標茶町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月8日
憩の家改修の進捗状況を聞く
2020年9月8日、標茶町議会の一般質問で、深見迪議員が「憩の家改修の進捗状況を聞く」について質問し、町長 佐藤䭾彦、副町長 牛﨑康人が答弁しました。
- 質問者
- 深見迪 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤䭾彦、副町長 牛﨑康人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 深見迪
それでは、質問通告に従って質問いたします。私の質問の第1番目は、憩の家改修の進捗状況について伺いたいということです。憩の家の補助金申請の締切りが6月下旬と聞いていましたが、補助内容、金額など、どのようになったのか伺いたいと思います。町長は、このほか国や北海道の補助や支援について考えはありますか。基本設計書に基づく改修建設費の予算は、いつ提出するお考えですか。町民からは、今後の町財政も心配しながら、改修費が高過ぎるとの声が出ています。憩の家は手つかずの自然が最大の魅力であって、このような高額な建物は必要ないと考えますが、この点について町長の所見を伺います。改修に当たって、揚湯管、配管や飲用水等の水回りに必要な最低限の経費は、どの程度になりますか。また、飲用水は今まで町から運んでいましたが、今後どのような考えでいますか。「憩の家かや沼」施設に関する条例で、その目的として第一義的に「町民の健全な保養とレクリエーションの場を提供するとともに、地域観光の振興に資するため」と定められています。その点からいっても、広く町民の意見を聴くことが必要であると考えます。以前、町長は町民との懇談会を開く考えはないと態度を示しましたが、その考えは変わりませんか。また、アンケートなどを町民から取る考えはありませんか。基本設計では4人部屋5室、2人部屋6室となっていますが、最近では個室希望者も多いのではありませんか。この点について町長の所見を伺います。民間経営にし、経営者については令和2年秋口には決定するとしていましたが、決定はしていますか。改修後の経営計画が全く見えてきませんが、町としての具体的な考えを伺います。以上です。
答弁 町長 佐藤䭾彦
憩の家改修の進捗状況を聞くのお尋ねにお答えします。まず、第1点目の補助金申請の内容のお尋ねでありますが、以前より情報提供させていただいておりますが、環境省の令和2年度国立公園等資源整備事業費補助金(国立公園利用拠点滞在環境等上質化事業)により、令和2年度に実施する実施設計に係る分について補助申請先であります一般財団法人自然公園財団へ6月17日に応募申請を行い、7月22日に補助採択、8月17日に交付決定をいただいております。交付金額につきましては、実施設計の設計金額2,999万7,000円の2分の1、1,499万8,000円の交付決定をいただいているところであり、今回の補正予算へ計上させていただいているところであります。また、このほかの国や北海道による補助や支援の考えがあるかとのお尋ねですが、温泉排湯熱を利用するエコキュートの導入に当たっては、国立公園宿舎施設の省CO2改修支援事業の採択を目指すこととしており、他の事業費についても環境省や北海道に相談させていただきながら、活用できるメニューがあれば最大限活用していきたいと考えております。2点目の改修建設費の予算はいつ提出するかのお尋ねでありますが、実施設計の委託期間が令和3年2月26日となっておりますので、令和3年6月定例会に上程させていただきたいと考えております。また、このような高額な建物は必要ないと考えるとのことですが、本年3月の定例議会でもお答えしておりますが、釧路湿原の中で唯一の宿泊施設として今後20年、30年と使っていく施設となります。現在の施設は、老朽化に加えて各設備等のサービス提供形態も古くなっていることから、全面改修することとしておりますので、ご理解をお願いします。3点目の揚湯管、配管や飲用水等の水回りに必要な最低限の経費はどの程度か、飲用水についてどのような考えでいるかのお尋ねでありますが、昨年度に策定しました基本計画において概算金額として計上されているものとして、屋外、屋内の給水・排水設備、給湯設備、温泉設備、暖房設備、換気設備、衛生器具設備、給油設備、浄化槽、自動制御設備、撤去工事で、税別で2億215万円となっております。水につきましては安全・安心が第一であり、衛生的な飲用水の確保が重要であると考えております。今回の改修におきましては、老朽化している井戸を更新し、新たに水処理施設の導入、給水管には長寿命で腐食に強いステンレス管を採用することとしております。4点目の町民との懇談会やアンケートをする考えはないかのお尋ねでありますが、3月定例会でも申し上げておりますが、今のところ懇談会やアンケートの実施は考えておりません。5点目の個室希望も多いのではないかのお尋ねですが、実施設計を行うに当たり、施設全体のレイアウトを再点検しております。部屋割りにつきましては、新館2階にシングルユースでも使用可能なツインの部屋4室を設置し、ご指摘の個室希望への対応を図り、全体では4人部屋2室、2人部屋13室、宿泊最大人数を34人にしたいと考えているところであります。6点目の経営者が決まっているかのお尋ねですが、今月中旬以降にプロポーザル方式により指定管理者を募集し、11月には指定管理者の指定候補者を選定するスケジュールとしているところであります。7点目の改修後の経営計画のお尋ねですが、これまでも申し上げているとおり、誰もが気軽に気持ちよく自然や温泉に触れることができる幅広い層の方に利用される新たな町の顔となる宿泊施設にしたいと考えております。経営計画につきましては、観光審議会、指定管理者、宿泊関連業界等の方々と協議しながらシミュレーションし、町内宿泊施設への影響が少ない差別化した価格設定とするようにしたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
質問 8番 深見迪
質問に対しておおむね回答いただきました。それで、私がこの憩の家の問題について、条例がありますが、この中で、たしかあれは「町民の健全な保養とリクリエーションの場を提供する」ということで、それならば憩の家に私たちも協力しようではないかということで、わざわざ憩の家の場所を使ったり、それから、お金を出したりというようなことを町民も努力してつくり上げてきた場所であるということは町長もご承知だというふうに思います。ですから、そういう点では町民の意見、ニーズ、考え、これが物すごくこの憩の家というものに対して大切ではないかというふうに思うのですけれども、一貫して町長は町民の意見懇談会をする気はないと一言で答えられるのですが、なぜですか。その点についてちょっと伺いたいと思います。
答弁 副町長 牛﨑康人
お答えいたします。冒頭、町民の方々に支えていただいたというところについては、これまでも本当に施設設置者の町としても感謝を申し上げているところだというふうに理解しております。町民がそのように大切にしてつくってきた施設、それの改修に当たって町民の声をきちんと聴くべきだという議員のお話も十分理解するところではあるのですけれども、今回の改修計画に当たっては、以前の運営母体であった公社の破綻がまずあります。そして、多くの町民の方々から施設の再開を求める声が届けられ、そして、それに向けて公社に代わる経営母体を探したりとか、あるいは今後に向けてどういうふうにしていこうかというところで、もともと計画していた長寿命化計画、それがありましたので、それをベースにした改修の計画を今立てているところであります。この間、何度かやり取りをさせてもらっておりますけれども、確かに2月まちづくり町民講座で隈研吾さん、原研哉さんがお見えになり、その時点でのお二人の考え方を聞かせていただきました。その段階では、憩の家がそうあるべきというよりかは、当時の世の中の動きとして、いろいろなところからお客さんを呼び込める、そんな施設でもあるのだよ、町民の皆さんが誇りに思って一緒に育てていきましょう、そんなようなお話だったというふうに私は理解しているところであります。外観等については隈さんらしい意匠が施されているわけなのですけれども、実際に予定している事業費等々に合わせて、中については豪華なもの、ゴージャスなもの、そういうものではなくて、議員協議会等でも基本計画の図面等についてご覧いただいていると思うのですけれども、現状のお風呂などについてはあまり変わっていないというふうに思っているところであります。それから、いずれにしても、どんな形にしても再開するのであれば、経営の問題が付きまとうわけであります。新たな経営主体がやるときに、より効率的に、あるいはより経済的に運営できるようにという観点で、これは長寿命化計画のときから指摘をされていたのですけれども、厨房と宴会場の距離があって、サービスに関わる職員の数が非常に膨らんでしまうと。経営として効率的なものは望めないのではないかというところで……(「そんなこと聞いていない。なぜ町民の声を聴かないのかということを聞いたのです」の声あり)
答弁 副町長 牛﨑康人
はい。今そこにたどり着こうと思っておりました。そういうところで、必要な改修を見込んでいるところであります。ということで、この間、いろいろとご懸念が示されていた高級化とかそういったことではなくて、今あるものをよくして提供するというところでは、住民の皆さんのニーズに背いたものではない、そういうふうに考えているところであります。そういうことで、この段階では、町長が先ほど答弁したように、予定はしていないということであります。
質問 8番 深見迪
幾つか町民の声とか意見を聴く、あるいは懇談会を開くと。前の懇談会は大荒れに荒れましたから、前というのはずっと前のああいうスタイルは、私も好ましいものではないというふうに思いますけれども、私が聞いているのは、町民がお金も出して、利用も考えて、やっぱり憩の家使おうやというようなことで頑張って今までつくり上げてきた施設なのですよ。それは、条例にもあるとおりなのですね。だから、そういう点では、どうして町民の設計の段階から意見を聴かないのかということを私は端的に聞いているわけで、町の声を聴きましたら、決してゴージャスなものではないと言っているのが隈さんですよね。講座の中で言いましたよね、そうやって。だけれども、実際の講座の説明を聞いたら、えっと誰もが思ったのではないかというふうに思います。あの建設予定金額、町からしばしば出されていますけれども、あれでゴージャスでないのかというのが正直なところなのですね。今あるものを活用して、そして最小限に改修をしていくのだというふうには、とても思えない内容になっているというふうに私は思うのですよ。それはいろんな町民の方からの意見を聴いても、そういう声が多いです。だから、そういう点では、どうしてもう少し町民の意見を聴こうとしないのかと、町民の生の声をなぜ聴こうとしないのかということ、そこに焦点を合わせて、あたかもあの設計書が町民の声を代弁しているかのような設計になっているのだという言い方で副町長おっしゃいましたけれども、それと真逆の声がたくさんあるということも事実なのです。だから、そういう点では、いま一度町民の声を聴くべきではないのかと。それは伝わっていますか、役場のほうに。役場が独り歩きしているのではないかというふうに思うのですけれども、いかがですか。
答弁 副町長 牛﨑康人
お答えいたします。議員から役場が独りで走って町民の意向に反した施設改修に向かっているのではないのかという、そういったご懸念だと思いますけれども、先ほども申し上げましたけれども、この先、長寿命化も兼ねて行って、長いこと使っていくと。そのときに、先ほども答弁させてもらいましたけれども、必ず経営の問題も付きまとうわけであります。第三セクターという形で公社自体は頑張ってやってきた経過がある、よその第三セクターに比べると頑張ってやってきた経過はあるにしても、やはり基本的な収支については厳しいものがあったということで私どものほうでは総括しております。そういうことを考えると、設置条例で町民のためというふうに書かれておりますが、一方では、議員も先ほどご指摘のとおり、地域の観光振興のためという目的もあります。また、この間、9月の定例会の経営報告等々では、町内外の方々のご利用をもって、かような成績を上げてきた、そういう報告がされ、また、それについては議員の皆さんもご承知いただいているというふうに思います。確かに、町民の皆さんが守り育ててくれた施設ではありますけれども、一方で、この先の運営、経営、そして在り方というものも含めて考えると、今のものを例えばそのまま提供する、あるいは若干の改修、ちょっときれいにするぐらい、掃除したぐらいの、お金をかけない、そういったものでこの先の利用に耐え得るかというと、そうではない。ただ、町民のこれまでの要望等を踏まえると、一部ではインバウンドに特化するともっともうけられるという話は正直ありましたけれども、そうではなくて町民の皆さんに愛される施設、そして外からのお客様にも喜んでリピーターになっていただける、そういったトータルのことが成立するような形でいくというところで鋭意進んでいるわけでありまして、議員ご指摘のように町民の声が全くないところから町が、今、独走している、そういう状態ではないというふうに理解をしております。現時点では、そういったことが想定していないという答弁でありますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 8番 深見迪
インバウンドの問題については、これは講座の中で隈さんが声を大にして言ったことであって、それに基づいた実施設計書ですよね。だから、いや、そうではないですか。それに基づいた実施設計書が出てきたわけですよね。基本設計、基本構想とはあまり違わないですよね。だから、そのインバウンドの問題については、それに基づいて設計がされているわけで、それは町長がしばしばそうではないよというようなことを説明されていますけれども、しかし、あれに基づいて設計されているわけですから、その言葉は当てはまらないというふうに私は思うのです。議長、私が聞いているのは、端的になぜこの建設に関わって町民の声を聴こうとしないのかということを端的に伺っているわけで、それはこうだから町民の要望どおりになっていると思うと町が言っているだけであって、端的にそのことを伺いたいということなのです。だから、そういうふうにきちっと、余計なことと言ったら失礼ですけれども、言わないで、そのことを答えていただきたい。
答弁 町長 佐藤䭾彦
お答えしたいと思います。私はこれまで町長になってから、なる前も実はかや沼の経営があまり芳しくないということを含めて、かや沼の経営についてはしっかりしたものにしていきたいということを選挙の最中にはお話をしながら町長になったわけですが、その後、こういった形になって、やはり一日も早くかや沼を前と同じような形の町民の利用にできるようにしたい、最大限に努力するというのが私の今の立場だ、そんなふうに考えていますので、これまで町民の皆さんの利用の中心は温泉の利用、それから宴会場の利用、そしてレストランの利用、外の焼き肉を含めてが中心です。これらについては全て今の計画の中には取り入れをしながら実は計画をしております。ですから、一日も早い実現が僕は町民に一番お応えする内容だと思っていますし、この間もいろんな方が実は私のところに訪ねてきています。やはり一日も早く再開をしてほしいという声が一番大きいのと、やはりこれから標茶町が人口減少を含めて活性化していかなければならない、そういう中心となる施設にかや沼がなれるのではないか、若い人たちからはそういう声が実はたくさん寄せられています。やはり外から宿泊関係の状況、皆さんご存じだと思うのですけれども、かや沼の宿泊、地元の人は5%を切っています。それ以外の95%以上の人は、町外の方の宿泊で運営されていました。収支も採算が取れるのは宿泊の部門だけです。そういったことをトータルで考えると、やはり外からもしっかりお客さんに入ってもらいながら、町民の利用も最大限今までの状況を確保するということであれば、多くの方から理解できるのであろうなということで、私はできるだけ早く進めるのを最優先にこれまでやってきましたので、いろんな方から情報をいただいていますので、改めて懇談会とかそういった部分については現状今の時点では必要ないのかなと、そんなふうに理解しておりますので、一日も早く皆さんのご理解をいただきながら実現をしたいな、そんなふうに考えております。
質問 8番 深見迪
今も多くの方々から情報をもらっていると。思いですよね。それ、議会では見えてこないのです、一切。どこでどのように町民の声を聴いたのか、どこでどんな情報が町のほうに入ってこういう計画が出てきたのかというのは、議会で明らかにされていないではないですか。それだったら議会との議論ができない。そうすると、この計画について議会が態度を決定するということにはならないのではないですか。重ねて町民の声を、さっき情報をいろいろな方からいただいていると言うけれども、それがどの程度の規模のものか、どういう質のものなのかというのは、さっぱり私ども、この議会で何回か質問しましたけれども、答えられていないのですよ。そこ、どうですか。
答弁 町長 佐藤䭾彦
私これまでも、具体的にというのは非常に難しい、では、どこへ行ってどんな話を聞いたかということを一々メモしているわけでもございませんので、それについてはちょっとそういうお答えをするのは難しいかなと思いますけれども、町長就任以来、様々な会合に出たり、いろんな人とお会いする中で、やはり町民の皆さんが一番気にしているのはかや沼のことだった、それは間違いないと思いますし、いろんなところに出向いて挨拶するたびに私はかや沼の話、倒産しまして申し訳ないけれども、一日も早く再開したいという話をしながら、お話を聞かせてもらったりしています。さらに、私のところに訪ねてくる方も多くいます。そういった方々の話や、あとは外のいろんな地域づくりや、そういったことの専門的な方々がコロナ禍の例えばホテルはどういうものがいいのかとか、そんな専門的な知見もいただきながら、ここまで来ておりますので、それで今言ったように、今の時点では町民の皆さんのこれまで使っていた形態について一定程度の確保をしながら、さらに価値を高めるためのかや沼の改修を目指していますので、ご理解をいただけるのではないかなと、そんなふうにして進めていますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 8番 深見迪
これ、やっぱりいろんなところでお話を伺っている、訪ねてくる人も多々あると、ご意見を伺っていると。これ議会になぜ明らかにできないのですか。どの程度の人がどんな内容のことを言っているのか。これが町民の要望、それから声、これが議会に届かないと、私たちは、私たちと言ったら語弊がありますが、私自身はいろんな人から会って話を聞いていますよ。だけれども、これ町長の答えと同じでしょう。深見はいろんなところから、いろんな人からこういう意見を聴いているといったって、信用できますか。多分信用していないだろうと思うのだけれども。だから、いろんなところでいろんな人から、訪ねてくる人もいて、意見を聴いている、それは具体的にどんなものなのかということを私は聞いているのですよ。それが明らかにならないと、本当にこの計画がいいものなのかどうなのか、町民の要望に基づいたものなのかどうなのかという判断を議会ができないではないですか。私……(「議員じゃないでしょう。一人一人の判断だ」の声あり)
質問 8番 深見迪
議会が判断できないのですよ、それでは。だから、そういう意味では、これ、言っても、また同じ答えが返ってくると思うので、また憩の家を取り上げた議員さんもほかにいるので、そういう点では私この辺でやめますけれども、やっぱりその辺が具体的でないのですよ。町民からどんな声が寄せられているのかというようなことをしっかり私たちつかんで、そして議会で判断して採決するわけですから、その情報がさっぱり議会に議場で明らかにならないということだけは、いまだになっていないということだけは、私ここで指摘しておきたいというふうに思います。それから、最後に、この憩の家が破産する前は、随分と経営の内容について数字を含めて、見通しも含めてどうなるのだという話が出てきました。常にそのことが議論の中心になっていました。だけれども、今回、私、改修後の経営計画が全く見えてこないというふうに言ったのだけれども、これ全然数字としても出てこないのですよ。そうすると、こういう計画でこういうふうにやっていくのだよと、主観的願望ではなくて、こういう計画でこういうふうにやっていくのだよというような数字的なものが見えてこないと、これ納得できないでしょう、この計画については。これは破産する寸前までこの経営計画の数字が何度も何度も示されて、議員さんたちもいっぱいこれに質問して、町理事者も答えてきたことなので、全然ないまま突っ走るということは非常に危険だと私は思いますし、それでは議会が判断できないと。これ、いつ頃、どのように、この経営計画というのは、たとえどこかに任せるにしても、どういう考えをお持ちであるのか、この点聞きたいと思います。
答弁 町長 佐藤䭾彦
先ほどの最初のほうの私はちょっと、私が例えばどなたと会ってどんな話をしているというのは、基本的には行政報告の中で、細かくどこに行ったりとかそういったことを含めて公表していますし、さらにホームページで毎月の動静も含めて公表しています。ただ、具体的に誰と会ってどんな話をしたということについては、それは個人的なことも含めて、名前を公表するとか、具体的に誰と会ってこういう話をしたということまで説明をしないと何か理解できないような話をされましたけれども、それについては私ではできないと思っていますので、ただ、全体としてそういう話を受けながら現在進めているということでご理解いただきたいと思います。それから、経営計画についてなかなか見えないという話、それは、これまでの経営形態は第三セクターで議会にも報告責任があるということで、一定程度議会の皆さんに報告いただきながら進めてきたというものがあると思います。ただ、今後については、公設民営という形ということは以前お話をしたと思いますので、そうなれば、今度はさらに民間のノウハウを最大限活用していただきながら経営をしていただくということでありますので、今この時点でがちがちの経営計画、こういうふうにしてやるのですよということを、今、私のところで説明するということは、非常に難しいというか、逆にそれをやってしまったら、せっかく民間のノウハウを持っているところの力を十分に発揮できないということもございますので、一定程度、指定管理者の応募の中でそういったものも明らかにしながら議会に説明する時期が来るという、そんなふうに思っていますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 8番 深見迪
それは、いつ頃ですか。どの時点ですか、説明できるのは。
答弁 副町長 牛﨑康人
お答えいたします。最初の答弁でも申し上げましたとおり、今月から指定管理者の公募を始めて、スケジュール的には年内に指定候補者の候補者を選定する。そして、その直近の議会に提案をさせていただきたいというふうに考えております。指定候補者として決定した以降、そういった作業に着手してまいりたいというふうに考えております。
質問 8番 深見迪
これ、この次の失敗というのは、今までも幾つか失敗はしてきた難しさというのはあるので、この次もまたあれだけのものを建てて失敗するというのは到底許されないことだというふうに思うのです。それで、私は、民間というのはちょっといろんな考えを持っていますけれども、仮に民間と指定管理者を選定したにしても、年収どのぐらいあればこれはやっていけるのかという、そういう見通しというのは町は一切持たないで指定管理者を決めるつもりですか。やっぱりそういう大ざっぱな見通しぐらいはあってしかるべきではないですか。それがあって初めて議会も納得できるというふうになると思うのですけれども、それはどうですか。数字的なものを言ってください。
答弁 副町長 牛﨑康人
お答えいたします。大まかな数字はこれまでもお話をさせていただいているという記憶でおりましたけれども、公募に当たっては、最終的に実施設計で固まってきた部屋数あるいは収容人員を基にして、そこにどれぐらいの単価設定をするのか、そして年間の収入が見えてくるという形になってくるのは当然のことと思いますけれども、従前の憩の家を経営していた公社の成績というのを一つの参考にしていくことになろうかというふうには思っております。そうしますと、議会でも過去にも金額のご指摘をいただいているところでありますけれども、年間の収入については、一つの目安としては1億2,000万円前後の数字とか、そういったものがなかったら成り立ちませんよという指摘を受けておりますので、そういったことを目標にしながらやるべきかなというふうに考えているところであります。ただ、民間の活力を有効にというところでは、もしかするとこれまでできなかった経費の圧縮等ができるかもしれませんので、その辺については収入支出のバランスを指定管理者とも相談しながら最適なものにしていきたいと。根底にあるのは、町民の皆さんに快適に使ってもらえるサービスを提供していきながら、そういったサービスを提供するための資金を生み出すという、そういった設定になっていくというふうに考えているところであります。それから、町長の一番最初の答弁にもあったとおり、基本的には町内の民業を圧迫しないような価格帯で設定していきたい、そういうふうにも考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 8番 深見迪
ちょっと聞き漏らした。1億2,000万円と言いましたか。5,000万得と言いましたか。2,000万円と言いましたか。うんでいいのだけれども。
答弁 副町長 牛﨑康人
今おっしゃられたとおり、過去の数字として具体的に示させていただいているのは、公社の成績での1億2,000万円というものを目安にしたいということであります。
質問 8番 深見迪
これ、私、同僚の議員の質問もありますので、最後にしたいのですが、町長は前に議会で、場合によってはもうけが多くなった場合に町の還元もあるよというようなことを言われていました。いや、首をかしげていますけれども、そう言ったことがあるのですよ。(「ちょっと聞き取れなかったのですけれども」の声あり)
質問 8番 深見迪
町長は前に、もし、この経営がうまくいって、もうけが多ければ町に対する還元金もあるよということを言いました。この1億2,000万円という金額の計画なのですけれども、これは町に還元金があるというふうに考えてもいいのでしょうかね。
答弁 副町長 牛﨑康人
お答えいたします。先ほど私申しましたのは、経営が成り立つ収入の目安として1つ、公社が行っていたときの1億2,000万円というものがあろうかというお話をさせてもらいましたけれども、公社からは納付金を頂いておりませんでしたので、それらについては、あくまでも1億2,000万円、目安ということで納付金等々総体の金額の中で定まってくるものというふうに理解しておりますので、1億2,000万円ありきで全てが動くということではありませんので、そこはご了承いただきたいというふうに思います。
質問 8番 深見迪
この1億2,000万円という金額は、経営が成り立つ一つの目安として考えているのだということで理解しました。また後日改めて質問したいと思いますので。