みんなの議会

標茶町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月9日

職員の労務管理

2020年3月9日、標茶町議会の一般質問で、松下哲也議員が「職員の労務管理」について質問し、町長 佐藤𠮷彦、副町長 牛﨑康人が答弁しました。

質問者
松下哲也 議員
答弁者
町長 佐藤𠮷彦、副町長 牛﨑康人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 松下哲也

さきに通告してありますとおり、2点について質問いたしたいと思います。まず、1点目ですけれども、職員の労務管理についてということであります。昨年7月に道内自治体の職員の大変痛ましい事案が起きてしまいました。報道によりますと、長期間にわたる残業が原因ということが報道されておりますけれども、この原因につきましては現在もいろんな方面、いろんな角度からの調査が進んでいるということで、ここではまたあえて深くは私は追及いたしませんけれども、そのような報道がされております。このような大変痛ましい事案が二度と起こることのないよう、万全な体制、労働環境をつくり上げていくことが非常に大事であると考えておりますし、本町においては絶対起こしてはならないものだと思っております。本町では多くの町民から、役場庁舎の照明が大変夜遅くまで点灯しており、常に残業しているという職員が多いのかという心配する声も聞こえてきてはおります。そういうような状況から、3点について町長の所見を伺っていきたいなと思います。まず1点目に、恒常的に残業の多い部署があるのか、また、あるとすれば、その原因は何なのかと。2番目に、技術系、事務系、現業部門といろんなところに分かれてはおりますけれども、そういう中で盛んに人員不足ということが言われておりますけれども、それに対する対応はどう取っていくのかと。3番目に、それぞれの部署において労働の環境だとか、また、職員間のチーム力だとか、あと個々の精神的な、いわゆるメンタル的なもののサポートだとか、そういう余裕を取れるようなことが図られているのか、そういうことについて町長の所見をお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤𠮷彦

4番、松下議員の職員の労務管理についてのお尋ねについてお答えいたします。1点目の恒常的に残業の多い部署があるのか、あるとすればその原因は何かとのお尋ねについてでありますが、初めに恒常的に残業の多い部署についてご説明いたします。本年度のこれまでの実績ですが、建設課、総務課、農林課において時間外勤務が多い状況であります。原因の一つとしましては、技術系の専門職の職員が不足していることにより、業務量が増えてしまっている状況と分析しております。この部分につきましては、昨年7月に土木職1名を採用し、所属職員の業務負担緩和策を図ったところであります。また、新たな制度の構築により、一時的に業務量がふえているものもあります。具体的には、令和2年度から施行される会計年度任用職員制度について、総務課では業務量が増大し、時間外勤務がふえております。これについても10月に人事異動を行い、担当部署の職員を1名配置し、対応に当たったところであります。なお、農林課につきましては、年度途中において職員の退職により1名の人員が急遽欠けたところですが、退職者の補充がかなわなかったことが原因で時間外勤務が増加している状況であります。2点目の技術職、事務系、現業部門における人員不足が見られるが、その対応はどう取っていくのかとのお尋ねについてでありますが、職員の採用及び配置につきましては、定員適正化計画に基づき、適正な人員配置に努めているところですが、昨今、技術職をはじめとした人員確保が大変難しい状況になってきております。このような状況の中で、人材派遣会社の活用や、対象年齢を上げた社会人枠の採用試験を実施するなど、新たな試みをもって人材確保に努めております。令和元年度においては、4月新規採用者8名のほか、土木技術職1名、保育士1名、介護支援専門員1名、看護師4名、医師1名の中途採用を行っております。3点目のその部署における環境、チーム力、個々の精神的な余裕が図られているかとのお尋ねについてでありますが、健康管理やワーク・ライフ・バランスを図る観点でも、職場全体が一体となって活気ある健全な職場づくりを目指すことが肝要と認識しております。本町職員で構成する職員安全衛生委員会では、平成29年6月に標茶町職員心の健康づくり基本計画を策定し、悩みを一人で抱えない、困ったときにすぐ相談できるなど、風通しのよい職場環境づくりに向けて取組を進めてきました。また、月例の課内会議、人事評価面談等の場を活用し、職員個々の精神的なケアを図るべく指示をしてきているところであります。平成28年度からは、正職員、非常勤職員、臨時職員を対象としたストレスチェックを実施しており、組織全体及び各所属ごとの状況を把握する指標として、職場環境の改善に向けた取組を行っております。このように様々な方策により、業務の問題点あるいは課題を供給し組織で解決していくことで、職員個々の負担軽減を図ってまいりました。議員ご指摘のとおり、昨年7月に起きた事案は誠に痛ましいものであり、このようなことが二度と起こってはなりません。このことからも、職員が元気で働きやすい環境の下、町民皆さんの期待に応え、よりよい行政サービスができる体制の整備に努めてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 4番 松下哲也

町長のほうから、それぞれの課でもって、組織でもって解決していく、そういう方法が取られているということを聞いて、私は非常に安心いたしました。確かに時期的なものとか、町でいろんなイベント等がありますと、その担当する課が一時的に残業がふえたり、例えば現在は申告をやっているわけですから税務課が忙しくなるだとか、そういうことでは時期的に忙しく残業がふえる課はあると思いますけれども、この中でちょっと町長の答弁の中に建設課がなかったのですけれども、建設課が、この間の除雪のようなときに一時的にふえるのか何なのかちょっとそこは分からないのですけれども、そこら辺について、建設課に関してはどのようなふうに捉えているか、ちょっとお聞きしたいと思います。

答弁 副町長 牛﨑康人

私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。恒常的に時間外が発生していた本年度の実績からというところで答弁した中には、建設課も含まれております。町長のほうからは技術職員の不足ということもあったのですけれども、それは相対的な業務量に対しての職員の不足感が出てきているということでありまして、1つは年度初めに経済対策としてできるだけ早めに発注をしたいということで、一時期に集中した設計業務があったりとか、あるいは施設等々の改善要望等がありまして、それらの設計が町行政全体の中で建設課のほうに依頼して行われる、そういうようなことが重なっておりまして、そういうような形になっておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 4番 松下哲也

分かりました。決して除雪でふえたわけではなく、いろんな設計業務だとか、その点での技術者がちょっと不足していてふえたということと理解いたしました。非常に今、人材確保が大変難しい中で、その中で皆さん職員の方がそれぞれ頑張っていっているということは、私は心から敬意を表したいなと思いますけれども、決して痛ましい事故だけは絶対発生させてはならないということだけは、よろしくお願いしたいと思います。

出典:標茶町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月9日 議事録 PDF(76ページ) 間違いを知らせる