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猿払村議会 平成26年第4回定例会 2014年12月10日

サハリン定期航路の存続について

2014年12月10日、猿払村議会の一般質問で、小山内浩一議員が「サハリン定期航路の存続について」質問し、村長 伊藤浩一が答弁しました。

質問者
小山内浩一 議員
答弁者
村長 伊藤浩一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 小山内浩一

それでは2項目目。サハリン定期航路の存続についてということで質問をいたします。9月に新聞紙上で突然稚内コルサコフ定期航路の来年度一杯での廃止が新聞報道により明らかになりました。昨日も稚内市の市議会の方で委員会質問により市長と議員の方々でさまざまな意見交換があったと新聞報道に載っておりましたが、猿払村にとっても非常に重要な航路と考えます。猿払村として交流事業が始まってからのサハリン定期航路の利用実績等についてお聞きします。

答弁 村長 伊藤浩一

ただ今の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。議員御承知のとおり市町村合併への動きや財政状況の悪化などにより、平成17年度から姉妹村提携をしておりますサハリン州オジョールスキィ村との相互交流事業を休止しておりましたけれども、再開を熱望する声が上がり、平成21年に再開の協議をするため本村代表団4名がオジョールスキイ村を訪問。翌 23年にはオジョールスキイ村代表団4名が本村を訪問し、平成23年度から交流事業を再開する覚書を交わされたところでございます。再開にあたっての内容は10名程度の少人数で訪問、受け入れを隔年で実施することとなり、稚内コルサコフ定期航路を利用して平成23年8月に拓心中学校生徒を9名と随行8名の計17名がオジョールスキイ村を訪問いたしました。翌24年にはオジョールスキイ村学童14名と随行5名の19名を受け入れ、平成25年には拓心中学校生徒12名と随行7名の計19名が訪問し、今年はオジョールスキィ村学童13名と随行6名の19名を受け入れしたところでございます。再開協議から今年の受け入れまでにおいて6回にわたり82名が稚内コルサコフ定期航路を利用している状況でございます。以上です。

質問 小山内浩一

交流事業が再開してからの実績ということで計6回82名。定期航路の運行に関してみれば非常に微々たるものの定員というのは私も理解するところです。ただ、インディギルカ号の事故があって、慰霊碑を建て、旧ソ連と猿払村の関係というのは稚内市や北海道よりずっとずっと意義のあるものだったと私は確信しております。東西冷戦時代においても、当村の村長がソ連にわたり交流を深めれる。あの事業から今あるのがオジョールスキイ村との交流だと考えます。定期航路にしたら単なる年に20名前後の方々、人間しか運航しないものではありますが、北海道を始めとし、稚内等は経済的な交流、また、稚内、猿払村としては文化的や人材的交流においても非常に大きな問題と考えます。これから村の子供達や私達も含めてですが、国際的な感覚を身に付けなければいけないと私は考えます。その始めとして、近い外の国ロシアとの交流が拓心中生ができるということは非常に意義のあるものだと考えます。このフェリーがなくなることについての影響について今現在の村長の考えをお聞きします。

答弁 村長 伊藤浩一

ただ今の御質問にお答えをさせていただきます。稚内コルサコフ定期航路が平成27年をもって現在運行している会社が撤退するとの新聞報道などは本当に猿払村にとっても大きな衝撃でございました。本村とオジョールスキイ村との姉妹村交流事業は、この定期航路の存続により再開、継続できたといっても過言ではございません。この定期航路がなくなるということは、今後の事業継続に大きな問題になるということは言うまでもございません。こうした状況下におきまして姉妹提携先のオジョールスキイ村と今後の交流事業についての方向性について、現在文書でのやりとりを行う準備を進めているところでございます。以上です。

質問 小山内浩一

村長のおっしゃるとおり、この定期航路がなくなるということは、私達の村とオジョールスキィ村との交流事業も非常に重要な過渡期を迎えるのではないのかなと考えます。当事者というか、現自治体ではないですが、稚内市とでも協力して、猿払村として存続に向けての早い段階での目の見える行動が私は必要でないかと考えます。隣の市、稚内市に、全て稚内市が港を持っているから、国際フェリーターミナルが稚内市のものだからということではなくてですね、宗谷管内で一番定期航路を使っている自治体としては稚内、次に私は猿払村でないかなと考えるところでございます。いち早くこれからの存続に向けての取り組みを猿払村にお願いしたいところでございます。村長の考えをお聞きします。

答弁 村長 伊藤浩一

ただ今の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。既にフェリーターミナルを有する稚内市とも連携しながら定期航路の存続について関係機関への要望活動を行っておりますけれども、現在のところ会社側の意思決定は固く、現状のままでの航路存続は極めて困難な状況にあるというふうに考えております。北海道への航路存続への要望活動もちろんですが、新たな存続への道を探りながら関係市町村と協力をあわせて取り組んでまいりたいというふうに考えております。また、先日高橋知事とお会いする機会がございましたので、猿払村のこの人材交流、学童交流も含めて、この定期航路については猿払村についても重要な定期航路であるということも含めて道としても検討していただきたいと、何とかバックアップしていただきたいというような要請、要望活動もしております。以上でございます。

質問 小山内浩一

2項目、7点ほどについて質問させていただきました。1項目目は職員や地域おこし協力隊、人材的なこと。このフェリー航路に関しましても私は人材育成の一躍を担っているんじゃないかと思います。非常に厳しいのではないかという村長の答弁をいただきましたが、諦めることなく、このフェリーについては存続に向けて北海道、稚内、他町村とも連携を取りながら存続できるような運動をしていただきたいと思います。以上で私の質問を終わります。

出典:猿払村議会 平成26年第4回定例会 2014年12月10日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる