更別村議会 令和3年第3回定例会 2021年9月15日
村有地の環境管理と利活用促進に向けての対応
2021年9月15日、更別村議会の一般質問で、安村敏博議員が「村有地の環境管理と利活用促進に向けての対応」について質問し、村長が答弁しました。
- 質問者
- 安村敏博 議員
- 答弁者
- 村長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 安村敏博
議長の許可をいただき、通告に基づきまして質問させていただきます。村有地の管理並びに今後の利活用の方針などにつき、景観保全の見地からも課題であると見られる事項につき基本的な考え方と今後の対応策について質疑いたしますので、より明確な回答と見解をお願い申し上げます。更別村景観保全条例は、自然環境、生活環境の融和により景観形成を図り、もって村民の安全で快適な生活を営むとの理念でありますが、村自らの景観保全の在り方につき課題はないのか、しっかり検証する必要があると感じるところであります。村は、環境に配慮した対策を講じていると評価できる一方、所有遊休地の有効利用に関する対策に消極的な一面もあることが課題の助長につながっているのではないかと懸念しているところでございます。指導すべき立場にある村が自らの所有管理地などの景観保全を軽んずることは許されるはずもありません。今日的課題として、村有地の環境管理並びに利活用方針について村長の見解を求めるとともに、早期改善着手を要望いたします。まず、旧試験圃でイネ科穀物ソルガムの研究栽培をしておりますが、試験圃場全体が雑草繁茂し、景観が極めて損なわれていると思いますが、明確な管理体制と今後の利活用方針について見解を求めます。加えて、曙公営住宅跡地について雑草が繁茂状況にあり、教育施設もある中、管理体制の在り方並びに利活用方針について加えて見解を求めたいというふうに思います。周辺環境整備の課題として、公営住宅の芝生枯死、市街地近郊側溝や分譲住宅地未販売分の雑草繁茂状況の長期化、本年、今年特に多く目立ちますのが犬のふんの放置状況でございます。環境配慮の徹底が必要、重要と考えますが、対応への見解を求めさせていただきます。お願いいたします。
答弁 村長
安村議員さんの村有地の環境管理と利活用促進に向けての対応についてのご質問にお答えをいたしたいというふうに思います。ご質問にありますとおり、村では更別村景観保全条例において、誇りと愛着の持てる郷土として次の世代に受け継いでいくため必要な調査を行い、良好な景観形成に必要な施策に取り組むこととしております。また、村有財産に関しましては、行政財産、普通財産を問わず、周辺の自然環境、生活環境に配慮し、村民の皆様が安全で快適な生活を営むことができるよう、適切な維持管理に努めているところであります。また、村では、将来的な村づくりを見据えた土地利用が求められ、村が所有する未利用地につきましては利活用の方針が定まるまではある程度未利用地として管理しなければならないものと考えております。先ほども申しましたとおり、未利用地を含め、また村有財産の管理に当たりましては村民の皆様が安全で快適な生活を営むことができるよう、適切かつ効率的に維持管理に努めなければならないと考えておりまして、決して景観保全を軽んじているわけではございません。よろしくご理解の上、お願い申し上げたいというふうに思います。ご質問の1つ目ですけれども、旧試験圃場についてであります。以前に質問をいただいた際にもお話をしておりますが、平成15年度に規模を縮小し、平成17年度に休止、関係機関と協議を重ねた結果、平成18年度に廃止とした経過があります。廃止後は、旧試験圃の名称で農業者グループなどへの自主研修、研究の場として貸出しを行い、最近では議員もお話しされましたとおり、東京大学がイネ科の穀物ソルガムの研究開発に対して一部貸与を行っているところであります。旧試験圃の管理体制につきましては、現在ふるさとプラザのイベント広場に隣接する以前トラクターBAMBAで使用しておりました箇所につきましては、ふるさとプラザと一体的に草刈りを定期的に行っているところであります。また、残る区画につきましては、従来より更別村農業経営生産対策推進会議において管理を行っており、圃場の耕起による除草、圃場周辺の草刈り等を実施しているところであります。本年度も年3回程度の耕起、草刈りを行いましたが、時期によってはご指摘のとおり雑草の繁茂も見られたこともあり、来年度に向けてはより定期的、効率的な除草作業を心がけ、景観保全に努めてまいりたいと考えております。また、貸出し時につきましても借受け者において管理をいただくことを条件としておりますことから、適切な管理を求めてまいりたいというふうに考えております。今後の利用方針につきましては、引き続き農業振興を目的とした活用を中心に考えておりますけれども、検討を進める中で農業振興に向けた有効な活用は図られないと判断した場合につきましては、農業振興対策以外の新たな土地利用の方法も含めて検討しなければならないと考えております。次に、ご質問の2点目、曙団地公営住宅跡地につきましてですけれども、状況を確認しながら草刈りを行っておりますけれども、今後とも周辺環境に十分注意を払い、適切な維持管理に努めてまいりたいと考えております。なお、当該土地は曙団地内にある福祉の里総合センター、中央中学校の近くに位置することから、様々な利活用の可能性が考えられております。将来的な村づくりを踏まえたものとなるよう検討することとしておりますけれども、利活用の方針が定まるまでは普通財産として適切に管理してまいりたいと考えております。続きまして、ご質問の3点目でありますけれども、公営住宅の芝生の枯死につきましては、特に若葉団地におきましてカラスのついばみ被害により枯死している箇所が見受けられたところであります。本年6月に補修作業を行ったところであります。今後も状況を確認しながら対応してまいりたいと考えております。市街地近郊の側溝に関しましては、のり崩れの防止や労力の観点から草刈りを行っておりませんが、市街地の景観に配慮することも考慮して、可能な範囲で取り組んでまいりたいと考えております。分譲住宅地未販売分の雑草繁茂状況の長期化ということであります。現在分譲中の新コムニ団地の管理につきましては、4月に未契約住宅地の草刈り作業の委託契約を締結しております。5月から9月までの計3回実施したところであります。販売済みの宅地につきましては、購入者に対し草刈りをお願いしているところでありまして、損害の購入者に対しては委託事業者の紹介などを行っております。また、なお犬のふんの放置に関しましては、これまで犬の飼い方のマナーのチラシを作成し、全戸に配布するとともに、毎年村広報で犬の飼い方につきましてという記事を掲載しております。今後とも飼い主の皆さんにマナーを守っていただくよう呼びかけてまいりたいというふうに考えております。以上、お答えといたします。
質問 6番 安村敏博
親切な説明ありがとうございました。一番最後に申し上げました公営住宅の芝生の枯死並びに市街地周辺の環境整備、特に中学校の通路については極めて道道ということもあると思うのですね、のり面については。ですから、村がなかなかその部分について実効的にできないという部分もあるかもしれませんけれども、その点については道道ですので、それなりの機関にご協力をいただければというふうに思っています。村長も言ったように、中学生が環境美化でごみ拾い一生懸命やっているという実態の中で、通学路が雑草が繁茂している。それは、環境的にも問題あるでしょうし、また病害虫の発生も懸念されますので、そういう面も含めて十分これから配慮した中でしっかりと取り組んでいただきたいなということで要望したいと思います。犬のふんについては、本当に私もあまり多くは歩かないのですけれども、今年ちょっと健康管理のためということで近々を歩いているのですけれども、非常に多いです。これ何とか環境美化の関連からも含めて、チラシを作成したり広報でという話がございましたけれども、しっかりと環境の保全に、村内の環境美化に努めるということの観点でいま一度村民に広く周知徹底していただきたいというふうにお願いを申し上げたいというふうに思っております。そこで、課題の山積しているという旧試験圃の関係と旧曙団地公営住宅跡地の関係でございますけれども、旧試験圃については村長今説明いただいたように、平成の18年にある程度その方針を農業の試験圃から撤退するということの決断をして、発展的決断をしてということで、これ10年、実質は放置していたというか、用途性が定まらない中できていたわけでして、私最初に平成29年の3月の定例会でこれは質疑させていただきました。加えて、平成30年6月の定例会にも一般質問をさせていただきました。29年の定例会での村長答弁については、イチゴの栽培、シャクヤク栽培、熱中小学校事業での小麦栽培ということである程度考えていきたい。28年の継続ということでタラノメ、フラワーゾーンの造成という部分も視野に置きながら利活用を図っていきたいという回答をいただきました。30年については、熱中小学校のピザプロジェクトということで小麦試験、そしてケールの無加温栽培の試験等の回答をいただきました。検討事項として、村長は新規就農者対策として研修生の作業機械の練習場等についての利活用についても検討していくとのご回答をいただきました。実質的に私が問題にしたいのは、雑草もそうですけれども、このように今回も試験ということで、東京大学の研究室ということでソルガムの試験栽培していますけれども、実質的に試験栽培というふうなしっかりした栽培過程になっていないということが指摘事項なのです。そこは、しっかりと試験をやっているのだったら試験をやっているという形の中で、あるいは国道なりなんなりから見たとき、皆さんも御存じだと思うのですけれども、試験圃あるなんて誰も思いません。非常に雑然としています。たまたま私が一般質問を出した数日後か何かよく分かりませんけれども、少しきれいになっているような感じもありますけれども、そういう形の管理の仕方でこれ以上、平成18年からの継続の審議の中で令和3年、4年という中でこれ以上放置するということは、管理体制も含めて今二重構造になっていますよね。旧試験圃のふるさとプラザについては、そちらのほうで管理している。試験圃については、生産対策会議があるから、また課が違うと。それはそれで理解するというよりも、それはそれなりで分からないわけではないですけれども、そこは一体化した利活用についてきちっと検討するというよりも方針を出すべきだと思いますけれども、その点のご回答をいただきたいと思います。曙団地は、今取り壊してそのままになっているということでありますので、それはそれなりの猶予期間があると思いますので、それなりに回答を待ちたいというふうに思っておりますけれども、旧試験圃についての見解を求めたいと思います。
答弁 村長
29年、それと30年、今回で3回目ですよね、大変申し訳ありません。同じ質問を受けて、速やかに利活用、草刈りについては指示しましたので、今試験圃のほうはきれいになっているところです。ただ、ソルガムの周辺だけちょっと残っていますけれども、そこは今東京大学とかクワンテックという会社来ていますので、そこに指示はしておりますということでありますけれども、そこの部分はやはり早急に、新規就農者あるいは農業機械の訓練とか、いろんなことがあったのだけれども、そろそろ的を絞ってやらなければいけないということは本当にご指摘のとおりだというふうに考えております。前段の中学校の通学路、南4線は指示して、やりました。建設水道課で、やっぱり学校もありますし、その周りのところが幾ら道道といいましても、あまりにも環境的には教育環境としても悪いのではないかということで、南4線については手をつけました。あと、道道に関しましては、開発局とか開建とか、大樹の事務所とか管理事務所とか、そこに働きかけてやりたいというふうに考えております。犬のふんにつきましても、広報だけでは駄目なので、住民生活課とちょっと話ししましたので、住民への啓蒙活動とか飼い主の方のマナーの徹底ということで呼びかけてはいきたいというふうに思います。最大のポイントである試験場ですけれども、本当に以前からも指摘されていますけれども、更別公園設置条例の中に入っていて、その中でふるさとプラザという位置づけになっていて、そしてなおかつふるさと館管理条例の中にも入っていまして、かなり複雑なところになっていて、どこが一体管理をして、どういうふうにするのかというようなこと、あるいはそこに入ってきた推進委員会の部分もありますし、いろんな試験圃をやって、私もしばしば目撃をしたりあって、いろいろこれまで、国道に面していることから、いろいろ繁茂していたりということで非常に景観的にも悪いというような話があって、その都度改善を目指してきたわけですけれども、その部分をしっかり、環境保全の我々景観条例を持っているわけですから、しっかりやらなければいけないということなのですけれども、根本は安村議員さんおっしゃるとおり、この部分をどういうふうに活用していくのかという問題をやっぱり抜本的に解決していかないと駄目だということで、以前にもこの部分について施設周辺の利活用方針の具体化を図って、ガイドラインもつくって、できればそういうようなもの、今までいろんなところが複雑に交差している条例等を一旦整理をして、利活用に向けた条例の制定に向けて検討すべきではないかという大変貴重なご意見いただきました。それがずっとそのままになっているということもありまして、私ちょっと反省をしております。その部分はしっかり、条例等の整合性とかもありますけれども、農業関係だけでは利活用難しいということもありますし、また進出企業とかいろいろ来ていて、事務所がないとか、宿泊施設がないとか、そういう開設する場所がないということでたくさんご意見いただいています。村有地も少ないということもありまして、だからその部分を含めて今曙団地の跡地をどうやって活用していくのかというのはありますけれども、るる検討もしていますけれども、そういうところもしっかり本当にスピード感上げてやって、それを議員の皆さんに提示をしなければいけないのかなというふうなことを思っています。その辺につきまして、安村議員さんからのご指摘のとおり、どういう利活用ができるのかという方針を具体的に明確にするというところをしっかりと取り組んでまいりたいと思います。ただ、1点だけ環境が変わっているのは、あそこに5Gがついているということなのです。それで、土地は利活用というか、耕したり、そういう植物対応というのはなかなか、今東京大学が11月にサテライトキャンパス来ますから、東大の試験圃場という形で貸し出すということには今しておりますけれども、実習をしてもらいますけれども、そうではなくて例えばドローンがこの間も災害でして、5Gを使えば村長室からドローンで災害の関係のできるとか、同時に東京から操縦ができるとか、あるいは3Dマップを作成しながら、災害状況あるいは行方不明者の捜索とか、いろんな形ができると思います。そういう点では先端技術のいろんな利活用については通信環境整っておりますので、そういう活用の仕方も一方ではあるのではないかというふうに思います。ただ、本当にあれだけ広大なところをしっかり目的を持ってやっていかないと、せっかくの村有地でありますから、村有地は村民の財産でありますから、安村議員さんご指摘のとおりしっかり取り組んでまいりたいというふうに考えております。以上であります。
質問 6番 安村敏博
旧試験圃についてはいろいろな捉え方があると思うのですけれども、はっきり言いまして農業振興対策という位置づけの中、旧試験圃ですので、その名称が消えたといえどもあくまでも考え方の基本として農業振興対策に使うのだというのは、もう禁句だと思います。もう過去形だと思います。はっきり言って使えないです。それは、認識していただきたいです。私29年、30年の中でそれぞれのシャクヤクだとか、そういう部分の具体的ケールだとか、そういう部分、あるいは酪農家の、私も正式に多分説明受けたと思うのですけれども、牧草の品種試験だとかという部分あったとしても、全体的に使われていない。今回の東大のソルガム、どのぐらいの面積を要するのか分からないですけれども、本当に一部分、2ヘクタールなり2.5ヘクタールある中の1アール、10アールにも満たないような形の利用で、それが旧試験圃というか、農業施策の中の一環としての押さえ方の中での全体像として位置づけて、その微々たるもののを置いて、ほかを放置するというのは私はちょっと考えられない。ハウスもそうです。ハウスも非常に、私は分かりませんけれども、つるの生えている、何日か後に行ったら枝は落としていたみたいですけれども。旧曙団地も8月の19日に委託したみたいで、一生懸命シルバーの人たちが刈っておりましたけれども、村長、私心配しているのは、そういう部分だけでなくて、基幹産業が農業だという言い方を村長していますよね。農業者、雑草すごく機敏なのです。農畜産物に影響を与えるという部分、ただ雑草が生えているというだけではなくて、やっぱり病害虫の発生の源になってしまうという部分があるのです。北更別行けば、種小麦、種芋、そして金時の種の採取等あります。中学校のほうへ来れば、一般のバレイショなりの耕作地がある。そういう分も含めた中で総合的に判断をしていかないと、農業振興対策だ、対策だと言っていますけれども、その点が私にとっては考え方の中から少し遠ざかっているのかなという心配があります。そういう面も含めて、村有地の遊休地も含めた中の管理体制をしっかりと図っていただきたい。旧試験圃は、検討する、検討すると、ボクシングの試合ではないのですから、いつまでも検討していたって仕方ないわけですから、一定の方向をやっぱり出すべきだと思うのです。駄目ですよ、これ出さないと。また同じですよ。雑草でみすぼらしい。向かいには、南側にはすももの里もあるのですよ。そういう中をきちっと一体的に考えた対応を図るということで、時限、時限で検討します、検討しますという回答はもう飽きましたので、その点の具体的な方針案をしっかりと打ち出していただけるよう望みたいと思いますけれども、いかがでしょうか、その点の回答。
答弁 村長
全くおっしゃるとおりでございます。安村さん、私も3回目なので、そういう答弁をしてきていますか。ただ、何もしてこなかったわけではなくて、いろいろとそのとき、そのときいろんな利活用の仕方もありました。ただ、ご指摘どおりで、総合的ではなく継続的でなかったというか、そこは狙いしっかりして、断片的な部分が多かったのですけれども、一過性のものもありましたし、ただ、今東京大学は本年度から令和8年度まで、でも土地としては1万平米ですから、全然大きくはないですけれども、それでは話にならぬではないかというようなことがありますけれども、その部分も足がかりにしたいと思っていますけれども、農業振興ということで限りなく可能性を求めてきたわけですけれども、そうではない部分も今いろんな要望、要請等がありますので、その部分をしっかり提示をして出したいというふうに思います。いつまでも検討する、検討するでは検討していないことと一緒で、ご指摘のとおりだと私ちゃんと思っていますので、その部分は今せっかくそういう形で機運も盛り上がってきて、環境も状況もきているので、適切なそういう管理もありますけれども、本当に利活用について真剣に、本当にもったいないですから、あそこの土地はしっかり運用できるよう速やかに着手をしていきたいというふうに考えております。以上であります。
質問 6番 安村敏博
ありがとうございました。なるべく早めに、素案でいいですので、何かこれに向けてというものがあれば早期に提案していただきたいということで要望したいと思います。以上をもちまして終わらせていただきます。