士別市議会 令和3年第2回定例会 2021年6月15日
緊急事態宣言下における公共施設の利用制限について
2021年6月15日、士別市議会の一般質問で、真保誠議員が「緊急事態宣言下における公共施設の利用制限について」質問し、市長 牧野勇司が答弁しました。
- 質問者
- 真保誠 議員
- 答弁者
- 市長 牧野勇司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 2番 真保誠
通告に従いまして一般質問を行います。まず、1つ目に、緊急事態宣言下における公共施設の利用制限についてであります。現在発令され、今月の20日まで延長されている緊急事態宣言については、今ここで説明するまでもありませんが、今月1日より本市では屋外体育施設に限り利用制限を設けて使用可能になりました。これらの施設の利用対象者は、市内在住者、市内に通勤、通学する方、それと市が認めた合宿者と限定されております。報道記事によれば、利用には一定の制限と感染予防対策を徹底し、各施設のガイドラインを遵守するとなっております。市民の健康維持増進やストレスの解消などを考慮した措置なのだと察するところであります。半面、不要不急の外出は控えてほしいとした北海道緊急事態宣言の下、経済的支援があるとはいえ、飲食店など休業や営業時短の要請を受け、それを守っている市民がいることも事実であり、いささかの矛盾を感じている声も聞くところです。本来、この緊急事態宣言を第一とすれば、この宣言中は全ての自粛をするべきでしょうが、市内の経済対策と感染予防を同時進行で対抗策を講じなければならないという行政の難しさを感じるところでもあります。特に合宿の聖地を掲げている本市としては、各種合宿を本市において重要な位置づけとしていると報道にもありました。この緊急事態宣言下にありながらも市外、道外からの合宿者を受け入れることは、よほどの覚悟を持って決断されたと察するところであります。しかしながら、報道の中では限られた文章であり、なかなか市民に詳しいところまで伝わりにくいので、さらに掘り下げてお尋ねしたいと思います。そこで、次のことをお尋ねいたします。まず、1つ目が、この宣言下において合宿者を受け入れると決断された理由。2つ目、受け入れる合宿者の選定基準と根拠。3つ目に、合宿者、団体に求める感染対策の7項目とは何でしょうか。4つ目に、今回利用できる屋外施設の利用に当たってのガイドラインを利用者にどのように周知されているのか。5つ目に、ガイドラインを策定するに当たりリスク調査をしているのか。また、しているとしたら、何をどのように実施しているか。この5つであります。さらに、今回は屋外体育施設についての使用休止措置の緩和でありますが、屋内施設においても、施設によって異なりますが、感染予防対策が優れている施設もあります。優先順位はあるでしょうが、今後は屋内施設の使用休止措置の緩和はどうお考えでしょうか。さらに、これらの社会体育施設や社会教育施設のほかにも市が設置している公共施設があります。屋内施設のうち、公衆浴場として位置づけられ稼働している施設があります。ぷらっと、和が舎、日向温泉などですけれども、これらの施設にはサウナが設置されております。その中でも閉鎖されているものもあれば、利用が可能なところもあります。この判断基準はどこにあるのか、理解できるように御説明お願いします。先ほどありましたが、屋内施設の中にも非常に感染防止の策が優れている、例えばあさひサンライズホールだとか、皆さん御承知ではないと思いますけれども、屋内の換気が20分以内で行われるとか、そういった非常に優れた施設もございますので、それも併せてお尋ねしたいと思います。よろしくお願いいたします。 (降壇)
答弁 市長 牧野勇司(市長は2021年6月まで)
真保議員の御質問にお答えいたします。初めに、合宿の受入れ理由と基準や感染対策についてです。本市における合宿の取組は、まちづくりの根幹の一つであり、士別市まち・ひと・しごと創生総合戦略の柱にも位置づけている中で、ステップアッププラン事業やスポーツ合宿推進事業など施策体系的な組立ての下、官民挙げて推進に努めています。本市における合宿の受入れは、陸上競技においては40年以上、スキージャンプにおいては60年にも及ぶ歴史とともに、ふるさと大使でもある日本陸上競技連盟顧問の帖佐寛章氏をはじめ、高谷雅史氏や澤木啓祐氏など多くの方々の支援と関わりの下で築き上げ、国内有数の合宿地として広く認知される状況にまで至ってきました。こうした中で、本市において合宿する実業団チーム等は、社会的に重要な立場や大きな責任を担い、幅広い信頼と信用を重視する企業の下で活動しています。これらのチーム、そして選手、スタッフは、日常生活はもとより、トレーニングにおいても組織的な体制の下で高い意識を持ちながら行動しており、新型コロナウイルス感染症対策や健康管理についても徹底した取組を実施しています。特にトヨタ自動車やダイハツ工業は試験研究などの面からも深い信頼関係にあり、幅広い分野で本市のまちづくりに理解と協力をいただいていることに加え、両チームともに例年本市をホームキャンプ地として合宿している中で、昨年来、感染防止対策についても細心の注意と最大の対応に努めていただいております。また、日本実業団連合に加盟する多くの実業団チーム関係者の方々においても、小・中・高生のスポーツ教室や市民との親睦交流活動を通じ、子供たちをはじめとする地域の人々との触れ合いも大切に合宿されています。こうしたことも踏まえ、さらには、合宿受入れが地域の活性化や経済効果につながる取組であることから、合宿の里士別推進協議会としても構成団体の総意の下に感染防止対策を行った上での6月1日からの合宿について受入れを決定してきたところです。受入れに当たっては、昨年同様、来市前2週間分の健康チェックシートの提出や双方の確認の下で交わす合意書に加え、5項目の追加対策をルール化し、感染対策の強化を図ることとしました。具体的には、合宿期間中の健康観察の徹底、体調不調時には行動を自粛する、また、市民との直接の接触の回避を基本とし、合宿と練習以外での注意行動を行うこと、そして、北海道における緊急事態措置を遵守するといった内容を明記し、より一層の対策強化を整えたところです。次に、施設のガイドラインについてです。本市のガイドラインは、スポーツ庁が示した感染拡大予防ガイドラインや北海道の感染症対策に関する基本方針を基に、各施設ごとにその施設や設備の特性も踏まえ、令和2年6月に施行し、その後の状況変化に合わせ随時改定してきました。6月1日からの屋外施設の再開に関わっては、利用団体や学校に対して、これまで以上の感染防止対策の徹底と一層慎重な行動を求める文書を発送するとともに、本市が定める社会体育施設における新型コロナウイルス感染予防ガイドラインに加え、各競技団体が示しているガイドラインに基づく対策も講じた上で利用していただくよう周知を図りました。このような中で、各施設のエリアごとのリスク評価という形での検討は実施していませんが、スポーツ庁のガイドラインには感染リスクの高い場所や器具の取扱いについて示されており、本市もその内容を適用していることに加え、そのほかの対策として、プレイヤー同士で十分な距離を取ることなどについても求めているところです。こうした考えの下、屋内施設においては、各エリアでの利用人数の目安や共有スペースでの消毒器具の設置、用具の消毒対応など感染防止対策の徹底を図っているところですが、施設の再開については、当面、状況に大きな変化が生じない限り現状の対応とし、全国、全道的な動向も見据えながら順次利用開始に向けて調整を進めてまいります。このところ、従来型からアルファ株やデルタ株など、新たな変異ウイルスの感染が進んでいることも報じられています。市民はもとより、合宿者にとっても安全・安心を確保することを第一に感染防止対策をしっかりと実施しながら、引き続き合宿受入れを進めてまいります。次に、公衆浴場におけるサウナの利用についてです。浴場業では、全国公衆浴場業生活衛生同業組合連合会が、令和2年5月に浴場業(公衆浴場)における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを策定しています。このガイドラインでは、サウナ室利用に関し、一度の利用人数や時間に制限を設けるなど密にならないようにする、対人距離を確保するよう利用客に注意を促すなどとしています。このような中、今般の緊急事態宣言においては、サウナ室の利用に関する制限は発せられていないことから、本市において、浴場サウナ室を有する施設では、本ガイドラインを遵守するとともに、施設の目的などを考慮しつつ感染拡大防止に努めることとしたところです。例えばぷらっとや日向温泉のように日帰り入浴客のみの施設や、翠月、和が舎のように日帰り入浴客のほか宿泊者が利用するなど、浴場であっても利用形態の違いから同一の対応とすることは難しく、それぞれの施設において感染拡大防止策を講ずることとしたところです。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)
質問 2番 真保誠
先ほどの私の質問の中に、合宿先を受け入れるときの7つとかという項目をというお話がありましたけれども、今ここでおっしゃらなくても結構ですので、市民の方が、この合宿受入れに対して協力を願うという行政側からのお願いがありますので、この辺はきっちり市民の方に理解、協力していただけるためには、感染予防策について非常に皆さんに説明して分かっていただけるような、それは報道でも書面でも結構ですから、ぜひやっていただきたいと思います。これから海外の合宿の受入れもいろいろ出てくる可能性もありますので、その辺はさらに感染予防に対する対応を講じていただいて、皆さんに御説明いただきたいというのをお願いしまして、質問を終わります。