猿払村議会 平成28年第4回定例会 2016年12月13日
公共牧場について
2016年12月13日、猿払村議会の一般質問で、高橋透議員が「公共牧場について」質問し、村長 伊藤浩一が答弁しました。
- 質問者
- 高橋透 議員
- 答弁者
- 村長 伊藤浩一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 高橋透
次の3番目の公共牧場についてお伺いしたいと思います。猿払公共牧場につきましては現在、指定管理契約の中で農協が受けて育成牛の預託事業及び牧野管理として動いております。この公共牧場は、猿払酪農の発展に多大な貢献をしてきたというふうに評価をしております。現在、牧場では1600頭の育成牛の預託を行っておりますけども、それが今限界でありまして、農家ではまだ待機牛が控えているという状況になっております。原因というのは、収容スペースがないこと、それから建物の老朽化にあるというふうに聞いております。これらの公共牧場の更新計画について、村の考えをお聞きしたいと思います。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまのご質問にお答えさせていただきたいというふうに思います。第7次猿払村総合計画実施計画におきまして、平成28年度から32年度までの各年度で老朽化に伴う牛舎等の修繕を計画しております。また、国や北海道が重視する農業農村管理計画では、平成32年度以降に道営事業で育成舎の建設について現在要望しているところでございます。以上です。
質問 高橋透
今の更新計画と言いますか、28年から32年までの間に考えているということですけども、これ指定管理の中で動いていますので、いろんな制約もあるのかなというふうに思いますし、村がやることですから、いろんな補助事業等の導入も視野に入れていることだというふうには理解できますけども、建物が非常に老朽化してるのは現実でありまして、その中身については担当の課で把握されているというふうに思いますけども、これ今1600頭といいますと、猿払村の経産牛の1年間の更新牛、要するに入れ替えしなければならない、年をとったから廃牛になるとかという分の頭数に匹敵する頭数なんです。ですから、これが事故がないとか、あるいは寿命が少し1年延びますと相当な生産力につながってくるというものがあそこに預かっているというふうに考えていただきたいと思います。ですから、それもまだ入りきらない牛がいるということなんで、ぜひとも緊急性を持ってですね、その対策に当たっていただけたらなというふうに思っております。先ほども言いましたように指定管理を受けてる中での話なんで、いろんな制約もあるかもしれませんけども、海岸縁でですね塩害のこともありまして、いろんなことで、それから昔からの建物と言いますか、非常に労働力の面だとか作業の省力化等も含めてですね、検討しなければならないものがたくさんあるというふうに思います。ぜひともこれ緊急性を持ってですね、対応していただけますようにお願いしたいと思います。②番目の質問ですけども、この牧場関係で公共牧場の管理面積なんですけども、現在約300ヘクタールというふうに聞いておりますが、さるふつ公園あるいはパークゴルフ場を設置した時に、その分減った分は、村が責任を持って対応するというふうに聞いておりました。公共牧場としては、やはり村が責任を持ってその土地を確保すべきというふうに思いますけれども、そのお考え方をお伺いしたいというふうに思います。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまのご質問にお答えさせていただきたいと思います。過去からの村営牧野の用地につきましては、限られた面積の中で道営事業等で草地更新を行い、粗飼料を確保してまいりましたけれども、預託事業で管理する育成牛の頭数も増加しておりますことから、新たな用地の確保が必要であるというふうに認識を持っております。そのため、指定管理をお願いしている東宗谷農協と粗飼料を確保するための土地の関係について、現在協議をしているところでございますけれども、なんとか跡地利用と離農跡地をですね、本当は指定管理をさせる以上は、やはり村がきちっと土地を確保して指定管理をしていただくというのが原則であるというふうには認識はしております。現状は、農協のほうで離農跡地を契約をして借りているという状況は、当然認識はしているところでございます。なかなか離農跡地をですね、村が買い取ってですね、指定管理料にきちっとやるという部分については、財政的な部分もあって非常に難しいところもあるんでございますけども、先の自民党の移動政調会の中ですね、前段で組合長ともお話をさせていただいて、移動政調会の中で道議会議員、国会議員の方にですね、なんとか離農跡地をですね村が買い取った場合の補助とか、そういう部分をなんとか構築していただけないだろうかというような要請もしております。今後も引き続きJA東宗谷のほうとですね、この部分についてはきちっと協議をしてまいりたいというふうに考えておりますので、十分な答弁にはならないですけども、ご理解のほどお願いしたいというふうに思っております。以上です。
質問 高橋透
土地の関係につきましては、そういったいろんな取り組みをこれからお願いするということなんですけども、ご存じかと思いますけども牛の管理というのはやはり草が中心で、やはり良質な安定的な粗飼料が基本になります。仮に不足分をですね、ほかから買ったとしてもですね、ほんとに良いものばかりを買って食わせるということにもいかないということもありますし、また経費ももちろんかけられないという状況もあります。しかし、預けている農家の方にとってみますと、適正な管理のもとで牛が成長し帰ってきて牛乳をきちっと搾れる、そういった事を目的で預けておりますので、ぜひとも要望に応えれるように牧場の土地の整備についてはですね、早急に検討願いたいというふうに思っております。③番目のことなんですけども、この公共牧場も含めまして基幹産業だという農業に対し、これからの行政の支援対策は、やはり猿払酪農の目標というのが必要だというふうに思います。この農家のほうも先ほども申し上げましたけども、高齢化・労働力不足、それから後継者の問題で減少傾向にあるというふうに思います。村の基幹産業として今後どのような予測で、どのような目標を持っておられるかを、お聞かせいただきたいというふうに思っております。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまのご質問にお答えさせていただきたいと思います。農家の高齢化や後継者不足により離農が進み、農家戸数が減少していくんだろうと予測はしております。ただ、この現象をですね何とか現状維持、もしくは上向きの状態にしていかなきゃならないというのは、当然これは行政と農協との役割がきちっとあると思います。簡単なことではございませんけれども、猿払酪農を維持するためには、やはりこの後継者不足の解消が急務であるというふうに思っておりますので、この担い手対策の部分についてしっかりと重点を置きながら、今後進めてまいりたいというふうに考えております。また、その手法としましては、現在、ヘルパー組合とかいろんなところの担い手協議会とかいろんな所で実施しております。今後はですね、なかなか都会に札幌とか東京に農業フェアとかに行ってもですね、なかなか担当者としては役場職員としては、なかなか具体的な提案ができないという状況がございますので、今後はそういう法人ですとか個人の農家の方々が実際来ていただけるような、具体的な条件が出せるようなですね形で今後一緒にですね、そういうところに赴いてですね、行けるような対策を今後構築していきたいなというふうに考えておりますので、ご理解の程をお願いしたいというふうに思います。
質問 高橋透
今、農業のことで言いますと、本来この公共牧場の取り扱いについてもですね、目標をその猿払村酪農の目標を達成するためにその村としての施策で扱うべきだというふうに思うわけです。村が受益者じゃありません。先ほど村長が言われたように担当者がどうだこうだと言うのは、それはやっぱり農協だとか地域の若い者だとか、そういった考え方を持って行って一緒になって目標に向かってやるというのが理想かなというふうに思うんですけども、やっぱり1軒1軒の農家については、これは自営業であって我々とやかく言える立場ではないというふうに思っております。しかし、農業も猿払村の基幹産業であると言うんであれば、その施策を村として強力に進めるべきだというのは同意見だというふうに思います。ただし、村としてはやはり受益者が誰なんだと、地域としての目標を立てるのは誰なのよってことがしっかりしないとですね、村長がいくら応援しようと思っても、「そんなもんいいわ、放っておいてくれ」って言われる可能性もあります。ですから、これは農業に限ったわけではないんですけども、やはり大きな目標を立てていただいて、それに向かって何をどうすれば一番いい成果があるのかということを、いつも頭に置きながらですね、進めていかなきゃならないんだなというふうに思いますし、我々もやはりそういった共有の情報というか目標を持ちながら、いろんな部分で協力できるものはしていかなきゃならないし、駄目なものは駄目だというふうに言わなければならない場面も出てくるのかなというふうに思いますので、そういった意味でこの目標というものは、産業課の課長さん、ぜひとも農協と地域なり、いろんな面でいろんな意見交換をしていただいてですね、きちっとした目標を何年後にどうするんだっていうことを持っていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。