蘭越町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月12日
本町職員・管理職の労働時間・精神的管理等の労務管理の現状について
2020年3月12日、蘭越町議会の一般質問で、永井浩議員が「本町職員・管理職の労働時間・精神的管理等の労務管理の現状について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。
- 質問者
- 永井浩 議員
- 答弁者
- 町長 金秀行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 永井浩
私は、前回、決算委員会の時にも職員の残業状況はどうだというお話をさせていただきましたが、それはやはり標津町の職員の自殺ということから端を発しているわけですけど、ある程度各紙にも、道新さんにもある程度のその後の報告の記事が載っていましたが、それにあわせて質問させていただきます。先般、北海道新聞をはじめ各紙が、標津町職員自殺報告に係る報道がなされておりました。北海道新聞では「急増の修学旅行一人で対応/上司に怒鳴られ」「残業月146時間」「増員されず過度の負担」などの文面がありました。また、標津町のように人事委員会を置かない自治体の労働基準監督権は、労働基準監督署ではなく町長にあるため「監督機関と監督されるべき者が同一で矛盾した関係」と指摘しており、他の専門家は「地方自治体は労務管理が旧態依然で対策が急務」と指摘しております。これらの事を踏まえ、本町職員・管理職の労働時間・精神的管理等の労務管理の現状についてお伺いします。
答弁 町長 金秀行
永井議員の蘭越町役場における労務管理の現状についての御質問にお答えします。安全で、健康的な職場生活を送ることは、全ての労働者の願いであります。それを実現することは、事業者の責務であり、地方公共団体においても、職員の健康を保持し、職場の安全衛生を確保することは、職員が安心して公務に専念するために必要であることはもちろん、公務能率を向上させ、行政の円滑な運営を図る上で必須の条件でございます。地方公共団体における職員の安全衛生の確保については、民間の労働者と同様、労働安全衛生法が適用されることとなり、その運用にあたっては、労働条件についての一般法である労働基準法と一体的な運用を図らなければならないとされております。12また、人事委員会に代わる機関としまして、後志管内19町村と9つの組合が共同で、公平委員会を設置し、職員の勤務条件に関する措置の要求や不利益処分の審査及び必要な措置を講ずる等、一定の司法に準じた機能を有した管理がなされております。さて、本町におきましては、産業医と保健師を衛生管理者とし、総務課、健康推進課、職員組合を構成員とした衛生管理委員会を設置し、労働環境、勤務条件、健康管理等の項目について協議をしている状況にございます。具体的には、総合健診の勧奨、メンタルヘルスの予防対策、ハラスメントに関すること、病気休暇後に円滑な職場復帰に向けた試し出勤に関すること、公共施設の受動喫煙防止等、職場環境や施設の衛生上必要な事項についての改善、措置を行ってきております。また、休日や時間外勤務等の勤務条件については、服務規則や条例等によるところですが、議員、御承知のとおり、今年度から、長時間労働の是正の取組として超過勤務命令の上限時間を設けて上限を超えた場合は、超過勤務に係る要因の整理、分析及び検証をすることとしておりますので、必要に応じ改善、対応していきたいと考えているところでございます。なお、管理職の労働時間については、各管理職員に任せてはおりますが、責任ある立場でありますので、必要な業務が勤務時間外や休日出勤等になることは一時的にあるかと思いますが、恒常的にならないよう配慮していきたいと思います。また、全職員を対象に年一度実施しておりますストレスチェックにより、高ストレスと判定された場合、本人の申し出等により、産業医との面談指導を行い、必要があると認めるときは、就業上の措置を講ずることとしております。精神的な管理、特に個別のケアにつきましては、今後も、産業医と連携、相談をしながら、徹底してまいりたいと考えております。また、月2回、定時退庁を目的として実施しておりますリフレッシュデーでは、所定の時間内での業務処理を心がけていく意識も定着してきていると感じておりますが、今後もこれについては推進してまいります。いずれにいたしましても、適切な労務管理及び人事管理を行い、公務能率の向上を図り、質の高い行政サービスの提供ができるよう、今後も、より一層、働きやすい職場の環境整備に配慮するよう努めてまいりますので御理解願いたいと思います。
議員の質問 3番 永井浩
ただ今、衛生管理委員会を設置して、ある種第三者13的な立場から管理してますよということでした。でもなかなかですね、先ほど言ったストレスチェックもちょっと調べてみたら、なかなか正直に出てこないという話もしています。普通に業務を推進していって、こういうことはないですか、例えば今言った、意外と委員会に言葉上がってこないんですが、この記事出た後のネットの声なんです、俺がそのくらいの頃は毎月180時間残業していた、毎月ボーナスのような給料だった、こういう言葉意外と出てくるんですよね。俺たちの頃は。俺たちの頃は、今も新しい22歳の大学卒業生が来たら、俺たちがその、俺たちと言ってる年代なんですね。これ、俺たちというのは委員会では絶対出てこない言葉なんです。ところが、俺たちという言葉が一番辛いですよね。そのくらいの事やれたと。またそれに対するバッシング言葉があって面白いですね、田舎の役場なんだから個人単位で管理するくらい可能な人数だろう、わかっていて放置していたんじゃないか、それから、ほかの職員からも協力を得られず、とは、協力しなかった職員もいずれは管理職になる、そんな管理職の下で働くとまた同じことになる、勤怠管理システムの導入を図ろうとしているが、時間管理だけでは解決しない。この標津町の長時間労働やパワーハラスメントを受けてそれを理由に退職した元職員の男性は、実態にあった勤怠管理が行われてきた、この実態というのはどういうふうにわかるのかなと思います。蘭越町、例えばどういう状況にあるのかというのはなかなかわからないんですが、今、熊谷議員からの質問にもありましたけど、人手が足りない、せっかく入って入庁してくれた人が、こういう状態で辞めていくというのは本当に悲しいことなので、しっかりやってもらいたいんですが、この方はどういう意思で入られたかというと、道教の、北海道教育大学の釧路校卒業して、へき地教育を学んでいた。毎年のように標津に足を運び子どもたちと寝泊りする合宿などに参加した研修を毎年行っていた。それで結局一本釣りされて、教師にならないで職員で、へき地教育もいいけれどへき地行政も携わってどうだというふうに一本釣りされて行ったわけです。当然入庁するためには、総合的なことは調べると思います。給与状況だとか財政だとかその内容について調べると思います。人間関係や仕事状況なんてわかるわけないんですね。これ見てて、どこぞの息子とも全く同じ経歴だなと。どこぞの息子はぶくぶく太ってるから大丈夫だと思うんですけど、やはりその辺についてはしっかりやってもらわないと、町長と副町長がですね、カメラの前に出て、すいませんでしたということがないようにということにしてもらいたいなと思いますが、再度、いかがでしょうか。14
答弁 町長 金秀行
永井議員の御質問にお答えしたいと思います。議員おっしゃるとおり、そういう、非常に今現代社会においてですね、いろいろ住民ニーズが対応している部分の中で、住民の福祉向上のため非常に職員は苦労しているという部分の中で御質問をされていただいたと認識をしているところでございます。どこの町もそうですが、より多くの業務をして、質の高いサービスを提供するというのが、今の部分の中で求められている。町の競争というか、やはりその中にはあるんです。ただ、そこのなかでそういう労働管理ができているかというのも、町の資質が問われるところだと考えております。本町においても、広域で後志の公平委員会、さらには衛生管理ということで職員組合も入れた管理職、そして外部の医者を入れた労働管理の協議会というかそれを作っておりますけど、そこの中だけじゃなく、今、年にですね、人事考課というものもやってまして、そこの中で各職員が目標を出して、それについて上部のほうで採点をしながら人事考課を行っているんですが、今それプラス、面接というものを一緒にやっております。日頃、管理職がその部下に対して、いろいろ目標も聞きながら面接も行って、どういうような状況かということも確認しながら業務を行っております。こういうことやってるから大丈夫だということは、100%はそれは言えないと思います。ある程度、きちっと役場の組織という部分の中でチームとして協力し合ってお互い助け合いながら頑張っていこうという話は、私も職員にさせていただいておりますが、それぞれの中で悩みとかそういうものがあった時は各管理部門の中でですね、聞きながら、何とか町民の期待に応えるような行政組織にしていきたいと考えているところでございます。実際に今そういう中で、心の病というような方々はどこの自治体でも増えております。蘭越町にもございます。そういう部分をいかにして、そういう人がたの部分を少なくしていくか、非常にあの、特効薬というのはなかなかないんですが、地道にその人がたがどういうことを思いながら、そしてまだ若い人がこれからも何十年も含めて役場職員として勤務をできる、そういうような体制づくりをしていかなければならないといのは私も常日頃感じているところでございます。答弁、いろいろどういうお話っていう部分もあるんですが、今の中ではそれぞれ定められた、そして議員から御質問いただいた時に改めて、蘭越町では蘭越町人材育成の基本方針というのを実は平成22年に定めております、それを改めて読んだ時に、非常に、職場における能力の開15発とか、さらには働く環境づくり、そこの中できちんと職場での健康管理、メンタルヘルス、支援体制の整備、長時間労働の縮減と、その人材育成の基本方針の中でうちで謳ってる、改めてこれを、議員から質問いただいた時に、私はこれをまた職員と共有しながら、こういう部分の中でうちの役場というものをもう一度皆で共通認識しながら進めていこうということも周知しながら進めてまいりたいと考えておりますので、御理解願いたいと思います。
議員の質問 3番 永井浩
警察や消防や自衛隊のように、目の前にある異常な所に立ち向かう職種の場合は、それぞれ学校、教育の段階で、不条理なことに耐えられるかというのはものすごく圧をかけられて、別に卒業する必要はない、残ったものがその任務につけれる、それはそこまでストレスをかけるわけですけど、役場職員はそこまでストレスかけられる必要はないので、仕事を覚えてもらって、蘭越なら蘭越のその町民の幸せに寄与してもらえればいいわけです。そして今、いろいろ町長言われました、いろんなもの、人材育成だとか、そういう策定、町村すごくしているんですよね。そしてこれに対してなんとか対応しようと思っているんですが、一つこれを聞いて下さい。この人の遺体発見は2019年7月24日です。平成31年3月、すなわち2019年3月です、それには、第1期標津町自殺対策計画案素案というのが5年計画で出しているんですね。その7月、4か月後に自殺されてる、やっぱりいろんなもの作るんだけど、結局その人のためになっているのか、これは全町民に対する、これは職員も入りますけれど、こういうものまで作ってても何もなってないんですね。これ見るとですね、ほとんど書き写しです。道からのなんとかとか、書いてるんですよ、厚生省からどういう申し出があったとか、結局つぎはぎの対策計画作ってるから、たぶん町長でも読んでないと思うんです。作りましたよ、はい、どうも御苦労さん、ぱーんって。こんなに厚いんです。結局作ったものが生かされてないことがあるので、蘭越町も当然、せっかく蘭越町で働いてくれるっていう人たちを潰しちゃいけないと思うんで、その辺のことを改めてもう一つ、こういう計画に対する実行力、実行性をもっともっと発揮してもらいたいと思うので、よくこういう計画があって周知してないと、周知してもらわないと困るんですけど、職員の方々に。いじめてるほうはわかっていじめていないんですよ、僕のようにわかっていじめる人もいますけど。なかなか伝わらない、なかなか意思が伝わらない場合もありますから、その辺の所、もうちょ16っとお願いします。
答弁 町長 金秀行
永井議員の御質問にお答えします。非常に町村職員、繰り返しますけど、住民の福祉の向上という大きな目的のために、それぞれの部署で働いております。その中で、やはり人間ですからそれぞれ性格があって、その中ですごい気持ちの強い人、それとかそういう部分の中でちょっとしたことで気にかかる人、やっぱりそういう部分があると思います。そこをいかにきちっと役場として対応できるかということが、議員おっしゃってる部分の中では重要であるいうふうに考えております。本当に、いろんなものを作ったとしても、それが効果が無くて、そしてすぐそういう部分の中で辞めたりとか不幸なことになっていくということが十分あるということは私も認識しております。そのために、きちっと管理職も含めて役場職員として皆がチームとなって頑張っていくんだと、そういう士気を高めるということが大切でありますし、その中では職場だけではなく、やっぱり福利厚生をやっている、うちの方では互助会っていう組織もありますけど、そういう中で皆でいろいろ共有した、レクリエーション含めてやっていく、さらには今、管理職が直接若手の職員に対して講習をしている、管理職としてのいろんな持っているものを若手の人がたに伝える、それに対して若手からその感想も上げてもらってですね、なるべく身近にそういう部分の中で職員が仕事に励んでいけるような、そういうような体制を作っていけるように考えておりますが、今、議員おっしゃったいろんな部分、なんぼやっても、その部分から言ったら、どれだけ効果があるかというのがありますが、十分、今回の質問いただいた部分の中でも、もういちど皆で認識を深めながら、少しでも住みよい職場環境、そして町民のために頑張れる、そういう組織にしてまいりたいなと考えているところでございますので、御理解願いたいと思います。