猿払村議会 平成19年第2回定例会 2007年6月25日
教育再生について
2007年6月25日、猿払村議会の一般質問で、須藤武保議員が「教育再生について」質問し、教育長 上島賢司が答弁しました。
- 質問者
- 須藤武保 議員
- 答弁者
- 教育長 上島賢司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 須藤武保
それで次に2番目に、教育再生、二次案が提出されたと新聞で報道されておりました。6月20日に教育関連三法案が成立されました。18日に私がこの通告書を提出した後に新聞で報道されましたが、まず教育再生、二次案を教育長はどのようにお考えですか。認識しているのでしょうか。
答弁 教育長 上島賢司(教育長は2011年3月まで)
それでは今のご質問にありました教育再生会議からの第二次報告にかかる認識という点でご質問に対しましてご答弁申し上げます。まず最初にお話もしますけれども、非常に私としても答えずらい部分がある、尚かつこの再生会議の報告が法案等にもからむということで注目しているところでございます。まずこの教育再生の会議の関係でございますけれども、これは内閣に設置された機関でございまして、安倍首相の掲げる教育再生の具体策を検討し、報告する組織として位置付けられておりますけれども、委員の構成であるとか、その他に従来からの中央教育審議会、中教審との関係であるとか、色々と物議醸し出していますか、物議を呼んでいるということも私も新聞・雑誌等で目にしているところでございます。しかしながらこの教育再生会議の第1次報告の中から、今第2次報告なのですけれども、1次報告の中から、ついこの間成立しましたけれども、現在の教育改革関連三法案の改正につながる等、非常に従来にない異例とも思える早さで具体化がされているということは、教育に携わるものとして正に嫌でも注目せざるを得ない状況となっていることも事実でございます。この2次報告のご質問にあります、2次報告の関係でございますけれども、学力の向上策としての授業時数、授業時間数の増加、調和のとれた人間形成としての徳育の充実、あるいは教員に関係するのですけれども、メリハリのある教員給与体系の実現、これらがあげられていると理解しておりますけれども、こうしたことが国の方針として今後定められて、例えば学習指導要領の改正等と実施に移された場合には、これは先程も申し上げましたとおり学習指導要領というのは、学校教育における基準となりますので、そうなった場合には確実に児童生徒に定着する、これは努力していかなければならないの当然かと思っています。そこで教育再生の関係でございますけれども、各界の有識者の方々が非常に熱意溢れる議論をかわしているという報道で目にしておりますけれども、よりより教育制度の構築というところは万人といいますか、誰もが望むところでございまして、誰も否定する者がいないと思うのですけれども、一部で指摘されていますとおり実際の学校現場で汗を流す、職を代表する委員という人達が選任されていないのかなという部分につきましては、私も個人的には不十分ではないのかなという気はしております。また、改革するということは何ら異論はありませんけれども、それには現場の声も吸い上げる中で今までのこと、それからこれからのこと十分に検証する時間、場が必要だと思いますし、教育再生会議での議論、この報告というのは即実施に移されるものではないのですけれども、この後、文科省や中教審等でそういった意見の補足がされてきますけれども、いずれにしましても私の見解としましては、教育現場に無用の混乱をもたらすことのない制度として、これが実施されることを私として強く望んでいるということを申し上げまして、ご答弁させていただきたいと思います。どうぞよろしくご理解願いたいと思います。以上です。
質問 須藤武保
この20日に成立しました、この教育三法なのですが、ろくな審議の時間も無かったのではないかというふうに認識しております。この三法がこのままいってしまうと、教職員の免許の再教育ですか。これらのことを考えていきますと、教員の希望者が教員離れにいくのじゃないかと思うのです。というのは一般の大学生が卒業して、就職活動等もだんだん景気も良くなって、就職率も良くなると、そうすると優秀な生徒がだんだん教職員にならないで、一般の就職に入っていくのじゃないかという懸念もあります。私はこういう免許更新制度というのは、まずもって反対しなければならないと思います。教育長はどうですか。
答弁 教育長 上島賢司(教育長は2011年3月まで)
私の部分としてまだ出たばかりで、これがどういうふうな方法でなされるのか解らないのでコメントのしようがないのですけれども、今まで免許といいますと更新とかなっていくと、どういった形でどういうふうにするのだというのが、まだまだ具体的に出ていないと思います。それでただ新聞等からみますと、中には安定しない教職員であれば、教職員になるのを諦めるという何かニュースも出てますけれども、そういった細かい部分がこれからどういうふうになっていくのか見えない中で、不安をあおっているのは確かなのかと思います。ただ私の方としましても、この後、文科省あるいは中教審の中でも、具体的な中身についてどうなのか見ないとコメントは出来ないので、今のところはこれでご理解を願いたいと思います。以上でございます。
質問 須藤武保
この教育三法が成立しますと、教育基本法の改正を受け、義務教育の目標等の見直し、我が国と郷土を愛する態度を養う文面で愛国心を盛り込んでいくと謳っております。学校の組織運営体制の強化においては、新たに副校長、主幹教諭、指導教諭とを配置することも可能になるのではないかと言われております。今後は同法改正の主旨に添って、学習指導要領の見直し作業を本格化する。副校長や主幹に関しては、仮に新設したとしても全体の人数が増えなければ管理職が増えるだけで現場の教員の負担軽減にはならない。うちらみたく少数の児童しかいない。そして教員も少ない、であれば本当に管理職で溢れちゃうのじゃないかと思いますけれども、教育長どう考えますか。
答弁 教育長 上島賢司(教育長は2011年3月まで)
お答えいたします。教育三法関係で新たな職務を置くということなのですけれども、これもまだ具体的な詰めがなされていないと、これからどういうふうにするのかなというふうに思っています。主幹とかそういった形もありますけれども、果たしてその人材というのが新たな教職員として配置されるのか、それとも今居る教職員の中でこれが任命されるのか、その辺がまだ見えていないところでありますので、何とも言えないところであります。ただ、道教委におきましてもこの教育三法の関係を受けまして、まだ見えないこれらの今後の部分で対策、自らの対策検討部会を設けるということでございますけれども、はっきり言いまして具体的な細い内容が見えていないというのが事実でございます。ただ、議員のおっしゃるとおり、非常に不安と言いますか、懸念を及ぼしているというのが今の状態だと思います。私の部分としましても、先程同様にこういったお答えしか今のところは出来ませんので、ご理解を願いたいと思います。以上でございます。
質問 須藤武保
この問題につきましては、次の議会で質問でさせていただきます。次に、私は6・3・3の9年間の義務教育しか受けておりません。それは私は3学期制なのです、私が受けたのは。今拓心中学校が2学期制を試行中であるが、教育長はどのように評価しておりますか。
答弁 教育長 上島賢司(教育長は2011年3月まで)
それでは拓心中学校の2学期制にかかる評価という点で、ご質問に対しましてご答弁を申し上げます。拓心中学校の2学期制でございますけれども、これは平成16年度より拓心中学校から実施に向けた提案がございまして、これに基づきまして教育委員会議で検討して、当然学校規則としての学校管理規則の改正を行って、平成17年度準備期間に当て、昨年度平成18年度より試しということで試行してまいりました。この2学期制検討のきっかけということなのですけれども、これは完全学校週5日制の移行と現行の学習指導要領の実施に伴いまして、特に3学期の授業時数が少なくなったということで、授業内容に関する問題ということだけではなくて、評価という点でその信頼性にこの疑問が生じたというふうになっています。また、年間の行事との配置にも窮屈さが出ておりまして、1学期末の試験と中体連の時期がどうしても重なると、そうするとどちらにも集中出来ないという状況でございまして、さらには授業時間数、時数の削減に伴う学力が低下するのではないのかという不安という風潮があったこともですね。この2学期制に試行に及んだことでございます。こうした事態に対応するための2学期制でありまして、先に述べました問題点、解消するべく学校では教育課程を編成して試行しておりますけれども、当然初めてのことから当然不足他の点予想されましたけれども、例えば保護者に対する成績通知の回数、これは減少するわけですけれども、これについての対応は適切な時期での教育相談の実施と言いますか。そういう方向で理解を得ると、それと前期・後期区切るということで土・日を入れてこの5日間の終期休業といいますか、これを実施しております。いずれにいたしましても、学習サイクルの長期化による評価の信憑性といいますか、指導の改善等をこの始業式とか終業式がなくなったということで、少なくなったということで、授業時数の確保というのは2学期制がもたらす本当に大きな効果であるというふうに検証されております。本年度の試行結果に基づく成果課題につきましても、さらに検討協議を加えまして、来年度以降の実施を検討していきたいと思っています。なお、一番大事なことはアンケートも取っておるのですけれども、生徒に理解をしてもらって、保護者にもきちんと理解していくという取組が今後とも必要なのかなとそういうふうに思っていますので、これからもそういった声を大切にしていきながら教育委員会としての見解も示していきたいないとそういうふうに評価しているところでございますのでご理解願いたいと思います。以上です。
質問 須藤武保
教育長は評価するということですね。であればこの後、村内の小学校の関係はどういうふうに考えていますか。小学校はあくまでも3学期制、中学校行って2学期制というような考えでいいのですか。
答弁 教育長 上島賢司(教育長は2011年3月まで)
先程の2学期制なのですけれども、当然今の授業時数が制限されている学習指導要領の中で2学期制の部分については有効ではないかという話もっているのですけれども、それについては十分に保護者、それから生徒理解、それとそういうことがあってはじめて評価されるというふうに理解していますので、その点ちょっとご理解願いたいと思います。もし駄目なら私の方としても試行というのは認めてないところなのですけれども、そういった面では良い方向に向かってほしいということもあって評価しているところでございます。それと小学校における2学期制の関係ですけれども、中学校における導入の検討結果により協議していくのだというふうに小学校とも話をしておりまして、いずれにしましても小学校と中学校の相違点というのも多いと考えておりますので、そういった目的とか効果をしっかりと見定めて慎重に検討していきたいなと、他のとこでもやっているところがございますけれども、先程の教育三法の関連も十分に検証する中で、実施するのは実施するということを考えていきたいと思いますのでよろしくご理解願いたいと思います。
質問 須藤武保
これは来年の4月ですよね、もう、出さなきゃ、結果を出さなきゃならないのは、これはあれですか、前回の当初14年の時もそうでしたけれども、議会の総務民教委員会ありますよね。そういうふうには説明はする用意はぜんぜんないのですか。前回もそうだった、突然2学期制だと聞いてびっくりしたのですけれども。
答弁 教育長 上島賢司(教育長は2011年3月まで)
お答えします。前回のその議会の関係はちょっと私の方でも掌握、就任との関係で掌握していないのですけれども、私の方とすれば議会との協議というよりも、拓心中学校におきまして教育委員会の求めた学校2学期制の成果と課題とこういものを報告させておりますので、これを民教関係の議員の皆さんに見て知っていただくという部分はやぶさかではないなと、逆に今ご意見いただきまして逆に見てもらって、こういうところが問題点でこういうところが効果的なのだなというのを知ってもらうためのことがいいのかなと、そういうふうに理解しておりますのでよろしくご理解願いたい、この関係につきましては学校長ともよく相談して、そういう方向で持っていきたいなと思っています。よろしくお願いしたいと思います。以上です。
質問 須藤武保
学校長とも相談しながら議会に説明というのですか。この前もそうでしたけれども総務民教委員としても、突然ボンと2学期制がきたものだから、こういうの説明も何もなくて学校独自でポンといくのだけれどちょっと不思議だったのです。そういうことで、もしあれでしたらば、説明一回聞きたいなと思います。その点よろしくお願いいたします。