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猿払村議会 平成30年第2回定例会 2018年6月26日

サハリン定期航路について

2018年6月26日、猿払村議会の一般質問で、小山内浩一議員が「サハリン定期航路について」質問し、村長 伊藤浩一が答弁しました。

質問者
小山内浩一 議員
答弁者
村長 伊藤浩一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 小山内浩一

それでは2項目目の質問に移ります。稚内、コルサコフを結ぶサハリン定期航路が5月25日に今期運行断念の報道から一転して、今月13日に7月から9月までの運行再開の報道がありました。猿払村においてもオジョールスキイ村との学童交流の実施に向けて懸念されるところではありましたが、村、国際交流協会の迅速な対応で事業計画どおり、空路ではありますが実施される事になりました。今回の運行断念、運行再開の経緯は報道ではありますが、運行支援のあり方によるものと思われ、今年度は運行経費全額をサハリン側が負担して運行する計画であります。この定期航路は2015年度に撤退したハートランドフェリーから引継ぎ2016年からサハリン海洋汽船が運航しています。村としてもインディギルカ号遭難事故の関係において、昭和の東西冷戦時代からロシアとの友好関係を築いてきました。来年以降の定期航路の存続に向け、村としても稚内市と更なる協力体制を築くべきと考えますが、村長の考えをお聞きします。という質問ですが、先ほどの同僚議員の中でも交流事業に絡めながら、サハリン航路については、質問がありました。質問、答弁を聞いてると、航路はなくていいのではないのかなっていう村長の個人的な意見も垣間見るところでありますが、オジョールスキイ村との交流事業、断念があって再開があって、また今、航路が消える、消えない。同僚議員の質問にもありましたが、猿払村としては、この航路は非常に大事な航路だと考えます。この点について簡潔に村長の考えお聞きしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。私サハリン航路はけっして無駄だとは思っておりませんし、再開が決まって私も嬉しく思っているところでございます。ただ今年度の運行経費については当然サハリン側が全額負担するという仕組みになっているようでございますので、継続性の観点から見た場合に、不安定な状況なんだろうなと言わざるをえないというふうに思っております。日本側もですね、応分の経費負担をしていくことが、この経営航路を存続していくために欠かせない要素ではないのかなというふうに思っております。ただ如何せん、稚内市の支援に委ねざるをえないのが実情でありますことから、本村としましても、財政支援については現実的では今のところないのかなというふうに私は考えております。今後、稚内市とですね、協力体制を構築しながら航路の継続のために努力をしてまいりたいというふうに思っております。以上です。

質問 小山内浩一

村長のおっしゃるとおり、稚内、サハリン定期航路については、稚内市とサハリン州がメインに行ってきた航路であります。また、費用対効果についても村として、財政支援についてはというお話でした。2番目の質問に移りますが、稚内、サハリン定期航路は期間限定ではありますが、唯一の日本とロシアを結ぶフェリーの定期航路です。その他にもフェリーはありますが、1回韓国を経由してからのロシアへのフェリーということです。物流、文化、人的交流において、稚内市、道北地域のみならず、これからの日本として重要な航路と考えます。先ほどの同僚議員の質問もありましたが、短い期間で小さな航路で、前回のハートランドフェリーとかと比べると非常に小さな船、小さな航路でありますが、北海道、国にも理解を求め、稚内市、宗谷地域がひとつになって、これから永続的な支援体制の構築を求めるべきだと考えます。村長の考えをお聞きします。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。私は議員と同様の考えでおります。この航路存在により、人的交流や経済交流の面からも発展性が期待ができるなど、北の玄関口である宗谷地域にとって無くてはならないものと思っております。この航路を存続させていくという強い思いを持ち、宗谷地域全体の枠組みの中で、国や道などの関係機関に強く働きかけてまいりたいというふうに思っております。また先日、高橋知事や安部総理大臣がですね、サハリンに訪れていたときも、良いような感触でございますので、当然これは1自治体だけでなくて、当然引き続き等または、国の支援をしっかりとして、北方の玄関口、これは領土を守るといういろいろな要件もありますから、この部分についてはしっかりとやっていきたい、協力していきたいというふうに考えております。以上です。

質問 小山内浩一

村長のほうから、国、道についても支援を求めていきたいという答弁がありましたが、どうも今までの報道等で見ていると、稚内とサハリン、北海道もいくらかは、確か支援してるんですね。どうも経費面に関しては、サハリンと稚内だけの問題のような気がしています。まず、もう 1 点聞きたいところが、猿払村においては、この交流事業において、サハリン定期航路が非常に重要な航路を持っていた。宗谷町村会として、この航路が必要という感覚がなかなかちょっと考えられないのかなという気もします。その町村会の中でやはり、伊藤村長、この定期航路を使っている村自治体の首長としての立場、町村会の関係についてもちょっと中身をお聞きしたいと思います。また、ロシアと日本を結ぶ唯一の航路と考えたときに、これからの日本とロシアの関係においても、北方領土の関係においても、これはなくすべきではない航路なのかなと、先ほど村長がおっしゃった、文化や心的や様々な交流、これからの国際化社会に向けての、小さな、小さな、本当の交流かもしれませんが、稚内とコルサコフを結ぶフェリーが非常に大事ではないかなと考えるとこであります。その2点についてお聞きしたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

まず 1 点目の、サハリンの定期航路につきましては、当然、宗谷期成会の中で、毎年4月にですね、道または国のほうに、きちんと要望活動をさせていただいております。この中で、工藤市長が会長を努めておりますので、その中で私も微力ながらですね、こういう事業展開していくうえで当然航路が必要だという形の中で、バックアップも今後させていただきたいというふうに思っております。また、このサハリンという部分については、稚内市とサハリンという部分については、防衛という部分も大事でしょうけれども、物流の交流、これは宗谷だけではなくて、当然、上川も含めてサハリン州との物流交流、経済交流もありますから、稚内市まで旭川市から高規格道路がきちんと出来ると、当然、宗谷だけでなく上川からのいろいろな農産物もですね、これからサハリンのほうにいろいろな形の中で、輸出していけるような条件が整っていくんではないのかなというふうに思っております。そういう状況の中でこの航路はですね、北方という部分で、宗谷、上川、サハリンとのいろいろな交流の形の中で、しいて言えば、北海道のいろいろな産物も含めてですね、これから交流していく物流も含めて、経済交流していくうえで、必要な航路だというふうに私は考えておりますので、ぜひぜひ、これは北海道のみならず、国もですね、きちんと力を入れていった中で、この航路を存続していけるような方向に持っていっていただきたいと思いますし、そうしていただける形の中で、今後要望活動も含めてさせていただきたいというふうに考えております。以上です。

質問 小山内浩一

今の村長の答弁で、期成会の中でも、これからも永続的な形で発言をもっていってほしいのと、やはりあくまでも民間の航路なので、経営というのも非常に大事です。稚内市の議会の中でも様々な議論が行われ、永続的な航路存続を望むが費用の問題だとか地域交流の問題だとかと切り離して考えなければいけないというのもあります。稚内市国境の街、宗谷は国境の地域であるということを考えれば、費用対効果以前に様々な効果が、期待できるのではないのかな、と私は考えます。先ほど村長は、費用に関しては、ちょっと村としては考えなければいけないのかなという発言がありましたが、報道によれば、120万ドルから130万ドルぐらいで、今の規模であれば、航路が存続できるということです。稚内市、猿払村、宗谷町村会が1つになって、経費に関しても、私は多少であれば、猿払村として支出することも可能ではないのかなと、毎年、学童交流、過去においては、一般の交流もあって様々な友好活動がこのオジョールスキイ村を通じて、サハリン、猿払村とも結ばれて、その効果は金銭や目に見えてこれだっていうのは見えませんが、子ども達の心だとか私達の生活や文化には、根付いたものがあるのではないかと考えます。そのようなことを考えながら、これからも町村会、道、国、稚内市と1つになって、サハリン定期航路については、考えていっていただきたいと思います。以上で質問は終わります。

出典:猿払村議会 平成30年第2回定例会 2018年6月26日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる