みんなの議会

標茶町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月7日

乳幼児健診における視覚検査

2021年12月7日、標茶町議会の一般質問で、鈴木裕美議員が「乳幼児健診における視覚検査」について質問し、町長 佐藤彦、保健福祉課長 石塚剛が答弁しました。

質問者
鈴木裕美 議員
答弁者
町長 佐藤彦、保健福祉課長 石塚剛

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 鈴木裕美

次に移らせていただきます。2点目につきまして、乳幼児の健診における視覚検査についてお伺いをいたします。乳幼児の健康診断、実はこの問題を取り上げるのは自分の議員の年数において初めての問題であって、これは自分の身内に弱視の子がいなかったら気がつかなかったというふうに自分で反省をしております。そういう意味で、今回はこの問題について取り上げさせていただきました。乳幼児の健康診断は、様々な発育のチェック(視覚、聴覚、情緒など)や障がいの早期発見と早期治療や療育へつなげる役割を担っております。健診の1つ、視覚検査の状況についてお伺いいたします。乳幼児の視覚、見え方についての発見は、どのような場面で行われておりますか。町の乳幼児健診で視覚の検査が行われているのはいつか、何歳児なのですか。そして、どのような方法で行われているのかも伺います。全く見えない場合は早期にでも保護者が気づきますが、見えてはいるが、見えづらいというか、見え方がどうかを発見するために、実際に健診の中でどのようなチェックがされていますか。再検査となる子供の状況は、その推移についても伺います。弱視と呼ばれる低視力の状態にある子供を早期に発見し、治療を開始することが極めて重要です。弱視については5歳までに治療を開始することが望ましく、発見が遅ければ視力の成長が止まり、治療しても反応しない、視力が改善しない状況が発生してしまうと言われていて、治療しても9歳児が限界と、釧路には盲学校がありませんが、帯広盲学校の教師から伺いました。そのためには、チェックのための検査体制を確実なものにしていくことが求められていると考えますが、どのように考えているのかをお伺いいたします。スポットビジョンスクリーナーという検査機器があります。手軽に操作ができ、結果がその場で確認でき、短時間で子供への負担も少なく、検査ができるとのことです。早期発見と治療に結びつけるために、本町でも導入する考えはないかお伺いします。

答弁 町長 佐藤彦

6番、鈴木議員の乳幼児健診における視覚検査についてのお尋ねにお答えいたします。ご案内のとおり、乳幼児健康診査につきましては、生後4か月、7か月、12か月、1歳6か月、3歳児を対象にふれあい交流センターで集団での健康診査を行っております。健康診査では、身体、運動発達、言語、情緒、社会性などの検査を行い、発育や障がいの早期発見や早期治療へつなぐ役割を果たしております。1点目の乳幼児の視覚、見え方についての発見はどのような場面で行われるかにつきましては、乳幼児健診や保健師による新生児訪問、ふだんの生活の中での保護者の気づきなどになります。また、乳幼児健診での視覚の検査が行われるのはいつか、どのような方法かにつきましては、視覚検査は3歳児を対象として実施しており、家庭内で視力0.5に相当する絵を描いたカード4枚を使い保護者が検査を行い、家庭内で検査ができない場合や絵カードが2枚以上見えなかった場合は、健診会場で再度検査を行い、その中で視力0.5が確認できなかった場合、眼科専門医につなげている状況であります。見え方がどうかを発見するために実際の健診の中でどのようにチェックされているかにつきましては、前段で申し上げたとおり、基本的に0.5の視力が確認できるかになります。また、外見から判断できる可能性のある疾患については、医師の診察により専門医療機関へつなぐことになります。再検査となる子供の状況と推移については、3歳児健診で経過観察とされたものが、平成30年度は4件、令和元年度2件、令和2年度ゼロ件、精密検査の対象となったものが、令和元年度1件、令和2年度1件の結果となっております。子供の弱視について発見や治療の遅れにより期待する回復が見込めないとのご指摘ですが、日本眼科医会で、子供の視力は6歳から8歳ぐらいに急速に発達、完成し、3歳児健診時に見逃すと、治療の遅れや十分な回復が望めないこともあるとされており、議員と考えを同じくするところであります。検査体制を確実なものにしていくことが求められるがどう考えているかにつきましては、目は人間にとって生活するために重要な感覚器官であり、乳幼児健診時における視力検査をはじめとする各種検査体制の精度向上に向けた取組は常に必要であると認識を持っております。最後に、補助検査機器を導入する考えはないかにつきましては、近年、医療機器製造技術の発達により、目の検査機器についてもハンディータイプの屈折検査機器が開発され、弱視の主な原因となる屈折異常や斜視のスクリーニングが幼児の負担にならず、短時間で簡易に検査可能な機器が製造されております。国においても令和4年度において機器導入に係る費用の補助制度創設が見込まれていることから、子供たちの健やかな成長を見守るとともに、疾病の早期発見、早期治療に資するものとして、機器の導入に向け検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

質問 6番 鈴木裕美

対象者が4名、2名、2名ということと、精密検査が昨年と一昨年1人ずつということで、私自身、もう少しいらっしゃるのかなという思いはしておりました。でも、本当に目というのは大切なことで、耳よりも目のほうが、目を失った方々を見てきましたけれども、本当に気の毒という言葉が適切かどうか分かりませんけれども、子供のうちから治せるのであれば、治してあげたいという、弱視について、あるいは斜視についてとか、そういうことについて、できるものなら早くのうちに治してあげたいという思いで質問をいたしましたが、厚労省のこの補助制度ができました。それで、ただ、私もスポットビジョンスクリーナーというのを知って、一応調べさせていただきましたけれども、金額がばか高いのですと。それで、医療関係者以外の方にはお知らせできないというふうに書かれてしまって、えっと思ったのですけれども、本当に機器の代金が高いということで、導入する他町村、全道、全国で導入されている自治体では寄附、ふるさと納税もしくはクラウドファンディング、熊谷さんがよくおっしゃっている、ごめん、言ってしまった。そういう手法で器具導入をしているという自治体もあるようです。近くでは、鶴居村さんがこの機器を……ごめんなさい、自分確認していません。ただ、道内4市町村というふうに伺ったのですが、一番身近は鶴居村さんが導入されているというふうに聞き及びました。それで、例えば十勝管内であれば、1町村が、例えば音更で機器を導入したら、それを近隣の町村がお借りして検査に使っているという情報もいただきました。そういう意味からすると、子供の、乳幼児の異常が発見された人数が少ない多いではなくて、ぜひ将来の町を担う子供たちのために検討をしていただきたいということをもう一度伺って質問を終わらせていただきますが、いかがですか。

答弁 保健福祉課長 石塚剛(保健福祉課長は2022年3月まで)

お答えいたします。議員ご指摘のとおり、本当に機械については100万円以上するような機器でございまして、ただ、国のほうでも来年度に向けては2分の1程度の補助を出すという形に聞いております。クラウドファンディングとかいろんな方法で、もしくは負担額を少なくするような方法でというご提案だったのですけれども、今現状、3歳児健診というのは二月に1回やっていて、それを町村持ち回りとかというふうになってしまうと、やはりそこの部分は使う頻度、それから、またこれまでに受けてこられなかった3歳児健診の終わったお子さんとかも、この機器を入れることで早期の発見に結びつけられるかなというふうに考えております。そういう部分でいきますと、その辺の検査体制をどう構築するかという部分ではあるのですけれども、何とか単独で購入しながら対応していきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいというふうに思います。

質問 6番 鈴木裕美

何とか対応できるということですので言うことはないのですけれども、正直言って、今そちらでもあった、100万円単位だったのですね。私は高額だというふうに聞いていましたので、1,000万円はする。このぐらいの機械ですよね。ですから、それでも1,000万円以上はするのかなというふうに正直言って思っておりました。100万円単位だとすれば、ぜひ町長、機器の購入を目指していただきたいというふうに思います。どうぞよろしくお願いして、質問を終わらせていただきます。

出典:標茶町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月7日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる