みんなの議会

標茶町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月8日

へき地保育所への給食提供の実施について

2020年12月8日、標茶町議会の一般質問で、鴻池智子議員が「へき地保育所への給食提供の実施について」質問し、町長 佐藤彦、保健福祉課長 石塚剛が答弁しました。

質問者
鴻池智子 議員
答弁者
町長 佐藤彦、保健福祉課長 石塚剛

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 鴻池智子

では、通告に従いまして、質問をさせていただきます。まず1つ目の質問ですけれども、へき地保育所への給食提供の実施について。この件につきましては、昨年末、地元保護者の皆様により、町に対し要望書が出されております。その場に私も同席させていただき、保護者の方々の切実な思いを受け止めました。その後、町としても前向きに検討するとの回答をいただきました。さらに、本年3月に先輩議員より同様の質問がありました。町としては検討するも、給食開始時間・調理員・運搬車の確保・施設の改修等、課題が多いことから給食提供は難しいとの回答でした。現在も保護者の方々からは「無償化になったのであれば、他の常設保育所と同じ対応を」との強い希望も寄せられております。町が取り組んでいる子育て支援の充実という面からしても、どうしても不公平感があります。給食提供の実現に向けた物理的課題の解消のめどが立たないのかも伺います。また、給食費負担は考えているのかも併せてお伺いいたします。

答弁 町長 佐藤彦

11番、鴻池議員のへき地保育所への給食提供実施のお尋ねにお答えいたします。へき地保育所の給食提供につきましては、過去の町政懇談会や昨年の沼幌へき地保育所保護者有志の方々からの要望を受けて、その可能性について検討を進めてきたところであります。へき地保育所では、外部から調理した副食の搬入提供について保育リズムを壊さず給食の提供をすることは物理的には困難であるとして、有志の会にお知らせするとともに、本年3月の議会一般質問において答弁をしたとおりであります。1点目の給食提供に向けた物理的課題の解消のめどが立っていないのかのお尋ねでありますが、様々な検討を重ねてまいりましたが、現状の保育時間の中で生活リズムを壊さずに食事の提供を行うためには、物理的な課題の解消には至っておりません。この間、学校給食共同調理場の設備を使用した給食の輸送についても検討してきましたが、へき地保育所の給食時間に合わせた場合は、全体で調理後2時間以内に食べ終わる等の基準を解決できませんでした。しかし、子供たちの給食の開始時間を30分から1時間程度遅らせ、現在の午前11時前後の昼食開始を11時30分以降に変更する等の対応に地域や保護者等の理解が得られるならば、決してハードルは低くありませんが、現実に向けて検討を深めていきたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。2点目の給食費負担は考えているのかのお尋ねですが、先ほどもお答えしたとおり、現在、給食提供に向けて改めて検討を進めているところでありますので、現時点では考えておりませんので、重ねてご理解をお願いいたします。

質問 11番 鴻池智子

今の町長の答弁の中に、やっぱり金銭的な部分については、まだ考えていないというところがありましたけれども、私の個人的な認識としましても、やっぱり無償化になったのであればへき地も常設も同じ立場で考えていくべきではないかというふうに考えるところがあります。そして、やっぱりへき地保育所を抱えている町というのは標茶町だけではないということで、ちょっと個人的に近隣の町村はどうなっているのかというところを調べましたら、隣の弟子屈町におきましては、金銭的には半額の負担を今現在しておるということと、あと浜中町においても、現在、全額負担、来年の2月からは試験的に提供し、4月に本格的に給食を提供するというような形を取っているということも聞かれておりましたので、そういう点から考えても、他町村でできることを町としてもう一度何とか考え方というのを変えられないものなのかというところも1つあります。また、あと外注という部分のところにもなりますけれども、JAが全面的に子育て支援をというところに力を入れているところもあり、そこが協力をしているというところの話も聞きましたので、重ねてもう一度この件について町長からお願いをしたいと思います。

答弁 町長 佐藤彦

お答えしたいと思います。給食費の負担につきましては、現在、何らかの形で、今、実際にへき地保育所のほうに給食を運ぼうということで検討しておりますので、そういったものが最後に実現できないということであれば選択肢の一つ、あるいは外部搬入ということも一つの方法としてあるのかなと思っています。もう少し具体的に申しますと、今、さくら保育園の給食を学校給食の輸送経路に乗せながら保育園に配送するということをできないかということで考えています。学校の配送と併せて、沼幌、塘路という形で順番に配送できないか。ただ、まだ委託している業者の関係の可能性とか、まだ細かいところを詰めておりませんので、できるだけ早い時期に給食を実現したいというふうに考えておりますので、そういった意味で給食費の負担については現状では選択肢として今考えていないというご答弁をさせていただきましたので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 11番 鴻池智子

分かりました。給食費に関しては、今のところはちょっと難しいということで理解をいたしました。であるならば、いろいろなことをこれから進めていくと思うのですけれども、町的にはいつ頃までに何かができて、実現に向けた青写真的なものがあれば、日程といいますか、スケジュール的なこともありましたら、ちょっとそこのところもお伺いしたいと思います。

答弁 保健福祉課長 石塚剛(保健福祉課長は2022年3月まで)

お答えをいたします。まず、問題点、かなりいろいろございます。例えば、先ほど町長のほうから学校給食の輸送に合わせて輸送をする。夏期であれば、おおむね先ほど町長の答弁の中にありましたとおり、30分から1時間程度、子供たちの給食時間を遅らせる。だけれども、冬期になったときには、今現状でも小学校、中学校の配送に合わせて30分から1時間遅れることがあるというところなのですね。そういうところを含めて、いろんな部分を改めて詳細に検討をしてからでないと、安易に給食提供しますと言った後に、子供をお昼1時近くまで昼食を待たせるというような状況も考えられませんので、それらを含めた上で何とか年度内には試験を開始したいと。状況が許せば、新年度の早い時期に開始をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいというふうに思います。

質問 11番 鴻池智子

分かりました。これは質問ではありませんけれども、前向きに考えていただいているというところで、やっぱり一日も早い給食の提供に向けた取組というものをお願いしたいと思います。1つ目の質問は終わります。

出典:標茶町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月8日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる