標茶町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月5日
町立病院空きベッド活用は
2018年12月5日、標茶町議会の一般質問で、松下哲也議員が「町立病院空きベッド活用は」について質問し、町長 佐藤𠮷彦が答弁しました。
- 質問者
- 松下哲也 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤𠮷彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 松下哲也
私は、町立病院の空きベッド活用法はということで、質問をさせていただきます。今回の町長選で、町長は重点政策中、安全・安心な暮らしを守るという項目で、町立病院空きベッドを特養サテライトでの活用を検討しますとの公約を掲げております。先ほど櫻井議員からも関連した質問が出ておりますけれども、あえて私のほうからも質問させていただきたいと思いますし、また、先ほど施政方針の中でも述べられておりました。昨年度の9月の定例会において、厚生文教委員会の所管事務調査で「病院の空きスペース」を活用したサテライト型小規模特養の設置に関しては、地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律の施行により、介護医療院の創設を含め検討を図るべきであるとの中間報告書を出させていただきました。2018年度の介護報酬改定で4月から「介護医療院」が新たな介護保険施設の枠組みとして創設され、要介護者を受け入れ、長期療養やみとり、日常的な医療的ケアに対応し生活の場としての機能を重視するのが特徴で、道内で9月1日付で、現在では北海道では4施設が開設されております。この空きベッドの活用という中では多くの課題があるということも認識しておりますし、また、それに向けた検討もされていると思いますけれども、あくまでも町長は特養サテライトの方向で行くのか、介護医療院を含めて考えていくのか、そこら辺の、柔軟な対応をとっていくのが必要と思いますけれども、町長の所見を伺いたいと思います。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
6番、松下議員の町立病院空きベッド活用はとのお尋ねにお答えいたします。私が掲げた公約につきましては、平成27年度から29年度までの計画となる第6期介護保険事業計画の策定に向けて検討する中で、本町において医療機関を退院後、施設入所までの中間的施設がないことへの対応とあわせて、やすらぎ園の待機者削減にもなるとの考えから、病院の空きベッドを国の基準に違反せず活用でき、介護保険料の増額を最小限に抑えることができる施設設置に向け、種々検討を重ねてまいりました。結果としましては、平成29年3月に策定しました標茶町立病院新改革プランにおいて、病床削減後の空きスペースの利用として、特別養護老人ホームやすらぎ園のサテライト施設として検討し、第7期介護保険事業計画で整備を目指すこととしたところです。しかし、介護保険制度は、議員ご承知のように毎年のように見直しがされ、その中で平成30年度から介護医療院が新たな介護保険施設として創設されました。双方の大きな違いは、サテライト施設は原則要介護3以上の方が入居でき、ついの住みかとしての役割を持ちますが、医療ケアには対応できておりません。一方、介護医療院は要介護1以上で医療ケアを必要とする方であれば入居でき、一時的な居住として医療ケアが不要になった際には自宅や特養に移ることができることにあります。また、病院側の課題としては、同じフロアに違った性質の施設が混在することで、感染症が流行した場合における対策の難しさが挙げられます。過去からの経過を含めて、いまだ解決できていない多くの課題に対し、どのような解決方法があるかを探りながら、どちらに重点を置くべきなのかを見出し、対応を図ってまいりたいと考えております。いずれにしましても、財源の確保、人材の確保が一番の課題でもありますので、その部分も加味しながら、公約の実現に向け努力してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
質問 6番 松下哲也
今、町長のほうから柔軟な対応をしていくということで、この件につきましては、あくまでも病院の空きベッドの活用法という立場で考えていくと、やっぱりこういうことになっていくのかなとは思います。では、その空きベッドを今後の人口の動向、また、待機者の数、そういうことから予想していくと、本当に病院の空きベッドをこういうことで活用するのがいいのかどうかということは、これはまた別な議論かなと。いわゆる介護保険が上昇、当然やすらぎ園の定員の問題、定員をふやしていくのか、それとも、やすらぎ園のほうの定員を減らしてその空きベッドのほうへ移すのか、そういうようなことも多分議論の対象になっていくだろうし、今後、検討していかなければならない部分かなと、そんなふうに思っております。あと、当然、介護施設というのは、やはりマンパワーが必要な部分であるということでは、幾らやりたくても、なかなかそれだけの人員を確保するのが非常に難しい、そういう分野だなと、そういうふうに思っておりますので、まだまだ検討しなければならない。それで、先ほど来言われている、同一フロアで共有するスペースが本当にいいのかどうなのか、また、それをきちっと確立するようなことにするためには、やっぱりかなりな工事費がかかる、そういうことではまだまだ検討していかなければならない部分が数多くあるかなと、そういうふうに思っております。ただ、あくまでも特養のサテライト型でいくのか、また、介護医療院、病院は退院はしたけれども、そのまま家に戻って生活するのが非常に無理かなと、そういうような人たちを受け入れる場所ということも、この介護医療院の中には含まれていると思いますので、ぜひとも柔軟な対応をとっていただくことを改めて求めたいと思いますけれども、町長にそこら辺のことを再度伺いたいと思います。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
お答えしたいと思います。現時点で議員のご心配な部分については、サテライトにいくのか、介護医療院でいくかについての結論は、今時点では出しておりません。あわせて福祉施設、将来的にどういうふうにするのか、やすらぎ園の、今100床ありますけれども、それがどうなのかとかを含めて、総合的に将来的な病院が、今、医療の再編も始まっていますので、最終的にどこまで町立病院に、今は60床ありますけれども、そこが削減は可能なのか、人口規模を含めて将来的に検討しながら、その中でさらにあいているベッドをどういうふうに活用していくのかという部分の中で、結論を出していく方向なのかなというふうには理解していますので、少し時間のかかる部分もありますが、ただ、待機者もいるという状況の中で、何とかできるだけ早い時期にやれるところから結論を出していくという考えでおりますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 6番 松下哲也
十分な検討、何しろ検討する課題が数多くあると思います。十分な検討を重ねて結論を、方向性を出していただければなと、そういうふうに思っております。