みんなの議会

更別村議会 令和3年第1回定例会 2021年3月11日

就学前教育、保育の体制整備の必要性

2021年3月11日、更別村議会の一般質問で、安村敏博議員が「就学前教育、保育の体制整備の必要性」について質問し、村長が答弁しました。

質問者
安村敏博 議員
答弁者
村長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 安村敏博

それでは、次の質問に移らせていただきます。次に、就学前教育、保育の体制整備についてご質問させていただきます。本村は、就学前教育、保育は、地域保護者をはじめ、多くの方々による検討結果を踏まえ、3タイプによる運営がなされ、現在に至っています。人口減少に伴い、出生、幼児数も減少傾向にあり、今後の就学前教育、保育の在り方や財政負担を考えますと、再検討を要する時期が来ているのではないかと考えてございます。従来型の幼稚園、保育園、保育所に加え、2015年に子ども・子育て支援新制度の導入に伴い、就学前教育、保育の在り方は大きく変わってきてございます。保護者等の意向、意見集約を図りつつ、行政として最良の選択肢は何なのか検討すべき時期であると考えてございます。更別村の子育ての現状を踏まえると、必然的にあるべき姿として方向性は導き出せるのではないかというふうに考えてございます。就学前教育、保育の体制整備の再構築の必要性につき見解を求めたいというふうに思います。そこで、ちょっと私加えたいと思うのですけれども、幼児についての定義なのですけれども、原則的には定義的には1歳以上という定義なのですけれども、更別村の実態の保育も含めた中ではゼロ歳児からになっていますので、その点勝手解釈で申し訳ないのですけれども、そういう解釈の中でご質問させていただき、ご回答もいただければというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。1番目として、年々幼児数が減少傾向にある中、幼稚園、保育所、認定こども園の3タイプによる運営につき、就学前教育、保育の集約、再整備に向けた検討の必要性についてご回答いただきたいと思います。2番目として、就学前教育、保育の重要性を十分認識しつつも、財政負担の在り方等について効率化を図る必要があるのではないかと感じていますので、その点についての回答もいただければというふうに思います。

答弁 村長

安村議員さんの就学前教育、保育の体制整備の必要性についてお答え申し上げます。現在本村における就学前教育、保育施設といたしまして、更別地区には教育施設である更別幼稚園と保育施設であるどんぐり保育園が、上更別地区には教育施設である幼稚園に保育所の機能を備えた認定こども園上更別幼稚園があります。就学前の教育施設と保育施設につきましては、子どもの生き方や生きる力や将来にわたる人格形成の基礎を培う上でどちらも重要な役割を担っております。過去には幼稚園と保育所の在り方等につきまして制度や所轄する国の省庁の違いにより、本村においても担当する部署が異なったことから、一体的に検討することが困難な状況にありました。しかし、平成28年に子育て応援課を新たに設置し、就学前教育、保育の担当課を一体化したことにより、幼稚園と保育所がそれぞれ担っている役割を踏まえつつも、子どもたちの心身の健やかな成長を最優先に考えながら、本村における望ましい就学前教育、保育施設の在り方について検討を行ってきたところであります。近年は、少子化の進行や社会状況の移り変わりにより、就学前教育、保育に求められている内容も変化し続けています。幼稚園にも長時間の保育が求められるようになりまして、保育所にも教育としての保育を求められるようになってきたところであります。1点目ですが、そのような状況の中、望ましい就学前教育、保育の実現のため、更別地区にある更別幼稚園とどんぐり保育園を統合し、相互の機能を併せ持つ認定こども園設立の実現に向けて改めて前向きに検討してまいりたいと考えております。なお、認定こども園上更別幼稚園につきましては、今後も地域住民や上更別小学校などとの関連性を密にしながら、引き続き地域における子育ての支援拠点として運営をしてまいりたいと考えております。2つ目の質問ですが、本村におけるここ数年の出生数につきましては、子育て支援施設に力を入れてきたことが効果として現れてきていることもあり、大きな落ち込みはなく推移しているところであります。しかしながら、10年前、20年前と比較しますとやはり減少が見られるところであります。第6期総合計画の最終年度である令和9年度の14歳以下の目標人口は364人としておりますが、これは平成27年に実施した国勢調査の431人と比較しますとおよそ16%の減少であります。今後も人口の減少が見込まれる中、就学前教育、保育の重要性は当然のことながらと考慮しつつも、効率的な行財政運営については必要であると認識をしております。こちらにつきましても更別地区における認定こども園の設立と併せて検討していくこととしたいと考えております。以上、答弁といたします。

質問 6番 安村敏博

まず、ご回答いただいた中でもう一度確認をさせていただきたいと思います。いずれにしても、幼稚園児、どんぐり福祉会への委託の部分も含めてということで、上更別認定こども園はそれなりの判断の中で新設したわけですから、それはそれとして頑張っていただかなければならないという部分はあるのですけれども、これだけの就学前の子どもたちが、村長が得意の特殊出生率が1.87だと自慢はするのですけれども、基本的にやっぱり幼児は少なくなってきているのが現状です。その中で、選択肢として保育がいいのか、幼稚園の教育的な方針がいいのかという、それはそれなりの評価の中でというのがあるのですけれども、あまりにも児童数というか、幼児数が減っている中で選択肢を求めていくというのはもう限界が来るのかなというふうに正直言って思います。確かにそれぞれの保護者の中には思いがあると思うのですけれども、いずれにしても今の課題としての幼児の保育、教育の在り方につきましては、やはり働いている方が多くなっている中では、ご回答にもいただいたように、基本的には認定こども園的なゼロ歳児からの保育といいますか、保育も含めた対応が僕はベストでないかなというふうに思っているわけでございます。いずれにしても、前向きに検討していただけるという、改めて検討しますということなのですけれども、これも先ほどの中学校、小学校の問題と同じように、いつまでもだらだら、だらだらしていると、ではいつ結論が出せるのだという話になりますから、思いというよりも、そこは統合に向けた日程等のスケジュールもしっかり示して、しっかり示しながら検討に入るべきだと思っているのです。それでないと、得意の検討します、検討しますではどこで検討しているのかよく分からないという実態になりますので、その点の対応についていま一度ご回答いただければというふうに思っています。その点の幼児教育対策というのは、これは重要性は私も十分認識をしているところでございますけれども、財政面も含めて、申し訳ないですけれども、多いとは言わない。多いとは言わないけれども、予算措置計上の中で重複の費用と見られる部分の費用計上が、年々拡大はしていないけれども、それなりに担保されているという部分ある。それは、子ども教育というか、幼児教育の中の効率性も含めて、いかにベストな形で保育なり教育できるか、幼児教育をできるのかというものをいま一度再構築して、多分そのために子育て応援課つくったと思うのです、正直言いまして。そこを策定してくれなければ意味がないわけです。だから、その点の前向きな回答をいただいたという中では、最大の効果が発揮できるような予算措置で構築していくべきだと思うのです。それでないと、いつまでもいつまでもといっても、財政負担も含めて健全化、健全化といっても、幼児は少なくなってくる。だけれども、対応はきちっと図らなければならないという部分、そこに根底はしっかりした幼児教育の根底の指針があってできるものであって、その点は十分配慮しながら予算措置も含めて再構築していただきたいと思っているのですけれども、その点の考え方も含めていま一度ご回答いただければというふうに思います。

答弁 村長

安村議員さんのご指摘のところ、出生率は決して自慢をしているわけではありませんけれども、かなり子育て支援を頑張ってきたので、1.86ですか、道のとかになると若干低くなりますけれども、実質的にはそのぐらいはあるということで、今年度も。平成元年は27人出生ということで、大体20名は必ず超えているということで、小さな村の中では奮闘しているところではないかと思っています。平成21年、過去5年間で29.2人、25年で28.4人、平成30年で25.6人、令和2年では26.0人ということで、頑張っているというようなことでありまして、その部分でしっかり支援もしていかなければいけないのかなというふうに思っています。認定こども園新しくというようなこともあって、これは子育て応援課をつくったときも、私の第1期目の立起のときに公約として幼保一元化を掲げて、ずっと検討してきたわけですけれども、なかなか具体的な案を提示するまでには至っておりませんでした。今般いろんな内容面につきましては、厚労省が定める保育所の保育指針並びに文科省が定めております幼稚園教育要領が子ども・子育て支援法に変わりまして、3歳から5歳までは全て文言も同じ文言に変わっております。これは、議会においても説明させていただきました。だから、就学前は、教育は少なくとも3歳から5歳までは同じような教育内容、保育内容をこれは可能であるということであります。その部分についていろんな歴史的な問題もあるということを申し上げまして、その部分でカリキュラムとか、保護者の部分とかいろいろありますので、そこは丁寧にしなければいけないなというようなことであります。設立時期につきましては、スケジュールをしっかり示すことが必要だというふうにありました。私もそのとおりと思います。保護者をはじめとした住民の方々へのしっかりした説明、あるいは設立に向けた作業に時間をかけなければいけませんので、今この場で明言することは差し控えますけれども、今後スケジュールをしっかり検討、見通しを立てて、見通しが立ちましたら適切な時期に、これは本当にご指摘のとおり説明をしてまいりたいというふうに考えております。財政的な部分についても今は非常に厳しい状況にもあります。過疎債が本当になくなれば、自分としては覚悟して子育て支援を少し削らなければいけないのではないかということで、そこはどうしても削りたくないというふうな頭あったのですけれども、いろんな無駄とか、無駄とは言いませんけれども、そういうようなところを本当に行政効率を上げるためにはどこが許されて、どこは優遇されるというようなことは決してあってはならないですし、それは公正公平、適切にどの分野にもそういう厳しい面は強いていかなければいけないということもあったのですけれども、幸いにして継続ということでありました。これを10年をチャンスとして、しっかり組んでいくということでありまして、最初に申し上げましたとおり、更別地区での幼保一元化ということを新たに具体的なスケジュールを出してしっかりと取り組んでまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。以上であります。

質問 6番 安村敏博

今回答いただきましたけれども、確かに日程、スケジュール等について即答しなさいというのはちょっと酷な言い方かもしれませんけれども、本当にこの点はしっかりスケジュール、日程も含めて明記して検討に入っていただきたいと思います。検討に入るにしても、これは悪いですけれども、村長、やっぱり村長の執行手腕です。それはやると言ったらやるという形で進めていただかなければ、これは成し遂げられるものではない。確かに同意も必要であるという部分は分かります。理解しますけれども、その点は行政手腕が問われていると思いますので、そこは深く受け止めて、早期にスケジュールを立てて、具体的な検討をして、いつまでにという部分を明確に我々も含めて村民に示していただきたいと思います。それでないと、選択肢今あるわけですから、2つの選択肢があるわけですから、その点を保護者も含めて、どちらに、どちらに、それも大事ですけれども、その方向を示して何年後かには統合するのだという部分を示していかなければ僕は駄目だと思うのです。更別はいいところで、確かにどんぐり保育園と幼稚園と施設が併設している。つながっている。これメリットだと思うのです、いずれにしても。施設が動くわけでもない。だから、そういう部分のメリットもありますので、十分理解は僕は得られると思っていますので、その点は早急に対応を図っていただきたいというふうに思ってございます。いずれにしても、予算措置の厳しくなっていく中でございますので、これからどうなるか分からないという部分もありますけれども、農家戸数も減って、商工も今厳しい状況に置かれています。コロナだけでなくて、経済も含めて厳しい状況の中で、自主財源が非常に減っています。その点の対応も含めて十分考慮した中で予算構築をしていただきたいというふうに重ねて思います。無駄とは言いませんけれども、やっぱり省けるものは省いて効率性を求めた中の予算執行で樹立していただきたいというふうに思っていますので、その点お願いも含めて、もし仮に回答があるようでございましたらお聞きして、最終の質問とさせていただきます。

答弁 村長

ありがとうございます。度々議員の皆さんから政治的な判断も必要であるというふうなことで、腹をくくれというようなお話も伺いました。一番大事なのは、やっぱりそこに通っている子どもたちの保育、教育の中身でありますし、それはしっかりと学齢前保障しなければいけないということと、そこに預けている保護者の皆さんの安心、そして理解を得るということが最大の、そして村民の皆様の共通理解を得ながらということはやっぱり基本として外してはいけないというふうに思います。ただ、自分としては、就学前教育は、これは文科省、厚労省に両方にまたがるものではなくて、もはや幼保一元化ということはもう古い言葉になりましたけれども、これは一貫して同じような教育、保育を受けてもらうのが必要であるというふうに考えています。そういった点では、それに向けてしっかり示していくということも私の責務であると思いますし、そのことをしっかりやり遂げていきたいというふうに思っています。今後ともまたご支援、ご指導をよろしくお願い申し上げまして答弁とさせていただきます。

質問 6番 安村敏博

ありがとうございました。終わらせていただきます。

出典:更別村議会 令和3年第1回定例会 2021年3月11日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる