みんなの議会

士別市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月12日

温根別小学校統廃合について

2024年12月12日、士別市議会の一般質問で、村上緑一議員が「温根別小学校統廃合について」質問し、教育長 泉山浩幸が答弁しました。

質問者
村上緑一 議員
答弁者
教育長 泉山浩幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 1番 村上緑一

令和6年第4回定例会に当たり、通告に従いまして一般質問を行います。温根別小学校統廃合について伺います。昭和30年頃、温根別の人口は約4,000人いましたが、現在の人口は223人になり、今もなお人口減少が進んでいます。温根別小学校も温根別の中で何校もの統廃合の受皿となり、今の温根別小学校があり、卒業生も2,700名を超え、各地で御活躍されています。これまでの統廃合に至るまでの流れについてです。3月のPTA会議の中で、令和7年度の新入生児童がいないことや、今後の児童数の減少、多くの同級生のいる小学校で学ばせたい意見が多く、その後の会議で、温根別小学校の統廃合を進めることが決まりました。5月に温根別各自治会会議を通して、統廃合について、地域住民に説明と意見の取りまとめを行いました。各地域の多くの意見としては、小学校がなくなるのは寂しいが、今後の子供たちのためには、統廃合はやむを得ないとの意見が多くありました。その後、温根別小学校の統廃合について、要望書を教育委員会に提出した、今までの流れであります。同時期に、温根別小学校同窓会では、開校120周年記念について2月から協議を行ってきましたが、閉校になるため、120周年記念事業と閉校事業を行うため、準備委員会を立ち上げ、会議を行ってきました。昨日、12月11日に温根別小学校閉校事業実行委員会が立ち上がりました。そこで改めて確認します。開校120周年記念式典と閉校事業を令和7年11月15日土曜日、温根別小学校での開催で調整をし、準備を進めています。教育委員会が行う閉校式も同期日に行っていただけるのか、考えを伺います。また、再確認として、温根別小学校の統廃合については、令和7年度末をもって閉校、令和8年3月31日閉校となることでよろしいのでしょうか。また、4月から児童は士別小学校へ統合でよろしいのでしょうか、確認します。次に、統廃合の準備についてです。1つ目としては、まだ1年余りありますが、閉校する学校、統合する学校での連携についての必要性です。学校でも、令和7年度の計画を立てる時期になってきております。教育委員会としても早期に学校同士の連携を進めるべきだと思います。学校の連携についてのお考えを伺います。2つ目として、統廃合について児童と保護者からの心配や不安の声も寄せられています。早期にPTAとの懇談や協議が必要だと思います。早い時期の対応を考えておられるのか、伺います。3つ目として、在籍児童が統廃合先の学校に安心して居場所をつくり、楽しい学校生活を送れるよう、事前の交流や連携の支援が必要であります。また、新たな学校の雰囲気もあり、また、生活様式も学校ごとに違います。児童が気後れのないよう、交流を進めていただきたいと思います。現在、中学校の統廃合により、小学校から中学校へスムーズに生徒が移行できるよう、温根別小学校、多寄小学校では年に2回、士別小学校への児童の交流が行われると伺っておりますが、統廃合の7年度ではもっと多くの児童との交流が必要性を感じます。今はオンラインによる遠隔授業もでき、多彩な交流を考えていかなければなりません。これについての考えを伺います。4つ目としては、児童の長距離通学についてです。温根別小学校から士別市内までは約15キロメートルから16キロメートルあり、児童宅によっては18キロメートルから20キロメートルと長距離の通学となり、教育委員会としても、小学校では初めての長距離通学となることと思います。児童が通学での疲れが軽減できる対応や、通学での安全性を確保する必要があります。また、保護者の経済的負担軽減についても、準備と支援を考えていただきたいと思います。まだ幼い児童がいますので、長距離通学に慣れるためにも、児童全員でバスに乗り、通学体験をすることも必要だと思います。これについての考えを伺います。5つ目として、現在、温根別出張所の2階で放課後子ども教室、学童が行われています。現在も利用する児童が多いと聞いております。今後、統合した場合、学童の受皿はどの場所を予定しておられるのでしょうか、伺います。6つ目として、現在の児童数は12名ですが、令和7年度では10名となり、学級数も4学級から3学級になります。教職員も9名から6名になる見通しです。この6名の教職員の中には、事務職員がいない状態であり、温根別小学校開校120周年事業、閉校事業がありますので、学校の事務が円滑に進むよう、市会計年度職員の配置が必要です。これについての考えを伺います。最後に、教育長にお聞きします。温根別小学校にも何度か学校行事に参加していただいたと思います。小規模校のよいところや地域とのつながりが強い学校、児童・生徒がはきはきと元気よく育っています。今後の統廃合により、児童や保護者の様々な不安があります。早い段階でPTAとの意見交換を進めていただき、統合してからも児童の心のケアが必要と思いますので、今後の統廃合に当たり、教育の進め方の考えを伺って、この質問を終わります。 (降壇)

答弁 教育長 泉山浩幸

村上議員の御質問にお答えいたします。初めに、昨年末以来、可能な限り市内各地区の行事や学校行事、教育活動に参加させていただいております。温根別小学校には、これまで、こども夢トークや卒業式、サケの稚魚の放流、運動会、学芸会などに参加する中で、小規模校のよさを生かし、地域と一体となった教育活動の数々の成果を実感している次第です。とりわけ、昨年度たった1人の卒業生であった女子児童が、今年度、士別中学校に進学し、子ども議員として子ども議会チャレンジ応援事業に主体的に参加し、市民が笑顔で参加できる運動会を企画実施するなど、力強い女子生徒となった姿に大きな感動を覚えたところであります。このような意欲あふれる子供たちを育んでこられました地域の皆様方にとって、統廃合という決断に至るまでには、地域内で何度も御協議をされ、様々な御意見があったものと推察いたします。私も教員時代に閉校を経験いたしましたが、地域から学校がなくなるということは、大切なコミュニティーの場が失われることにもなる中、子供ファースト、子供たちの将来を見据えての苦渋の決断をされたものと思っております。私どもはこれら地域の思いをしっかりと受け止め、温根別地区の総意による要望書に記載のとおり、温根別小学校は令和7年度末で閉校とすることで、地域との協議を進めてまいります。併せて令和7年度には開校120周年を迎えるため、記念式典と同期日で閉校式典の開催を要望されていることから、それに向けての準備を進めてまいります。また、温根別小学校の統合先につきましては、温根別中学校を士別中学校へ統合した経緯や、現在も中学生が通学していることなど、小・中の接続も考慮し、士別小学校へ統合できるように取り組んでまいります。次に、統廃合の準備についてです。1つ目の統合先の学校との連携につきましては、これまでも士別小学校との交流学習を行っているとのお話を学校からも伺っているところであります。これまで以上に連携が図れる教育活動の推進を図ってまいります。2つ目のPTAとの懇談協議につきましては、児童や保護者から不安の声が寄せられているとのことから、昨日、保護者を含め、地域の皆様方に先月5日にいただきました要望書の内容に沿って御説明させていただいたところです。今後も意見交換などを開催し、保護者及び地域の声を広くお伺いしたいと考えております。3つ目の統合先の学校に安心できる居場所づくりのための事前交流や連携についてです。新たな学校の雰囲気や環境など、すぐに慣れることが難しい場合も考えられます。子供たちの不安が少しでも少なくなるよう、また議員お話しの、オンラインによる遠隔授業を含めた多様な交流ができるよう、双方の学校と連携を図りながら進めてまいります。4つ目の児童の長距離通学についてです。小学生が温根別地区から市内の学校までの長距離通学となりますと、特に低学年のうちは体力面や安全面などの不安が多くあることと思います。現在、温根別地区の中学生がスクールバスを利用し士別中学校へ通学していることから、これまでと同様に運行することを考えております。今後におきましても、通学する子供たちの安全面、また保護者の皆様の負担軽減も考慮し、地域の皆様と協議しながら検討を進めてまいります。5つ目の放課後子ども教室についてです。現在、温根別小学校放課後子ども教室は、温根別小学校の1年生から6年生までの全児童12名が登録し、日によって違いはあるものの、1日9名程度の児童が利用しています。放課後の子供の居場所については、第2期士別市子ども・子育て支援事業計画において、1小学校区1居場所の確保に努めることとしています。また、議員の御指摘にありました、児童が統合先の学校に安心して居場所をつくり、他の学年とも楽しく学校生活を送れるという観点から、士別小学校の児童が通所するほくと子どもセンターを居場所として予定しているところであります。6つ目の学校事務職員の配置についてです。児童の減少により、現在も少人数の教職員により学校運営を行っていただいているところですが、今後さらに減少が進み、道費での養護教諭や事務職員の配置が難しいと考えます。議員お話しのとおり、令和7年度に開校120周年記念事業や閉校事業を行うに当たり、学校事務を円滑に行うためには事務職員の配置が必要であると考えておりますので、市費での事務職員の配置に向けて検討してまいります。次に、今後の進め方についてです。先ほど申し上げました、昨日開催の温根別地区説明会でお伝えいたしました事項を教育委員会内や関係部局と連携を図りながら、より具体の方向性を見いだし、子供、保護者、地域の皆様の不安や心配を解消できるよう進めてまいります。さらに、現在策定中の令和7年度から実施予定の士別市小中学校適正配置計画では、素案段階ではありますが、10人以下で3学級以下の小学校を適正配置対象校としていること、その際には地域の実情等を考慮することとしており、これらの要件から温根別小学校を統廃合を進める規模の学校としてお示しする予定となっております。今後は、各地区において本計画案の説明会の実施を予定しており、温根別地区においてもこれらの時期を鑑み、本市から閉校年度、そして開校120周年記念式典及び閉校式日程を広く発信していくものと考えています。教育委員会といたしましては、次代を担う本市児童・生徒に充実した、よりよい教育条件を提供していくため、関係機関などとの協力、連携しながら学校教育を進めてまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)

質問 1番 村上緑一

今まで教育委員会の方々にも地元からの要望書を含めて、2点、5月と11月ですか、提出したんですけれども、それに沿って説明いただきありがとうございます。今回私もこの一般質問で、この統廃合について説明いただく中には、やはり先ほど言いました、地元のPTAの方の不安を早く取り除きたくて、それには教育委員会が率先して説明をいただくよう、実際に11日、昨日来ていただいて、これについて説明いただきました。そういったことを早めに今後も対応していただきたいと思います。また、一つとして、子供たちも、小規模から大規模校に移行するんですけれども、やはり今も中には不登校とか、今は教育問題としていろいろありますので、そういったケアも今後考えていただいた対応を望むとともに、やはり7年度の統廃合についての予算化についても、そういったことを考慮した中の交流のことも含めた予算化をお願いしたいと思いますので、一言いただければお願いします。

答弁 教育長 泉山浩幸

昨日は、急なお願いにもかかわらず、お時間を取っていただいて本当にありがとうございます。5月、そして先月5日と、具体的に要望書をいただきまして、その回答ということでお示しさせていただきましたけれども、やはり大事なのは、子供もそうなんですけれども、やはり地域の方々、保護者、PTAの方々の不安をいかに払拭していくかというあたりなので、先ほど答弁いたしました適正配置計画の各地区の説明会を、もう1月から始めますので、その折に閉校の、同時開催かまた別枠で開催かちょっとまだそこまで決まっていないのですけれども、まずは1月当初にそういった話合いを持っていって、そこでの質問だとか意見を聞きながら、また持ち帰ってお答えするという形で今後進めていきたいと思っておりますので、御理解のほうをよろしくお願いいたします。

出典:士別市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月12日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる