みんなの議会

蘭越町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月14日

新型コロナ感染症対策について

2020年12月14日、蘭越町議会の一般質問で、栁谷要議員が「新型コロナ感染症対策について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。

質問者
栁谷要 議員
答弁者
町長 金秀行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 栁谷要

はい、9番栁谷。私の一般質問は2点でございます。まず、新型コロナ感染症対策について伺います。第3波といわれる感染拡大は本町でも感染者がいるとの情報がございます。まず、その全容をお知らせいただきたいと思います。また、以下に掲げる諸点について伺います。1、これ以上の町内感染者を出さないために、希望者と感染リスクの高い施設等に集中的な検査体制を町の力でできないか伺います。2、すでに感染した方のその後の生活と健康指導はどの様になっているのか伺います。3、町内医療機関や施設、保育所等、利用者と接する職員の皆さん、体が接するという意味です、接する職員の皆さんに独自に慰労金を支給する自治体が道内で広がっています。本町でもできないかどうか伺います。以上でございます。

答弁 町長 金秀行

栁谷議員の、新型コロナ感染症対策についての御質問にお答えいたします。初めに、本町でも感染者がいるとの情報があるが、その全容をお知らせくださいとの御質問ですが、感染状況の公表については、感染拡大当初から全国で患者個人への誹謗中傷が後を絶たず、本人のみならず、御家族の方も大変つらい思いをしておられるのが実態であります。こうした背景を踏まえ、現在は患者本人、また、御家族のプライバシーを十分考慮することとし、本人の同意の範囲で公表されることとなっております。このことから、北海道が公表する新型コロナウイルスに関連する患者の発生については、各振興局管内別患者のほか、患者の状態、発症推定日、陽性確定日、患者との接触等は公表されていますが、居住地、性別、年代、職業については、そのほとんどが非公表とされ、患者本人の同意がされたもののみが公表されており、議員も新聞やテレビで御承知のことと思います。こうしたことから、本町におきましても、感染状況の公表については、患者御本人様の意向に沿い、また、北海道の指導を受けながら慎重に対応していくこととなりますので、御理解を願いたいと思います。ただし、役場庁舎など公共施設関連での感染やクラスターの可能性がある場合は公表を念頭に対応を取る方針でありますので併せて御理解願います。次に、これ以上の町内感染者を出さないため、希望者と感染リスクの高い施設等に集中的な検査体制を町の力でできないかとの御質問ですが、PCR検査は、感染しているかどうかの確認であることから、当然、短いスパンで定期的に行わなければ、効果は薄いと認識しておりますので、費用面も含めてそうした体制が取れるかどうか、検討してまいりたいと思います。その一方で、後志管内も含め全国的に自費検査実施機関は拡大していくことも想定され、それに伴い、国による支援制度が設けられるか注視してまいりたいと考えますので御理解を願いたいと思います。また、簡易キットによる検査もあるようですが、あくまでも職場の衛生管理及び安全な労働環境維持を目的とした参考検査としますので、行政が使用するには難しいと現時点では考えております。なお、現在の所、本町は該当していませんが、感染者が多発している地域に所在する医療機関や高齢者施設等に対しては、保健所が積極的に行政検査を行うこと、また、施設の判断で自主検査を実施する場合、その施設に対する今年度の新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金の対象となる旨、11月に国から各都道府県、全国老人福祉施設協議会等周知がなされていますことも併せて御報告申し上げたいと思います。また、感染者を出さないと言う観点から申し上げますと、日頃から町民の皆さんにもお願いしておりますが、マスク着用と手洗い、また、日常生活の中での3密を防ぐと言った基本的な感染予防対策の徹底が何よりの予防策でありますので、引き続き、ふれあい通信やホームページで周知を図ってまいりたいと考えておりますので御理解願います。次に、すでに感染した方のその後の生活と健康指導はどのようになっているのかとの御質問ですが、感染者は、医療機関入院や宿泊療養施設で陰性となるまでの期間、療養され、濃厚接触者は、自宅で外出を控えて2週間の経過観察が行われ、その後、毎日状態の聞き取り確認が保健所により行われると、倶知安保健所から伺っておりますので、御理解を願いたいと思います。最後に、町内医療機関や施設、保育所等、利用者と接触する職員の皆さんに独自に慰労金を支給する自治体が広がっているので、本町でもできないかとの御質問でございますが、まず、医療、福祉施設の従事者の皆さんが、日々ご努力されていることに対しては敬意を表する次第でございます。慰労金に関しては国の施策として感染による重症化リスクの高い高齢者に対する福祉施設従事者と医療従事者を対象に、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金により慰労金の給付を決定し、本町におきましても該当する全ての医療、施設従事者が一人5万円の給付を受けたところでございます。一方、保育所等児童福祉施設の従事者に対する支援は国の施策の対象外となっていることから、道内の一部自治体で独自に慰労金を給付する対策を行っていることは私も承知しているところでございます。新型コロナウイルス感染症が再び猛威を振るっている状況を踏まえると医療、施設従事者をはじめ、保育所等児童福祉施設の従事者の御苦労は計り知れないものがあると察するところでございますが、私としては、個別の一時的な金銭の支援よりは、これまで町で行ってきているマスクや手指消毒用アルコールなどの資材の配布を通じて徹底した感染予防を講ずることでこうした施設等で従事される職員の精神的負担の軽減を図っていくことのほうが必要ではないかと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。以上でございます。

議員の再質問 9番 栁谷要

三つの項目に分けてはおりますが、一括して関係ありますので、再質問させていただきます。まず、感染の猛威と捉えるかどうかは多少認識の違いはあるかと思いますが、この事態をいかに封じ込めるかという、その戦略と戦術、つまり、町村ができる、自治体ができる施策を町民の皆さんに知らせるということが非常に大事ではないかというふうに思うんです。つまり政策として、コロナにどう立ち向かうのかというのが極めて鮮明に浮き上がってこないと。マスクをして下さい、消毒をして下さい、それから熱を測りましょうというのは断片的に分かるのですが、これは通勤をしている皆さんだとか、一定程度、車両そのほかで密集地に触れなければならない皆さんはかなりの緊迫度を持ってると思います。蘭越のように、農村の一軒家に住んでる私どもにしてみれば、緊迫感はなかなか伝わってこないと。もっぱら学習能力にかかってきてるということでございますね。それで、どう周知徹底するかということでございます。私は、例えば、皆さん御存じだろうと思うんですが、その検査をどう、してもらうかということが、必要のない人に検査をする必要はないわけなんですね。御存じだとは思うんですが、東京の新宿区の繁華街でクラスターが発生したのが今年の早い頃でございました。これをどう封じ込めたかと言ったら、結果的には全員を検査する、そして発症してない人も発見するということですね。それと営業の時間制限をセットでやって、そして封じ込めたという、そういう経験、私も報道で知っております。それで、実は町でもってPCR検査、簡易検査も含めて、必要に応じて予算措置を取れないか、黒松内町でございますが、まずちょっと反対側から申し上げたいと思うんですが、検査の体制はどうするんだと。蘭越町は厚生病院かどこかほかに委託先に依頼する以外にはないわけですね。町内の統合診療所、昆布温泉病院、そのほか全部、よそへお願いする、黒松内の場合は町立の診療所で検査技師が二人いて、かなりの数を検査する体制が出来ていると、そういう蘭越とは違う条件があるものですから、施設で検査を施設長の判断でやったということですね。その結果、町長が議会で報告した数が報道された、ということで、黒松内にいるんだとなりましたね。それで、目的としては、感染者を発見するというのがそうなんですけど、もちろん第1目的ですけど、ほかの人に周知徹底して2次感染を防ぐ、一義的に2次感染を防ぐ、その対策を、対象者をはっきりさせるということが目的だったそうです。それで、公表するかどうかというのは、個人名を特定できないようにするのはもちろんございますが、注意を喚起するのは十分、私は、本町での感染者の実情を明らかにするという上では効果的な公表手段ではないかと思っております。まず検査が、私は大前提にあると。その前にもちろんやらなければいけないのはもちろん、同僚議員の一般質問にもあったように、マスクと日常の検査体制、それから私は検温はあったほうがいいと思うんですね。毎日体温を測るということがやっぱり生活のルールとして皆さんに啓蒙普及するということです。それが非常に大事なんです。それから、啓蒙普及、難波議員も触れていたんですが、一つ、防災無線を通じて、それから町内会報を通じて町民の周知徹底、実は防災無線は合成音声でございますね、ちょっと意識すると無機質的な感じがしましてね、掲示板がものを言ってる印象が非常に強いと。それと、もっと担当の皆さんに努力してほしいのは、町内会の会報についても、公文書的ではなくて、実はイラストレーターが作ったようなもので十分だと思うんです。目から訴える、そういうパチンコ屋さんのチラシ並みの物を作って欲しいというふうに思うんですね、インパクトの強いような。それから、防災無線のほうについては、寿都町の防災無線、私、親戚の家にお邪魔した時に聞いたんですけど、肉声ですからちょっと柔らかい印象があって、非常に好感が持てました。これについてはやっぱりちょっと、合成音声でも研究が必要かなという印象です。どうしても、そのまま公文書にできるような文章を発信するんですね。なかなか、生活習慣の中に皆さん入れて下さいと言っても、私が今、2年前ですけど、体温測れと言われて測ってるんですけど、習慣づけるとそんなに億劫なものではないとそういうふうに思います。体温の計測を改めて入れると。人ごみの中へ行かない等いろいろなものはあると思いますけど、どうやらここ数年の間はそういう生活習慣を身につけなきゃ、特に高齢者は暮らしていけないような状況がやってきたと、覚悟を皆さん共有しましょうという呼びかけをしてほしいというふうに思っております。それから、すでに感染して、治ったと言われて退院してきた皆さんをどう接触するのか。生活、接触できるのかという問題もありますよね。保菌してないかとか、いろんなそういうことがあるものですから、私はその辺の周知って大事ではないかと。併せて、ヨーロッパで猛威を振るってるのはなぜなのかと言ったら、日本のように船か飛行機で移動するわけではないんですね。列車の移動がものすごく、ということで、その患者の追跡、もしくは患者と見込まれるような、検査不十分な人が移動する、つまりトレースしてないということが、2次感染が猛威を振るった原因だというふうに言われてるんですね、報道ではね。なるほどというふうに思うんです。それで、すでに感染したり治癒した皆さんの行動と、それから陽性出た人の行動をきちっと町で把握するということが大事ではないかと。なぜ町なのかと言うと、この業務の主体は北海道ですよね、感染業務の。ところが、私あまり言いたくないんですけど、安倍総理の時代になってから、保健所の統合、削減が進んで、体制は数字で言うと48%くらい削減されてる、保健所の体制がですね、削減されてると、7年間のうちに48%ですね。それを誰が補うのか、こういう事態を補うのかと言ったら、やっぱり町村が町民を守ってやらなきゃならないという、健康保険も同じですけど、そういう時代になってきてるということだろうと思います。その辺の視点で戦術を編み出した、戦略的にはそういうことだと思うんですけど、その戦略としてそういうことを編み出したということが大事ではないかと。ちょっとまとまりがなくなりましたけど、再度答弁頂ければと思います。

答弁 町長 金秀行

栁谷議員の質問にお答えしたいと思います。新型コロナウイルス感染を政策として、どう取り組んでいくかというような御質問の中で、様々な個々の御質問を頂いたという分でございますが、まずその中で、感染予防対策と経済対策で、両方、新型コロナウイルス対策の中ではこれまで行ってきました。特に議員から御質問のあった感染予防対策ですね、その部分については、これまでもマスク、消毒液、できる部分について住民に配布をしてきたり、注意喚起という部分も含めてふれあい通信等、更には行政協力員等の文書で周知を図ってきたという経過にございます。その中で、周知方法については今、少し御指摘がございましたので、午前中、難波議員からの御質問もあったですね、簡単なマニュアル的なもの、そういうものを分かりやすく周知できるかどうかというような要望もあったので、今、厚生労働省のほうで、担当のほうから調べた中では、出ているということもありましたので、これについては年末に向けて行政協力員の文書で、今、議員がおっしゃった、分かりやすさというものを含めて周知をしたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思っております。それと、防災無線の方法についてはですね、今は人的な分ではないという部分があります。その辺の所が、もう少し工夫した部分の中で、機械においても工夫できるかどうか、そういう部分は検討したいと思っている次第でございます。それと、PCR検査の部分でございますが、私、陽性になった場合ですね、これが役場とか児童養護施設とか高齢者施設、そういう部分が仮になって、クラスターが発生するというような状況となった場合には、これは各施設と協議をしながら、やはり公表に向けて、陽性者が出ない、その対策をすべきだと考えております。その中で、議員が先ほど言った、町として、そのクラスターが発生しないための検査体制、そういうものについては、十分検討していかなければならないというふうに考えております。ただし、今の時点においては、それほど大きなクラスターが発生しているという状況ではございませんので、やはり感染予防対策の中ではマスク、手洗い、先ほど議員がおっしゃった検温、そういう部分について十分ですね、町民の皆さんに毎日のように周知はしているつもりなんですが、それが慣れてしまって、なかなか自分がなった時というような感覚がないという状況となっていますので、非常に、なった時の部分を考えますと大変な状況となりますので、もう少し町民に対して周知を図る工夫はしながら、感染予防対策、その分を周知してまいりたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。

議員の再質問 9番 栁谷要

まず、どう周知をするかという点で、防災無線を通じた報道について申し上げましたが、それはそのとおりですが、一般に町内会を通じての周知、回覧板の中に入ってる、一人一人の、そのほかにですね、皆さんが集まる所、一番は私はコンビニだと思うんです。それから量販店、農協もスーパーも含めて量販店、これは例えばで、関係者には恐縮なんですが、米1グランプリのポスターが山口米店に貼ってるのは分かるんですよ。だけどスーパーにもある、コンビニにもある、飲食店にもある、農機具屋さんにもある、蘭越全部、皆さん貼りだすんですよね。どこ行っても見える、なんだこれってなるんですよ、必ず。だからそういう活用の仕方ですよね。いいポスターであればこそ、私はそういう、皆さんにポスター啓蒙をするということが非常に大事なんでないかと思いますね。交通安全に関しては、一時停止とか止まれではなくて、あっ、という字が書いてあるとテレビでやっていましたけど、その発想の転換が必要だと思っています。やっぱり受け身の対応ではなくて、攻めていく対応を、やっぱり指示待ちでやるのではなくて、職員の創意工夫を発揮して欲しいというふうに思いますね。若い職員なんかは無限の可能性持ってるわけですからね、おおいに鼓舞激励して知恵を絞り出して欲しいと思ってますね。そういうことをまず一つだけ申し上げたいと思います。PCR検査のことにつきまして、蘭越は蘭越のやり方があると思うんです。いまだに施設で一人も患者は出てないと私は捉えてますけど、関係者の努力というのは、これは5万円もらったから済むものではないと思いますよ。一灯園の園長は家族の不幸にあたって、かなりの緊張されたと思っております。自分が発生源になる、ならないの問題ではなくて、施設の責任者が患者の源になった時の事を考えると、やはり身の震えるようなそういう緊張感で親を亡くしたと、私はそういうふうに察しております。ですから、施設に対する二重三重のガードをですね、私は、担当者はやっぱり常に接点を持つということと併せて、発症を防ぐ努力と併せて、出た時の対策をきちっと、PCR検査そのほかで対応して欲しいと。併せてそのことを申し上げたいと思います。答弁お願いできれば嬉しいです。

答弁 町長 金秀行

議員の再質問にお答えします。前段、1回目のちょっと答弁漏れがあったので答弁させていただきます。感染退院者の取扱いどうするかという部分があったと思います。これについては、証明書を発行できているそうです。その中で、感染から、菌が無いというそういうような部分の中で、ほかからうつされても自分からうつすことはないというような、そういう問題ないという証明書が出せるそうなので、その分の中でそういう証明書で対応取っているということを聞いておりますので、御理解願いたいと思います。それと、周知の方法について御質問されました。確かに、いろんな公共施設のみならず、町内のいろんな商店等含めてコロナの感染対策を呼びかけ、周知を図るということは大切な事だというふうに考えております。関係機関とその辺の所は十分調整をしながら、まだ、コロナの感染対策については継続していかなかったらならないというふうに考えておりますので、国から出ているチラシとか周知、そういうものも併せて内部で検討していきたいというふうに考えております。それと、仮にもしそういう施設でクラスター等が発生した場合についてはですね、まず、第一には保健所の指示によりながら対策を取るということが前提でございますが、町としてその中で側面的に支援することができる部分は何かというのは、保健所等含めながら協議をしてまいりたいというふうに考えております。私も、各高齢者施設、更には児童福祉で働いている方々が、日頃からコロナ感染予防に最新の注意を払ってやっていただいてますことに関しては、大変ありがたいし、敬意を表している次第でございます。町としてまずは側面的に、そういういろんな感染予防の資機材、そういうものが提供できるものは今、3次補正も含めて、どういうことを追加含めてできるか、それは十分内部で検討しながら進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。

議員の再質問 9番 栁谷要

この項、もう1回お願いします。私も外部から見ておりまして、役場の体制はどうなんだろうなと。やることは限られていると。限られている中でどう住民の要望に応えるかという課題は現としてあるんですね。住民の要望は何かというのを捉える手法がですね、やっぱり住民の中に入らないと分からないんですよね。懇談会、町長、いろいろな意見出てくると思うんですけど、余計な話ですけど、寿都の文献調査の問題だって懇談会では多分、町民の間からあちこち出てきていると。それと同じで、内に秘めたいろんなもやもやを住民の皆さん、全部出すかと言ったら、必ずしもそうでもないんですね。だからいろんなルートを通じて聞き出すという、生活の不安を、ストレスを聞き出すということは大事だと思うんです。で、それだけにはとどまらないんですよね。クラスターとか感染者がいた時に、どうするかという問題考えなきゃいけないんですよね。今、役場の内部の人事配置を見ると、やっぱり通常の業務を進めていくのに皆さん、もう手一杯だと。それで、じゃあ暇な所と忙しい所が偏在してるのかというと、よくよく見ないと、例えば切符切り終わったら税務は暇だとか、そういう発想は今、できないようになっている、皆ギリギリでやっている、そして残業はしないということですよね。だからこの特別の体制組まなきゃならない時に、どうするのかということはやっぱり町長、頭に置いて欲しいというふうに思うんですよ。よそから応援もらうというのはもう、例えばどこからもらいましょうか、保育所からもらうわけにいかないからやっぱり関係機関、医療、道から応援もらうとか、なんか非常時に体制を組むとかいろんなことを考えておいたほうがいいと思うんですよ。災害の時でも同じですからね、徹底するためにそういう体制を、人的な充足を高めるということだろうと思います。このことについて、最後一つだけ。

答弁 町長 金秀行

栁谷議員の御質問にお答えいたします。非常に、役場の体制について御質問を頂きました。住民の不安を取り除くために、いろんな場所を通じて聞きながら対策を取るべきだという部分の中で、これは私も十分、町政懇談会というものを行いながら、要望のほかに日頃感じていることとかそういうことも聞きながら対応してますし、広報公聴係の部分の中でもいろんな町民から聞き取りをしたりとか、意見を頂くというようなことをとっていますので、この辺の所については十分、引き続き行っていきたいというふうに考えております。それと、役場の体制整備でございますが、これについては、新型コロナウイルスの対策本部というものを設置しております。その対策本部の中で、主幹的に行っているのは健康推進課が事務局体制を取りながら、このコロナ体制の感染予防対策という分について行っております。経済対策とか、いろんなコロナに関する不安、そういう部分については、役場の中で、商工労働観光課長が窓口となって、町民のいろんな不安とか意見、そういうことを聞いて、そして横断的に対策を取るというような体制は取っております。ただ、議員おっしゃったとおり、そのなった時に、対策本部の設置の中でどのようにどう動くかということが十分必要であるというふうに思っておりますので、その点については、実は防災計画の中の感染対策のマニュアルという分があって、各ウイルスが発生した時にどう対応するのかという分の詳細も検討しているという分です。各町村でマニュアル的な部分もありますので、そういう部分を非常に参考としながら、なった時にやはり早急に対応を取るということが必要であると考えておりますので、対策本部を設置して、健康推進課が窓口となりながら、私が本部長として早急な指示を取るという体制の中で、まず緊迫感を持ちながら行っていきたいというふうに考えているところでございます。今頂いた、いろいろ御意見については、また内部のほうで、対策本部のほうでもいろいろ検討しながら、町民に分かりやすい、そして感染対策をきちっと取っていただく、そういうような手法を取ってまいりたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。

議員の再質問 9番 栁谷要

それでは、次にまいりたいと思います。今後懸念される北海道新幹線トンネルでの有害重金属の尻別川汚染について、町長の所見を伺いたいと思います。掘削土の管理は、工事完了後は町の責任になると聞いております。有害重金属が含まれている場合、対策土として別に処理されるとしていますが、町独自に昆布川や尻別川での指定重金属の検査を行い、環境基本条例の理念に沿った水質汚濁防止事業を立ち上げることができないか伺います。併せて、関係する団体と協力して、今後長期に尻別川水系の系統的な生息動植物の調査作業ができないかについても伺いたいと思います。以上です。

答弁 町長 金秀行

栁谷議員の、今後懸念される道新幹線トンネルでの有害重金属の尻別川汚染についての御質問にお答えします。内浦トンネル幌内工区で対策土が確認された場合の対応方法等については、昨年2回にわたっての議員協議会や、今年の総務文教所管事務調査等において御説明させていただいておりますので詳細は省略いたしますが、幌内工区の延長5,000メートル中、地上からの地質調査が困難な箇所があり、トンネル掘削中の先進ボーリングで、トンネル断面の地質調査を予定している区間がございます。いわゆるこの区間が、対策土と言われる自然由来重金属等の土壌環境基準値を超える可能性がある範囲でありますが、今年6月から今日現在で、計7回、約455メートルの区間でボーリング調査を行い、いずれも基準値超過の重金属等は確認されていない旨、鉄道運輸機構から報告を受けているところでございます。なお、施工中調査を予定している区間は、残り180メートルとなっており、来年1月には調査が完了するものと伺っているところでございます。議員1点目の御質問ですが、まず、今後の施工中調査の結果において、基準値を超える対策土が確認された場合には、鉄道運輸機構は、速やかに町へ報告し、対策土受入地の整備完了後、順次、搬入することとなっております。また、対策土受入地周辺は、鉄道運輸機構により、既に環境アセスメントや地質調査を実施しており、さらに、周辺5か所に井戸を設置し、地下水の水質を継続的に調査しているところです。受入地へ搬入された対策土は、重金属等の飛散防止のため覆土などの対策を講じ、併せて、環境基準超過の有無を確認するために、施工後2年間、地下水の水質を監視することとしておりますので、その状況に応じて、検査期間の延長等、鉄道運輸機構と協議してまいりたいと考えております。まずは国の責務として、鉄道運輸機構が受入地周辺5か所で水質を監視いたしますので、そのモニタリング結果を定期的に町へ報告、公表していただくとともに、一方で、尻別川や昆布川の河川管理者であります国や道のほか関係機関との協議、また、他の自治体の対応等も参考にしながら、水質汚濁の防止の観点から、町独自の水質検査方法等について検討してまいりたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。次に、2点目の御質問でございますが、まず、尻別川水系を直轄管理する北海道開発局において、平成22年に尻別川水系河川整備計画が策定され、尻別川流域における水質汚濁に係る環境基準データや動植物の生息生育状況の調査結果等が報告されており、また、魚類、鳥類、植物、昆虫、プランクトン等の生態を調査する水辺の国勢調査を毎年実施し、国土交通省のホームページにおいて公開されているところです。さらに、河川管理者のほか倶知安警察署及び本町を含む関係行政機関などで構成する一級河川環境保全連絡協議会尻別川部会や後志14町村と広域活動団体しりべしリバーネット、オビラメの会で構成される後志地域生物多様性協議会においては、尻別川の水質汚濁対策や生態系の維持、生物多様性の保全、再生、活用する取組を進めておりますので、今後とも、こういった関係機関と連携しながら、尻別川水系の生息動植物の調査等を推進してまいりたいと考えておりますので御理解願います。いずれにいたしましても、本町において基準値を超える対策土が確認された場合には、国、鉄道運輸機構の責務により、しっかりとした対策を講ずることとなりますが、町としても、蘭越町環境基本条例第7条に掲げる基本方針を念頭に、必要に応じて、関係機関と協議の上、対応してまいりたいと考えますので御理解願いたいと思います。以上です。

議員の再質問 9番 栁谷要

縷々、町長から答弁頂けました。再質問いたします。私、環境基本条例、一通り読ませていただきました。これは平成14年、非常に膨大で念入りに、崇高な理念をあげて蘭越町の環境を守っていくという、そういう基本精神が明快に書かれているもので、編さん、作成した職員の努力を本当に評価したいと思っております。で、実は、対策土と目される重金属の含まれた、およそ10種類と言われてるますが、土が出てきた時どうするのかという、まあ幌内工区につきましては、黒松内町内に存在する、これは内浦トンネルのほうだと思うんですけど、堆積状に重金属が含まれているのは黒松内です。くさび状に含まれているのが蘭越の幌内工区ということですね。これはあと150メートルか200メートル前後でそこに到達すると。いずれ結果が分かると思います。しかしですね、もしどっちで出てきても、私は非常に心配するんですけど、現在、八雲町で工事が止まっていると。なぜかと言いますと、結局、対策土はあったんだけども報告してないと。それで地元の自治体が工事の停止をお願いしたということで、現在工事が何か月も止まってるということですね。その根拠になったのが、検査数値が機構のほうでは改ざんしたか、たまたまサンプルがなかったのか知らないけど、270倍と聞いてますけど、270倍ぐらいの重金属の濃度があるのが、ほかの検査機関でやったら検査されたということなんですよね。つまり信用できないんですよ、機構は。町長は機構を信じる以外ないんでしょうけど、信じる検査機関はほかにもあるんでしょうけど、民間にもあるんですけど、多額の金がかかるということで、やっぱりこれは行政機関でないと、個人では無理だということなんですね。実は、私も自分で所属している農林組合の全国組織で農薬の検査の機器を、億単位の金ですけど、募金を募って、設置している団体があります。これは八雲町、北斗市が検査依頼をしてデータが分かったんですね。追跡調査したのが、名古屋大学の検査機関、裏付けられたということです。機構と地元自治体の信頼関係が保てるかどうかという瀬戸際に立たされていると。これは、地中から掘り出したものが、空気に触れることによって変質していくと。例えば、硫黄が掘り出された場合は、水と空気と接することによって硫酸が出てくる、そういう分子式でいうとそういうのがあって、出した時はなんでもなかったけど、時間経つにつれて変わっていくということも踏まえて検査する必要があるということですね。そういうことから言っても、問題は、直接人体に影響あるかどうかの問題はもちろん大事ですけど、長期にわたって河川汚濁が進むという懸念があると。私は、例えば放射能については、羊をそばで買うとか昔かつてアメリカであったような話聞いてますけど、やっぱり動植物というのは極めて敏感に植生を変えていきながら死滅に辿るかどうか、生態を維持するためにそういう変化を繰り返すというふうに思っています。今、尻別川の死に川状態と言いますかね、生き物がほとんどいない、鳥と大型の動植物だけがいるという、これにどう危機感を持つか、私は非常に大事だと思う、トンネルの事ももちろん大事ですよ。だけど、この川をどうやって守るのか、蘭越だけの問題ではない、そういう立ち上げて調べて、今我々のできることをやっていくことを呼びかけるのは、私は河口に近い蘭越の責務だというふうに思っています。そういう観点でぜひ、有害残土の問題も取り組んでいただきたいというふうに思っています。答弁お願いしたいと思います。

答弁 町長 金秀行

栁谷議員の御質問にお答えします。あの、鉄道運輸機構という部分の中での、信用という部分が出されましたが、町としては、国の機関である鉄道運輸機構の部分の中できちっと調査を行って、その報告の中で適正であるということを、町民のほうに全ていろいろな部分で公表しておりますから、今の中ではそこの部分を信用しているという考え方を持っております。今、現在ですね、今日の朝も実は担当のほうに、どうだというかたちで連絡をさせました。そうすると、危ない期間というかその分をやっておりますが、現在も出ていないということです。それで、11月の報告の部分からいくと、まだ若干進んでおりますので、あと100メーターぐらい残っているらしいんですが、1月中にはその結果が出て、重金属が出るかという部分で判明するという、朝ですね、連絡を受けたところでございます。そのようなことですから、私は、まずこの鉄道運輸機構の調査部分をしっかり報告を聞いて、その中で対応を取っていきたいというふうに考えております。ですから、仮に有害物質の物質が出た場合ですね、その物質によって対策土におけるいろんな工法というのは出てくると思います。今は、微量とかそういう分であれば、覆土という部分の中で済みますが、それが有害だというかたちであれば、いろんな対策の方法があって、下にシートを敷いたりとか、いろんな何パターンもあるわけですから、その辺の所は十分検討して、協議をしながら進めてまいりたいというふうに考えているところです。鉄道運輸機構としても、今、仮に出た場合の対策土の用地をですね、水道水の、水道のボーリングをしながら水の調査というものも行うというふうになっております。それと併せて、昆布川については道河川です、尻別川は国の河川ですから、そこの中で、国・道との協議をもとにそういう水質、そういう環境、そういう調査というものは進めて、今現在も行っておりますし、今後そういうボーリング、有害物質が出た、仮に出た、そういう場合についてはさらに強化を図っていかなかったらならないと考えております。一応2年間という調査期間というふうになっておりますが、この辺の所については、その物質、そういうものによってはさらに協議をやって期間を延ばすというようなことも考えられますので、その辺の所は十分協議したいと思っておりますので、御理解を願いたいと思います。黒松内のほうのお話を聞きますと、黒松内町にはその先進に行く作業土というか、途中でもう重金属が出てしまったという部分の中で、更に対応をどうするかということを含めて町のほうで検査というものを行ったということでございますが、今現在、町のほうとしては、あと100メーターくらいの区間でございますが、その部分を十分注視しながらですね、出た場合にはすぐ必要な対応は、すぐ協議をするというような部分での申し合わせもございますので、御理解願いたいと思います。

議員の再質問 9番 栁谷要

信頼を損ねるような結果が出てきた場合、独自検査の腹づもりがあるかないか、この1点だけ。

答弁 町長 金秀行

御質問にお答えします。信頼を損ねるというのは、そういう時になってみないとその部分はわかりませんので、今時点では国がやってる、そこの分の事業ですから、それを信じた部分の中で対応を取りたいというふうに考えていますので御理解を願いたいと思います。

出典:蘭越町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月14日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる