標茶町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月6日
西別岳山小屋の管理について
2026年3月6日、標茶町議会の一般質問で、渡邊定之議員が「西別岳山小屋の管理について」質問し、町長 佐藤□彦、観光商工課長 石川淳、副町長 牛﨑康人が答弁しました。
- 質問者
- 渡邊定之 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤□彦、観光商工課長 石川淳、副町長 牛﨑康人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 渡邊定之
私は、西別岳山小屋の管理について改善すべき点を質問いたしたいと思います。本町にある西別岳は、多くの登山客が訪れるところとして人気の山であります。山小屋も多くの登山者が利用していますし、その管理について、確認事項及び具体的な内容を何点か伺います。登山道の流出または倒木等の事案が発生したときに、どのような対応をされているのか。山小屋のトイレの環境など複数の改善事項について、管理人から強い訴えがあると聞いていますが、承知していますか。また、今後どのように対応しようとしていますか。山小屋の冬期間の管理について、どのように対応していますか。また、冬期間も利用者がいるため、管理人が自主的に管理せざるを得ない部分もあると聞いていますが、このことについて町はどのように考えていますか。
答弁 町長 佐藤□彦
10番・渡邊議員のお尋ねにお答えいたします。1点目の登山道の流出・倒木等の事案が発生したときの対応はどのようにしているかとのお尋ねですが、軽微な補修等については、虹別連合振興会と随意契約をしている西別岳登山道及び休憩施設の清掃及び保全業務において対応していただいておりますが、大きな流出や軽微な補修等で対応できない倒木があった場合については、北海道地方環境事務所釧路自然環境事務所が施設の補修及び改修など、施設の直接的な管理を行うこととなっております。2点目の山小屋のトイレについてのお尋ねですが、実際に西別岳登山道及び休憩施設の清掃及び保全業務の従事者からは、トイレの改修や山小屋及び休憩施設の防腐塗装作業、作業用車両の導入や冬期間の移動に利用するためのスノーモービルの導入について、意見、要望を伺っておりますが、トイレの再整備には多額の費用が必要となることから、現時点での更新は困難であることや、作業に要する車両などの購入を町で行うことは難しいことをお伝えしていただいております。今後の対応として、寒冷地でも機能するバイオトイレの設置や山小屋の防腐塗装作業を進めるために、クラウドファンディングを活用するなどして、財源の確保に向けた取り組み等を考えているところであります。3点目の山小屋の冬期間の管理についてのお尋ねですが、西別岳登山道及び休憩施設の清掃及び保全業務の委託期間は、山小屋までの林道の除雪を行っていない5月から12月中旬までとしておりますが、例年1月から3月の期間で、7名程度、山小屋の利用実績があることから、有事の際に避難や休憩することができるよう、冬期間も施錠はしておりません。そのようなことから、保全業務委託期間外でありますが、業務従事者個人の善意で、山小屋の状況把握などが行われているのが実情であります。町といたしましては、業務従事者個人の善意で行われていることではありますが、施設管理上、好ましくない状態であると考えているところであり、西別岳登山道及び山小屋の維持管理については、今後も業務受託者である虹別連合振興会と密に連携し、諸課題に対する対応についても意見交換しながら、登山道の安全と快適な利用環境を確保しつつ、持続可能な体制を構築してまいりたいと考えておりますので、ご理解を願います。
質問 10番 渡邊定之
まず最初に、1点目に質問した登山道の流出・倒木等の事案が発生したときに、どのような対応をしているかという質問に対してのお答えですけれども、虹別連合会のほうにもお聞きしたのですけれども、管理者の方から話を聞くことはあるのですけれども、なかなか管理人の方の要望どおり対応することができないのが現状だということなのですけれども、登山道入り口までの林道の中で、風による倒木等が起こって、その倒木をどかさないと山には行けないような状況が発生したことがあるそうですけれども、それはやっぱり自分の個人的な機動力で、結果的には重機といいますか、トラクターといいますか、そういうものを持っていって処理して、何とか通れるようにはしたのですけれども、その準備をするまでの、様々なトラックとか、そういうものを町のほうに連絡したときに、こういうトラック、重機とかも用意できるというような、そういう体制を整えていただきたいという要望があるのですけれども、その辺に関してはいかかでしょうか。
答弁 観光商工課長 石川淳
お答えいたします。林道内の倒木等であれば、基本、対応のほうは営林署、森林管理事務所のほうで対応していただけることになると思いますので、それらも含めて早めに我々に連絡いただければ、我々のほうからも連絡できますので、そういった対応で進めていきたいと思っております。
質問 10番 渡邊定之
そういうお答えをもらっているというような話も聞いているのですけれども、連絡事務所や何かに連絡して、実際に処理をするまでの時間というのはそんな簡単なものではないということなので、管理者の方からの提案ですけれども、先ほども言いましたけれども、そういうときに、こういうトラックとか、そういうチェンソーなりなんなりの応急的な準備をしていただけるような体制は取れないのかという話なのですけれども、そういうことは不可能ですか。
答弁 観光商工課長 石川淳
お答えいたします。時間がかかることも想定されるのですけれども、その倒木の規模とかにもよるとは思うのですが、我々観光課の職員で行って対応を一緒にさせてもらうということも可能ではないかと思っておりますので、その辺も含めて、何かそういうことがあったときには早く相談していただければと思っております。
質問 10番 渡邊定之
管理者の方に伝える機会があったら、そのお言葉をそのまま伝えたいという具合に思います。2点目の、これは以前、僕もこの場所で質問したことはあるのですけれども、本当に山小屋のトイレ……
質問 10番 渡邊定之
すみません。よろしくお願いします。
答弁 副町長 牛﨑康人
ただいま担当課長から、機動的な運用もできるのではないかというご答弁をさせてもらっているのですけれども、基本的には、林道であれば管理責任のこともありますので、もしやるとすると、町と営林事務所の間のやり取りも必要ですし、それから大きな規模のものであれば、どこがやるにしても、やはり相応の機材等をそろえる時間が必要になってくるので、その辺も考えると、人手で解決するものについてはちゃちゃっとやれる可能性もありますけれども、責任と、それから負担をどうするかということについては、やはり慎重に考えていくのが原則だろうと考えておりますので、ご承知おきいただきたいと思います。
質問 10番 渡邊定之
今、答弁いただいた、結局、自分のところの重機を使用してそれに対応に当たって、なるべく速やかに山の麓に行けるように具体的に対応した経過はあるのですけれども、そういうものに対して、重機や何かを動かしたということに対する費用弁償といいますか、そういうのは考えられないでしょうか。
答弁 観光商工課長 石川淳
お答えいたします。虹別連合振興会さんに管理をお願いしている保全業務の内容については、登山道の清掃と草刈りですとか、山小屋の清掃と点検という内容になっておりまして、基本的には、イメージしているのは、本当に簡易な対応をお願いしているという状況でございますので、あまり大きな事象の対応というのはこの委託業務の中には含まれておりませんので、その辺はもしあれば、町なり国なりのほうで対応するというのが基本になるかとは思っております。
答弁 副町長 牛﨑康人
若干の補足なのですけれども、私が先ほど申し上げたように、仮に林道であれば森林管理事務所が所管のものになりますので、今、議員のお尋ねが地域の方が機材を出したときの費用弁償というお話なのですが、その場合は、例えば町が中に入って森林管理事務所と地域の方をつないで機動的な対処をするという、そういうお話し合いをするということは可能だと思うのですけれども、そこに町が費用弁償するというのは少し筋が違うのかなと感じているところであります。
質問 10番 渡邊定之
わかりました。次に、先ほども言いましたように、トイレのことについてはここで質問させていただいたことがあるのですけれども、今の回答の中で、クラウドファンディングというのですか、そういう事業を通しての対応も検討しているという具合に答えていただいたとは思うのですけれども、その理解でよろしいですか。
答弁 観光商工課長 石川淳
お答えいたします。これにつきましては、議員のご指摘のとおり、クラウドファンディング等を活用しまして寄附金を集めた中で財源を確保して対応していければと考えております。
質問 10番 渡邊定之
よろしくお願いします。次に、山小屋の冬期間の管理についてなのですけれども、先ほど5月から12月までの管理委託というお答えでしたけれども、管理人の方から、冬期間の管理は委託されていないということは本人も言われていましたし、先代の管理人をなさっていた方から、冬でもあそこの西別岳に人が登って山小屋を使っている事実があるので、やっぱりたまに見に行ったほうがいいというアドバイスを受けながら、今、管理されている方は対応していると思うのですけれども、スキーで行くから片道4時間かかるそうなのですよ。朝4時に出かけて、往復しただけで8時間ですから、もうそういう意味で、すみません、前後しますけれども、山小屋でストーブをたいて、そのストーブの周りに薪があって、これは危ないなという現場に直面したといいますか、そういう事実もあるそうなので、スノーモービルとか、そういうものを冬の間だけでも手配していただければ、何とか山小屋の管理人もそんな苦労をしないで行けるという、そういう訴えなのですけれども、その辺のことはいかがですか。
答弁 観光商工課長 石川淳
お答えいたします。スノーモービルの乗り入れの関係なのですけれども、山小屋までの間の林道が国有林になっておりまして、ほぼ全域が保安林に指定されておりまして、林木の育成や植生保護等の観点から、基本的にスノーモービル等の乗り入れは原則認められていないという状況になっております。ただ、冬の間、山小屋を管理したいので何とかなるかというところ、その辺については改めて私どものほうで確認はできていないので、原則、認められていないというところはあるのですけれども、そういった管理が認められるかどうかも含めてなのですけれども、確認はしたいと思うのですが、先ほどの答弁でもあったとおり、スノーモービル等を町が買って貸与するようなことは、なかなかちょっと難しいのかなと、今、考えているところでございます。
質問 10番 渡邊定之
何度も繰り返すようですけれども、実際、そういういうストーブを使って危ない現場を見てしまったというか、そういう事実があるので、そのことによって、もし山小屋が燃えてしまうなんていうような事実が発生した場合、そういうことも考慮して今後の対応を考えていただきたいなと思うのですけれども、いかがですか。
答弁 観光商工課長 石川淳
お答えいたします。安全管理上、なかなか冬期、やはり林道の除雪とかも基本的には難しいと思いますので、これについては、地域の方とまたいろいろ相談しながら、どうやってやっていくかという話になるとは思うのですけれども、最悪、冬期間そういった火災の危険があるということであれば、山小屋のほうを冬の間は施錠するですとか、そういった形の方法も取らなければならないのかなと考えております。いずれにしても、地域の皆さんと相談しながら、持続可能な管理をできるようにしていきたいと思っております。(「終わります」の声あり)