標茶町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月9日
災害時における避難所の感染対策、環境整備
2020年9月9日、標茶町議会の一般質問で、鴻池智子議員が「災害時における避難所の感染対策、環境整備」について質問し、町長 佐藤䭾彦、総務課長 齊藤正行が答弁しました。
- 質問者
- 鴻池智子 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤䭾彦、総務課長 齊藤正行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 鴻池智子
では、通告に従いまして質問をさせていただきます。災害時における避難所の感染対策、環境整備について。最近は異常気象が常態化し、豪雨などの自然災害が頻発しています。標茶町でも、3月に大雨による避難がありました。特に本年は、コロナ禍という新たな事態への対応が必要になっています。本年6月に改正された新型コロナ感染症対策を盛り込んだ「北海道版避難所マニュアル」にのっとり、本町の避難所運営マニュアルの見直し、福祉避難所を含む指定避難所の環境整備が必要と思われます。そこで、確認の意味も含め、次のことを伺います。①、本町の指定避難所で3密を防ぎながらの収容人数は何人となるか。②、発熱の疑いのある人の専用スペースの確保はどうなっているか。③、3密を防ぐために町民が独自で分散避難をした場合、その人たちに対する救援物資についてはどう考えているかを伺う。④、今後は、分散避難を定着させ、どこが安全なのかを各自で避難場所をあらかじめ決めてくことが大事になると考え、そのためにマイ・タイムラインの普及にも努めるべきと考えるが、町としての考えを改めて伺います。
答弁 町長 佐藤䭾彦
11番、鴻池議員の災害時における避難所の感染対策、環境整備についてのお尋ねにお答えいたします。1点目の3密を防ぎながらの収容人数についてですが、実際3月に避難所を開設した際には、農業者トレーニングセンターでは、防災計画上の収容人数は500人ですが、避難者同士の間隔を十分に取った結果、約4割の人数の210名が避難所に入ったあたりでいっぱいになったところであります。これを基に考えますと、防災計画上の4割から5割程度の人数になると推測されるところであり、他の避難所も同様と考えますので、収容人数の課題が出てくるものと考えております。新たな避難施設の確保や議員ご指摘の分散避難など、多様な避難の方法を研究しなければならないものと考えているところであります。2点目の発熱の疑いのある人の専用スペースの確保につきましては、国あるいは道の周知、ガイドラインに基づき、例えば農業者トレーニングセンターでは、1階のプレールームであるとか2階の研修室、そういった方を一旦収容するなどの対策が必要でありますが、トイレなどの課題もあります。現在、そういった課題も整理しながら、これまでの経験を生かした避難所の開設、運営のマニュアルの策定について進めていくこととしておりますので、ご理解をお願いします。3点目の分散避難をされた方に対する物資の供給方法についてのお尋ねですが、本年3月の際にも、避難所での感染を懸念され、車の中で過ごされる方が多くいらっしゃいました。そういったことを考えると、今後も避難所あるいは避難所近くでの車両での避難のほか、多様な避難の在り方が出てくるものと考えます。避難所以外の場所に避難された方への物資あるいは食事提供については、どのような取扱いがよいのか検討が必要ですが、あらかじめ物資提供の場所を決めておくなど事前の取決めや、それらの周知が大切だと思いますし、これまでもお願いしてきておりますが、町民個々の防災備蓄の充実も今後改めて周知し、お願いしてまいりたいと考えております。4点目のお尋ねですが、議員からは昨年の12月にもご質問いただいておりますマイ・タイムラインについてですが、かねてより市街地町内会長と防災について継続的な協議を進めていたところであり、本年2月にはマイ・タイムラインの研修会も開催することとしておりました。今般の新型コロナウイルス感染症の影響により延期となってしまったところでありますが、現在、開催に向け調整しているところであり、町内会長との協議の場も再開予定であり、マイ・タイムライン普及の重要性は議員と意を同じくするところでありますので、ご理解をいただきたいと存じます。
質問 11番 鴻池智子
避難をした方々から、その場での情報が少ないとの不安の声がありましたが、災害時の情報提供について、町としてはどのように対応するのかも併せてお聞きしたいと思います。
答弁 総務課長 齊藤正行(総務課長は2024年3月まで)
避難所での避難された方に対する情報提供の在り方というご質問だというふうに理解させていただきます。実は、平成30年の春の災害のときに、そういった声が多く寄せられました。避難所にいても、実際に川の水位がどうなっているのか、大丈夫なのか、また、町内の例えばオモチャリ川周辺の通行止めの状況、冠水の状況が避難所にいては全然分からないのだという声が多く寄せられたのは事実でございます。それを基に今年の3月のときには、できるだけ避難所の方に対して、例えば水位の状況、そういった部分、冠水の状況はファクス等のやり取りで各避難開設している場所に情報提供させていただいたところでございます。まだまだその部分で足りない部分があろうかと思いますけれども、例えば「みるめーる」、そういった部分、それから現在設置を進めております戸別受信機、そういった部分で情報提供についてもしっかり対応させていただきたいなと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 11番 鴻池智子
これも質問ではありませんので、コロナ禍の避難においては、感染が怖いから避難をしないということのないよう、危険な場所にいる人はまず避難するということを原則とし、町民が不安にならないよう情報の提供にも力を入れ、町民の命を守ることを第一とした対応を強く希望し、質問を終わります。