化と必ず話題の一つになっており、移住定住者を受け入れることに、あらゆる手法、手段を使って呼び込みをしています。他府県の話をしますと、他府県の事業を一つとっても、移住支援金を出して移住していただく、その中には仕事、通勤できる距離、また、家を購入して定住すると100万円の支援金として頂ける。本市の今までの移住定住に対して、現在までの過去の結果、経済効果の割合をお聞きいたします。本市の経済効果を改めて見て、道の駅については本市の経済効果にはかなりのプラスだったと思っております。また、本市は施設の分散化が目立ちます。東西南北と分散しているようです。それを今後、利用度拡大型を提案します。今は車社会とも言われ、働き方改革などゆとりの生活が好まれております。キャンプ、スポーツ、遊具遊びなど様々な用途が好まれております。そうした中、本市の最大の公園として水郷公園が、今コロナが5類になったことから、追い風として利用度が高いように思えます。また、本市市長が常に外貨を稼ぐと話されております。そうした中、水郷公園での外貨を稼ぐプロジェクトを立ち上げ、イベント会場、キャンプ場、またはオートキャンプ場、ドッグラン、スケートボード、様々なことが挙がってきますが、冬場は本市が聖地のカーリング場など様々な用途について利用できるようなプロジェクトを立ち上げてはいかがでしょうか。改善、改革についてお伺いいたします。以上で、1つ目の質問といたします。 (降壇)
答弁 市長 渡辺英次
中山議員の御質問にお答えします。初めに、公共施設の面積についてです。公共施設マネジメント基本計画策定時の平成29年度の時点では32万5,953平方メートルであり、令和5年度末までに7.07%削減しているため、利用している施設としては30万2,906平方メートルです。一方で、削減した7.07%のうち、解体までには至っていない休止扱いの施設を合計した利用していない施設としては1万3,805平方メートルとなっています。次に、市有地の民間企業等の活用についてです。普通財産のうち特定遊休財産については、士別市企業立地促進条例に基づき、市ホームページに掲載の上、一定条件の下、活用を希望する企業等に募集をしています。それ以外の普通財産については、民間での活用が可能と判断できる場合には、公募による売却を念頭に事務を勧めていますが、建物や附帯設備、その敷地の状況などにより、譲渡や貸与が困難な場合が多く、その都度ケース・バイ・ケースでの対応が必要となることから、マニュアル等の整備は難しいものと考えています。次に、公共施設マネジメント基本計画の計画期間についてです。本計画は、25年間の長期計画であることから、3期に分けるとともに、まちづくり総合計画の計画期間に合わせて設定したものであり、計画期間の1期目で8%、2期目以降で12%、合わせて20%、約6万5,000平方メートルの延べ床面積削減を目標としています。次に、6次産業化への支援についてです。6次産業化の推進については、士別市産直マップの作成や、市ホームページ及び広報等による周知、さらには道の駅でのアンテナショップにより、地元農畜産物を活用した様々な6次産品の販売がされているところです。6次産業化の支援については、引き続き産直マップの作成等や、道の駅を運営するまちづくり士別株式会社と連携する中で、6次産品の通年販売や市内外へのPRに努めるとともに、新たに6次産業化に取り組む農業者等へは、国や道の支援策の活用について関係機関と連携を図り、推進してまいりたいと考えています。次に、移住定住に関する成果についてです。移住ナビデスクへの相談件数については、令和4年度が68件、5年度が81件、今年度が8月末時点で40件と、年々相談件数が増加をしています。また、新たな取組として、令和4年度から移住体験ツアーを開始しているほか、5年度からはふるさとワーキングホリデー及び体験移住住宅をそれぞれ開始しており、多くの方に参加をいただいています。このような取組の成果もあり、昨年度及び今年度に各1名が本市に移住いたしました。議員のお話にもありました移住支援金は、基本的に東京23区内で勤務していた方がUIJターンにより北海道のマッチングサイトに登録された企業に就職した場合に対象となるものです。本市では令和2年度から本事業を実施しており、今年度初めて適用となる移住があったところです。移住定住に伴う具体的な経済効果の割合については、様々な要因で大きく変動することから、積算は難しいところです。次に、つくも水郷公園の利用拡大についてです。議員お話しのとおり、つくも水郷公園においてイベントの開催や公園内に新たな施設を整備することにより、市外からの外貨獲得と市内の経済活性化が期待できると考えられます。しかし、スケートボード場やオートキャンプ場などの整備には多額の費用を要することから、整備費用を確保することが非常に難しいと考えています。したがいまして、平成30年に公園再整備を終え、まだ日が浅く、本市の財政状況を考慮すると、現時点では、新たに公園再整備プロジェクトなどを立ち上げる考えは持っておりません。今回、議員から御提案いただきました外貨獲得へ向けた様々な手法については、整備等に多額の費用が必要となることが想定されるため、直ちに取り組むことはできませんが、費用対効果などを考慮する中で、引き続き経済効果をもたらす事業の拡大、構築に向け検討をしてまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)
質問 4番 中山義隆
詳しい説明をありがとうございます。そこで一つ、財政健全化と言われる中で進めていかなければならないということで、その健全化の期間が終われば早速手がけるというわけにもいかないと私は思うので、その計画段階での中にすまっこにでも入れながら進めていくこと、それと、少しずつ進めていくことが大事かなと思っております。その中で、6次産業化への支援については前回まではやっていたんですけれども、道の駅産直マップの中よりも、実際的に若い人たちが発案する品物とかそういったものが、やはりかなり今の世の中には通じるものがありまして、それの支援ということで計画の中に入れていただきたいのと、移住定住については、先ほど言われたいろいろな手続が関係上あるかもしれませんけれども、1名ずつの定住ではやはりなかなか士別の経済効果も上がっていかないということで、もうちょっと趣向を凝らした中で進めていただきたい。それと、水郷公園の利用、活用については、先ほど市長も言われましたけれども、今月に入ってですか、8月末でしたか、朝日からちょっと移動することがありまして、そこにアスリートかちょっと分からないんですけれども、ローラースキーを普通の一般道、市道を走っているのを見たんです。それはいい悪いも、あまりよろしくないかなと思いますけれども、そういった練習のできる施設が本市にあれば、やはりアスリートにとってもいいかなと思いますけれども、それとあと、市民のほうからも大分声が上がっているのはドッグランです。剣淵のあれを利用している人が格段に多いと、そういう感じで、ぜひとも短期間でその公園内で遊べる、遊具施設は別としてでも、そういったものがあればキャンプでもできるという話も聞いておりますので、そこら辺を前向きにちょっとお考えをいただければと思います。
答弁 経済部長 坂本英樹
再質問にお答えいたします。中山議員のほうから6次産業の支援、さらなる推進という観点で再質問をいただきました。先ほど答弁で申し上げましたとおり、産直マップの作成、市広報でのPRを今進めているところでございます。先般実施しました士別市農業・農村活性化計画の中間評価に関するアンケートを実施したところでありますが、そのアンケートで470名の対象のうち、回答410名の方から御回答いただきまして、その質問の中で、所得確保に向けた6次産業に取り組む意向についてお伺いしたところでございます。その回答の部分としましては、約78%の方が取り組む現在予定はしていないという御回答をいただいているところでございます。このような回答を踏まえながら、今後、第4次農業・農村活性化計画の中間評価を踏まえまして、JA北ひびき、また、関係機関と連携を図りながら、今度はアンケートではなくして農業者の方々の直接的な声を聞いて、よりよいものを考えていきたいなと思っています。また、そのような御要望があったとするケースにつきましても、基本的には国や道の支援策の活用を関係機関と連携しながら支援していくことで考えているところでございます。以上です。
答弁 総務部長 大橋雅民
私のほうから、移住定住の再質問についてお答えいたします。もっと趣向を凝らして進めていただきたいという御質問でございます。我々、これまでも、先ほど市長が答弁したとおり、各種取組を進めてきたところです。今後については、今現在、受入協議会、民間の方々にも御協力をいただいて設立準備に動いているところです。今後はこういった協議会のお力も借りながら受入れ体制を整えていきたいと思っています。以上です。
答弁 建設環境部長 藪中晃宏
水郷公園についてお答えいたします。1つはローラースキーの関係でございますが、現在、士別市には朝日地区にはローラースキーのコースがございます。公道をローラースキーというのは、正直、交通安全上もよろしくないかと思います。水郷公園の中も車両の通行が禁止になっておりますので、その中でローラースキー、あまりスピードを出すということはどうかと思いますが、可能ですし、天塩川の堤防もかなりの区間で舗装がされているということもありますので、そういったところを御利用いただきたいなと思います。また、ドッグランにつきましては、過去にもお話がございまして、見積りを取ったりしておりますが、かなり高額な金額が出てきたということもありますし、ドッグラン自体が犬同士のトラブルですとか、飼い主同士のトラブルといったことも多く耳にしたということもありまして、過去には断念をしたという経過がございます。先ほど申し上げましたとおり、水郷公園については当面このままという方針でいきたいと考えておりますので、御理解のほど、お願いいたします。以上です。