標茶町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月2日
骨髄ドナー登録の働きかけをするべきではないかについて
2025年12月2日、標茶町議会の一般質問で、鈴木裕美議員が「骨髄ドナー登録の働きかけをするべきではないかについて」質問し、町長 佐藤𠮷彦、企画財政課長 齊藤正行、保健福祉課長 浅野隆生が答弁しました。
- 質問者
- 鈴木裕美 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤𠮷彦、企画財政課長 齊藤正行、保健福祉課長 浅野隆生
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 鈴木裕美
通告に従いまして、2点についてお伺いをしたいというふうに思います。1点目は、骨髄ドナー登録の働きかけについて町として積極的に取り組むべきではないかということで、ご質問を申し上げます。白血病、再生不良性貧血などの血液疾患は、以前は有効な治療法もなく、治りにくい病気でした。しかし、今は、骨髄液などに多く含まれる造血幹細胞、白血球、赤血球、血小板などのもとになる細胞ですが、それを移植することにより患者さんの健康を取り戻せるようになりました。血液のがんと言われる白血病の患者数は年々増加傾向にあり、年平均1万4,000人ほどが発症していると推計されておりまして、有効な治療法は骨髄移植と言われております。移植は白血球の形、HLA型が一致しなければなりませんが、非血縁者間で一致するのは数百分の1から数万分の1の確率で、このため移植には骨髄など提供希望者ドナーが必要です。北海道が発行している骨髄ドナー登録を呼びかけるパンフレットを目にすることがありました。道内のドナー登録者数は、日本骨髄バンクの数字ですけれども、今年10月末で1万5,848人、これは18歳から19歳で68人、20歳から54歳で2,018人で、年齢制限などで1年間に平均約900人の方が登録取消しとなっているため、実質は1万4,948人となっております。骨髄バンク事業は、移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律に基づきドナーを募集登録、移植希望者に骨髄等を提供する活動で、公益財団法人日本骨髄バンクが主体となり、日本赤十字社と自治体が協力して実施している公的事業であります。骨髄バンク事業を安定して継続するためにはドナー登録者を増やすことが必要でありまして、現在、多数を占める40代、50代の登録者の方は、ドナー登録の年齢制限により満55歳で登録を取り消されることから、若い方のドナー登録が必要と考えます。本町でも広報紙等での活用はもとより、機会を捉えて町民に直接働きかけるなどの積極的な対応をすべきと考えますが、いかがでしょうか。お伺いいたします。また、個人情報にも関係いたしますが、本町のドナー登録者は、分かれば何人ぐらいいらっしゃるのかも伺っておきます。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
4番、鈴木議員の骨髄ドナー登録の働きかけをするべきではないかとのお尋ねにお答えします。白血病などの血液の病気は、化学療法や骨髄移植で完治することが期待できるとされておりますが、骨髄移植をするには患者さんと提供ドナーとの白血病の型(HLA)が適合する必要があり、その適合率は、兄弟姉妹で4人に1人(25%)、血縁関係がない場合は数百人から数万人に1人の確率と言われております。骨髄移植を待ち続けている患者さんは約2,000人とされており、骨髄バンクに1人でも多くの人が登録されることが必要と考えているところでございます。1点目の機会を捉えて町民に直接働きかけるなど、積極的対応を取るべきではないかと考えるがいかがかとのお尋ねですが、骨髄ドナー登録の普及については、北海道や北海道骨髄バンク推進協会、公益財団法人日本骨髄バンクが取り組んでいるパンフレット等の設置やポスターの掲示について、町でも協力しているところでございます。また、今年度から骨髄ドナー助成事業を開始し、白血球の型が適合し骨髄移植の提供者となった際には、通院・入院にかかった日数のうち10日間を限度に1日1万円の助成を開始し、町ホームページでドナー助成事業開始のお知らせとあわせてドナー登録の呼びかけを行っているところでございます。引き続き、現状の周知を続けるとともに、どのような周知方法が効果的であるかを含め、研究を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を願います。2点目の本町のドナー登録者は何人いるか把握されているかとのお尋ねですが、骨髄ドナーの登録状況は日本骨髄バンクがホームページで月ごとに都道府県別に登録者を公表しておりますが、市町村別の内訳は公表されていないことから、本町の登録者は把握しておりませんので、ご理解を願います。
質問 4番 鈴木裕美
まず、2点目に伺った町村別のものは公表されていないというのは、私も、ただ、わかればということで伺ったまでですけれども、わからないということですので、理解をいたしますが、いつも私、答弁で伺うのですけれども、ホームページでというふうに必ずおっしゃいますよね。若い方ですと、ホームページを開くことはできます。でも、我々のように、年配というか、私はもう後期高齢者ですから、その者にとっては、少しは見られますけれども、どうやって検索をしてそのことを出すのか、それも正直言ってわからないです。(「そうだ」の声あり)
質問 4番 鈴木裕美
ですから、それと私もう一点言いたいのは、広報紙に出してくださいます。しかし、広報紙に出すのはいつも1回きりなのです。先般の私が公害であるという、においの香害の質問もいたしました。すぐに対応してくださって、広報にも出してくださいました。感謝しておりますが、その後、まだ香害については何か月もたっておりませんけれども、広報紙を活用するとおっしゃいますが、1回限りなのです。せめてそういうものを町民に働きかけるときには、やっぱり年に2回、最低でも2回広報紙で周知をするということが必要ではないかと思うのですけれども、まず、いかがですか。
答弁 企画財政課長 齊藤正行
周知の方法における広報紙の役割のご質問だと思いますが、基本路線は年1回というのは、限られたページの中を有効的に使って、いろんな情報を提供したいということも一方でありますので、回数を極端な話、毎月入れればいいのかという話だと思うのですけれども、数が多ければいいのかということと、どういったことで伝わるかというところを研究しながら、より多くの情報を町民の方に提供しようというところで、ある程度やはり同じ記事が以前は毎月のように行っている場合もありました。ただ、やはりいろんな情報を提供したいと。それから、限られた二十数ページの中で入れ込むことも両方兼ね合いながら、今のところに落ち着いてきたところでありますが、議員、ご指摘の1回限りということもありますので、その辺は必要な情報については数の制限なくやることは大事だと思うのですけれども、やはり年に1回ではなくて2回だったらいいという根拠も、では2回だったらいいのかという話もありますので、その辺の回数について、時期、それからそういったところについてはやはりタイムリーなというのもありますので、総合的に勘案しながら、いかに町の人に大切な情報を届けるかというところが主眼だと思いますので、回数の制限とか、そういった縛りはなく、研究していきたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。以上です。
質問 4番 鈴木裕美
広報紙の回数だとか、そういうことについてはぜひ研究をしていただきたいなと思うのですが、例えばホームページばかりではなくて、企業回りをするとか、そういうような、今回のドナー登録に関しましては、ドナー登録者も知っておりますし、登録者と一致して病気が治られたという方も私は存じ上げておりますので、今回あえてご質問させていただきました。そして、ふれあい交流センターに置いてありましたこのパンフレットは見させていただきまして、質問内容もこれを拾いながら質問いたしたのですが、これは平成、古いパンフレットなのです。先ほど町長は助成が出るようになったと言われていますけれども、これには助成のことは書いていないのです。平成のパンフレットなのです。北海道が出しているパンフレットです。ですから、本町が出しているわけではないのですけれども、そういう古いもの、道に言っていただきたいのですけれども、古いものを置いているというのが実態なのです。ただ、ふれあい交流センターとしては、ドナー登録をお願いしますという広報のために置いてくださっております。あるいは、公共施設にもドナー登録をお願いしますというポスターが貼られております。しかし、私も今回この勉強をさせていただきましたけれども、54歳までの年齢制限があるということです。そして、それも一致した場合には、そのご本人は2回しか骨髄液を提供できないとも伺いました。そういう意味では、もっともっと若い人に登録をしていただくということを積極的に取り組んでいただきたいと思うのですけれども、いかがですか。
答弁 保健福祉課長 浅野隆生
お答えをいたしたいと思います。パンフレットの件につきましては、そのご指摘のパンフレット、私どもで作ったパンフレットでないものですから、私どもの制度の部分については、当然、記載はされていないというふうに考えております。その部分につきましては、町長答弁にもございましたが、ホームページのほうで記載をさせていただいております。それから、若い方に対しての広報の仕方等のご質問がございました。私どものほうでもいろいろ検討させていただいておりまして、この骨髄バンクのほうで作られているパンフレット、例えば20歳のつどいの際に来られた方の配付物にあわせて配付をさせていただくというようなことで、若い方にも一定程度関心を持ってもらえるのではないかと考えておりまして、一応今年度からそのような形を取らせていただきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 4番 鈴木裕美
決して責めるわけでもないですし、私がこの通告をしたから20歳のつどいのときにパンフレットを入れたりとかというふうになったのかもしれませんけれども、いいことだと感じました。ぜひ、20歳のつどいのときの封筒の中にドナー登録の呼びかけのパンフレット、町が助成をするということもしっかりと書いて配付していただければと思います。誰もが健康で安心して暮らせるためには、本町を挙げて、そういう方々の、弱者といいますか、疾患を持たれている方々のためにも、ぜひ取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。では、2点目について伺います。