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標茶町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月6日

町立病院の救急外来診療は早期に再開すべき

2023年6月6日、標茶町議会の一般質問で、櫻井一隆議員が「町立病院の救急外来診療は早期に再開すべき」について質問し、町長 佐藤𠮷彦、病院事務長 伊藤順司、副町長 牛﨑康人が答弁しました。

質問者
櫻井一隆 議員
答弁者
町長 佐藤𠮷彦、病院事務長 伊藤順司、副町長 牛﨑康人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 櫻井一隆

2番、櫻井一隆、答弁を求める者は町長であります。まず1点目、町立病院の救急外来診療は早期に再開すべきと、こういうふうに思いまして質問させていただきます。質問の内容でございます。4月28日から標茶町立病院の救急外来受付時間は、平日では午後3時40分から翌日8時30分までの約17時間及び土日・祭日においては全日休止になっております。特にお年寄りの家庭においては、命にかかる問題として標茶を離れる話まで出ております。多くの人々はこのような状況がいつまで続くのかとても心配しているわけで、一日も早く救急外来診療が再開できることを願っており、以下について質問をいたさせていただきます。まず1点目、看護職員が数名不足していると聞くが、現在の状況について説明を求めます。2点目、広く公募はしていますが、何人の応募があったのか伺います。3点目、今後の見通しを説明していただきたい。4点目、公募を継続するなら改善することはないのか。例えば受入れ条件の一つとして住まいが必要になるが、町の考えを伺いたい。5番目、救急車の出動回数は4月28日から5月25日までにおいて27件ありました。内訳においては、夜間の出動が8件、土日は10件となっており、隊員は十分な休息も取れない、休みも取れない状況にあり、果たしてこのままこのような形でよいのか疑問が残るわけであります。町としてこのような実態を把握しているのか、あわせて町の考えも伺いたい。このようでございます。まず、1点目について質疑をしたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 町長 佐藤𠮷彦

2番、櫻井議員の町立病院の救急外来診療は早期に再開すべきのお尋ねにお答えいたします。1点目の看護職員の現在の状況について説明を求めるとのご質問ですが、病棟における看護職員につきましては、令和4年4月1日現在26名の看護師が令和5年4月1日現在21名と5名の減員となっており、5月末現在も状況は変わっておりませんが、6月1日付で准看護師1名を採用しております。2点目の何人の応募があったのか伺うとのご質問ですが、6月1日付採用の方、さらには6月中採用予定の方1名、6月中に面接予定の方が1名、休止後に応募されてきております。3点目の今後の見通しを説明していただきたいとのご質問ですが、町立病院が確保しなければならない職員数にはいまだに達しておらず厳しい状況にあるとの認識であり、今後の退職者を見込むと現時点では再開のめどは見通せない状況にあります。4点目の公募を継続するなら改善することはないのか、例えば受入れ条件の一つとして住まいが必要になるが、町の考えを伺うとのご質問ですが、管内的にも看護師を含め医療職の不足が叫ばれている中にありましては、近隣の区域内での人材確保は難しく、道内、道外を視野に入れた募集が必要となりますが、その際に有効となることの一つとして、ご指摘のありました住宅の確保があります。民間病院では一定程度の家財道具を備えた住居を用意して迎え入れる例もあると聞き及んでおり、短期的な施策としましては難しいものがありますが、中長期的な視野に立っては検討しなければならない施策であると考えております。5点目の救急隊員は十分な休みも取れない状況にある、果たしてこのままでよいのか疑問が残る、町としてこのような実態を把握しているのか、あわせて町の考えを問うとのご質問ですが、救急外来を休止する判断の前提としまして、救急車による搬送患者様の対応をどうするのかということがまず先にありました。このことに関しましては、標茶消防署と町立病院、町の関係機関と協議、検討を重ね、現在の対応となったところであります。議員ご指摘の救急隊員に負荷がかかっているのではないかということにつきましては、予備の救急車が出動する事態となると通常待機している職員のみでは対応できないことから、待機職員以外の職員を呼び出し、対応することとなりますので、救急車による搬送事案が増加すると職員の負担は増えるものと認識しております。決してこのままでよいとは思っておりませんが、まずは町立病院における救急外来の再開に向けた取組を強化していきたいと考えているところであります。また、チラシなどにより救急車の適正利用について町民皆さんのご協力を求めたところでもございます。引き続き、町内唯一の病院として役割を果たせるよう、人材確保に向けた努力をしてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 2番 櫻井一隆

今、町長から1番、2番、3番について説明していただいたのですが、鈴木議員も先般質問していますので、重複するところがあります。それで、私は、今後の見通し、これについてちょっと聞きたいのですが、まず3番目の職員が不足するということなのですが、令和4年1月1日、ここにおいて看護師さんの人員をちょっと見たのですが、会計年度任用職員は8名、そして再任用職員さんが4名と、こういうふうになっておりますね。そして、この令和4年1月1日から令和5年4月1日においての人事の異動の状況を見ると11名の退職があるわけです。その中でやはり会計年度の任用職員8名おったのですが、そのうちの5名が退職されており、再任用職員4名、そのうちの1名が退職されている。このように今年度においても、令和5年4月1日、会計年度職員は3名、再任用の職員数においては5名となっております。このようなことからして推測するに当たり、推測なのですけれども、どうしてもこの会計年度任用職員、これの退職が今年度も3名あるのですが、そういう方が辞める、あるいは再任用職員、この人も定年で辞めていったり、いろんな形で退職する比率が高くなるのではないかと思うのです。ですから、こういう人たちの退職が分かっているわけですから、いかにそこを継続的に補充していくのか、あるいはなるべく辞めないように、勤めていただくように努力することも必要でないかと思うのですが、私が言いたいのは、看護師の学生を、学校に行かれる人、この人に、ひもつきになるという批判もあるかもしれませんが、授業料等のそういう支援とか補助あるいは助成はできないのか、どのような形がいいのか町としてお考えになっていただきたいと、こう思うのですが、いかがでしょうか。まず、この点についてお伺いしたい。

答弁 病院事務長 伊藤順司

お答えいたします。私のほうから、町立病院の職員の退職の件でのご質問についてお答えしたいと思います。まず再任用職員、それから会計年度任用職員につきましては、比較的年齢層が高い職員が多くおります。ですので、退職される頻度は他の正職員よりは高めになっているのかなと思います。病棟を含めてやっぱり年齢が上がってくると体力的にきついという部分がございますので、それによって会計年度任用職員なり再任用職員の退職が増えていくのではないかと思っております。ですので、若い方のこの部分の補充、それから職場でどういった形がその方にとって負担の軽減になるのかというところの部分を含めてさらに検討していきたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

答弁 副町長 牛﨑康人

授業料の支援のお話がありましたので、お答えをしたいと思います。基本的には既存の育英資金、いわゆる町の奨学金の制度を活用あるいはそれらの拡充という形で対応しなければいけないのかなというふうには思っておりまして、町民の皆さんに大変大きな不安を与えているということは私どもも承知をしておりまして、できるだけ早い時期に、できれば6月定例会までに何とか形にできないかということで研究、検討してきたところなのですが、いろいろ多岐にわたる条件等々がありまして、残念ながら今回は形をお示しすることができませんでした。検討する中で、既存の私どもの奨学金の中では、一定期間町で就労された場合については免除をするという項目があります。似たような制度を各自治体持っておりまして、金額の限度額、それから免除になるための就労期間に差があるというようなところかというふうに思います。あと、もう一つ、授業料の免除の関係で言いますと、やはり心配なのは、いつまでもこの求人が続くとは限らない、定数を満たす可能性がある中で、標茶に就業すると奨学金を返さなくてもいいということを当て込んで学校に行かれると。ただ、標茶に帰ってきたくてもその職がなくて奨学金を返さなければいけなくなってしまうということが起こり得るということ、それについて先行の自治体でも検討しているところはあるようでありますので、それら不具合が起きないような制度設計をしなければいけないのかなというふうに思っているところがあります。それから、奨学金の返済の関係で支援をするという対策を取っているところもあります。今のいわゆる免除型と言っているようなのですけれども、そのほかに返還支援型という対策を取っているところもあります。そういった先行自治体の例も参考にしながら、できるだけ早くお示しできるような、そして検討の結果を議員の皆さんとも相談しながら形づくりをしていきたいなというふうに考えていたところでありますので、ご理解をいただければと思います。

質問 2番 櫻井一隆

今、副議長のほうから奨学金等についての説明がございました。(「副町長だ」の声あり)

質問 2番 櫻井一隆

副町長ですね。ごめんなさい。副町長からそのようにご意見がありました。伺いたいのは、今お話しになったこの奨学金あるいは今後検討するであろう返還奨励の支援金、こういうものも含めて現在こういうことに応募している人は、標茶の関係でおられるのですか。把握しておられますか。何人ぐらいこういうものを望んでいるとか、そういうこと、高校生あるいは短大生でも結構ですが、そういう方がおれば、把握しているのであれば何人ぐらいいるのか、対象になるであろう、そういう人が何人いるのか教えていただきたいと思います。

質問 2番 櫻井一隆

何か軌道を逸脱したそうですので修正いたします。それでは、この奨学金等については今後も継続していろんな委員会等で取り上げながら模索していきたいと、こういうふうに思いますので、前言撤回ということで今の発言については取り下げておきます。5番目について、救急車の出動回数、これは平均すると1日1回出動しているよと、こういうことでございます。したがいまして、消防は釧路北部消防事務組合、こういう名称なのですかね。これとの話合いで3自治体で運営しているわけですが、鶴居においては釧路市に直送と、こういうことになっているし、弟子屈においては厚生病院もございますから即対応できる。今も、標茶町は今までは標茶に病院があったので、それが対応できたのですが、4月28日から釧路あるいは近隣町村に当番病院を聞きながら緊急搬送するということになります。こういう中で、町長、この消防事務組合との話合いの中で救急隊員の職務遂行に当たっての時間的な拘束とか、そういうことについて協議されておるのでしょうか。もし協議されておれば、その内容についてお聞かせ願いたいなと、こう思います。

答弁 副町長 牛﨑康人

お答えいたします。お尋ねは救急隊員の時間的拘束についての協議ということであったのですけれども、もう少し大くくりなお話は、標茶消防署との間では事前に済ませております。これまでの出動実績から果たしてどうなるかという大まかなシミュレーションをしながら、1つは、釧路への搬送が増えてしまうと複数台の出動が必要になってくる確率が高くなってしまう、そのときに対処しなければいけないというところで、町立病院からの転院搬送等についての対策を別途町のほうで考えるということで、それについては一定程度緩和をできているのかなというふうに思っているところであります。いずれにしても救急隊員にかかる負荷というのは高まるというのは否めないところがありまして、それについては、先だっても意見交換をしたのですけれども、通常の勤務体制の中で対応してもらっている、時間外勤務等含めてやっていただいているということでお話を終えているところであります。

質問 2番 櫻井一隆

4月28日から始まってずっと今日に来ているわけですが、どうしても釧路の労災病院であるとか日赤あるいは市立病院、こういうところが多くなるのですね。厚生病院でも受け付けてもらっていることもあるようですが、どうしても移動に長時間かかると。そして、患者もそれなりに負担もかかるわけですが。どうしても1台が走っていると次に備えてすぐ帰ってこられない。1時間あるいは1時間より時間がかかる場合もありますので、2台を用意しないとならない。そうするとどうしても先ほども言ったように待機する、そういう職員が要るわけですね。休みなのに1台出ていったから、1台につき3名から4名人員が必要となっているようです。そうなると待機すると。そこに十分休めないのだという話もあります。ここらをどのように解決すればいいのか。やっぱり若い隊員さんも毎日毎日の出動で、そのほか消防訓練であるとか、いろんな庶務がございますから、多忙の中でこういうことをやっているわけですね。ですから、なるべくこの若い人たちに依存しつつ、寄りかかるのでなく、何かうまい方法がないのか、消防の中でその話はできているのかな、何かいい解決法はないのかなと、こういうふうに思うわけで、そこらの話を聞きたかったのですが、お話しされていないようでしたら、これは仕方がないなと。今後、過度な負担を救急隊員にかけないような、そういうことを模索してほしいなと、こう思います。いかがでしょうか。

答弁 副町長 牛﨑康人

お答えいたします。救急隊員の養成につきましては、計画的に行うことで学校等に送り込む人員を予算上措置してきているところでありまして、それは救急外来休止あるなしにかかわらずやっていこうというふうに取り進めてきたところです。今回の事態を含めて、今、実際、標茶消防署には2台の救急車があるのですが、では3台目を措置しなければいけないのか、するかという話をしたときに、車両はともかく1台の救急車を運用するために数名以上の隊員が必要だというところで、それを一気に採用するというのがやはりちょっと現実的には厳しいものがあるだろう。であれば、やはり今回の件に関して言うと、看護師の確保による救急外来の再開というものをまず第一に考えるべきではないのか。これが先ほど来こちらのほうでもお答えさせてもらっておりますけれども、仮に本当にずっと見通しがつかないようなことになったときには救急車のことも考えなければいけないのでしょうけれども、今はそうではないというところであります。それから、冒頭、北部消防ということでお話があったのですけれども、組合内の消防署間の約束事としては、応援の出動をお願いすることもできるというふうに聞いております。ですので、標茶消防の救急車がないときに何か起こったときには弟子屈あるいは鶴居からの応援ということも想定はあるのですが、ただ、こちらに来るまでの時間等もありますので、それらの事案の発生場所によってはそういうことも要請をしなければいけないのかなというふうに考えていたところです。それらについて、この間、打合せをしてきたとことであります。

質問 2番 櫻井一隆

分かりました。この件については、後日またいろんな場面でお話しする場所もあるかと思います。

出典:標茶町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月6日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる