士別市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月13日
士別市教育行政について
2023年12月13日、士別市議会の一般質問で、中山義隆議員が「士別市教育行政について」質問し、教育長 泉山浩幸が答弁しました。
- 質問者
- 中山義隆 議員
- 答弁者
- 教育長 泉山浩幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 4番 中山義隆
第4回定例会に当たり、通告に従い一般質問を行いたいと思います。士別市教育行政についてなんですが、昨日、西川議員や加納議員と重複するところはございますけれども、私なりの質問をさせていただきたいと思います。士別市教育推進の重点として挙げられている中で、児童・生徒の学びの保障を確立していかなければなりません。また、健康スポーツ都市として、併せて生涯学習のまちとして、市民の文化、スポーツ活動の振興に努めていく必要があるとあります。そして、これらの推進に当たっては、地域力、組織力、人間力を高め生かすという意識と発想をもって、あらゆる主体の一層の連携・協力の強化を図ることが肝要と考えますと挙げられています。今回、泉山教育長が就任され、約一月半が経過されています。泉山教育長の職歴は、学校教育に対して全力で打ち込んでこられた様子が見られます。また、本市での就任の挨拶では、全ては子供たちのために、児童・生徒を主語とした授業づくり、学校づくりであり、教育とは、子供から大人まで、あらゆる年代の人々の希望を実現させる、そういう夢とロマンにあふれたやりがいのある仕事だと思っております。これまでの経験を生かして、そして強い使命感を持って自らの資質、能力を高めるなど、常に自己研さんに励むつもりです。士別のよさを生かしながら、子供たちがふるさと士別に愛着と誇りを持つこと、さらに一人一人の自己肯定感を高め、主体的、協働的に歩んでいく力を身につけることのできる学校教育を進めていきたいと考えておりますと挨拶されております。本市にとっても今後の学習教育の鍵になるものだと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。さて、本市教育行政執行方針の中で、令和の日本型学校教育の柱とされている個別最適な学び、協働的な学びの推進に努めていくと書かれております。ここで挙げられている令和の日本型教育とは、教育長の今までの経験を基に、どのようなお考えか、お聞きしたいと思います。さらに、個別最適な学び、協働的な学びについてもお考えをお聞かせください。また、本市の教育で基となる児童・生徒数は年々減少傾向にあります。少し範囲を広げながら調べてみると、令和5年11月末現在で、本市の人口1万6,897人、うち、男性8,066人、女性8,831人のうち、65歳以上の高齢者人口割合42.27%となっております。そこで、過去5年間の出生者数についてちょっと調べてみました。令和元年、2019年には81名、2年71名、3年74名、4年57名、5年11月末現在で44名になっております。そこで、今度は学校児童・生徒数なんですけれども、過去5年間の本市の小・中学校の児童・生徒数の推移として、令和元年には本市では合計数として745名、2年としては704名、3年として670名、4年として630名、5年603名となっております。そこで、市内小学校について見ると、士別小学校では令和元年では325人だったのが5年は246名、南小学校では325名だったのが274名、上士別小学校では25名だったところ5年は25名、多寄小学校では元年で16名が5年は22名になっております。温根別小学校では元年は12名で5年では12名、糸魚小学校では元年で42名が5年では24名となっております。そこで、また中学校ではどういう状況かなと思って調べてみますと、令和元年では合計数として423名、2年で424名、3年で399名、4年で390名、5年で361名、その中で士別中学校の生徒数を見てみますと、令和元年は201名となっておりますが、多寄中学校が統合されての数字も含まれております。それで、士別中学校では元年201名で5年は175名、南中学校では元年は183名が5年は155名、上士別中学校では元年では16名、5年では15名、朝日中学校では元年では23名、5年は16名と年々減少されていることが見受けられます。前段で申し上げたように、過去5年間の出生数から見ても、小学校に入る生徒数がこのままの生徒数であるならば、学校教育に大きな影響が出てくると考えられます。このように毎年児童・生徒数が減少傾向であることが、これからの状況としては急速に進む状況であることが予測され、また、学校教育にも影響が出てくることと思います。これらの学校運営に対してのお考えをお伺いいたします。教育現場を把握した中で、長期計画などもありましたらお考えをお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。 (降壇)
答弁 教育長 泉山浩幸
中山議員の御質問にお答えいたします。初めに、2021年1月26日に公表された中教審答申、令和の日本型学校教育についての認識についてでありますが、日本の学校教育は、いつの時代も読み・書き・そろばんといった学習指導だけにとどまらず、生活指導の主要な役割をも担っているのがその特徴であり、子供の知・徳・体を一体で育むものとして様々な国から高い評価を受けてきたところであります。ただ、急激に変化する時代の中での課題、例えば少子高齢化や人口減少による学校教育の維持や、子供たちの多様化、教員不足、また、家庭や地域で行うべきことを学校や教員が担っているための負担増、学習の場面においてデジタル端末があまり使われていないといった背景だとか懸念等を踏まえ、子供たちに生きる力を育んでいくためには、いろいろな人と協働しながら持続可能な社会のつくり手となることができるよう、各学校においては子供を主語とした教育計画を組み立て、授業実践し、一人一人に必要な資質、能力を育んでいくことがこれまで以上に重要になってきております。そこで、国の教育の指針となる学習指導要領の着実な実施や全ての子供たちの可能性を引き出す個別最適な学びと協働的な学び、学校における働き方改革の推進、さらにはGIGAスクール構想の実現、これらの改革を進め、従来の日本型学校教育を発展させたものが令和の日本型学校教育であると承知しているところであります。また、先ほど申し上げました個別最適な学びでございますが、これまでは指導者側が主体となる指導の個別化、いわゆる個に応じた指導が主だったものが、子供が主語という視点から、学習者主体の学習の個別化、例えば子供自身が学習の進め方の調整を図ったり、学習の振り返りを行い、次への課題を見いだしたりと、子供の自主的、自発的な学習活動をも示すものであります。さらに、学びの過程において、子供同士の関わり合いなどから異なる考えに触れたり、考え方を組み合わせたりしながら、よりよい学び、最適解や納得解を生み出していくといった協働的な学びの充実を図っていく必要があります。学校における各教科等の授業においては、必要に応じてタブレット端末を活用しながら、個別最適な学びと協働的な学びを一体的に捉えた、子供を主語とした指導の充実を図ることが大切であり、本市におきましても、過日開催の士別南小学校・中学校を会場とした士別市教育研究大会では、優れた授業実践を公開したところであります。次に、本市学校教育の今後の考え方についてであります。全国的な少子化の影響によって学校の小規模化が進んでおり、本市の学校についても同様の状況にありますが、学校教育は集団で行うことが基本であり、適正な規模で学校を運営することが児童・生徒の健やかな成長につながるものと考えております。学校教育法施行規則では、小学校の標準学級数は12学級以上18学級以下、中学校については小学校に準ずることとされますが、地域の実態等により、特別な事情がある場合はこの限りではないという弾力的なものとなっております。本市では、平成23年3月に士別市小中学校適正配置計画を策定し、小規模校ならではのメリットも踏まえつつ、学校ごとの児童・生徒が10人以下で、小学校は3学級以下、中学校は2学級以下の学校を適正配置対象校としてきましたが、学校施設耐震化や本市の財政状況も視野に入れた対応の必要性から、平成29年2月には学校規模にかかわらず検討を加えるよう、計画を改定いたしました。来年度は計画の最終年に当たることから、各学校における児童・生徒数の将来推計を作成し、PTAの皆さんと意見交換を行った上で、検討委員の皆さんから提言をいただき、士別市小中学校適正配置計画の見直しを行う予定であります。出生者数の減少に歯止めがかからない状況の中、児童・生徒数が減少することによって教職員数に影響を及ぼすことはもちろん、教育環境、学校運営などにも様々な問題が生じることが予想されますが、教育委員会としては、次代を担う児童・生徒に充実したよりよい教育条件を提供していくため、関係機関などと連携しながら学校教育を進めていきたいと考えているところであります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)
質問 4番 中山義隆
丁寧な説明ありがとうございます。私たちの時代というか、そういう感じのときには、教員も生徒数もそれなりにいたんですが、そのときの教育となると、やはり先生に叱られても問題とならない、父兄も、家に帰って、今日、先生にたたかれたんだと言えば、おまえが悪いからだとよく親に怒られた経過もあります。しかし、今はその教員の教育についてでも、かなり難しいものがあります。そんな感じの中で、教員が少ない場合もありますので、そこは補いながらやっていただきたいと思いますし、また、こういう感じの中で、本市の教育のことについて、市長からちょっと一言いただきたいと思いますが。出生数も少ないという中でちょっとお聞きしたいんですが、よろしくお願いします。