みんなの議会

標茶町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月7日

公共施設等総合管理計画の具体策

2021年12月7日、標茶町議会の一般質問で、本多耕平議員が「公共施設等総合管理計画の具体策」について質問し、町長 佐藤彦、企画財政課長 武山正浩、管理課長 齊藤昇一、副町長 牛﨑康人が答弁しました。

質問者
本多耕平 議員
答弁者
町長 佐藤彦、企画財政課長 武山正浩、管理課長 齊藤昇一、副町長 牛﨑康人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 本多耕平

それでは、私のほうから、2点通告に沿って質問いたしたいと思います。最初に、公共施設等総合管理計画の具体策はということで、お聞きをしたいと思います。先般、標茶町過疎地域持続的発展市町村計画が発表され、令和3年4月1日より令和8年3月31日までの5か年とされております。その中で私は、特に公共施設に関する計画では、3つの基本方針により考え方が示されております。本町の実態を考えたとき、管理の在り方、方針については異を唱えるものではありませんが、5か年の計画であり、もう一歩前を見据えた実効性のある具体的な計画がどのようになっているか、進捗状況をお伺いいたしたいと思います。特に、次の3点についてお伺いいたします。本町において、未使用の公共施設が所管する課ごとにどのくらいあるのか。所管する課ごとの年間維持管理費はどのくらいか。3番目に、未使用施設の今後の具体的な利用計画はどのようになっているか、お聞きをいたしたいと思います。

答弁 町長 佐藤彦

9番、本多議員の公共施設等総合管理計画の具体策についてのお尋ねにお答えいたします。1点目の本町においては未使用の公共施設がどのくらいあるかでございますが、管理課所管には1施設、中久著呂生活改善センター、保健福祉課所管では3施設、弥栄児童館、久著呂へき地保育所、阿歴内へき地保育所、教育委員会所管では3施設、阿歴内小中学校、久著呂中央小中学校、弥栄小学校の合計7施設でございますが、学校施設につきましては、一部地域の利活用、郷土資料館収蔵施設、教育備品の保管庫として利用しております。2点目のその未使用公共施設の年間維持管理費はどのくらいかにつきましては、管理課、保健福祉課分については、維持管理費はございませんが、建物災害保険として約14万円がかかっております。次に、教育委員会3施設につきまして、令和2年度の実績で維持管理費、建物災害保険等を合わせて約300万円となっております。これらにつきましては、学校閉校時の地域との協議の中で、地域の諸活動に施設を使用させてほしいとの依頼に基づき現状の維持管理を続けているものであります。3点目の未使用施設の今後の具体的な利用計画についてでございますが、現在、公共施設等総合管理計画の改定を行っており、改定後、各施設の長寿命化計画の策定を行い、町有施設の具体的管理計画の推進を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いします。

質問 9番 本多耕平

それでは、ただいま町長のほうから私の3つについてのご返答をいただきました。ご案内のように、近年、一次産業の農家戸数の減少ということで、郡部における特に学校施設あるいはまた農業関係の施設の、私はここで未使用、未利用というふうに書いておりますけれども、十分な機能を果たしているのかということが一番実は今後の課題として、あるいはまた今まで同僚議員もいろいろと質問しておりますけれども、どのようになっていくのかということをまず私は懸念をしているわけであります。特に農家減少が一番大きいと思うのですけれども、それに伴って少子高齢化ということで、町の人口がどんどん減るというのは目に見えているわけですけれども、その中で特に学校関係の私は施設が非常に危惧しております。といいますことは、郡部における閉校時の校舎の再利用、さらにはまた教員住宅の未使用、未利用あるいは一部使っておりますけれども、私はこれ以前に質問いたしましたけれども、財政課のほうから、いわゆるまちおこしの、あるいはまたお試し住宅にということでいろいろお話をお聞きいたしました。特に一部のところを例に挙げるわけではありませんけれども、例えば上茶安別の学校の教員住宅、現在まだ4つ建っておりますけれども、そのうちの2つはお試し住宅の住宅で使用していると思います。2つについては、以前の私の質問では取り壊すという実はお話を受けていましたけれども、そのままになっております。あるいはまた、学校関係でありますけれども、実に町の財産としてもったいない。先ほどの町長の答弁の中で、地域の諸活動に利用していきたい、このようなご答弁をいただきました。しかし、いかがでしょうか。さっき私申し上げましたように、だんだんと過疎的な、過疎集落という言葉が一時はやりましたけれども、それに近い現象の中で、あのような大きな学校が地域集落だけでそれを十分可能な裁量ができるでしょうか、本当に。何年続いているでしょうか。私は、あの大事なものを壊せとか建て替えろとかと今ここで申しませんけれども、いわゆる地域に任せておいただけでは本当にあの学校が、久著呂もそうですし、阿歴内もそうです。そういうものをこれからどのようにしていくのか。では、この総合計画の中では、公共施設の管理に関する基本的な考え方という中で、人口減少を見据えた整備の更新、住民ニーズへの適切な対応、民間活力の積極的な導入とありますけれども、これだけのいわゆる総論では、こういう施設が本当に有効活用できるのかということが私は今の段階ではなかなか見えてこないですし、この計画が5か年でありますから、本当に今すぐにでもしていかないと、5年というのはあっという間にたってしまうと思うのです。まだまだ例があります。上茶安別の保育所であります。地域の郷土館として使っているという、多分ご答弁をなさるでしょう。変な言葉で言えば、古い開拓者のものを置いているだけなのです。誰があそこに見に来ていますか。あるいは先ほど教育長の行政報告でありました。残念ながら、阿歴内のふれあい交流センターを閉鎖する、あるいは保育所を閉鎖する。このように集落がどんどん減っていっているときに、そういう公共施設が閉鎖なり休館なりしていったときに、しっかりとこの計画が総合計画を見据えて今後のものに持っていかないと、部分的には保険金の300万円とか、維持管理費の14万円とかとおっしゃいますけれども、無駄な経費をただただ費やすだけで、さらなる具体的な計画を各部署が、各所管するところが、私はいま一度考えていただきたいと思うのです。さらに、もう一点だけ伝えておきます。大規模の上御卒別の施設であります。私は以前この問題で質問したときに、あの施設は当時、ごめんなさいね、常陸場長でしたけれども、どうするのだとお聞きをしたら、多和平の牛が伝染病等々の病気にかかったとき、避難所にしたいというお話を受けていました。うーんという、私はまだ、どこかに書いてなかったかな。あるのです。避難所としての施設を考えていくという実は答弁をいただいていたのです。常陸君でなかったかな、場長な。私もそのことを頭に置きながら、先日も総務経済委員会の中で多和平の牧場施設でちょっとその話もいたしましたけれども、例えばそのときに大規模のあれだけの大きな機械を、多数ある機械を車庫としてできれば活用していきたいということもおっしゃっていました。というふうに、あるものをきちっとやっぱり年間の計画を立てて、私は今後この膨大にある公共施設、未使用といいますけれども、未利用という話もしますけれども、いち早く私は計画を立てるべきだというふうな気がするのですが、いかがでしょうか。

答弁 企画財政課長 武山正浩(企画財政課長は2022年3月まで)

議員たくさんのことをお尋ねになられておりましたので、私どもに関係する部分からまずお話をさせていただきたいと思います。まず、はっきりさせていただきたいのは、標茶町公共施設等総合管理計画というのは、平成29年3月に策定された、今、町で持っているのはこの計画でございます。議員ご指摘の部分については、せんだって私どもで説明をさせていただいた標茶町過疎地域持続的発展市町村計画という過疎債を使用するための計画でございまして、これは議員ご指摘のとおり、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間の計画ということで策定をさせていただいております。この計画を策定する際に皆様にご説明をさせていただいておりましたが、公共施設等総合管理計画との整合を取らなければならないということで、この過疎地域持続的発展市町村計画の11ページには、この公共施設等総合管理計画との整合ということで、3点の人口減少、住民ニーズ、民間活力のというのは、この公共施設等総合管理計画の36ページに記載されているものをここに転記しているということで、私、説明させていただいたかと思います。いま一つ議員に理解していただきたいのは、この公共施設等総合管理計画はせんだって臨時会のときに改定費用として予算を計上させていただいたときにご説明させていただきましたが、この計画の改定のための費用でございまして、これからこの計画の中身を今後どうしていくかという部分を改めて今これから策定し直すということでございますので、ぜひ私どものこの過疎の部分とちょっと混同してご質問なさらないようにいま一つご理解をいただきたいなということで、一言私のほうからお答えさせていただきたいと思います。それと、茶安別にございますお試し暮らし住宅でございますが、議員2棟ということでお話ししておりましたけれども、1棟は台風等の水害によりまして建物が若干傾いているということで1軒は使用不可となっているというところで、今現在ペット可と、ペット同伴可という建物として1棟のみ使用させていただいているというところでご理解をいただきたいと思います。私ども企画財政課のほうでの所管事務についてご質問のあった部分について、お答えさせていただきました。

答弁 管理課長 齊藤昇一(管理課長は2021年12月まで)

本多議員の質問の中で、最後に町施設の全体的な将来的な構想というか、具体的な策ということがございました。我々、今、企画財政課長が言われたとおり、9月補正をもって公共施設等総合管理計画の第1回目の改定、国の指針が変わりましたので、それをより具体的にという国の指針に従いまして、今、策定中でございます。今後、改定後に各施設、全施設ですけれども、長寿命化計画を立てながら、建物の長期的、将来的な施設の利用状況だとか、老朽化などを見込みまして、存続するか、それとも廃止するかなども含めて検討を進めてまいりたいと思いますので、ご理解願いたいと思います。

質問 9番 本多耕平

財政課長、ありがとうございます。実は、この過疎地域持続的発展市町村計画のこのときにも話をしたら、同じお話を受けました。そのときに私の多分記憶では、卵が先がひよこが先かという話だったと思うのです。いわゆる今お話しになった総合計画、これが大本にあるのだと。それで、その際に過疎債を利用しながらどのような計画を組んでいくか。先日、管理課長もお電話をいただきました。それに伴ってのいわゆる長寿命化計画も組んでいって、これからの計画になっていくのだという実はお話も受けました。だからこそ、私は言うのです。過疎債にしても、総合計画にしても、全て総論にしか、私、見えないのです。さっき言ったように、各郡部にある施設が基本的に地域との、町長の答弁でありましたけれども、地域との協議をしながら利用していくとか、あるいはまた郷土館として使っているとか、それはいいのです、それでも。いつまで続くのですかということを、私、言うのです。過疎債にしても、例えば、これはさっき言ったように5年ですよね。すぐ来てしまいますよ。もちろん長寿命化計画にしたって、以前にも出ています。こういうふうにしたい、ああいうふうにしたい。だからこそ、憩の家の問題にしてもああいうことがありましたし、年々時代が変わるごとに施設も傷むし地域も変わっていくのです。ならば私が言うように、そういう公共施設なり、さっき違うと言ったけれども、美幌の堆肥舎もそうですけれども、建ったものを有効利用していくのなら、どうすればいいのだと。それを私は部局ごとに、企画財政だけで検討するのではなくて、部局ごとにきちっとやっぱりそういうものを大事に、取り壊すのなら壊す、使うのなら使う、これははっきりとやっぱり地域会と話し合いながら私は進めるべき、そういうふうに思うのですが、再度これについてお伺いいたします。

答弁 副町長 牛﨑康人

組織、各課にわたるようなことでありますので、私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。先ほどからの説明の中でも、あるいは町長の答弁でもあったのですけれども、今現在、公共施設等総合管理計画の見直しをさせていただいております。実は国のほうは、各町村、自治体、地方公共団体、公共施設等総合管理計画を定めなさい、その後に施設個別の計画も持ちなさいということを言ってきております。まだ本町においては、諸般の事情から、そういった作業、幾つか道路ですとか、そういった特定の分野については既に走っているのですけれども、まだ手をつけていない分野があるというところで、それが今、議員からご指摘いただいた建物等も含まれているというところであります。個別施設計画を立てていくということになると、結構我々にとっては重たい課題だというふうに認識しておりますけれども、国の目指す方向というのが、行政の効率化という観点でどうしていくのか。使わないものは使わないなりに、活用できるものは活用できるように、そういった方向性をきちんと持ちながら、必要なものについては過疎計画、過疎債等々でバックアップしていくよというのが国の姿勢だというふうに理解しておりますので、その辺、全体的なそごがないように今後進めていくというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 9番 本多耕平

副町長、ぜひ、こういう計画が、失礼な言い方だけれども、決して総論にならないように、各論の上でまた議場でもって議論できるような計画のぜひ一日も早い提案、提出をお願いしたい、このように思います。

出典:標茶町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月7日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる