士別市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月15日
冬のくらしを守る除雪対策事業について
2021年12月15日、士別市議会の一般質問で、村上緑一議員が「冬のくらしを守る除雪対策事業について」質問し、市長 渡辺英次、建設水道部長 千葉靖紀が答弁しました。
- 質問者
- 村上緑一 議員
- 答弁者
- 市長 渡辺英次、建設水道部長 千葉靖紀
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 10番 村上緑一
第4回定例会に当たり、通告に従いまして一般質問を行います。冬のくらしを守る除雪対策事業について伺います。今年の冬は温暖化の影響で降雪が遅い年になりました。11月下旬には、地域によっては大変な大雪となり、とても重たい雪、湿った雪が降りました。その後は雨になり、雪が解け、道路の浸水や河川の増水が見受けられました。このように近年の温暖化による水分を含んだ雪が多くなる中、今後の除雪への影響の考えと、本市の降雪、積雪はどのように推移しているのか。あわせて、気象台への測量要請についての経過も含めまして伺いたいと思います。次に、除雪事業者との安全対策についてです。朝早くから多くの道路の除雪が行われ、子供の通学や通勤、病院通い、買物など市民生活には欠かせない道路の維持管理が行われています。現在でも交通面では雪が多くなると、交差点の角の雪で見えないことで車や人の往来に大変気をつけなければならない時期でもあります。交差点の除雪の考え、除雪事業者との安全対策についての考えを伺います。また、市道の除雪管理距離が多いと聞いておりますが、現在までの管理距離の増減はあるのでしょうか。近年の農村部では離農が多く、利用の少ない道路の除雪がなされなくなったところも多く見かけます。除雪管理距離の削減はされてきているのでしょうか、伺います。次に、除雪を行っている事業者についてです。現在、何事業所の方々が除雪を行っていて、現在の除雪事業者の数で十分な除雪が行われているのでしょうか。除雪技能向上の取組や人材不足の現状についてもお聞かせ願います。次に、燃料高騰による除雪事業費についてです。10月8日の第3回定例会で令和3年度の除雪対策事業費5億1,860万円が可決され、除雪事業が進められています。燃料の高騰においては、コロナが抑えられて経済活動が動き出したことや油の減産も相まって世界的に燃料不足となっております。現在でも、日本の石油備蓄の放出が決定されている中でも燃料価格は依然高い水準であります。今後の燃料高騰においては除雪事業費に影響が出ると思いますが、近年では除雪費の補正予算もないことから、余裕のある予算なのか、また、除雪事業者の努力が大きいのか伺い、12月の降雪が少ない中でありますが、今後の燃料高騰による除雪事業費への影響についての考えを伺います。次に、流雪溝事業についてです。市内の道路脇の雪を流雪溝に投雪して、安全で快適な冬の生活を過ごすための事業です。士別流雪溝管理運営協議会は地域住民により組織された協議会として、投雪ルールを定め安全な投雪を目的としています。流雪溝の運用は平成7年から開始され、今年で27年目を迎えました。日頃のメンテナンス事業も多くなると思いますが、流雪溝の耐用年数も含め、今後の管理費についての考えを伺います。次に、流雪溝の市民の利用についてです。市民の人口減少や高齢化により、空き店舗や空き家、空き地が増え流雪溝の投雪が行われていないところが目につきます。平成7年度から現在まで流雪溝の利用状況はどのように変わってきているのか。また、流雪溝の投雪が行われていない場所への対応、対策についての考えを伺い、この質問を終わります。 (降壇)
答弁 市長 渡辺英次
村上議員の御質問にお答えいたします。まず初めに、士別地区の過去5年間の降雪量と最大積雪量についてです。平成28年度の降雪は534センチメートル、積雪は106センチメートル。29年度の降雪は855センチメートル、積雪は182センチメートル。30年度の降雪は633センチメートル、積雪は107センチメートル。令和元年度は降雪が432センチメートル、積雪は67センチメートル。2年度は降雪が660センチメートル、積雪は144センチメートルになっています。また、積雪深観測所につきましては、本年1月に旭川地方気象台、3月に札幌管区気象台に対して設置に向けた要請を行ったところです。続いて、温暖化による除雪作業などへの影響についてです。今年については、あまり例のない1月、2月の降雨があり、温暖化による現象と推測をしているところですが、除排雪作業については大きな影響は受けておらず、道路上の融雪が進んだ状況においては、交通の妨げにならないよう雨水ますへの導水などの措置を取っています。次に、交差点の除雪と事業者との安全対策についてです。除雪作業時においては、交差点付近には極力堆雪しないものとしていますが、大雪の直後など見通しの確保が難しくなった場合には拡幅及び排雪作業で対応をしており、学校、幼稚園、保育園、病院付近においては特に安全確保に努めています。続いて、事業者との安全対策についてです。毎月1回以上、除雪に関わる担当者会議を開催し、安全対策の周知徹底に努めているほか、コロナの影響によりここ2年は中止していますが、事業開始前に除雪安全管理研修会を士別環境整備事業協同組合と実施をしています。また、除雪技能の向上については、士別地域通年雇用促進協議会が主催をする建設機械作業レベルアップ講習会が例年開催され、除雪オペレーターの技能向上に取り組んでいるところです。次に、除雪距離についてです。令和3年度士別地区の除雪距離は、車道除雪距離が493.9キロメートル、歩道除雪距離が45.9キロメートルとなっており、毎年、除雪路線を見直し、過去3年間では7.7キロメートルの削減を行っています。次に、除雪体制についてです。除排雪業務については7社で構成している士別環境整備事業協同組合に委託をしており、十分な体制が組まれております。また、除雪作業従事者の高齢化は進んでいるものの、本市においては人材が不足する事態は生じておりませんが、近隣の自治体においてはオペレーターの不足が顕在化している状況がありますので、各事業者に情報提供を依頼し、状況把握に努めてまいります。次に、今後の除排雪事業費についてです。燃料価格の高騰が続いている状況ではありますが、現時点では現行予算での対応が可能と判断しています。しかしながら、燃料価格の上昇によっては、契約変更に伴う補正予算対応も視野に入れ、今後の動向を注視してまいります。最後に、流雪溝事業についてです。流雪溝の耐用年数については特段の定めはございませんが、毎年、点検調査による機械整備と管路の補修を行い、その費用は年150万円前後で推移していることから、今後も計画的に維持管理を行い、施設の長寿命化に努めてまいります。次に、利用状況についてです。平成7年の供用開始時には570戸の利用戸数がありましたが、27年目の今年は402戸であり、168戸の減少となっています。また、投雪が困難な高齢の方につきましては、今年度9軒の方が除雪サービスを利用しています。次に、未投雪箇所への対応・対策についてです。空き家、空き地の増加による未投雪箇所の増加については、所有者が把握できる箇所は投雪をお願いしているところであり、今後も未投雪の解消に向けて、国・道・市と流雪溝の利用者で構成する士別流雪溝管理運営協議会で取組を進めてまいります。併せて、国・道・市の道路管理者が流雪溝の利用促進を図ることを目的としたボランティア投雪を実施し、啓発に努めてまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)
再質問 10番 村上緑一
1つ再質問をさせていただきます。今、流雪溝事業について、168戸の利用の減少がされてきているということで、やはり雪が残る状態。また、その中で、ボランティアの形の中で、週1回、月1回とか、そういう形で行われてきていると思うんですけれども。実際に滝川とか砂川でもこういったボランティア活動、官民連携の中で行われてきているんですけれども、道内でもこういった形の中でも、士別はこのボランティアは早い時期から立ち上げたのか。また、それも官民挙げてきたもののボランティア活動として行ってきたのかをお聞きしたいのですけれども、お願いします。
答弁 建設水道部長 千葉靖紀
再質問にお答えいたします。流雪溝のボランティア投雪の関係でございます。今手元に資料がないものですから、いつから始まったかという答弁についてはできないんですけれども、このいわゆる国・道・市の部分で共同で設置してきた経緯がございますので、その部分での道路管理者、それから、協議会の中での十分な考え方の調整の中で啓発を図るということの中で、投雪ボランティアを行っているところであります。そして、今年度の取組としましてはボランティア、去年はコロナ禍でできない部分もあったんですけれども、去年も市のほうと国のほうは実施しております。道のほうが参加できない状況がありましたけれども。今年につきましても、そのような形で、また3つの道路管理者、それから地域の方と実施していきたいと思っておりますし。それから、その投雪に関わる部分につきましても、機械等が少し使えないかとかという部分も協議会の中でお話がありましたので、その部分も協議しながら使いやすい流雪溝という部分の中で取組を実施していきたいと考えております。以上であります。