士別市議会 令和4年第1回定例会 2022年3月9日
新規事業となりますあさひ認定こども園管理運営事業について
2022年3月9日、士別市議会の大綱質疑で、奥山かおり議員が「新規事業となりますあさひ認定こども園管理運営事業について」質問し、保育推進課長 東川由美が答弁しました。
- 質問者
- 奥山かおり 議員
- 答弁者
- 保育推進課長 東川由美
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 奥山かおり
令和4年第1回定例会に当たり、通告に従いまして大綱質疑を行います。市政執行方針の、子ども・子育て支援について、昨日、村上議員のほうからも質問があったところではございますが、私からは新規事業となりますあさひ認定こども園管理運営事業についてお伺いいたします。士別市においては、子育てに関する施策が数多く取り組まれており、子育て世代である市民の方からも、働き続けられるのは子育てサポート体制が整っているおかげであるという声も寄せられております。私自身も、保育所に子供を預けることができなければ、働き続けることができなかった当事者の一人でありますが、時代の変化ですとかニーズに応じて、サービスが向上されているというのを実感しております。核家族世帯、共働き世帯も多く、仕事と家庭を両立していく中で、幼児教育・保育サービスが充実することや、小1の壁といった言葉で例えられましたような仕事と育児の両立の困難さは、学童保育のサービス向上が図られるといった点からも、今回の、仮称ではありますが、あさひ認定こども園への移行は期待をしているところであります。また、命だけではなくて子供の人生を預かるというお仕事でありますから、コロナ禍においてはこれまで以上に神経を使い、従事されている皆様が日々奮闘されていることに感謝と敬意を表したいと思います。子供がたくさんいるときというか、私も40代後半になりましたが、第2次ベビーブームの世代の私たちにとっては、士別市においても子供たちがたくさんいると子供自身も実感できるような時代でありました。その時代には、まちに活気があったと感じておりましたし、市民の方々からも保育所や学校がなくなってしまってから、地域コミュニティーが寂しくなってしまったですとか、ひいては地域の疲弊につながったという声が聞かれます。未来を担う子供たちが健やかに育つことを願っておりますし、子供が安心して育つことのできるまちづくりというものは推進していくべきと考えます。市政執行方針の中に、利用者の減少が続くあさひ保育園と朝日学童保育所とありますが、朝日地区に子供たちの居場所が保証されるということで前向きな議論があったのではないかと思います。そこで、まず1点目といたしまして、議論経過に関することを伺います。地域の実情を踏まえとありますが、直近4年分程度で構いません、出生数と園児数の推移といった朝日地区における就学前児童の状況についてお知らせください。また、現状からどのような検討、協議を行い、保護者への周知、説明など、どういった経過であったのかお知らせください。次に、2点目といたしまして、機能について伺います。どのような機能があるのか、定員の考え方や職員体制について、認定こども園になるに当たって、これまで朝日地区になかった幼稚園機能はどういったものになるのかお知らせください。最後に、3点目といたしまして、メリットについて伺います。サービスの向上、拡充となる点。私にとっては給食提供というのはとてもありがたいサービスだなと思っているんですが、そちらの点についてもお知らせください。以上で、質問を終わります。
答弁 保育推進課長 東川由美
初めに、議論経過について答弁申し上げます。あさひ保育園の児童数につきましては、平成30年度までは20人以上、令和2年度からは15人程度で推移しております。そして減少傾向にあります。朝日地区の出生数における、過去5年間の平均については2.8人となっております。今後につきましても1人から2人の出生数で推移するものと推測されます。また、朝日地区におきましては、幼稚園施設がないため保育の要件を満たさない子供たちは保育園の利用ができない、こういった課題がありました。これらの課題を踏まえまして、平成30年度から定員の適正化や、教育・保育体制の見直し、また、施設整備計画など、あさひ保育園の在り方について検討を進めてきたところです。あさひ保育園に関する検討を経まして、既存施設を活用し、保育所と幼稚園機能の双方を有します保育所型認定こども園に移行することが最善と判断しました。朝日学童保育につきましては、まなべーるで実施しております学童保育の1日平均利用児童も、平成30年の11.9人から、令和2年度では5.6人と減少傾向にありましたことから、朝日地区の状況を踏まえますと、子供が集う施設への複合化によりまして、兄弟利用での利点、そして保護者の利便性の向上につながると判断しまして、あさひ保育園の在り方と並行して、あさひ保育園への複合化に向けた協議を進めてきた経過がございます。あさひ保育園と朝日学童保育、この2つの検討経過につきましては、庁内での協議を行った後に、昨年10月の士別市子ども・子育て会議での協議を経まして、昨年11月からは、あさひ保育園では、延べ2回の保護者説明会を開催しております。また、朝日学童保育所については、保護者説明会に加えてアンケートを実施し、市の考え方に御理解をいただいたところです。次に、定員や職員体制などの機能についてでございます。市は、これまで培ってきました、あさひ保育園の保育機能を最大限に生かしつつ、幼稚園機能も有します保育所型認定こども園に施設形態を移行いたします。あさひ認定こども園の利用定員につきましては、3歳未満児を8人、3歳以上児を12人として、3歳以上児12人のうち2人については、3歳以上で保育に必要な事由に該当しない1号認定の子供も利用できる施設となります。職員体制についてです。認定こども園の配置基準に基づきまして、現あさひ保育園の職員数と同数となります。所長のほかに3人の常勤職員とパートタイム職員2人を配置して運営を行っていきます。学童保育につきましては、あさひ認定こども園内に1室を設けていきます。専任の放課後児童支援員2人と、支援員不在時のみ勤務となります職員2人を配置しまして、放課後児童の健全育成に努めてまいります。次に、メリットについてでございます。あさひ認定こども園は、3歳以上で幼稚園と同様に保護者が就労や疾病等の理由による保育の必要性がなくても1号認定として入所することが可能となります。保育園の入所要件として、保護者の就労がありますが、保護者の急な失職などでも退園することなく1号認定として継続入所することが可能になります。これまで実施してきました、一時保育、障害児保育、ゼロ歳児からの保育に加えまして、新たに1号認定の子供の受入れが可能となりまして、幼児教育・保育サービスの拡大と充実を図ることができるようになっていきます。令和3年4月1日から、朝日支所和室からあさひ保育園内の1室に移設しております、つどいの広場きらあさひや、令和4年度から学童保育もあさひ認定こども園内の1室で実施することによりまして、園児と小学生の交流ができること、そして就学後もこれまで通園していた施設に通うことができるため、利用する児童にとっては環境の変化が少なく安心感につながるものと思われます。また、園児と小学生の送迎についても同一施設での送迎となりますので、保護者の利便性も向上していきます。認定こども園の移行後も給食は施設内の調理室での自園調理を行っていきます。園児だけではなく、学童保育利用児童についても、土曜日、夏休み、冬休み、春休みの長期休業期間のほかに、学校の振替休校日に給食を提供することが可能となっていきます。地域に生まれた子供たちです。地域の中で育ち合う、とても大切なことではないかと思っています。就学前保育と小学生の一体的な保育サービスを提供する複合施設となります。教育、保育、子育て支援機能が充実した、地域に根差した拠点となる施設となることもメリットであると考えております。私からは以上です。