標茶町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月3日
「書かない窓口」の開設で行政業務の効率化
2023年3月3日、標茶町議会の一般質問で、鴻池智子議員が質問し、町長 佐藤𠮷彦、総務課長 齊藤正行、副町長 牛﨑康人が答弁しました。
- 質問者
- 鴻池智子 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤𠮷彦、総務課長 齊藤正行、副町長 牛﨑康人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 鴻池智子
では、質問させていただきます。「書かない窓口」の開設で行政業務の効率化をということで、書かない窓口とは役場窓口で行う様々な手続を申請書の記入が不要になるというものであり、既に道内では北見市が開設しています。これまでは、記入誤りや記入漏れがあれば書き直しになり、手続に時間がかかっていました。書かない窓口では、各種証明書を申請する際にマイナンバーカード等身分証明書を提示すると、職員が必要事項をパソコンに打ち込み記入し、利用者は完成した申請書を確認し署名するだけで完了となります。利用者と職員双方に手続時間の短縮や業務改善といったメリットがあります。役場内にもデジタル推進係がありますので、行政改革として検討するべきと考えます。そこで、以下のとおり伺います。現在の窓口手続の状況はどうか。2つ目、窓口設置をしている自治体への視察や調査等を行うべきと考えるがどうか。3つ目は、デジタル社会に向け、スマートフォン等使用に不慣れな人に対する支援体制をこれまで以上に強化していくべきと考えるがどうか。4つ目、マイナンバーカードの登録率はどうなっているかを伺います。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
11番、鴻池議員の「書かない窓口」の開設で行政業務の効率化とのお尋ねにお答えします。「書かない窓口」につきましては、北見市に代表されておりますとおり、担当職員が本人を確認した上で手続の書類を聞き取りするなどし、パソコンに入力し申請書を作成し印刷、印刷した申請書を住民がチェックし署名すれば、申請が1か所で完了する仕組みと伺っております。効果としては、いわゆるたらい回しが減る、転入などいろいろな手続が必要となる場合でもワンストップ窓口で一度の署名で申請が完了することから、それらに係る時間も短縮され、住民、行政の両者にとってメリットがあると言われていることは、議員ご指摘のとおりであり、本町でも参考になる点は大いにあるものと理解をしております。ご質問の1点目、現在の窓口手続の状況についてですが、本町ではワンストップ窓口は設置しておりませんが、その時々の状況によりますが、対応する職員が記入の補助をしたり、複数の手続が必要な場合は各窓口がリレー方式で対応するなど、関係する課・係の連携により、たらい回しを避け、必要な手続が確実に完了するよう親切、迅速、確実を第一に対応しているところであります。また、行政改革の取組といたしまして、令和3年度においては各種申請書の押印を省略する見直しを実施し、窓口での利便性向上に努めてきたところでありますので、ご理解を願います。2点目の視察や調査を行うべきとのご質問ですが、全国的にも「書かない窓口」を採用している市町村が増えてきております。本町においても、北見市で採用しているシステムや他市町村で採用しているシステムについて情報収集を行っているところであります。国のデジタル庁では、こういった窓口の受付支援について、自治体窓口DXとして書かないワンストップ窓口を検討しております。「書かない窓口」の導入には業務改革が必須であり、住民にも職員にも優しいシステムを導入することが重要と考えており、継続して調査検討させていただきます。3点目のデジタル社会に向け、スマートフォン等の使用に不慣れな人に対する支援体制をこれまで以上に強化していくべきと考えるがどうかについてでありますが、令和4年12月と令和5年1月に本町においてもスマホ教室をマイナンバーカードの申請受付と合同で合計6回開催させていただきました。令和5年度においても、北海道が調整役となり、デジタル活用支援推進事業を活用し、スマホ教室を開催する予定であり、本事業でスマホ教室のほかにも、様々な事業と連携しながらスマホ教室の開催を検討させていただく予定となっております。4点目のマイナンバーカードの登録率、申請率ですが、令和5年1月末現在、申請率56.2%、交付率50.7%となっております。先ほど回答させていただきましたが、書かない窓口において本人確認の手段としてマイナンバーカードは必要であります。本町の取得率は全国の中でも極めて下位にあり、継続して夜間窓口の開設や出張申請受付などの取組を進めてまいりますので、ご理解を願います。
質問 11番 鴻池智子
今、町長の答弁の中で、非常に前向きに取り組んでいただいているというのは理解をいたしました。その中で、やはり北見市の現地に行って直接その場所を見てきていただくというような、これは必要ではないかと考えております。先ほど町長も言っていますけれども、たらい回しにしないということが、やはり町民に対しては非常にありがたいことなのかなということで、これは北見市においても書かない、待たない、歩かないというか、そういうメリットがやっぱり町民に対して非常に必要であるということは言われておりました。その中で、やっぱりマイナンバーカードの登録というのは、一応国では2月いっぱいで終了というふうになっていますけれども、ここは、標茶町は引き続き行うというような意味合いで今取ってもよかったのでしょうかということをちょっとお聞きしたいと思うのですけれども。
答弁 総務課長 齊藤正行(総務課長は2024年3月まで)
お答えします。前段の北見市の部分につきましては、視察の関係につきましては、先日、別件なのですけれども、別な釧路管内の町村ですけれども、新築された浜中町の部分を私ども視察させていただきまして、あわせて、その中では受付の部分ですとか、そういうところで気をつけられている点ですとか、工夫されている点について、いろいろ現地で視察させていただきました。北見市につきましても、どういった形でいくのか、庁内、役場の組織と職員で構成している事務改善等々があり、そういった若い方々も含めて私は行っていただきたいなと考えておりますので、そこの部分については研究をさせていただきたいと思っております。マイナンバーカードにつきましては、議員ご指摘の部分、2月末というのはポイントの関係だと思いますので、ポイントがつく部分が2月末の期限でありますので、それが切れるというだけでマイナンバーの申請部分につきましては引き続き受け付けるということでございますし、町単独で昨年には補正予算を組んでいただきまして、交付された方に一人1,000円ずつの商品券を配付している事業につきましては継続していきたいと考えておりますし、逆に来年度からは町内の虹別、磯分内、塘路の郵便局におきましてもマイナンバーカードの申請を委託して行い、以前にも増して積極的に交付申請を受け付けていきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 11番 鴻池智子
現在、約70の自治体が「書かない窓口」の導入を進めているということですので、ここについては標茶町もその中の一つとして、進めている団体の一つとして受け止めていいのでしょうか。
答弁 総務課長 齊藤正行(総務課長は2024年3月まで)
お答え申し上げます。現在はそこまでいっていない、どちらかというと書かない窓口ではなくて書かせている窓口になってしまうのかなという点では、まだまだそこに至っていないというのが現状だと思いますが、令和2年3月4日からコンビニエンスストアで住民票、それから戸籍、印鑑証明が交付されて、朝6時半から23時ぐらいまでですれども、全国のコンビニで皆さんの住民票とか戸籍が取れます。ですので、書かないよりは一歩進めて役場に来ない手続もあるのかなというふうに考えておりますので、これからOA化、ICT化が進む中で、どういった形が町の皆さんの利便性向上になるのか、書かない部分も含めまして、さらにいろいろ研究させていただきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 11番 鴻池智子
町の取組については、ある程度理解をいたしましたけれども、やはりそうなるとスマートフォンとかというもの、要はデジタルに慣れていない人たちに対する対応というか、支援体制というのが相当必要になってくると思っております。先ほども何回か行っていると聞いておりますし、当然、本年度もそれについての取組はしていただけるものと考えております。それも、やはりマイナンバーカードの申請に来たときに併せて行っていただくということになるのでしょうか。
答弁 総務課長 齊藤正行(総務課長は2024年3月まで)
スマホ教室につきましては、昨年度6日間、うぃずのほうで開催していただきました。スマホ教室の横の場所にマイナンバーカードを申請しませんかというようなブースというか場所を設けて、同時に開催させていただいているのが現状でございます。本町におきましては、光回線が導入されたことを契機にWi-Fiの導入費用の助成もしております。そういった方でなかなか不慣れな方の支援につきましては、地元にそういった企業とかがあればいいのでしょうけれども、なかなかそこまでは至っていない部分がありますので、町で支援できることにつきましては、次年度以降もスマホ教室の開催について導入というか、実施していきたいというふうに考えているところです。あわせて、マイナンバーカードの申請所もその横に置きまして、一緒にいかがですかというアナウンスをさせていただきながら申請率の向上に努めていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 11番 鴻池智子
この「書かない窓口」ということに対しましては、一応国のほうでも河野デジタル相が、やっぱりこのメリットが非常に大きいので、全国的に取り組んでいきたいというようなコメントもされております。やはりここまでデジタル化が進んできますと、特に私たちのようなちょっと高齢になってきているなという人たちに対しては、スマホの使い方とかというのも本当に必要になってきます。そういういろいろな部分もあるのですけれども、やはり国で進めているという部分も含めまして、町としてもそこのところに対しては、ぜひとも前向きに取り組んでいっていただきたいなと思います。費用に関してというか、財源に関してもデジタル田園都市国家構想推進交付金なるものもあると聞いておりますので、そういうものもぜひ活用していただき、町民のサービスの一環として本当に前向きに取り組んでいただきたいと思っております。これに対しての答弁は特に求めませんけれども、求めますか。(何事か言う声あり)
質問 11番 鴻池智子
では、お願いします。
答弁 副町長 牛﨑康人
お答えいたします。マイナンバーカードの普及に関しまして、交付税でありますとか、あるいは、今、議員からありましたデジタル田園都市国家構想推進交付金、それに影響するという、そういうことが伝えられておりまして、そのこと以下については触れずに、職員にも財源をしっかり確保する意味で協力するようにと私のほうから呼びかけを行ってきた経過もございます。振り返って、入ってくるはずだったお金が入ってこないということが町民あるいはこの場で後ほど指摘されないように、しっかり取り組まなければいけないという観点は持っております。一方で、マイナンバーカード取得に不安を持っておられる方は恐らく個人情報のこと等があろうかと思います。それらについては現場の声を国のほうにも機会を見て伝えていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 11番 鴻池智子
ありがとうございます。本当にマイナンバーカードを作るだけでも大変という人が結構私の周りにもおりまして、その手続が面倒だからマイナンバーカードを作りに行っていないのですという人も若干おりました。そういう人たちに、やはり易しく説明をするというか、そういう取組をしていただいて、マイナンバーカードの推進にも今後積極的に進めていただき、町民サービスを本当にもっとやっていただきたいなと考えておりますので、以上で質問を終わらせます。