士別市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月16日
6次産業へ向けた士別特産品について
2021年12月16日、士別市議会の一般質問で、中山義隆議員が「6次産業へ向けた士別特産品について」質問し、経済部長 鴻野弘志が答弁しました。
- 質問者
- 中山義隆 議員
- 答弁者
- 経済部長 鴻野弘志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 2番 中山義隆
次に、6次産業に向けた士別特産品についてを議題にいたしたいと思います。士別市出身の、士別市農業応援アドバイザー、北海道拓殖短期大学名誉教授三分一敬先生が、平成16年に極大粒黒大豆いわいくろと極大粒黄色大豆ツルムスメを交配し、試験地をいろいろ回り、三分一先生の出身地でもある士別で試験栽培を24年から行い、31年2月に品種登録をいたしました。特徴としては、全国的にも希少な茶色い大豆で、大粒で甘味が強く濃厚な味わいが特徴です。三分一先生からは、最初はビールのつまみの枝豆のつもりで交配、研究したそうです。しかし、大粒の特性を生かして産地での特産品にしてはと思い、本市での今までの取組では、27年度は札幌市納豆製造業者、株式会社豆蔵で茶豆のなっとうという製品を作りました。28年度、士別市農畜産加工株式会社で、枝豆、試験的製造。29年度から本市量販店などで販売。いずれも現在は販売していませんが、同年、日の出食品で豆腐を製造、市内量販店で販売。今年からはまちなかプラザでも販売しております。30年度からは北広島市の株式会社はまなす食品で、はまなす茶豆納豆をコープさっぽろ等で販売開始、今年度からはまちなか交流プラザでも販売しております。令和元年には試作品のみそ、しょうゆを市内量販店などで試験販売、現在は販売していません。2年度からは家庭菜園用として、市民向けに種子を販売しております。士別農畜産加工株式会社で冷凍蒸し大豆を販売開始し、3年度からはつくも4号乾燥豆を販売開始しております。今までの開発、研究、試作品の成果は、どのような市民の反応が得られたのかお知らせください。また、今後どのような対策、開発、販売をしていくのか、お考えをお聞かせください。(降壇)
答弁 経済部長 鴻野弘志(経済部長は2024年3月まで)
ただいまの御質問にお答えします。つくも4号は、本市農業応援アドバイザーでありました三分一先生が、拓殖大学北海道短期大学の教授を務めていたときに、大粒の黒大豆いわいくろと黄色大豆ツルムスメを、茶豆の良食味品種の育成を目的に交配したのが始まりです。先生は、ふるさと士別で特色ある大豆を作りたいとの思いから、平成24年に、本市のような寒冷地で適性があるか試験栽培を実施し、他品種との比較調査と併せ、選抜、育成を進め、31年2月12日に、ダイズ種つくも4号として品種登録されました。全国的にも希少な茶色い大豆で、甘味が強く、味の濃厚さが特徴です。つくも4号を原料とした製品の販売については、28年1月に札幌市の納豆製造業者が茶豆のなっとうを販売したのが始まりとなり、以降、同年に枝豆、29年に豆腐、30年に北広島市の納豆製造業者によるはまなす茶豆納豆、令和2年に冷凍蒸し大豆の販売を開始しました。同年5月にはつくも4号の認知度向上を図るため、種子の販売を開始し、本年5月からは、まちなか交流プラザにおいて、つくも4号乾燥豆の販売が開始され、7月には、つくも4号豆大福や、つくも4号シフォンケーキの販売も開始されているところです。令和元年に加工適性の確認のため、みそとしょうゆの試作品を製造し、みそについては、消費者から味が濃く甘味があり、ふだん使用しているみそと比較しておいしいとの意見をいただいたことから、みその製造業者に、つくも4号を使用したみその製造販売について提案してまいりましたが、製品化には至っていない状況です。しょうゆについては、市販されているほかのしょうゆとの差が出にくいことや製品化には最低でも500ミリリットルで約800本以上の製造が必要となり、需要と供給のバランスが難しく、製品化の可能性は低いものと判断したところです。今後については、市内事業者において商品開発が活発化していることから、試作品製造にかかる原料の提供などの支援を行うほか、産地として原料を安定供給することが最も重要であることから、市内農業者の皆様の御協力をいただきながら、安定供給に向けた体制づくりを進めてまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)
再質問 2番 中山義隆
再質問をさせていただきたいと思います。そういった中で、いろいろ努力されていることは重々分かりました。そんな中で、昨日も丹議員のほうからもありましたけれども、私どもの考えることは、体験工房の~むでの試験、研究及びの~むでの販売許可の取得、それと、つくも4号の研究開発をの~むでしてはいかがでしょうか。また、米どころ士別でのこうじを使い、先ほど申されたようにみその開発を研究、販売してはいかがでしょうか。よろしくお願いします。
答弁 経済部長 鴻野弘志(経済部長は2024年3月まで)
再質問にお答えいたします。の~むを使って特産品の開発等についてということのお尋ねでございます。今、お話しいただきました試験、販売ということでございますが、まず、食料品の製造販売に関しますと、これは営業許可ということで食品衛生責任者の設置、あるいは作るものによっては食品衛生管理者の設置が必要ということでございます。そういった意味では、の~むに関しましては、農畜産物加工体験交流工房条例によりまして、目的としましては、市民の食育及び地産地消の推進を図るため、体験交流工房としての設置ということでございます。また、その施設としての在り方についても、これは昨日、丹議員への答弁で申し上げたとおりでございますので、現段階で、即の~むを利用した特産品の開発というのは、少し難しいかなというところではございます。ただ今回、御質問、御提言もいただきましたこの6次産業化については、第3回定例会で真保議員にもお答え申し上げましたが、できる支援については今後も進めてまいるということでございますので、御理解を願えればと思います。以上です。