斜里町議会 令和4年3月会議 2022年3月14日
人材確保への対応について
2022年3月14日、斜里町議会の一般質問で、山内浩彰議員が「人材確保への対応について」質問し、町長 馬場、副町長 北が答弁しました。
- 質問者
- 山内浩彰 議員
- 答弁者
- 町長 馬場、副町長 北
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 山内浩彰
私からの一般質問については、人材確保への対応について、ということで、これまで実施してきた政策の評価と、今後の対応に向けた考え方について伺うものであります。新型コロナウイルス感染症が、我が国で確認され3年目を迎え、オミクロン株で第6波を形成しております。感染者数や病床使用率は依然高い状況が続いており、当町においては、一般町民への3回目のワクチン接種がおおむね完了しており、町内の医療機関や潜在医療従事者が大きな力となり、改めて人材という財産の重要さを実感するところでございます。さて、今後、このコロナウイルス感染症を克服し、あるいは共存しながら生活していくことは、多くの時を待たずすぐやってくるというふうに考えられます。そしてその生活スタイルや経済活動は、コロナ禍以前とは少し違ったものとなっていくはずです。このコロナ禍の期間、斜里町では次なるまちづくりの戦略、そして地方創生の取り組みとして、第2期斜里町まち・ひと・しごと総合戦略が令和2年から、また3年度からは、第8期斜里町高齢者保健福祉計画・斜里町介護保険事業計画、第6期斜里町障がい者計画・斜里町障がい者福祉計画、第2期斜里町障がい児福祉計画、斜里町過疎地域持続的発展市町村計画がそれぞれスタートしております。これらの計画を実行するため、また、斜里町を持続的に発展させていくため、それに携わる人材をいかに確保するかが重要な鍵になっていることは、皆さん共有する認識ではございませんか。斜里町においても、人材確保の具体的な分野の対処方針としては、平成29年3月に、斜里町介護従事者マンパワー確保事業計画が策定され、介護従事者確保のため具体的な方策が示されています。しかし、思うような成果が得られていないのではないでしょうか。また現状においては、介護分野のみならず医療分野や子育て分野のほか、様々な業種業態で、人材不足が顕在化しており、役場職員など公的機関においても例外ではない状況であると思います。斜里町においても、この人材確保について、何もしていないということではなく、国から2分の1の特例交付措置を財源として、奨学制度の充実を図る上で、幼稚園教諭、介護士、看護師が斜里町奨学金の全部免除措置する内容で、昨年12月定例会議において条例改正が上程され、議決された経過にあり、本年4月から施行されるということでございます。斜里町の人手不足の懸念は、今始まったことではないというふうに考えております。第6次総合計画においても示されており、直近の課題ではないことが、斜里町全体の共有した認識といえます。新型コロナウイルス感染症の収束や感染症との共生といった条件を踏まえ、斜里町の成長戦略を具現化する上で、人手不足を克服し、人材を確保し、育成していくためには、これまで実施してきた政策で十分でしょうか。今一度、この人材確保について、行政の重要な政策課題として、危機感を持って早急に取り組む必要があるのではないでしょうか。今回、人材確保という課題についての質問ですが、この課題について二つの属性に分けて、町長の考え方を伺います。一つは、行政職員の人材確保という属性についてです。もう一つは、町内産業分野での人材確保という属性です。フルタイムやパートタイムの会計年度任用職員を含めた役場業務に関わる人材について、現状地域おこし協力隊を含め、募集に対して応募が満たない状況となっています。人手不足は行政サービスを低下させ、職員への負荷にもつながります。今後どのようにこの状況を改善し、人材を確保していくかを具体的な手法を含め、ご回答願います。また、町内産業分野については、観光産業、農林漁業をはじめ建設業・製造業・設備業運輸業など、季節的な雇用需要の濃淡があり、介護・福祉事業についても、そのことが少なからず反映されているという状況です。斜里町の産業構造の特徴を踏まえ、人材確保対策について、行政の役割をどのように考え、どのように進めていくか、これも具体的な対処方針について、町長の考え方、ご回答を願うものでございます。以上、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 馬場
山内議員のご質問にお答えします。まず1点目の、行政職員の人材確保の課題についてですが、人材確保の課題は、斜里町だけではなく全国の自治体において、またさらに、行政職場だけでなく民間を含めた全企業・業種において大きな課題であります。特に医療や福祉、介護人材などの専門職において人材確保が困難であり、通年の職員募集を行っている状況であります。対応として、職員募集を行って応募を待つというわけではなく、これまでも在学期間中からの教育機関への接触など、積極的な声かけとまちの魅力のアピールを行っているところです。また、町村会においても、従来のオホーツク管内での試験だけでなく来年度より札幌会場で試験を行うなど、取り組みを進めているところです。さらに、今回のワクチン接種業務において町内に看護師資格を有する方が一定数いらっしゃることも確認されたことから、各分野における有資格者の掘り起こしなども積極的に行い、人材確保につなげたいと考えております。一方、人口減少と少子高齢化が加速している現状において、人手不足が発生するのは必然的な流れであるともいえます。その情勢の中、今までどおりの仕事の進め方を維持するのではなく、特に事務職において、サービスを低下させずに行政運営を行うため、新しい働き方や事務構築を模索していかなければなりません。その対応として現在、RPAやAI―OCRなどの事務作業の簡素化、効率化を進めているところであります。次に2点目の、町内産業分野における人材確保についてですが、降雪地である北海道において、需給バランスの繁閑から雇用の濃淡が生まれることは地域の宿命であると言わざるを得ません。近隣市の商工団体による第3四半期景気動向調査によれば、多くの業態で人材不足が上位に位置し、経営上の問題点になっていることが浮き彫りになっています。わが町でも人材不足解消に向けた取り組みは徐々に進められておりますが、農業分野においては、本州のJA県中央会などが出資する人材派遣会社とJAしれとこ斜里が連携し、ニンジンの選果作業に外国籍の特定技能外国人を受け入れており、農繁期が異なる産地間で人材をうまく活用する事例となっています。このような人材の連携が、国内、国外問わず、多くの産業間でも積極的に連携が深まるようになれば、人材不足の解消につながっていくものと思います。このように人材確保対策は、今やどの産業・どの団体においても努力していかなければならないものであり、なかなか解決が難しい課題と認識しております。行政の役割は、この課題解決に向けて産業構造の特徴を踏まえたこうした実践事例に学び、事業者間相互の情報共有を促し、マッチングの機会・場づくりを一歩ずつでも一緒になって進めていくことだと考えておりますことを申し上げ、山内議員への答弁といたします。
再質問 山内浩彰
それでは再質問をさせていただきます。この人材確保の部分、今日午前中から様々な議員の一般質問の中にも、この関係については非常に共通する課題であるというふうに、それぞれ質問からこの人材の確保だとか、人手不足というワードがこぼれていたというふうに認識しております。最初に、行政職員の人材確保の課題についてということですけれども、午前中、議長のほうから細かな数字の部分については、ちょっと余り質問を避けてほしいということでございましたが、例えば、今年度の役場職員の求人、地域おこし協力隊も含めての求人に対する実際の応募、または採用、これはどのぐらいだったのかというところが分かる範囲で構いませんので、大体の数字でも構いませんので、ちょっと教えていただければと思います。
答弁 副町長 北
細かい数字を列記することになりますけれども、よろしいでしょうか。答弁にあったとおり、非常に全分野に応じて、大変苦労している部分でございます。特に専門職の確保という部分の中では、随時募集も含めて大変苦労しているというのが現状でございます。そういう中で工夫を凝らして、実施しているところであります。まず一般事務職の部分でいきますと、これは4人募集して、今、内定しているのは3人でございます。これは2回、実施しております。町村会を通じた試験、さらには社会人採用という形で実施しているという状況です。それから外部人材という部分、ちょっと順序がいろいろ飛びますけれども、お許しください。外部人材という部分でいきますと、例の地域おこし協力隊という部分になりますけれども、新年度予算の中で9枠を持っておりますけれども、昨年から引き続きなる方も含めて、今のところ7の見込みは見えているという状況になっています。それから外部人材でいきますと、先に案内がありましたプロジェクトマネージャー。これについて1の部分について、何とか当たりをつけているという状況。しかしながら企業人、こちらのほうについては、まだ見通しもついていないという状況です。それから重層体制、3年間の中で準備していきますけれども、総合相談的な部分を確保すると、ぽるとの中で確保すると。そういう部分でいきますと保健師、ケアマネ、看護師、社会福祉士、これらの充足が必要になってくるというか、そういうことで募集をしておりますけれども、これは2回ほど募集しましたけれども、未だに見通しが立っていない。それから病院のほうでは、新年度看護師の部分で2減ったと思いますけれども、採用予定があると思いますけれども、これは随時、行っているところです。また土木の専門員、これも度々、随時と言ったほうがいいと思いますけれども、募集しておりますので、ただしこれも大変厳しい状況の中で、今、大学3年生のところから接触を持ってやっているというような部分もあります。それから学芸員、これについては1名の内定をしているということですけれども、先にご案内のとおり、まだまだ必要だという部分です。そのほか保育士、これについては4名、ではなく5名の募集ということで5名を充足させましたけれども、これについては、新規の部分でいきますとなかなか、1名という部分でありまして、というのは、すでに会計年度で就労いただいているという方が正職員として採用するということでございますから、5人入りますけれども、実質でいくと1なのかなというところでございます。そのほかに職場は違いますけれども消防職場、これについては1名先行採用、先行採用というのは、予定よりも1年早く募集体制を整えまして、3人募集して3名内定していると、そういう状況です。前段申し上げたとおり、本当に一緒に働いていきたいという人がいれば、その人物を見極めて、適材適所に配置したいと。ぜひとも、応募をお待ちしているという状況でございます。
再質問 山内浩彰
細かく、ご答弁いただきましてありがとうございます。本会議の初日に、補正予算、それぞれ更生の数字があったりだとかして、その中で人件費等々の部分も多く更生されているというところで、それは令和3年度のみならず、その前の年も、その前の年も、そういった状況があるというふうに認識しておりますけれども、こういったことで、行政サービスが低下しているとは言えませんけれども、結果的に人材というか、人手が不足しているという状況は慢性的に否めない状況になっていると言えると思います。こういった部分の中において、しっかり、それぞれ職員は業務をこなしていく中で、一生懸命やっておられると思います。ただ、そういったことの状況の中でも、第6次行政改革大綱の中では、働き方改革ですとか、そういった効率的な行政を進めていくだとかということがうたわれております。結果的に、職員のほうに負荷がかかっているのではないかという懸念がありますけれども、その辺、どういうふうに認識されているのか、伺いたいと思います。
答弁 町長 馬場
なかなかフルの状態が整えられない現実がありますし、またこのコロナを受けて、ワクチン推進室も設けて併任発令をする。そのことによって、元々の部署でのやりくりが、なかなか難しいという現実もあります。また応援で出ていって、それは1日単位ではありますけれども、そういう部分で、大変職員には厳しい思いをさせているなと、そういう認識でおりますが、如何せん、一生懸命採用の努力はしているつもりですが結果が伴わないということで、この点については、何とか踏ん張っていただいていると、そういう認識でございます。
再質問 山内浩彰
どこの職場もそういうことは、現実的な課題の中であるのだろうなというふうに思います。前段の答弁の中で、様々な採用のチャンネルを生かしながら、いろいろなことをチャレンジしているという、在学期間中から教育機関への接触だとか、今もございましたけれども、やっているというように答弁をいただきました。そのほか、サービスを低下させないようにこれからAIだとか、ロボティクス、RPAですか、こういった部分も活用しながら、業務の効率化に努めて、行政サービスを落とさないのだというような答弁でございますけれども、結果的に、なかなか職員の部分についても、今のように人材がいない。仕事量は増えている、実質増えていないのかもわからないけれども、負荷のかかったような、そういった意識になってしまうということで、どうしても閉塞感というか、悪いイメージという部分に陥りやすいのではないかというふうに考えます。もっと職員がしっかり希望を持って働けるように、そして職員自体が自分の後輩ですとか、そういった自分の知り合いも含めて、斜里町の役場に、ぜひ来てくれないかと。自分も働いて非常に楽しいから一緒に働こうよというふうに言えるような職場づくり、こういった環境が求められているのではないかというふうに考えますけれども、こういった多少精神論的な話になってしまいますけれども、こういった職場環境づくりという観点で、町長の認識、考え方を、ちょっと伺いたいと思います。
答弁 町長 馬場
こういう現実の中で、職員も頑張っているわけですけれども、やはりその中で、年度の途中で退職、今議会でも出ていますが、一つの部署ばかりではなくて、辞められる方は、現実起きています。もっともっと同じ仲間として、辞めることを引き止めることができなかったのだろうか。そういうじくじたる思いを、私たち執行部のほうにぶつけてくれる、職員組合ですけれども、そんな辛い思いをいつも私は接しながらいるのも現実でございます。そういった意味で、今、山内議員がお話しされたように、職員から斜里町役場、こんなに斜里町はいいところで、役場はこれだけ働きがいがあるのだと、そういうことを堂々と胸を張って言えるような、そんな職場にしていきたいという思いは一緒ですし、それをやるのは、私というよりは皆さんがそういう気持ちになって、私たちと執行部と一緒になって、それに向けて頑張っていきましょうということを常々言っているのですが、そうは言いながら、現実がなかなか伴わないというのは、先ほど言ったとおりでございます。これからも、本当に働きがいのある職場ででないと持続できませんので、常に意識しながら、工夫をしていければなというふうに思っているところでございます。
再質問 山内浩彰
まさにそういうようなことだろうなというふうに思います。本当に私懸念する部分においては、よく町民の方から、何かしてほしいだとか、こういう事業をと言ったときに、いつもちょっと予算が組めないだとか、お金がない、町長はよく、町は打ち出の小づちはないのだというふうにおっしゃっていたことが記憶に残っていますけれども、まさにそういう状況の中で、町民が要望する、住民サービスを要望することはなかなか、すぐ右から左にできていないという状況は、これは今まででも、予算の中で、否めないことだったのかなと思いますけれども、前段の久野議員からもありましたけれども、財政的に幾分落ちついたところが出てきております。さあこれからというときに、いや実はもう人がいなくてできないのだという状況には、僕はあってはならないのだろうなというふうに思います。町民からしてみると、いやお金がない次の次は、人がいないかというようなところで、この斜里町に対する、本当に希望がなくなってしまうというようなことがあってはならないのだろうなというふうに思いますので、こういった人材確保、これまでも様々な部分で対応してきたのかと思いますけれども、これが当然不十分なのだろうなというふうに思いますので、ぜひ積極的にどうしたら人材確保ができるかということについて、もっともっと、様々な分野でもって検討して、前に進めていってほしいなと思います。そういった中で、平成30年に発行された地方自治法施行70周年記念論文集というのがあるのですけれども、この論文集はご存じでしょうか。
再質問 山内浩彰
失礼いたしました。この論文集は千ページぐらいある、10何名かの方々が書いてある論文集で、この中に人材不足だとか、これからの地方自治だとか、そういった部分に対応する方向性だとかも載っております。これは全て正しいかどうかわかりませんけれども、参考になる部分であるのではないかと。僕も全部読んだわけではないので、参考になる部分があると思いますので、ぜひこの中の総務省自治行政局の公務員部長さんが当時書いた論文が、五、六ページの論文がありますので、こういった部分も読んでいただければというふうに思います。それでは、次の斜里町の産業の部分についての人材確保について伺います。町長の町政執行方針の中で、ほぼ全ての産業分野で人手不足が深刻化しているという文言がございます。この部分については、僕の見た限りでは、ここ数年というか、3、4年ずっと同じ文言が、この分野で人手不足が深刻化しているという文言が、同じワードでもって記載されていると。これに対する対応、方策として、ハローワークの求人情報の提供ですとか、合同企業説明会を実施するだとかというようなことが記載されております。まず、何年間か同じような部分でなっておりますけれども、この中身だけでは十分ではないと思います。もうちょっと具体的に、具体的というか、もうちょっと前進させた何か対応策等々、考えられないものかというふうに思いますけれども、町長いかがでしょうか。
答弁 町長 馬場
ただ今のご質問にお答えする前に、先ほどのもっともっと積極的に、行政職員の確保に努力せよというお話でありました。最初の答弁でもお話したように、私もオホーツク町村会の行財政特別委員会の委員長として、これは採用試験を担当しているわけですけれども、令和4年度はじめて札幌会場で試験を行うことにしました。そして、しかも7月にすると。今まで9月だったのを早くして、かつ受けやすくするということで少しでも応募しやすいようにという努力を、まずはしたところであります。基本は、町村会の採用試験をもとにやっていますので、その部分の一つの努力と思っていただきたいなということと、もちろん社会人ですとか、様々なチャンネルをフルに生かしながら、やっていこうとすることには変わりはありません。いかんせん、その結果が伴っていないという部分もございますが、工夫については、ご紹介いただいたこの論文集ですか、その辺も見せていただきながら可能なものについては、やっていければというふうに思います。そして今、全分野での人材不足、深刻化、それに対する対応としてハローワーク、合同企業説明会というものしかないという、もっとないのかというお尋ねだというふうに思います。もっとないのかと私も本当に思いますが、今のところ、これだというものまではないというのが現実でございまして、基本的にこの産業部分ですから、事業者が必要な人材を求める。その努力が一番だろうというふうに思っていますので、その上で、ここの部分は、行政に手伝ってほしいだとか、そういうことに対して、一つは答えられるように努力をするのかなというふうに思います。私たち行政の職員がいなくて苦労していますが、それもどこかに頼るのではなくて、自分たちでこの採用試験の工夫をするとだとか、いろいろなアプローチをするとだとか、そういうことでやっているのと同じように、それぞれの分野の企業なり事業所が、人材を確保するための努力がまず一番にあって、その上で行政として、行政だから支援できる部分だとか、してほしい部分だとか、行政だからできる部分、そういったものが具体的にあれば、それに応えていけるよう努力をするという順番ではないかなというふうに思っております。
再質問 山内浩彰
斜里町も産業ですとか、事業所、たくさん業種・業態があります。前段医療・介護の分野で言いますと、介護分野ではマンパワー確保の計画があります。10項目にわたって、実施方策が記載されております。いちいち何について何についてという部分については申し上げませんけれども、この部分についてもしっかり全ての項目において、十分されているのかというところについては、なかなか原課の状況の部分においては、コロナもあるということで難しいですし、なにせ労働力が足りないという部分については、日本全国各地そういう状況ですから、そういった中でやっていく部分というのは大変だと思います。合わせて産業の分野においても、一次産業、前段の答弁の中でもございましたけれども、季節的な、そういった需要の面が、濃淡がしっかり現れて非常に雇用するという部分においては難しい条件を整えているということで、様々な状況の中で、国内の人材もさることながら海外からの技能実習生の受け入れだとか、盛んに取り組んでいるというところだし、コロナ禍の中でなかなか入国が難しいという状況もありますけれども、これらに対応する部分において、昨年一般質問で、町長、これだけはやりたい、やっておかなければいけないという部分の中で、空き家対策という部分が言われて、今回も空き家対策の前進、それぞれの対応策、これが前に進むというようなところですけれども、よそから来る人たち、また季節的に短期間しかいない人たち、こういった部分に対する衣食住のまず住むところ、こういった部分についても非常に重要なファクターだというふうに考えております。これから進めていく対策の中で空き家、住居の部分、こういった部分も十分活用できるのかどうか、そういった季節的な人材、介護の実習生も含めて、こういった部分、考え方をちょっとお聞かせいただければと思います。
答弁 町長 馬場
様々な分野で人材不足、そしてそれは国全体で言えることであるということは、まさに山内議員がおっしゃるとおりだというふうに思います。どこからということになると、今お話があったように、海外から人材を求める実習生という形等々求めるということが、自然な流れだろうというふうに思っております。そういう流れで、様々な取り組みを、各分野で積極的に、もう10数年前から取り組んでいる企業もたくさんいらっしゃいますし、また最近になって海外に、この人材不足を解消に、向かおうという企業あるいは団体も出ているのも事実でございます。しかしながらコロナということで、残念ながら、そこが思うように行っていなという中では、ここで要件が大分緩和されていますから、動きが出てきているなというふうに思いますけれども、その辺の動きを見ながら、推進をしていくということかなというふうに思っているところです。
再質問 山内浩彰
様々な面、本当に一次産業、製造業、それとサービス業、介護、福祉というようなところで、本当に人材確保という部分については、永遠の課題というか、前からの課題でもあるし、喫緊の、本当に切実とした課題でもあると。先ほどもちょっと出ておりましたけれども、介護タクシーが今年度で終了するというような話を伺っております。利用者の部分については、非常に困っているというか、ショックを受けている、一部ショックを受けているという表現のほうが近いのかなというふうに思いますけれども、本当に切実な課題として捉えていると。これも人がいない、人材がいないというようなところが気にしているという状況でございます。これらの部分も含めて、最後、質問なのですけれども、これも総合的な質問なのですけれども、災害だとか、災いだとか、自然に発生する部分については、誰のせいでもないというふうに言われております。これはどこかの大学の先生が言っていたのですけれども、ただしその準備だとか、後始末については誰かの責任であると。誰かとは誰だと、これは政治の責任であるということで、政治は常に結果責任だということが言われております。人材不足の結果、経過、これについて、政治責任として、これからの町長どういうふうに、この責任を果たしていくのか、大綱的な話を含めて伺って、最後の質問とさせていただきます。
答弁 町長 馬場
さまざま災害については、いつどんな災害が起きるかわからない。防げる災害もあれば、つい先日あった大震災のように、地震というのは予知できるかもしれませんが、防ぐ手だてはありません。そうすると、防ぐというよりは、防災というよりは、減災、被害をどれだけ少なくするか、そのための備えをどう構築できるかという、もちろん、お一人お一人の努力といいますか、工夫もありますけれども。そういうことでやっていきますけれども、そうだとしても、一般的な自然災害でいいますと、自然災害のことをおっしゃっていると思ったのですが違いますか。災害というのはどんな災害のことをいっているのでしょうか。
再質問 山内浩彰
災害という表現をしてしまったのであれなのですけれども、自然に起きる現象、例えば人口が減っていくというのも、これ自然現象かどうかというのはちょっと微妙なところがあるのですけれども、今起きている、実際の現象の部分です。災害も含めて、今日のテーマについては人材不足という現象、これについては誰のせいでもない。ただ、これの準備、それと後始末、これは政治の責任ですよということで、人材不足という状況に対する、これからの果たすべき役割、責任として町長はどういうふうに捉えているか、考えているかということを伺ったのです。
答弁 町長 馬場
非常に難しいご質問だなというふうに思っています。人口減少だとかそういう社会現象、変化というのでしょうか、そういうのは現実に起きておりますけれども、政治と一口に言いますけれども、地方政治もあれば、国の政治もあれば、様々あります。社会全体という意味でいうと、国全体の部分の国の政治のかじ取りが悪いという言い方もできるでしょうし、そこを構成していく地方は一つですから、そこを預かる部分で言えば、市町村の首長ということになります。しかし、その政治、公の行政が果たす部分と、もちろん、先ほどから言っていますが、肝心の人材を必要とする事業所、こういう部分も人がいないならいないなりの工夫、先ほどロボティックだとかいろいろ言いましたけれども、人でやらなければいけない部分、どれだけスリムにできるか。こういう工夫も、事業所としては当然やっていかなければいけないのですよね。そういう意味で、単純に政治だけが悪いだとかそういう責任があるだとかということにはならないのではないかなというふうに思います。もちろん、そうならないためにできることは何かということを常に考えながら、町民の皆さんとともに考えていくということは、継続していくということは大事だろうというふうに思っていますけれども。