富良野市議会 平成19年第1回定例会 2007年3月7日
(1)教育再生会議報告の内容の7つの提言について/(2)教育再生会議報告の内容の4つの緊急対応について/(3)いじめ実態調査について/(4)教職員組合の姿勢について
2007年3月7日、富良野市議会の一般質問で、東海林孝司議員が「教育再生会議報告の内容の7つの提言について」「教育再生会議報告の内容の4つの緊急対応について」「いじめ実態調査について」「教職員組合の姿勢について」について質問し、教育長 宇佐見正光が答弁しました。
- 質問者
- 東海林孝司 議員
- 答弁者
- 教育長 宇佐見正光
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 東海林孝司
-登壇-通告に従いまして、順次質問してまいります。教育行政であります。政府の教育再生会議が1月にまとめました第一次報告の内容につきまして、教育長の見解をお伺いいたします。戦後の教育の反省からとの尊重をうたい上げ、教育の憲法と言われてきました教育基本法が改正されたのは1947年に制定されて以来、約60年を経ての初めてのことであります。―113その間に、科学技術の進歩、情報化、国際化、少子高齢化、家族のあり方など、教育をめぐる状況も大きく変化し、さまざまな課題が生じているといたしまして、新たに公共の精神や愛国心表記を規定したのが柱でありまして、賛否も大きく分かれているところであります。これに伴い、教育職員免許法、地方教育行政法、学校教育法など、関連法の改正作業が本格化いたしました。これらのことは、教育のあり方に大きな転機をもたらすことであると思います。文部科学省が数年間、ゆとり教育を唱えたのでありますが、このことがどう学校教育や社会に大きなひずみをもたらし、さらに混乱を招いたかという一面を総括することなしに、改正案が一人歩きをしてしまったと感じております。今後の教育のあるべき姿は、この改正案によってどう変わるのか不安を抱くものでもあります。教育基本法の理念が一転することは、教育のあり方そのものが根本から変動することと同意でもあります。本来、子供の教育とは、学校と家庭が協調し、補完し合って行われるものであります。しかし、今日、核家族化の進行や社会経済なども要因とされてか、家庭での教育の機能が低下しつつあるとも言われております。実の親による我が子への虐待、いじめや不登校など、ニュースや紙面をにぎわす現況を見ますと、そういう家庭はもはや教育の場としての機能を失ってしまったと言わざるを得ないのであります。近年、いわゆる切れやすいと言われている青少年がふえていると考えられる要因としまして、一つは我慢できない子供、もう一つは反抗心の表出が言われております。反抗心は、自己の信念の存在を示し、新たな想像力や批判精神に成長していくことが期待されますが、我慢ができないという点に関しましては、簡単に楽な道を選んだり、誤った行動に走ります。持続的克服力、我慢する―心が養われない今日的社会現象も加わり、深刻な局面に達していることから、情操の豊かさを求めて、心の教育の推進が必要であるとも考えます。また、子供たちの学力低下が問題視されております昨今でもありますが、親側にも責任の一端はあります。車に乗せて過保護に育て、コンピュータゲームに固執させる生活が子供の思考を短絡化させ、心の発達を妨げるものになっております。携帯電話やパソコンなどの急激な普及によりまして、日常生活において文字を書く必要性が少なくなり、文字を書く教育が軽視される傾向にもあるとも思われます。IT教育の導入に異論を申し上げるものではございませんが、読み書き、すなわち国語力の向上が心の発達を支えます。文字を書くことの意義や、その効力に対する認識を深めることも、その教育の推進につながるものと考えます。教育再生とのその言葉には理解を示しますが、確かな学力や豊かな心を育む教育環境づくりが達成できているのか、家庭教育の低下を指摘しながら、その対応策は見い出せているのかなど、本質的な議論が尽くされたものなのかとも疑問を抱くものでもあります。また、それらの効果をきちんと検証しなければなりませんし、学校、教員、家庭、教育委員会との議論も必要であるとも感じております。机上の議論が一人歩きのような施策は、余りにも早すぎると考えております。総体的としまして、学校に教育現場としての役割や期待がより一層高まり、教育の方向転換の影響力は家庭の影響力の比ではないと思われます。時代の変貌とともに、教育のあり方も変化いたします。その時代の変化で見直すことも必要であるとは考えますが、環境変化にうまく対応、適応できずに悩める子供たち、次代を担う子供たちのことを十分に考慮し、我々大人たちが、今何を、どういうことをしてあげなければならないのか、見識を広げなければならないことも感じております。―114子供たちの教育を、学校は家庭教育、親は学校教育という意識の差を生じない、互いに異論がなく、納得し合えるよう共通認識のもと取り組むことだとも思っております。教育再生会議での中間報告ではありますが、本市の教育行政の中においても、できること、できないことの施策の検証をし、実情に合った教育行政の推進が責務であると考えております。そこでお伺いいたします。教育再生会議においての第1報告での1件目、七つの提言の内容といたしまして、大きく4項目からなる、教育内容の改革、教員の質の向上、教育システムの改革、社会総抱えでの全国民的な参画、また、提言と重複するものでもありますが、2件目の四つの緊急対応として、いじめ問題の対応、教育職員免許法の改正、地方教育行政法の改正、学校教育法の改正と多岐にわたる内容であり、現在、政府において審議されているところではありますが、本市の教育行政をかんがみながら、教育長の見解をお伺いいたします。次に、いじめ問題についてお伺いいたします。全国において、いじめによる痛ましい事件が相次いで起こっております。いじめに対する大人と子供の認識の違いはあるかと思いますが、常に的確な実態把握がなされなければならないはずです。過日、富良野市少年育成協議会がまとめましたいじめに関する実態調査を公表され、実態把握に努めておりますことは評価をいたしますが、平成18年12月定例会で報告された件数とは違う結果件数であります。常に、学校、教育委員会、保護者、地域が一体となる取り組みができる体制づくりを進めることが大切であると考えます。いじめ問題は、教育に対して不信を抱いてしまう重要なことでもあると考えております。また、いじめをなくすためには、人の痛みや苦しみ、悲しみを理解させ、いじめをなくす記録として大人ばかりではなく、子供た―ちがみずから考え、行動できる場面の提供が必要とも考えます。いじめに当てはまる定義などはないことだと思っております。学校生活だけではなく、日常生活上の出来事での蓄積も加わると思われます。例えささいなことであっても、当事者にしてみると深刻な問題に発展してしまいます。そこでお伺いいたします。平成18年12月定例会報告件数と、今回、調査結果件数の違いでのいじめのとらえ方、その対応とは何なのかをお伺いいたします。次に、教職員組合のいじめ調査、また、学力調査に対しての姿勢を問われている問題につきましてお伺いいたします。いじめは解決しなければならない問題でもあります。いじめがある、ないなど、実態把握は不可欠であります。調査に対しましては、学校自体、教職員、そして保護者と協力的に取り組むことが必要であります。いじめ発見のきっかけとして、本人からの訴えがありますが、教職員が発見、情報源となる割合が高いのでもあります。相談相手としての姿勢が大切でもあると考えております。教職員の共通認識のもと、教育相談の整備、学校通信等で各家庭との協力体制を図るなど、教職員の理解なくしては解決へと導けないと考えております。社会全体で取り組む体制が求められております教職員の姿勢を問われることは、教職員の資質をも問われることでもあります。その教職員の姿勢について、教育長の見解をお伺いいたします。子供の学力につきましては、勉強ができる子、できない子の二極化が進行していると言われております。学力調査の結果が学校評価になり、教育格差の拡大につながる、教職員の多忙さの懸念は確かにあると思いますが、教育現場と教育委員会が協力し合うことも不可欠であります。今、求められていることは、学校、教員、家庭、教育委員会、地域、そして企業の教育―115力、すなわち社会全体の教育力だと思われます。この件に関しましては、新聞やニュースなどで取り上げられており、教職員の姿勢に関心が向けられております。どこかに責任を問うことではなく、一つの教育力を欠くことなく、次代を担う子供たちにしてあげられる教育行政の効果を考えることだとも感じております。教育長の見解をお伺いいたしまして、質問を終わります。
答弁 教育長 宇佐見正光(教育長は2007年12月まで)
-登壇-東海林孝司議員の教育行政についての教育再生会議報告内容の七つの提言と四つの緊急対応についてお答えをいたします。国において、教育の根幹をなす教育基本法が改正され、新しい時代にふさわしい教育の目標や教育の理念が明示されたところでございます。そのような中で、教育基本法の改正を踏まえ、昨年10月に発足した教育再生会議が去る1月24日に公教育再生への第一歩としての第一次報告がなされたところでございます。教育再生への課題はきわめて多岐にわたり、特に学校教育の基礎として位置づけられる義務教育、そしてその実践の場である公立学校での基礎学力、規範意識などを当面の課題として焦点を絞り、学校、教育委員会、家庭、地域社会、企業などが緊密に連携しながら、国も一体となっての社会総がかりで取り組む方策について、第一次報告、提言がなされたのでございます。国は、限られた時間の中で賢明な検討作業が進められており、今、議論の最中で未決定ではございますけれども、御質問の七つの提言についての教育内容の改革では、ゆとり教育の見直しと学力の向上に向けた取り組み、また、教員の質の向上では、魅力的で尊敬できる先生の育成、教育システムの改革では、保護者、地域の信頼にこたえる学校づくり、―さらに、社会総がかりでの全国的な参画では、家庭、学校、地域、企業など社会全体で子供の教育に当たることが大きなねらいになっております。次に、2件目の四つの緊急対応についてでございますが、いじめの問題への対応、教育免許法の改正、地方教育行政の改正、学校教育法の改正が提言されております。そのような中で、特にいじめの問題についてでありますが、いじめの問題は単に学校だけに任せるのではなく、保護者はもちろん、地域も一体となって社会総がかりで取り組むことで、いじめは絶対許さないという意識や、互いを思いやり、認め合うことを築き上げることが最も重要と考えております。さらに、ゆとり教育につきましては、義務教育の中で国語力の向上のための読み書き、計算などの基礎基本の反復徹底を図り、学力をしっかりつけることが最優先の取り組みではないかと考えております。これまでも、本市は北海道教育委員会との連携の中で、開かれた学校、地域から信頼される学校を目指して、学校、家庭、地域が相互連携のもとに、子供たちが夢と希望を持ち、充実した人生を送るために必要な生きる力を育み、一人一人の資質や能力に応じ、多様な可能性を伸ばす教育を全力で取り組んできているところでございます。教育現場を預かる立場から、教育が国家100年の大計であることを踏まえ、あらゆる角度での現状や課題を検討し、真摯な議論を切に望むものでございます。さらに、今回の提言の中で、教育委員会制度改革について、人口5万人以下の小規模市町村の教育委員会の統廃合についてでありますが、地域の実情や主体性に基づいた地方分権の視点に立つと、全国一律の基準ではなく、地域の実情に応じた教育行政の推進を図るべきであり、そのためにも、学校を初めさまざまな関係者の方々の御意見を聴取し、国民的な議論を深めていただくとともに、これまでと同様な国と地方自治体の役割と責任分―116担をし、相互の協力のもとで教育の機会均等と教育力の向上を目指して、教育行政を円滑に推進できますよう、今後とも国の教育改革の動向を注視してまいりたいと考えております。次に、3件目のいじめの実態調査についての実態調査の公表についてでありますが、これまでもいじめは、いつでも、どこでも、だれにでも起こるという危機意識を持って、学校と一体となって共通の認識のもとに情報を共有し、いじめのない学校づくりに努めてきたところでございます。そのような中で、昨年12月、北海道教育委員会から緊急調査としていじめに関する実態調査が実施され、本年1月に上川教育局から速報値が公表されたところでございます。そこで、御質問であります平成18年度第4回定例会での報告人数と、今回公表された人数の違いとの対応についてでございますが、定例会での報告件数は昨年10月の滝川市の事件を踏まえて、各学校に対していじめの実態を把握するために緊急に調査をしたもので、教師、児童生徒、保護者からの情報により把握した件数でございます。また、今回、北海道教育委員会の緊急実態調査につきましては、周りの人に話しづらいことや、困っていたり、いじめに悩んでいる児童生徒が訴え切れずに回答したと考えております。ただ、そのうちの約8割が小学生の低学年でございました。教育委員会といたしましても、臨時の校長会を行うとともに、教育長みずからも各学校を巡回し、先生方にこれまでのいじめの根絶に向けての取り組みの継続指導の徹底を図ることについての確認と、あわせて緊急対応として小学校には子供と親の相談員を2名、中学校にはスクールカウンセラーを1名配置したところでございます。今後におきましても、心の教育に重点を置き、他人を思いやる心や豊かな心を育てる道徳教育を充実しながら、教師と児童生徒がしっかりと向き合い、心の問題をケアできる―体制づくりと、いじめない、いじめを許さないを合い言葉に、地域ぐるみで積極的に取り組んでまいります。次に、4件目の教職員組合の姿勢について、教職員組合のいじめの調査への協力についてでありますが、これまでも先生方とは一体となって常に危機意識を持って、いじめ撲滅に向けて相互連携の中で校内体制づくりや、被害者がいじめを打ち明けることができる環境づくり、学校内での命の大切さなどの指導とあわせて、教育相談にも重点を置きながら取り組んできているところでございます。今回のいじめに関する実態調査のアンケート用紙配付と回収につきましても、児童生徒たちのプライバシーを保護するために、中学校にあっては回収箱を設置するなどの工夫を凝らしていただき、また、先生みずからも調査に協力いただいたところでございます。さらに、4月24日に実施されます全国学力学習状況調査の実施につきましても、協力していただけるよう十分話し合いを進めてまいりたいと考えております。以上でございます。
質問 12番 東海林孝司
教育再生会議での報告は、中間報告であり、今後、第二次、第三次と報告がまとめられるようでありますので、その中で国の役割なり、自治体の役割があり、現段階では内容は方向性を注視するだけでありまして、一個ごと深く議論することはできないと思っておりますが、もう少し細かく見解を聞かせていただきたいなと思っておりました。その中で、教育内容の改革でありますけれども、学力を向上するということでありますけれども、日々変化する社会の中で、教育が的確、迅速に対応していくことは子供たちの育成という点であります。しかし、教育問題は教師の問題に帰着すると言われるように、子供たちと直接接し、指―117導に当たっていただいております。その中で、以前も申し上げた思いますけれども、ゆとり教育の導入後、現場である教師への混乱を招いたと私は思っております。その中で、教員の資質や能力の向上を求めるだけではなくて、教育現場の環境整備も重要ではないかと思っております。授業時数をふやすということだけではなくて、そういったことの整理も必要ではないかと思っておりますので、教育長はどのようにとらえておられるかお聞きしたいと思います。それと、関連しますけれども、教育システム改革での人口5万人以下の小規模市町村に対しての教育委員会の統廃合でありますけれども、御答弁にもありましたが、この中で広域的に進めるということは、心身の障がい、軽度な発達障がいなど、特別支援教育の推進にも影響を与え、きめ細かな対応、迅速な対応にも影響を及ぼすと思っておりますので、自治体の役割としてどのような態度を示されるのかお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 宇佐見正光(教育長は2007年12月まで)
東海林孝司議員の再質問にお答えをさせていただきますけれども、まず、今、提言の中で言われておりますゆとり教育の話かと思います。これまでも学校週5日制の維持と、また、総合学習ということが大きな柱になってきておりますけれども、何といっても児童生徒の意欲が高められる、そういうわかる授業とか、先ほど議員の方からもお話ありましたように、基礎基本、これをしっかり反復、徹底させると、こういうことが一番大事なことだし、そういう学力をしっかりつけさせるということが最優先の取り組みではないかなと、こんなふうに思っております。そのためも、各学校としては、それぞれ実践教育ということで、基礎基本の分を含めて授業を公開したり、あるいは教師同士それぞれ刺激し合って取り組みをしておりますし、―共通のテーマを持って進めさせていただいております。みずから意欲的に学んでいく、そういう子供たちをつくっていくと、そういう意欲を持たせる、そんなことも大事なのかなと思います。この件につきましては、先ほども御答弁させていただいておりますけれども、未決定の部分もございまして、これはこういう家庭とも連携をする中でも、全国的な議論が必要かなと思います。2点目につきましては、今、地方教育行政法の改正の中で5万人以下の小規模の市町村についての統廃合という内容でございます。これも先ほど御答弁もさせていただいてございますけれども、全国一律の基準ということではなくて、地域の実情、地域の主体性、地方分権の視点もございますので、私どももこういう中で教育行政を推進するためには地域の実情に応じた対応を取るべきだと。特に、今、議員もお話をしておりますけれども、特別支援教育もさることながら、いじめ、不登校を含めて細かいところにも目が届かないということも含めていくと、今の中で推進をするべきではないかなという気もしておりますけれども、これもまた未決定の部分でございますので、学校を含めて多くの方々の御意見を聴取して国民的な議論を推進すべきと、こう考えております。以上でございます。
質問 12番 東海林孝司
続けまして、いじめの公表の件でありますけれども、プライバシーなどを慎重に対応されたのだと思いますけれども、その中で学校単位の実態を公表するなり、また、その公表よりも先に各保護者への周知を図るべきではなかったのかと思っておりますので、その点をお聞きいたします。
答弁 教育長 宇佐見正光(教育長は2007年12月まで)
東海林議員の再質問というか、いじめに関する公表の件でございますけれども、先ほど御答弁をさせていただいてございますけれども、これまでも各学校においては全校集会とか、学級内の指導、あるいは教育相談、そして保護者に対する対応も含めてそれぞれ対応させていただいてきておりましたし、また、保護者とも連携をしながら個別の解決もそれぞれ取り進めてきたところでございます。そこで、実態を各学校ごとに公表するということになりますと、いたずらに子供や保護者に不安を与えていくと、もう一つは、子供同士、あるいは子供と先生、保護者と先生を含めて信頼関係を損なっていくと、そういうことを踏まえて子供たちの人権を最大限に尊重するということとあわせて、子供たちのプライバシーをしっかり守ると、こういうことを基本にしながら、今回特定はせずに個別公表はしないということで取り組んだところでございます。今後においても、常に子供たちの目線で人権を最大限に尊重する実践教育を進めていくということで、ひとつ御理解のほどお願いをしたいと思います。以上でございます。
質問 12番 東海林孝司
そのいじめに関してのことでありますけれども、そのうちの8割の調査の結果が低学年ということでありますけれども、そのアンケートの内容というか設問については問題はなかったのでしょうか。質問の中でも言いましたけれども、いじめのとらえ方はその個々によって変わります。低学年の方で8割があるということは、その設問自体に不都合があったのではないかなと思いますけれども、そういったことを受けましてお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 宇佐見正光(教育長は2007年12月まで)
いじめに関しての再々質問にお答えをさせていただきますけれども、設問の中のお話でございますけれども、これは道教委の方で調査をした内容でございます。これは、先ほど議員の方からお話あったとおり、このいじめの定義というのはなかなか難しい部分もあろうかと思います。陰口であるとか、悪口であるとか、あるいは暴力行為とか、そういうのもございますけれども、今回いろいろと設問はされておりますけれども、その中で子供たちがしっかり見て、そして答えたということで、私はそういうことに理解をしていますし、ただ、その中で低学年の方々、1年生から3年生が約8割ということでございましたので、こういうことも含めて各学校を通じ、私もみずからそれぞれ危機意識を持っていじめ根絶に向けて、私どもも学校に出向いて、先ほども御答弁させていただいておりますけれども、児童生徒と先生がしっかり向き合って、そういう対応を図っていくということでございますので、その部分を含めて御理解のほどお願いをしたいと思います。
質問 12番 東海林孝司
教育に関しては大変難しい問題というか、内容だと思っておりますので、総体といいますか、全体としてまたお聞きしたいと思います。こういったいじめや不登校、学力低下問題など、これも地方自治体においても対応などについても自治体の実情もあるかと思います。国なり道、自治体の役割分担はありますけれども、学校教育と家庭教育、保護者と学校の相互の補完的な役割を持って、また国なり道、自治体の役割を持って子供たちの育成に努めなければならないと思っております。その中で、子供たちが多感に成長する時期を学校教育に託しているわけであります。子供が成人になるまで義務教育9年、高校、大―119学と進みますけれど、そのほとんどがその時期を学校に託しているわけでありますので、お互いの信頼関係が大事であると思っております。次代を担う子供たちの育成は、親、学校、教員、また、地域が望むものであり、その中核を教育委員会に期待するところでありますので、子供たちの健全育成、また、その自治体の役割としてのお考えを改めて教育長にお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 宇佐見正光(教育長は2007年12月まで)
東海林孝司議員の再々質問にお答えをさせていただきます。私ども、常に学校とは一枚岩で、そして保護者の皆さん方に情報をいろいろ開示をしながら取り組みをさせていただいてございますし、また、今回御答弁もさせていただいておりますけれども、学校、教育委員会、家庭、地域、そして社会全体でいじめの問題も含めて取り組んでいくということは一番重要なことでございますし、家庭教育の役割、あるいは学校教育の役割、地域社会の役割と、それぞれ役割を持ちながら、そして常に子供の目線に立って取り組んでいくと、これが最も重要なことではないかなと思っております。今後におきましても、私どもいろんな面で各学校、地域とも連携をとりながら、そしてすべてにおいて子供の目線で取り組んでいくということで取り組んでいきたいと、このように思っております。以上でございます。