みんなの議会

標茶町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月5日

児童生徒の負担軽減のため学習道具の軽減を

2021年3月5日、標茶町議会の一般質問で、深見迪議員が「児童生徒の負担軽減のため学習道具の軽減を」について質問し、教育長 島田哲男、指導室長 秋山豊が答弁しました。

質問者
深見迪 議員
答弁者
教育長 島田哲男、指導室長 秋山豊

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 深見迪

次の質問へ移りたいと思います。次の質問は、児童生徒の負担軽減の問題ですね。読み上げます。両手に重い学習道具を抱えて登下校する児童生徒をよく見かけます。健康や安全について問題点はないでしょうか。文部科学省は、平成30年9月に通学時の荷物の重さについて重量などに配慮する通知を、これようやく出したのですが、それはどのような内容で、本町の教育委員会はどのように受け止めているでしょうか。学習道具を学校に置いておく、いわゆる「置き勉」を健康、安全を配慮して実施している学校が増えていると聞くのですが、本町でもそのような配慮が必要ではないでしょうか。一般的に体重の10%以下が望ましいという小児科医の報告もあると聞きます。海外では、児童生徒が登下校するときに、これ以上の重さを持たせて登下校させてはいけないよということを法律で制定されているという話も聞くのですけれども、教育委員会ではこの問題についてどのように考えていますか。それから、道具の重さだけでなくて、私もしばしば見かけるのですけれども、両手に大きな荷物を持って学校に行く子供の姿を見るのですよ。基本的には、ランドセルというのは背中にしょって、両手を空けて、いろんな危険に対応できるような姿で登下校することが望ましいですよね、それでランドセルというのができたのだと思うのですけれどもね。そういう姿を時々見かけるのですけれども、これに対する配慮は教育委員会ではされているでしょうか。以上です。

答弁 教育長 島田哲男(教育長は2022年9月まで)

8番、深見議員の児童生徒の負担軽減のため学習道具の軽減をとのお尋ねにお答えします。1点目の両手に重い学習道具を抱えて登下校することに健康や安全について問題点はないかとのお尋ねですが、議員ご指摘のとおり、両手に学習道具を抱えて登下校しなければならない状況は安全管理の面で好ましくない状況であると認識しております。このような状況は日常的ではなく、学期末に授業で取り組んだ作品や絵の具セットなどの学習用具を家庭に持ち帰ったり、長期休業期間後に再び学校に持ってきたりする場合に見られることがあります。このことについては、学校においても学校評価等で同様のご指摘を受けたこともあり、特定の日にたくさんの持ち帰り荷物が集中しないよう、時間割を工夫するなどして、現在、改善に向けて手だてを講じております。引き続き、児童生徒の健康や安全に支障がない対応となるよう求めてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。2点目の文部科学省の通知がどのような内容で、どのように受け止めているか、そして本町でも、いわゆる「置き勉」について配慮が必要ではないかとのお尋ねですが、初めに通知の内容についてですが、「児童生徒の携行品に係る配慮について」という表題で出されており、児童生徒の携行品が過重になることで身体の健やかな発達に影響が生じかねないことへの懸念や配慮を求める声が保護者から寄せられていることから、学校においても適切な配慮を講じるよう求めている趣旨となっております。本町といたしましても、その通知内容を踏まえて対応するよう学校に通知しており、現在の状況を申し上げますと、教科や教材の種類は学校や学年ごとで異なりますが、どの小中学校も発達段階や必要性、通学上の負担等を考慮して置き勉を認める配慮をしております。また、学習教材については、学習習慣を身につけさせる視点において、日常的に持ち帰り、家庭学習での活用を促す必要性もあることから、児童生徒に過重な負担になっていないかなど、児童生徒の健康上に影響がないよう適切に配慮することを改めて学校に求めてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。3点目の体重の10%以下が望ましいということについてどのように考えるかとのお尋ねですが、この件について国や道から正式に通知されたものはなく、体重の何%が望ましいかについては様々な立場から様々な意見があると認識しております。海外の法律については把握しておりませんが、過度の通学荷物にならないよう、子供の成長度に応じた配慮を学校に求めてまいります。4点目の道具の重さだけではなく、両手を塞ぐような学習用具の持ち方に安全性の面から問題を感じるとのお尋ねですが、1点目でもご説明いたしましたが、議員ご指摘のとおり、登下校時の安全確保の観点からも好ましくない状況であるとの認識を持っております。児童生徒の携行品が過重な負担にならず、安全な登下校が担保されるよう、適切な配慮を行うよう学校に対して求めてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 8番 深見迪

そういう配慮を細やかにしていただけるといいなというふうに私は思いながら聞いていました。今、教育長が紹介された児童生徒の携行品に関わる配慮についての各地の、例えば工夫例というところに幾つか書いてあるのですけれども、いつの頃からか、学校で絵の具の筆やパレットを洗ったり、習字の道具を洗ったりすることはしてはいけないと言われるようになって、学校でそれができなくなって、だから、そういう重たい荷物というのかな、それを置き勉できない、家に持ち帰らなければならないという状況があるので、その例も文部科学省の工夫例として載っているのですけれども、それは事実ですか。学校で洗ってはいけないというのはどうなのですか、実態として。

答弁 指導室長 秋山豊(指導室長は2021年9月まで)

お答えいたします。私どもが把握している範囲では、絵の具セットや習字セットを必ず家に持ち帰って洗わなければならないという指示は出していないというふうに聞いています。ただ、子供さんによっては、家できれいに、学校ではどうしても短時間で処理をすることになりますので、家に持って帰ってきれいに洗いたいというお子さんはいるというふうに伺っております。以上です。

質問 8番 深見迪

指示は出していないけれども、そういう実態は多少は、多少というか、あるということですか。いや、よく見かけるのですよ、週に1回必ず絵の具セット、習字の道具を持って登下校している子供たちの姿を。だから、置き勉、文部科学省がこういう通達を出した背景もよく配慮して、そういうことについてもちょっと考えてもらいたいなと思うのですけれども、その辺どうでしょうか。

答弁 指導室長 秋山豊(指導室長は2021年9月まで)

お答えいたします。町内の8つの学校、小中学校も含めて全て置き勉は認めているところなのですけれども、議員ご指摘のとおり、その状況は様々でございます。置いていいものの種類、それから教科等は様々でありまして、状況によって持って帰らなければならないことも出ていることは確かだと思います。先ほど教育長も申し上げたとおり、改めて平成30年9月の通知の内容を学校に確認をして、より子供や保護者たちの意見もお聞きして、どういう状況がいいのか確認をしていただくように、今後お話をしていきたいなというふうに思います。以上です。

質問 8番 深見迪

これ、私は、中にはそのぐらいの重たいものを小さい頃から持たせて体を鍛えるのにいいというような人もひょっとしたらいるかもしれませんけれども、少なくない外国の例で、健康に障害を与えているということで何年も前からこれが問題視されたのですね。例えば背骨の湾曲とか腰痛とか、そういう小さな発達期の子供に影響を非常に及ぼしていると。数年前に比べて3キロも持ち物が増えているとかという、これは兵庫県でしたか、そういう調査を行ったところもあるのです。私、学校の行き帰りの子供たちのランドセルの重さを確かめるなんていうことをしたらまずいわけですから、できませんけれども、これはぜひ教育委員会もそういう調査をして、それから、さっき言いましたように、法律までつくってガイドラインをきちっと小児科の医者の考えも聞きながらやっているところもあるぐらいですから。なぜ今こんなことを言うかといったら、子供の教科書を見たら分かりますよね、教科の種類を見たら。急激に重量が増してきているのですね。ですから、その辺ぜひ調査されて、子供たちの健康に影響が及ぼさないようにしていただきたいなということをお願いしたいと思います。

出典:標茶町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月5日 議事録 PDF(48ページ) 間違いを知らせる