みんなの議会

標茶町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日

バイオマス産業計画の進捗状況を問う

2019年12月10日、標茶町議会の一般質問で、本多耕平議員が「バイオマス産業計画の進捗状況を問う」について質問し、町長 佐藤䭾彦、農林課長 長野大介が答弁しました。

質問者
本多耕平 議員
答弁者
町長 佐藤䭾彦、農林課長 長野大介

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 本多耕平

2点目でありますけれども、バイオマス産業都市の進捗状況を問うということで、お聞きをしたいと思います。平成28年10月5日、バイオマス産業都市の認定を受けました。さきの議会において計画案が提示されました。以来、私を初め同僚議員が再三質問しておりますが、その内容は全く先の見えない答弁であります。具体的に申すならば、計画では10年間で、ここで私「5カ所」と書いてありますけれども、調べたら4カ所だということなので、申しわけありません。「4カ所」に訂正をお願いしたいと思います。4カ所のプラントを設立する。売電が不可能なプラントについては、発熱を利用した新たな産業を起業する。家畜排せつ物を利用することによって環境問題に取り組むなどなどが盛り込まれています。地域経済振興策上でも大きなプロジェクトと考え、改めて計画の進捗状況を伺います。

答弁 町長 佐藤䭾彦

バイオマス産業計画の進捗状況を問うのお尋ねにお答えいたします。過去の経過につきましては、これまで一般質問等でお答えしたとおりでございますので、最近の状況等についてお答えしたいと思います。平成29年度は、標茶町エコヴィレッジ推進協議会が中心となり、バイオマスの利活用方法の検討会、勉強会、先進地への視察研修を実施し、研修で得たものをフィードバックし、地域の声を聞くため、構想の中でプラントの建設地区としている磯分内、虹別、中御卒別、阿歴内の4地域において事業説明会を実施し、全農家を対象としたバイオガスプラントに係るアンケートを実施しました。平成30年度は、北海道が実施するバイオマス由来水素の活用可能性調査に応募しており、対象地区は説明会のときに関心を寄せた阿歴内地区を選定し、水素利活用に係る説明会を阿歴内地区4法人に実施しております。北海道による1次、2次のアンケート調査及びヒアリングを受け、令和元年度から国が水素社会に向けた実現可能性調査をすることから、その調査該当となるか結果を待っているところであります。また、FIT制度の代替案として、生産したバイオガスを町内の工場へ提供できないかを検討するため、バイオガスプラント整備・利活用調査を実施し、調査結果に基づき、磯分内周辺の農家を対象に個別ヒアリングを実施しております。ヒアリング結果につきましては、現在集計中であり、今後、関心をいただいた農家を対象に説明会を開催する予定でおります。地区別に申し上げますと、阿歴内地区においては、国の実現可能性調査のモデル実証地となるか選考結果を待っている状況ですので、選考された場合はプラント建設に向けた具体的な検討を行ってまいります。磯分内地区におきましては、結果説明を行った農家のプラント建設への参加の有無等の確認や、バイオガスの供給先の補助金等の検討を行います。虹別地区につきましては、キャンプ場やホテル利用客に配慮した家畜排せつ物の適正処理について地域で関心を持っているため、事業説明を再度行いながら、地域住民からの具体的な要望等を確認してまいりたいと考えております。最後に、中御卒別地区につきましては、TACS(タックス)地区別に併設したプラント建設を目指し、協議を進めるとともに、生産されたバイオガスの自家消費のほか、北電が公表とした電源接続案件募集プロセスへの応募を含めた検討を行うこととしておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 9番 本多耕平

今、町長から4地区の進捗状況を伺いました。私の記憶がもし違っていれば訂正願いたいのですけれども、当初の計画では5年以内に御卒別地区にプラントをつくりたいと。ただ、FITでできないので、あそこは発熱を利用したハウス栽培等々も考えていきたいというような町の計画だったと思うのですが、いずれにいたしましても、時代の変化とともに、あるいはまた北電の対応等々で、この事業内容が多少変わらざるを得ないのかということは私も理解しておりますけれども、ことしの予算、多分150万円ぐらいでしたね、産業都市構想への予算として。これは、どのような使い方をしているのか。先ほどの磯分内地区へのバイオガスの関係でのことも、今、調査しているという話ですが、どんな調査に着手をして、いち早い計画をどこへ持っていくつもりなのか。順序で言えば阿歴内なのか磯分内なのかというようないろんな、虹別なのかというようなことがありますけれども、今、調査の段階では10年以内という計画でしたので、それをまずできるのか。であれば、どういう手法といいますか、方法でもってプラント、4地区なりを考えているのか、お聞きしたいと思います。あわせて、その150万円の動きも、予算委員会ではないですけれども、どのような配慮をしながらやっているのかお聞きしておきたいと思います。

答弁 農林課長 長野大介(農林課長は2022年3月まで)

お答えしたいと思います。まず、予算の150万円の部分からお答えさせていただきたいと思いますが、今、バイオマスの部分につきましては、町と農協と、あと関係機関が組織しています標茶町エコヴィレッジ推進協議会というところで主体としてやっておりまして、そこの助成金として150万円支出しております。それで、一応そこのエコヴィレッジ推進協議会ですが、今年度につきましては、調査研究事業だとか、家畜排せつ物由来水素の地域活用に係る取り組みの検討等を行っている状況でございます。次に、施設の設置の部分につきましては、今まだ家畜ふん尿等を出す農家さんだとかの具体的な集約がされていない状況でございますので、その辺の収集の距離だとかを検討した上で、それぞれの地域で場所のほうを設定していきたいというふうに考えております。計画の10年以内に実現が可能かどうかというところでございますが、まず阿歴内の部分につきましては、今、要望をしている状況でございまして、まだ採択がされていない状況でございます。採択をされたら、その後、国のほうで、またスケジュール等が示されてくるような形にはなるのですけれども、現在のところ、非常に国のほうで方向性が二転三転しているということで、採択がおくれているというような状況でございますので、10年以内というようなことなのですけれども、採択がされれば、スケジュール的には可能ではないのかなと思うのですけれども、まずは事業の実施の部分で採択されてからというふうに考えております。それと、磯分内の部分でございますけれども、今、バイオガスの利用方法ということで、幾つかの方針というのを決めているような状況でございますが、ガスを使った設備というのがまだまだ確立されていないというような状況でございますので、現在、北海道のほうで、札幌のほうでやっているガス会社さんに協力をいただきながら、今そういった検討等を進めているような状況でございます。こちらのほう、もし設置とか協力をいただけるような農家さんがあれば、スケジュール的には、計画としては10年以内には設置は可能かなというふうには思っております。あと、ほかの地域の部分につきましては、御卒別の部分につきましては、今、検討しているような状況でございますので、一番重要な部分が売電でございます。そちらのほうは、北電の電源接続案件というような部分も考慮してございますので、そちらの部分につきましては、今、北電のほうで示されているのが、道東の地域ですと2通りございまして、1つ目が送電線を増強するという工事で、15年ほどかかる予定でございます。そして、もう一つが特殊な変電設備を入れるというようなことで、それは5年ぐらいかかるような事業でございますので、そちらのほうの事業によっては10年ではおさまらないというようなことになるのかなというふうには考えております。以上でございます。

質問 9番 本多耕平

今、課長のほうから詳しくこれからの進むべき方向性が示されました。私も、先般、農協へ行っていろいろお話を聞きました。エコヴィレッジの中で農協と行政の中で、お金を出しながら、いろんな調査研究をしている。さらにはまた、磯分内地区の、今ここでは申しませんけれども、特定なところとの、いわゆるメタンガスの関係をコンサルタント会社のほうへ調査してもらってというお話をお聞きいたしました。ぜひ、課長、これは本町にとって、プロジェクトというよりも、大きな事業になってくると思うのです、事業査定がどうなるかは別にいたしまして。どこかの町か村のように、認可の前に着工してしまって、できたはいいけれども、認可できないから、とんでもない施設が遊んでいるなんていうことのないように十分考慮しながらとは言いながら、やっぱり時代がどんどん変わっていきますので、できる限り、1次産業としてのやっぱり果たす役割も行政にとっては大事でございますので、今4つのプラントの目標を掲げましたので、地域住民との、十分農家との接点を大事にしながら、ぜひこの事業をスピーディーに進めていただきたいということをお話しいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。長くなりました。ごめんなさい。

出典:標茶町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日 議事録 PDF(49ページ) 間違いを知らせる