猿払村議会 令和3年第1回定例会 2021年3月9日
新たな商品開発の体制整備と特産品のPR強化について
2021年3月9日、猿払村議会の一般質問で、山森清志議員が「新たな商品開発の体制整備と特産品のPR強化について」質問し、村長 伊藤浩一が答弁しました。
- 質問者
- 山森清志 議員
- 答弁者
- 村長 伊藤浩一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 山森清志
終わりがないので、次の質問にいきたいと思います。4番目。新たな商品開発の体制整備と、特産品のPR強化についてお伺いします。1次産業が基幹産業の本村では、古くから、地域資源を活用した特産品の製造販売等を行っています。特に、ホタテ貝の干し貝柱やソフト貝柱は、以前から製造販売されており、世界中に輸出されています。また各企業からは、ホタテカレーが数多く販売されるなど、様々な商品が、製造・販売されています。またサケやマスなども、いくつかの事業者が、6次産業化に取り組んでいる現状もあります。さらに、本村が実施している施設園芸栽培調査研究事業で生産された葉物野菜や、今後、栽培されるイチゴなどを使用した商品開発も、将来期待できるものであります。農業や水産業といった、基幹産業の将来を見据えた商品開発は必須であり、核心を捉えた補助金等、また道や国の支援制度も見逃さず、事業者への支援を推進するべきと考えます。その中で、現在計画されている商品開発とPR活動は、どのようなものなのかお聞きします。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。現在、施設園芸調査研究事業で栽培したイチゴを活用したアイスクリームの製造を計画しており、そのほかにも、具体的ではまだありませんが、イチゴを活用した新商品の開発を、検討していきたいというふうに考えております。国や道の補助制度につきましては、関係機関と日ごろからコンンタクトを取り合い、相談や情報共有を図っていきたいと思いますが、そのほか、村独自の支援制度として、新商品開発に対する補助金制度を、新年度から設けることとしております。その内容としましては、主に、地場産品を原料とした新商品を開発する事業者に対し、50万円を上限に、補助対象経費の2分の1を補助するものとしており、既に、事前相談も受けている状況であります。また特産品のPR活動につきましては、村や観光協会のホームページ、観光パンフレット、ふるさと納税のサイト、村内各企業によるホームページや、ダイレクトメールによる販売などをこれまでも行っております。そのほか、コロナ禍により、昨年は中止となりましたが、村内の企業による特産品の販売や村内外イベント時での特産品即売会など、あらゆる手段でPR活動を行っており、今後についても、これらの取り組みを継続して行ってまいりたいというふうに考えております。以上です。
質問 山森清志
まず、特産品ですけれども、施設園芸が今回、実験施設が完成されて、今、村長が言ったように、イチゴもこれから生産がされると思いますけれども、やっと一つ増えたなと思っています。というのは、今までは例えば、ホタテですとか、カニですとか、サケ・マスですとか、牛乳ももちろんそうですけれど、ほんとにもう数の限られた特産品しか本村にはなくて、ほかの自治体に行くと、もっとたくさん、いろんな製造できていけるような物産というものがあるのですけれど、猿払村に関しましては、そんなに数が多いわけではないわけですから、その中で、いろんなものを作れ作れといっても、なかなか限りがあるなという感じはしていました。ただ、この中で、村政執行方針の中にもあったように、道とかのやっている、これ言ってみれば、食品加工研究センターとかと協力して、何かをやっていこうかなというような部分も書いてありますけれども、その辺の部分はどうなのですかね。これから、いろんな特産品を開発するに当たって、そういうものを活用して、やっていこうという考えはあるのかどうかというのを、ちょっとまず先にお聞きしたいと思います。
答弁 村長 伊藤浩一
先日、札幌に出向いたときに、食品加工研究センターの主幹のほうと、いろいろ話をさせてもらって、そのときに、麺類を作ったり、いろんな商品開発をしている業者と話し合いをさせていただきました。その中で、その方については、猿払のホタテを使ったホタテラーメンを作りたいというようなお話をいただきましたので、私も、漁業協同組合のほうにお話を通知させていただきました。そのあと、向こうのほうの仕事が一段落してから、改めて村と漁協のほうに、そういう提案を申し上げたいというようなお返事をいただいております。地元の企業で、なかなか商品開発も非常に難しいところではありますけれども、その企業については、全道的な、いろんな地場産品を使った商品開発をしているところでございますので、たまたま、食品加工研究センターの部長か主幹の方からのご紹介をいただいて、いろんな話を聞かさせていただきましたので、いい方向に向けばいいかなというふうに思っております。
質問 山森清志
食品加工研究センターの分に関しましては、私も二度か三度、毎年5月か6月に札幌であるのですけれど、そこで、地元の企業の方と、たまたま偶然、猿払村の人と会って、これから相談に行くのだということで、個室でということで、同行した経緯があります。いろいろ親身になって聞いてくれるので、ぜひこういうものは活用して、こういう機関とは密に連携をとって、やっていっていただきたいなという気はします。あとは、その特産品という部分で、別に食に関しての部分ではなくても、特産品にはなりますよね。何を言いたいかというと、道南のどことは言いません。道南のある町で、ホタテの殻を使って、いろんなものを作っている会社が、もう30何年前からあって、いろいろ苦労をしていて、今、いろんな商品開発をしています。というのは、今までは、ホタテの殻はそのまま外に放置をしていたら、その成分が地下に流れて、地下水が汚染されたと。それでどうするんだという話になって、そこの社長さんが手を挙げて、いろんな試行錯誤をして、何年もかかって、やっと商品開発がされて、今は、ホタテの殻はそこに投げておかないで、いろんなものの商品に化けているという状態なのだそうです。ネットで調べたのですけれど、一応、一回行って、見て来ようかなと思ったのですけれど、なかなか距離的には遠い部分もあって、冬でしたので、ためらっていますけれど、近い将来、一回、私一人でもいいですから、見てこようかなというふうな感じはしています。ホタテの貝殻も一応資源ですから、別に食べ物に限ったわけではないですよね。そこには、そこが作った石鹸ですとか、入浴剤ですとか、チョークももちろんそうですけれど、いろんなものの商品が出来上がっていて、道の駅とかでも販売していて、すごく売れているという話も聞いていますし、そういう部分で、それもブランド化しているのですね。ですから、それも含めて、食品加工研究センターに限らなくてもいいですから、そこの部分に関しては、食品加工研究センター。ほかの部分に関しては、ほかの機構を使ってもいいですし、実際にやっている企業さんの話も聞いてもいいと思うのですよ。そういうのも、ものすごい資源ですから。それを活用する手はないなという気はしています。それも、地域ブランドになっていけば、もうしめたものだというふうな感じはしています。今まで、食べ物に関してもそうですけれど、いろんなブランドのものを出しましたよね。一つなくなったという言い方でいいのかな。今まで製造をお願いしていたところが、確か倒産したのか、会社を畳んでしまいましたよね。居酒屋もやっていたところ。あそこ、うちのホタテの物を使って、物を作ってもらって、私もたくさん買いましたけれど、店を畳んでしまったのでしょう。会社も。このコロナに巻き込まれたという感じですけれど、一つ減ったという部分ですよね。ここの商店でも売っていたものが、今度、もう売れなくなってしまったという部分もありますから、それも含めて、いろんなことありますけれど、手を緩めてしまうと、また2年、3年遅れてしまうので、継続して、何かないか何かないかというのが、やっぱり必要になってくるのではないかなと思いますけれども、この質問も、もう何回も同じような質問をしていますけれども、先ほどと同じように、アイデアを自分たちの頭の中に、そのアイデアがなかったら、アイデアのある人から聞けばいいだけの話であって、それが誰かというのを探すのも、やっぱり仕事なのではないかなというふうな気はしています。先ほど、村長が言っていたように、特産品の開発に対する上限50万円の補助金という部分も、いいことだと思いますよ。ただ、その規模がどのくらいなのかは分かりませんけれども、そういう人が一人とかではなくて、4人でも5人でも、たくさんの人が携わってくれるような仕組みづくりというものをつくっていくのが行政だと思っていますので、それも含めて、何が一番いい方法なのかというのを探っていっていただきたいなという気はしています。この50万円上限という部分も、これでほんとに足りるのかという部分も含めて、どういう事業展開をするかによって変わってきますけれども、それも、例えば、さっき言ったホタテの殻を使って何かを作るのであれば、猿払村が適材適所ですよというアピールも必要になってきますし、今の自分たちの足元を見て、実情に合った、こういう資源があります、ああいう資源がありますというものを広めていく。そのPRというものも、特産品のPRに繋がっていくのではないかなという気は、私はしていますけれども、考えればいろんなことがあります。ありますけれども、ぜひ核心を捉えた制度をつくっていただきたいなと。なんか隣の町がやっているからうちもやるかではなくて、独自というのがすごく惹かれるのですよね。うまくいく、いかないは別にしても。自分たちが考えたというものを、やっぱり打ち出してほしいなと。それを、自信を持って予算書の中に、ボンと書き込んでいくぐらいのものではないと。今の施設園芸がそうですよね。もう自信を持ってやっていますよね。ああいうものを、2つ、3つ作っていってほしいなという気はしています。せっかく、この執行方針の中に書かれているわけですから、今年度はこの方針でいくわけでしょ。ですから、これに沿ったものを、やっぱりやっていってほしいなと。ただ、大体似たようなことを書いておけばいいやというふうなものが見えてくると、また私は、何回も質問をしなければならなくなってくるので、ぜひ、そういうものを含めて、やっていってほしいなと思いますけれども、それについて、私が一方的にしゃべって終わってしまうとしょうがないので、何か答弁していただければなというふうに思います。
答弁 村長 伊藤浩一
まず、前段のホタテの貝殻の再利用といいますか、その部分については、もし間違いでなければ、私も過去に、その会社というか、その社長さんとお会いしたことがあると思います。多分、共同まちづくり推進課長のときか、産業課長のときかなと思います。多分、私のときは、私も道南の八雲町に行って、見てきました。そのときは、たまたまウロ処理の関係で、何とか、村内から出るウロ処理をしたいという気持ちの中で、そこの施設を見に行って、そこの会社は、たまたま、ウロにはカドミウムが入っておりますので、そのカドミウムを除去できるような形で、何とか、うちから出る産業廃棄物を自家処理できないかという勉強をさせていただいた時期がありました。そのときは、カドミウムの除去は、なかなか電気分解も含めてできないということで、希釈をして肥料にしているという状況でしたので、ただ、基準値より希釈をして薄めて、ほんとに作物の肥料として私はいいのかというところに、ちょっと疑問符がつきましたので、その会社の社長とは、なかなかやり取りができませんでしたけれども、そのあと、ホタテ貝殻については風化貝として、いろんな形で再利用をして、石灰として、いろんな形で利用されているということは、十分承知をしております。ただ、そのときに、役場がホタテ貝殻を持っているわけではありませんので、そのときには、漁協さんですとか、加工業を営んでいる方に、いろんな紹介をさせていただいて、どうしたらいいかというようなお話をさせていただいた経過もあって、その後、話が進展していかなかった。そのほか、ホタテの貝殻についても、土壌改良材ですとか、いろんな形で再利用されるようになってきましたので、本村については話が進まなかったと。また稚内市のある企業については、ホタテの貝殻については、殺菌作用ですとか、いろんな効能が見られるということで、水に溶かして足を入れていくと、水虫が良くなるですとか、いろんな形の洗剤も含めて、薬品も開発されたということで、宗谷総合振興局の売店の中で売られているというようなことも、私も買ってきて試してみましたけれど、私は水虫ではありませんけれども、いろんな形で購入をして、試させていただいたという時期があります。これから、今、議員の提案のあったとおり、確かに、本村の商品開発のPR活動も含めて、上限50万円がいいのかどうなのかという部分については、初めてやらせてもらう事業ですので、今、相談も受けている業態の方々もおりますので、その方々の話を聞きながら、今後、どういうような形でいいのかというところについては、検討の余地があるのかなというふうに思っております。また先ほどの観光のPRの部分については、お金ですとか、商品だけではなくて、担当課長のほうからありましたとおり、今、人的な観光大使として、もっともっと猿払村をPRしていただこうということで、HBCと手を組んで、今、うちの有名な方がテレビに出ておられますので、HBCのほうとしてもそういう方を、ぜひ猿払村としても利用と言ったら変ですけれど、協力して村を盛り上げていきたいというような思いが、我々とHBCとのほうで合意に至りましたので、改めて、4月になると思いますけれども、私がそちらのほうに出向いて、観光大使のほうの任命をして、HBCといろんな事業展開も含めて、村のPRをしていっていただきたいですし、していきたいなというふうに思っております。以上です。
質問 山森清志
最後の部分の観光大使、HBCですか。観光大使は何人いても別に問題はないので、ただ、ほかの自治体でも観光大使はいます。何人もいる自治体もあります。ただ、名刺だけもらっている観光大使もいます。その大使の人たちをどう活用していくか、言い方は悪いですけれど、動いてもらって、どのようPRをしてもらうかという、どのような働きをしてもらうかというのも、こちら側の主導でやっていかなければならないのではないかなという気はします。有名な人であれば、観光大使の一つや二つ、持っていますよという話も聞いたことがあります。それも含めて、なったからいいやではなくて、その方をどう使うのか。ただ、その方が放送局の社員であれば、できることも限られてしまいますし、当然、そのテレビ局に利益がある活動をしなければならないでしょうしという縛りが出てきますよね。もう一人いる観光大使、脇屋シェフに関しては、個人ですから、自由に活動ができますけれども、ある会社の社員であれば、その方が観光大使になった場合、縛りが当然出てきます。それも含めて、やっぱり検討していかなければならないのではないかなという気はしています。これは、やってみなければわからないことですけれどね。うまくいくことを願っております。もう一つ、その前にあった貝殻の部分ですね。一番いいのは、ここに、そういう工場ができることが一番いい方法なのですね。それができるかどうかは分かりませんけれども、仮にできた場合は、ここでの特産品にそれがなっていくわけです。ホタテの殻にしても。ウロの処理に関しては、これはもう多分、まだまだ年数がかかるのではないですか。今の科学技術では、到底無理だという話は聞いています。これはしょうがないことなのでね。札幌に、それを電気分解で云々という会社があったらしいですけれど、うまくいかなかったという話も聞いていますし、このウロに関しては、まだまだこれから、ほんとにもう何年も何十年も、その処理の解決にかかるのではないかというふうな気はしています。貝殻の再利用、たまたま私が今、貝殻と言ったのは、食に関する部分ではなくてという部分で、ここに今、一番資源があるのは貝殻ではないかという部分で質問させいただきましたけれども、例えば、石灰の工場。去年の秋に、私一人で行って、その工場の中には入れませんでしたけれど、工場があるのですよ。石灰の工場。独自のプラントを持っている工場で、外からぐるっと見ましたけれども、ホタテの石灰だけで儲かるのですかねと案内してくれた方に聞いたら、とても儲かりますという話はしていました。すごく品質のいい石灰が出来ているそうで、それをわざわざ、苫小牧までサロマ湖からトラックで毎日運んでいるという話を、運送費をかけてでも、利益が上がっているという部分を聞きましたので、同じようなことができるかどうかは分かりませんけれど、そういったことで、資源を活用するという部分では、お手本にしてみたら、おもしろいのではないかなという気はしています。質問は終わります。