更別村議会 平成28年第1回定例会 2016年3月11日
幼稚園、保育園を核とした認定こども園の取り組み
2016年3月11日、更別村議会の一般質問で、織田忠司議員が「幼稚園、保育園を核とした認定こども園の取り組み」について質問し、村長が答弁しました。
- 質問者
- 織田忠司 議員
- 答弁者
- 村長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 織田忠司
私は、議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして、認定こども園の取り組みについて一般質問させていただきます。今まで本村においては、幼稚園、保育園が担ってきた幼児教育、保育は大変重要であり、必要であったと思います。しかし、全国的な少子化の流れの中で、本村においても1年間の誕生者数が30人前後と少なくなり、また今後大きくふえることも考えづらく、この少ない幼児を両園で分け合っていくには何かと支障が出るのではないかと思われます。幼稚園、保育園、それぞれ幼稚園教育、保育には理念の違いはあると思いますが、できないところは補い合い、よいところは融合し合った幼保連携型の認定こども園を進めていくことは考えられないでしょうか。村長の考えをお伺いいたします。
答弁 村長
織田議員からの幼稚園、保育園を核とした認定こども園の取り組みについてお答えをしたいと思います。村では、これまで平成26年度までは次世代育成支援計画を策定し、子育て支援施策の推進に努めてまいりました。また、平成24年度の子ども・子育て支援法の施行に伴い、平成27年度に次世代育成支援計画に引き続き更別村子ども・子育て支援事業計画を策定し、さまざまな施策に取り組んでいるところであります。計画の策定に当たり、平成25年度にアンケートを実施し、幼稚園、保育園などの施設につきましてこれからの利用希望も記入していただいたところですけれども、現在村内にある施設であります幼稚園あるいは保育園を引き続き希望される方が大部分を占めておりました。94人中84名の回答、重複回答もありましたけれども、認定こども園は84名中6名ということでございました。未就学児童の施設につきましては、村立幼稚園が更別と上更別、社会福祉法人が運営するゼロ歳から入園できる保育園があり、保護者の就労などの状況により選択することができることになっております。また、こちらの社会福祉法人には、あわせて学童保育所、子育て支援センターを村から委託をしているところであります。平成28年度の更別村の未就学児童の状況ですけれども、更別では3歳児から5歳児が65人、ゼロ歳児から3歳児未満が66人、上更別では3歳児から5歳児が13人、ゼロ歳児から3歳児未満が7人となっております。年によってばらつきがあります。やや減少傾向にあるのではないかというふうなことを考えております。このうち更別市街では幼稚園には38名、保育所には46名が通園予定であり、保育所の46名のうち3歳以上の児童は25名でございます。現在は、保護者の就労状況、保育形態などにより幼稚園あるいは保育所を選択して利用することができます。平成25年度のアンケートでも認定こども園ということもあったのですけれども、周知が徹底されていなかったこともありますけれども、幼稚園、保育所の選択できるほうの希望が多かったというふうに思います。ただ、少子化が進み、幼児等が減少してきますと、少ない人数を2カ所で保育するということはさらに小さな集団になるわけでございますから、どちらの園児も更別小学校に入学するということを考えますと、将来的にどういった子育て環境が望ましいのかということを今後検討していくことが必要であるというふうに考えています。また、国の動向もあります。幼保一元化の問題もありますし、さまざまな意味で就学前教育というところが今後焦点は出てくるのかなということであります。その中で議員さんからご提案のありました幼保連携型認定こども園ということも、私は選択肢の一つとして検討していきたいというふうに考えております。以上、答弁とさせていただきます。
質問 4番 織田忠司
確かに国のほうは文科省、厚労省と担当する省庁の違いもあります。また、役場内においては教育委員会、それから保健福祉課と担当する課の違いもございます。幼児が同じ教育を受ける幼児教育の平等化、先日村長もちらっと言っていましたけれども、これは私も大変必要だと思いますし、またそれとともに両園を集約することによって、なお一層の子育て支援の充実が図られるのでないかとも考えます。以前更別には、まず幼稚園がありました。幼稚園だけでしたが、その後保育園の必要性が高まり、保育園ができるようになってきたかと思っております。その一番の大きな理由といたしましては、保育園は保育期間が長く、それとまた時間的にもあります。まず、零歳から幼稚園に上がるまでの幼児教育に保育園も携わっておりますし、また3歳から5歳児の幼稚園へ行く年齢あるいは保育園へ行く年齢ですけれども、早朝あるいは午後遅くまでの保育、そして土曜日、春休み、夏休み、冬休みの期間における保育も幼稚園よりも保育園のほうが長い期間預かってくれているという現状があります。これは、預ける保護者にとっては大変重要なことだと思います。私は、この幼稚園の幼児教育の重要なところ、そしてまた保育園の保育時間の長いというか、預けやすい重要性、この2点をあわせて、今まで担当してきた教育委員会や保健福祉課ではなく、新しく企画課あるいは子育て応援課が中心となって幼児教育のために認定保育園ということを住民、そして幼児の保護者、それとまたいろんな問題がございますので、両園の関係者の声を聞きながら、どこかの課が中心となって保護者のニーズに合った認定こども園の計画を立て、それを住民に知らせて進めていけないでしょうかと考えるので、村長の考えをお伺いいたします。
答弁 村長
議員のご指摘のとおりいろいろあるのですけれども、子ども・子育て支援事業計画、平成27年3月に策定しました。先ほどもお話ししましたけれども、その中で子ども・子育て支援の課題というふうな形で、更別村の場合にはやっぱり地域のニーズに応じた多様な子育て支援の充実ということをうたっております。ニーズに基づく教育、保育の提供体制の確保、実施時期、教育、保育の質的改善というようなことを述べさせていただいております。そういうようなところで、現在保育園と幼稚園ということがありまして、それぞれのニーズがやっぱり保護者の中にはあります。幼稚園としての、いわゆる文科省に属する学校としての幼稚園の教育を求める教育内容、幼稚園の教育要領に基づく保育、教育を望まれるかと思います。また一方、保育指針に基づく保育所の保育を必要とする、保育に欠けるというような表現がありますけれども、それは非常に古い言い方ですけれども、保育を必要とする保護者に対しての保育ということで、保育内容の充実ということで、そういうことをうたっております。その部分で保育所、保育を必要とする保護者の部分のニーズもありまして、その両方の部分、更別村の場合は両者を選択できるというような状況にあって、この部分では現段階ではそれぞれのニーズもありますし、教育内容、保育内容に期待する保護者の思いもありますので、私は選択肢として現在その2つがあるということについては非常に有効であるというふうに思いますし、地域のニーズに応えた多様な子育て支援ということではあるかなというようなことを思います。ただ、今後いろいろな状況が今認定こども園、上更別のところの改築にあわせて幼稚園型というものもありますし、いろんな部分でまだ検討されている状況ですけれども、その中でも保護者のニーズとかもまた地域によって、実情によって変わってきております。ということで、就学前教育というのは、保育というのは、小学校に上がる段階で、やっぱりその連携が非常に重要な部分を占めています。いろいろな幼児教育の課題はありますけれども、その部分は非常に大きな部分を占めておりますし、同じ小学校に入るということもありますので、その部分でしっかりとした就学前教育というようなことについては、保育も教育も変わりはないというようなことであります。その部分については、法整備とかいろんな部分でこれから、子育て応援課のときもちょっとお話をさせてもらいましたけれども、国の動向とか動勢とかいろんな部分はありますけれども、その辺がある程度整備をされて整合性を持って出てくるのではないかと思います。私は、その部分では保育所も幼稚園も同じような形で子どもの発達、あるいはいろんな部分でそういう保育、教育の部分では、これは変わりのないような部分をしっかりとなしていかなければならないというふうに考えます。現在の段階では、そういう選択肢として可能でありますし、それが機能しているという状況でありますので、速やかにということではありませんけれども、1回目の回答で申しましたとおり、選択肢としてはこれから先の動向によっては、保護者あるいは住民ニーズによってはそういう選択肢もあり得るのかなというようなことを思っていますし、その辺については新しい応援課等々含めてその部分の検討はしていくべきであるというふうに考えております。以上でございます。
質問 4番 織田忠司
せっかく応援課という計画もございます。保護者のニーズを聞いていきますと、どちらでもいいのだと、正直言って。まず、長い時間預けれて、そしてきちんとした幼児教育をしてもらって、そしてまた料金を安くというのです、正直言って。確かに今回は第2子以降の無料化というの出ていますすけれども、そうすることによって奥様方というか、保護者の人が仕事ができるようになると。もう一つ言えば、そういうことが起きることによって少子化対策というのですか、そういう部分にもつながるのではないかと思います、私は。でもって、今村長は今は十分機能しているとおっしゃいましたが、ほかの町村では既に保育園と幼稚園の連携を進めて、実際に行っている町村もございます。これ失礼な言い方なのですけれども、私も村長もあと任期は3年ちょっとしかございません。私は、もし村長の思いがあるのであればそんなに時間はないと思いますので、できればぜひ速やかに応援課などで計画を立てて、住民に知らしめて進めていきたいということをおっしゃっていただきたい。言えば最低でも一回きちんとしたそのような私案というか、ビジョンを示していただきたいなと思います。
答弁 村長
今織田議員さんからお話ありましたけれども、そういうような経済的な部分とか、あるいは就業関係もあると思うのですけれども、私は重視しているのは経済的な状況とか、いろんな部分はありますけれども、本当に保護者も、親御さんも幼稚園にいようが、保育園に預けようが、これはやっぱり子どもとしっかりと向き合ってほしいと思って考えているわけです。幼稚園は教育要領、保育所は保育指針とさっき申しましたけれども、この部分でやっぱり大事なことは子どもの発達とか学びの継続性をいかに持続していくかということなわけです。ゼロ歳から小学生までの一貫した教育、保育内容については、子どもの発達の連続性というものがあるわけです。これを保育士とかがきちんと、幼稚園教諭も含めてそうですけれども、理解して、この子どもたちの発達段階でどういう保育内容が必要なのか、あるいはどういう教育内容が必要なのかという認識とそういうような部分をもっとしっかりと集団生活の経験とか、課題に応じたいろんな課題をやっぱりさせるべきなのです。同時に、保護者もこれに対してただ預けているという意識ではなくて、この中で本当にどういうふうに子どもたちのそういう発育とか成長を見ていくのか。逆に言えば子どもから親が学んで、親が成長していくということもありますし、あるいは地域のいろんな助け合いとかネットワークの中でということがあります。家庭の協力とか、いろんな部分あるのですけれども、その部分では保護者も教育内容、保育内容にはきっちり敏感になっていただいて、どういう目標を目指してそれぞれ保育園、幼稚園をやっているのかということをやっぱり理解してもらう必要があると思うのです。だから、単に経済的な条件、働いているから預けるのではなく、経済的に軽減を負担するということはそういうことではないのです。やっぱりしっかりと子どもたちと向き合って、そういう内容あるいは自分の果たすべき役割を子育ての中できっちりしてほしいわけです。そういった意味において、いわゆるそういう支援をしていくのだという私の観点であります。乳幼児期の保育に関すること、あるいは満3歳児以降の教育、保育に関して、その部分についてしっかりとやっぱり考えていかなければいけませんし、この間ご指摘ありました、特に重要なのは特別支援教育とか障害児保育です。これ今きちんとやらなければいけないということで国のほうから言われていますけれども、どうやって小学校とかいろんなところに橋渡しをしていくのかというようなところも、関係者を含めてこのことについてはしっかりと見ていかなければいけませんし、そのところも大変重要な課題というふうになってきております。子育て応援課の中でその辺部分を含みながら検討していきたいというふうに思っていますし、速やかに計画を立て、ビジョンを立てて、それを一本化するのだということについてはここでは明言を避けさせていただきたいと思いますし、ちょっと曖昧な言い方になったのですけれども、選択肢については頭にはそういうことを考えながらやっていかなければならないということを思っています。ニーズとか、やはりそういうものをしっかりと捉えた上で、あるいは幼稚園の教育内容、保育内容、それと保育園の保育内容、そういうものをきっちり加味しながら検討、研究して、将来的にどうあるのが望ましいのかということを検討させていただきたいというふうに思います。以上でございます。
質問 4番 織田忠司
速やかに検討されることを期待申し上げて、質問を終わらせていただきます。