みんなの議会

標茶町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月8日

めん羊事業の経営計画を再構築すべき

2019年3月8日、標茶町議会の一般質問で、本多耕平議員が「めん羊事業の経営計画を再構築すべき」について質問し、町長 佐藤彦が答弁しました。

質問者
本多耕平 議員
答弁者
町長 佐藤彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 本多耕平

続いて、2番目のめん羊事業の経営計画を再構築すべきということで、次の質問に移りたいと思います。昭和46年、振興生産基地としてサフォーク種を中心にめん羊飼育を開始、以来47年間、多和平の広大な景観の一部として、あるいは福祉事業の一環としての役割、何よりも標茶産の羊肉サフォークは、町内外で根強く人気があります。しかし、この数年、右肩下がりの飼育頭数で、販売総額も78万円から昨年は66万円と低迷してきています。一方、町の管理費負担は500万円前後となっています。さきの決算委員会では、前町長はめん羊事業について「コスト的に経営を圧迫しているが、町の観光資源や福祉の面からプラスアルファがある。どの現場においても採算面だけではなく、トータル的で考えたときどうあるべきかを考えるべき」というふうに答えられました。私は、そこで、現場はもちろんのことでありますけれども、町長みずからがめん羊事業の必要性を再確認されて事業の中長期計画を構築すべきというふうに思いますが、町長の所見を伺います。

答弁 町長 佐藤彦

11番、本多議員のめん羊事業の経営計画を再構築すべきとのお尋ねにお答えします。まず、めん羊事業の経過でありますが、昭和49年に牧歌的景観の中、多和平でサフォーク種を中心とした羊の飼養を開始しました。標茶町の観光振興策として多大な貢献をしてきていることから、政策的事業とも位置づけられ、標茶の羊、多和平の羊として名前も一定程度売れ、一定の効果が図られていたところであります。また、農福連携の一助となるべく、福祉事業の一環としても役割を果たしてきておりいます。一方で、町内においては、個別農家への牧場産の繁殖用雌羊を譲渡し、めん羊飼育頭数の増頭を目指しましたが、肉めん羊生産の定着には至りませんでした。また、その後も、スクレイピーの問題やめん羊事業としての生産性の課題から牧場の経営を圧迫しており、経営上好ましくないとの議論経過もあり、牧場本来の預託牛事業に戻るべきと新たな哺育事業も進められるなど、方向性が打ち出され、めん羊については飼育頭数の整理も図り、近年に至っているところであります。めん羊事業の必要性を再確認され、事業の中長期計画を構築すべきと考えるがどうかとのお尋ねですが、公約でも触れているとおり、これまで築いてきた標茶の羊、多和平の羊というブランドを再構築するためにも、現在、贈答に向け増殖計画も樹立中であり、また、肉資源の付加価値化のため、現在の1頭売りだけではなく、部位別や加工販売の可能性がないかなど、関係機関や研究機関などとの情報交換や販売方法の検討も進めたいと考えております。めん羊事業としては、採算性は厳しい状況にありますが、観光振興としての役割、標茶の情報発信としての重要な役割を担っているものであり、政策的事業として中長期計画の構築も進めていきたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

質問 11番 本多耕平

私の思う100%の答弁をいただきました。ぜひ、町長、失礼ですけれども、町長も説明員でいたころに菊地議員がめん羊の問題で質問したことがございます。私もちょっと帳面を開いてみましたら、菊地さんが質問したときに牧場長は、いわゆるめん羊事業だけでやると、費用対効果をいろいろ考えると今の段階では決してペイするものではないと、将来展望に向かっては4桁の台の頭数を飼育しない限りなかなかめん羊事業だけではペイしないのだという、実は答弁がちょっとメモしてありました。4桁といいますと、やっぱり1,000頭以上ですね。したがって、今、町長が言ったように、トータル的ということは、もちろん私もそう考えます。しかしながら、やはりめん羊事業としての一環としてのいち早い確立を私は再度ここでまたお願いをしておいて、私の質問を終わりたいと思います。以上です。

出典:標茶町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月8日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる