みんなの議会

標茶町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月8日

町財政の見通し

2020年9月8日、標茶町議会の一般質問で、鈴木裕美議員が「町財政の見通し」について質問し、町長 佐藤䭾彦、副町長 牛﨑康人が答弁しました。

質問者
鈴木裕美 議員
答弁者
町長 佐藤䭾彦、副町長 牛﨑康人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 鈴木裕美

2点についてお伺いをいたします。最初に、町財政の見通しについてお伺いいたします。町は、平成28年に策定した標茶町人口ビジョンと標茶町創生総合戦略を見直し、標茶町人口ビジョン改訂版と第2期標茶町創生総合戦略を策定し、町民に周知をしました。国立社会保障・人口問題研究所による推計では、令和27年、25年後、本町の人口は4,401人まで減少すると見込まれていますが、本町の目標としては、あらゆる施策を講じて令和27年の目標人口を約5,900人と見込んでおります。町広報9月号によりますと、7月末では7,459人となっていましたから、25年後はおよそ1,500人が減少することになり、当然財政にも影響を与え、税収の減少を避けることはできません。平成30年度決算によりますと、一般会計の歳入歳出は114億5,000万円、起債残高117億1,900万円、令和元年度末の残高119億8,500万円と見込んでいます。一方、基金等の状況は元年度末残高見込みで57億7,000万円、さらに令和2年度末残高見込みでは45億4,600万円で、この1年間で12億円を取り崩しております。現在の財政見通しは、令和7年で基金残高はゼロになり、収支不足が生じるとの試算ですが、これから先、本当に10年後ぐらいの財政状況はどのようになるのか、見通しについて伺いたいというふうに思います。最近、町民の方々から町財政は大丈夫なのとの声が寄せられるようになりました。町民には毎年の町予算と決算だけではなく、財政の見通し状況についてもしっかりと周知すべきと考えますが、いかがでしょうか、お伺いいたします。

答弁 町長 佐藤䭾彦

町財政の見通しについてのご質問にお答えします。標茶町人口ビジョン改訂版と第2期標茶町創生総合戦略を3月に策定し、広報しべちゃ5月号でお知らせをし、第2期標茶町創生総合戦略では令和6年度の目標人口を7,200人と設定したところであります。第1点目にお尋ねの本町のこの先の財政状況についてでございますが、人口減少は本町の歳入の大半を占める地方交付税や地方譲与税、交付金等に影響を与えるとともに、町税では個人町民税や軽自動車税に影響が見込まれるのは、議員ご指摘のとおりでございます。2点目のこれから先10年の財政状況の見通しですが、人口ビジョン改訂版の施策を講じた場合の目標人口では、令和12年度の人口を7,184人と想定しており、人口減少が与える影響は大きくないものの、歳入が減少することは間違いないと見込んでおりますが、10年先までの財政状況の推計は調整しておりません。また、令和7年度で収支不足が生じる試算については、令和2年度予算編成方針で職員向けに説明する資料であり、令和7年度当初予算は歳出を116億7,600万円と見込み、歳入は76億9,100万円を見込み、歳入不足額39億8,500万円に基金等26億1,800万円を支出しても、なお13億6,700万円の財源不足が生じるというものであります。最後に、財政状況の見通しについても、町広報で示すべきと思うがについてでありますが、毎年広報12月号に「目で見るしべちゃの財政状況」を8ページで掲載しておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

質問 6番 鈴木裕美

広報の12月号で示されているということですが、それは決算状況というふうに自分は理解したのですが、まず違いますか。それから、やはり町民との、特に町財政に関しては、情報を共有するという部分では非常にこれから先、いろんな事業をやっていく上で、歳入歳出の状況というのはとても大切なことになり、町民の皆さんにも関心を示していただきたいという思いもありますから、町民に周知をするべきだというふうにご質問いたしましたので、その辺もう一度伺いたいと思います。

答弁 副町長 牛﨑康人

お答えいたします。まず、前段の広報しべちゃ12月号については、決算状況を踏まえた財政の姿ということでありますので、議員ご指摘のとおりであります。町長の先ほどの答弁の趣旨については、広報でそういった形で標茶の財政、財産等についてお知らせをしているので、それでご理解をいただきたいという、そういう趣旨であったかというふうに思います。それから、町の財政状況を町民に知らせる、関心を持ってもらうというのは、まちづくりにおいても、基本的なことだというふうに理解しております。ただ、手法については、今後検討していかなければいけないのかなというふうに思います。冒頭の質問の中では、10年先の見通しという、そういうお話もありましたけれども、ご案内のとおり、毎年、地方財政計画が定まり、そこで地方交付税等々が配分されてきたりとか、外から受ける変動要素が大きいものですから、現在のデータだけで町民に示すのが果たしていかがなものかというところは感じるところがございます。また、特に、ふだんからの考え方として、さっきも言ったように、町民と町の状況について共有しながら進めるというのは大切なことだというふうに思うのですけれども、財政状況、推計という言葉を使っておりましたけれども、町長の答弁でも職員に向かって示しているものということで、意味合いとしては、非常にきつめで推計をしている資料であります。あれをもって町民の方にこういう状況ですと言うには、少し離れているところであります。と申しますのも、ちょっと正確な年数は分かりませんが、10年とか20年ぐらいずっとあの形で推計をしているのですけれども、予算時の数字でありまして、決算段階で行政改革等の努力の下で戻しの金額が出て状況が薄まって、その時点では5年先とか7年先に基金が枯渇してしまうという状況では示しているのですけれども、今現在、先延ばし先延ばしで今日を迎えております。今後においても、職員の皆さん等々に努力をいただきながら、そういった形で推移していくものだというふうに考えているところであります。

質問 6番 鈴木裕美

今、副町長のほうからご説明ありました。本町の財政というのは、以前から「良質な起債を」と、常にそういう言葉を使いまして、そして、もちろん町長はそうなのですが、それぞれの職員さんがご努力をいただいて今日の財政状況にあるというふうに私は理解をしておりますので、ぜひこれから先も健全財政でいけるような施策も含めながら、ご努力をお願いしたいと思います。

出典:標茶町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月8日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる