みんなの議会

更別村議会 令和3年第4回定例会 2021年12月14日

更別村ゼロカーボン宣言の取組

2021年12月14日、更別村議会の一般質問で、織田忠司議員が「更別村ゼロカーボン宣言の取組」について質問し、村長が答弁しました。

質問者
織田忠司 議員
答弁者
村長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 織田忠司

議長の許しを得ましたので、更別村ゼロカーボン宣言と取組について質問いたします。地球温暖化の国際合意を受け、我が国でも温室効果ガス削減の対策を推進しています。本村でも必要な電力を太陽光発電などを用いて村内で賄えるようにし、2050年までに温室効果ガス排出ゼロを目指すとして、管内では2例目のゼロカーボンを宣言しました。村内では、今メガソーラーや多くの太陽光発電の施設があります。バイオガスプラントの計画も進んでいます。一方、排出対策では、村地球温暖化対策実行計画に基づき取組が続いています。今新たにここでゼロカーボンを宣言したのは何か将来構想があってのことだと思いますが、今後どのように発電や排出対策に取り組み、産業や住民生活に何を求めるのか見えません。また、更別村総合計画や過疎地域持続的発展市町村計画の変更なども必要になってくると思います。宣言に至った将来構想、各計画の見直し、そして今後の住民生活と村づくりについて質問いたします。村長にお伺いします。

答弁 村長

織田議員さんのご質問の更別村ゼロカーボン宣言の取組についてお答えをいたしたいというふうに思います。令和2年10月26日、菅内閣総理大臣は国会における所信表明演説におきまして、成長戦略の柱に経済と環境の好循環を掲げ、グリーン社会の実現に最大限注力し、2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを宣言いたしました。このカーボンニュートラルを日本の新たな成長戦略として産業構造や経済社会の発展につなげるため、国と地方が総動員で取り組むよう指示があったところであり、全国においてもゼロカーボン宣言をする自治体が増加している状況にあります。国は、脱炭素社会における成長戦略を実現させるため、地方を支えるために様々な支援、その取組を加速化させており、また地球温暖化対策推進法が令和4年4月1日に改正され、2050年カーボンニュートラル宣言の基本理念を位置づけることとなっております。第1点目の宣言による将来構想についてであります。近年気候変動による豪雨や猛暑など災害が世界中で頻発し、更別においても先日暴風雨ということで、予期しないそういうような自然災害が起きておりますけれども、今後はその危険性はさらに深まると、高まるということが懸念をされております。その主な原因は地球温暖化とされておりまして、未来世代への大きな影響を及ぼす重要な課題となっておりますことから、更別村では平成13年度より行政事務に関する地球温暖化対策実行計画、現在は第5期ですけれども、策定し、二酸化炭素排出量の削減に努めてまいりました。私たちが住む十勝は、温室効果ガスの吸収源となる森林資源が豊富であり、全道一の日照時間を生かした太陽光発電などの取組が進んでおります。更別村でも各企業が大規模な太陽光発電を整備するなど、積極的に導入を進めている状況になっております。国が推進する脱炭素社会の実現には、成長戦略の重点施策として早急に事業着手することが求められておりまして、更別村においても令和3年9月1日、開村記念日におきましてゼロカーボン宣言をしたところであります。今後は、地球温暖化対策実行計画などの見直しを含め、国や北海道との計画の整合性、連携を図りながら、実施計画策定のほか、環境省が検討している脱炭素先行地域への取組を推進していくこととしております。2点目にあります宣言と各計画との整合性についてであります。国が成長戦略の重点施策としたゼロカーボン事業は、地域の課題を解決し、地域の魅力と質を向上させる地方創生を目的としております。ゼロカーボンを実現するためには、地球温暖化対策実行計画のみならず、新エネルギービジョン計画、総合計画などの各種事業計画との調整や連携が必要となってまいります。実施計画は、令和4年度に策定する予定ですが、役場内での各種事業計画の調整はもとより、地元企業との連携や地域住民との合意形成が重要であると考えております。また、この実施計画は実現可能とすべきことから、将来における再生エネルギーの導入や二酸化炭素の削減目標などを十分に分析、検討する必要があるため、計画的なスケジュールにて進める予定としております。更別村の住民一人一人が脱炭素、ゼロカーボンの主体となるよう再生エネルギーなどの地域資源を最大限に活用し、地域経済の活性化を目的として推進してまいります。今後ともご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

質問 7番 織田忠司

私このゼロカーボン宣言聞いたとき、管内で2番目だったものですから、もっと進んだ構想を基に宣言したと思ったのです。例えば近々の課題でいえば今EV車、電気自動車が非常に進んでいます。更別も今後公用車は電気自動車に入れ替えていくというような、最低でもそのような明確な構想が聞けるかなと思ったのですけれども、ちょっとこれは意外な回答だったので、質問に苦慮しているのですけれども、そこで今後少子高齢化が進む中で、ゼロカーボンを目指した更別村が今抱えている課題いろいろありますけれども、我々が10年、10年はすぐ来ますので、20年、30年後の更別のゼロカーボンを目指したときにどんな村づくりをしていくのかなと。まず、最初はエネルギー、発電です。これは、今自然エネルギー、村長言われたように太陽光発電が多く、メガソーラーなどができて、今後は恐らくバイオガス、そして何か大樹町で取り入れられたと言われております地中熱利用などが技術的にも進んでくると思います。その中で、今本村においては、バイオガス施設がメガソーラーを含めたくさん設置されておりますけれども、それに対して今後村の美観、そしてまた施設による雨水の流れなどの自然災害、そしてまた今後農地拡大とかいろんなことが進んでいく中においてその施設がどういう位置を占めるかということで、村としてもある程度計画性を持って進めていったらいかがでしょうかということです。あと、2点目ですけれども、温室効果ガスです。まず、削減には、今大変多くの公共施設があります。将来20年、30年後、恐らく私たちが親の世代になったときを考えると施設が空いてくるというのですか、耐用年数を迎えてきます。そういう中において今後少子高齢化で人口が減ったときのことを考えて、利用度合い、あるいは利用内容を精査し、統廃合を進めることによって、それも自然エネルギーを十分取り入れたような施設を考えていくことによって、やはり今施設を維持するのは大変な経費もかかっておると思いますので、そういう経費節減の面からもそういうことを考えていってはどうでしょうかということです。もう一つ、住民生活の中で今非常に問題になっているのが郊外に住む高齢者の移動手段、足の確保だと思うのです。今免許を持っているのも、非常に維持していくのも厳しい、高齢者運転というのも問題になっていまして、厳しくなってきております。それとともに免許証の返納も増えております。私たちもこれから免許返納したらどうやってまちへ出てこようかなと、どうやって自由に動こうかなということが大きな不安となっております。そんな中で、一部もう見られるのですけれども、もし今後太陽光発電などを必要とした自給自足の住宅、あるいは蓄電池も開発されてくると思いますので、そういうところにリフォーム、あるいは建て替えするのであれば、高齢者になったときのことを考えて、交通の便とか施設等の利用の面でも移動しやすいまちへ建てることも考えてはどうでしょうかと。そして、まちへ建ててもらうことによって移動とか、それから移動したら買物したりいろいろする中で車等、あるいは使ったエネルギーを削減していくことがゼロカーボンにつながるのではないかと思います。最後ですけれども、これは先ほど村長も言われたのですけれども、今回の大風、大変な被害を受けました。そこで、保安林、村有地の空いている未使用のところもありますので、あるいは未使用の民有林などをそういう保安林にできないかなと。防風林も必要だと思います。そのときに、今までの主体はカラマツですか、松主体に考えていたのですけれども、これからもしあるとすれば、二酸化炭素吸収の多い木があればそれも一つの防風林の種類として選択していくことを検討してはどうかなと思うわけわけなです。以上、私の提案もあるのですけれども、今すぐ取り組めること、また長い時間を要しないと取り組めないこともあるのですけれども、我々が20年、30年後になったときの更別村がどういう姿であるかを青写真というか、描いてみて、そのような検討をするところを設けてはどうでしょうかという提案でございます。

答弁 村長

今織田議員さんのお話全てそのとおりであります。本当にやっていかなければいけないというところで思っていますし、大変ありがたいご指摘をありがとうございました。村として、最初の答弁ですけれども、一般的ではありませんけれども、至った大枠についてお話しさせていただいたのですけれども、もちろん具体的な部分については、今後ということではありませんけれども、今までも村ではコンポストとかリサイクルセンターとか、あるいは太陽光の住宅の設置をしたとき補助するとかいろんな形で、そして村民の方にもご協力を願って、むしろ本当にその部分では意識が高く取り組んでいただいているということを非常に感謝をしています。太陽光発電にしてもメガソーラー等々がありまして、村内の事業者もありまして、太陽光発電では学者さんのお話を聞くと既にCO2の削減については、これについては大幅にクリアしていると。太陽光についてはそうですよと。ただ、その太陽光の発電が村内に生かされているかどうかという点では、これはきちんとしていかなければいけませんけれども、CO2削減についてはクリアであると。ただ、ほかの部分についてのクリアできていない部分もあるので、その部分を含めてということでありました。9月1日に宣言をさせていただきましたのは、やっぱりこれから織田議員さんがおっしゃっているように20年、30年後そういう社会になっていくと思いますので、なるべく気象変動が激しい中で村民の方々や事業者、議会の皆さん、そして行政が全体として気候変動に立ち向かっていくのだという方向を指し示すということと、それと太陽光発電、特に我が村の場合は農業の自給率が高いわけですけれども、再生エネルギーの分野でも高くしていきたいということであります。温室効果ガス、農業が主たる部分もありますけれども、その部分は畑と森林を守るということでしっかりやっていきたい。食料自給率、今6,800ですけれども、食品のロスとか、スーパーシティでも言っていますけれども、1万%にこれを変えていくのだという話もさせていただいています。ということで、具体的には環境省のいろんな計画等々の部分でしっかりした部分については来年1年かけてやっていきたいというふうに思います。その部分でどういうふうな分析、今第5期の部分でも出したのですけれども、村の排出しているCO2あるいはメタン、いろんな部分の量の測定をしっかりすると。その部分でどういうふうに削減していけばいいのかということを計画的に組み立てていく必要があります。では、どの分野でどうしていくのかという点についてもやっていきたいというふうに思います。今考えていたのは、非常電源つきのスマート街路灯防災対策とか住民向けの省エネ家電の導入の支援とか、もちろん村の施設もそうなのですけれども、蓄電池今どんどん、どんどんいいものができてきていますけれども、それを実用するため住民向けの蓄電池の導入支援とか、EV車、私もやっぱり公用車はEV車か、鹿追さんはもう水素自動車になるのではないかというお話をこの間ある金融関係者から聞きましたけれども、もう既にあそこはそういう形で新エネルギーをつくっていますので、そういうようなこととか、やっぱり公用車はそういうような形にしていかなければいけないと思います。そのための、村内の業者にもお願いしていますけれども、EVスタンド、そういうものを設置していきたいと。高規格も近いですから、EVスタンドがこの村にあるよということになれば、電気自動車走っていてもさっと下りてきて、すぐに充電できるというようなところも考えております。公共施設のもちろん省エネ家電、発電施設の導入の支援、EV公用車、民間企業だけではなくて、農業者の皆さんへのそういうような農業に関わる蓄電池とか、今もう既にEVトラクターができているというふうに話を聞いています。自動走行よりもそっちのほうが早いのではないかというような話も聞いていますので、そういうようなこととか、民間企業の農業・商業者へのEV自動車の導入の支援、環境対策のため、村は非常に多いのですけれども、植樹、商工会とか建設協会が一生懸命やっていただいていますけれども、そういうものを当初考えて、具体的にそういうもので進めていけばどうかなというようなことを今考えています。そこをある程度検討しながら、どれをするということは今明言はしませんけれども、登載していきたいというふうに考えていますということであります。そして、2番目の統廃合等、やっぱり維持経費、道路も年間2億円ですか、そして下水道とかインフラの関係入ってくると、第6期計画でいろいろありまして、本当に過疎の地域の指定が結果的に継続されたからよかったけれども、これなければ子育て支援からいろんな部分全部削っていかなければいけない状況に至っていたのではないかというふうに思います。今そういう形でせっかくのチャンスがありますので、しっかり整備できるところは整備すると同時に経費削減のために、織田議員さんおっしゃったように、統廃合とかそういう部分も鑑みながら、そういうもので削減していく方策をしっかり考えていかなければいけないなと思います。これについてはPFIとかPPPとか民間企業を導入したようなやり方、村内の企業の皆さんに参画をしてもらいながら公共施設の維持管理とか建設を行っていくというようなことで、財政出動をできるだけ抑えていくような形で協力をしていただけるような方向性を出していきたいというふうに思っています。3番目、もともとスーパーシティのきっかけは、台風による小麦の防除ができなかったところがあるのですけれども、もう一つ大きいのは、高齢者が織田議員さんがおっしゃったように免許を返納しても移動手段がないということだったのです。これについては、後ほどまた小谷議員さんからも質問がありますし、今はどこの町村も苦慮している状況で、ましてやタクシーのない町村だとどういうふうにそれを運営していくのか。もちろんまちの中も巡回しなければいけないし、農村地区からまちの中、あるいはそこから帯広とかいろんなところに行くのにやっぱり足の確保をしなければいけないということで、その部分については今デマンドタクシーを運行して、解決しなければならない課題もいっぱいあるのですけれども、その部分で実走段階に入ったということと、もう一つは省エネの関係から見れば今関係企業の中で電気自動車、電気バスとか、村内5Gが網羅しているものですからある程度走れる、夏場ですけれども、冬はちょっと厳しいというところありますけれども、そういうようなもので実証をしながらやっていきたいというふうなことを思っていますし、そこの部分でもCO2の削減、あるいは省エネの関係しっかりやっていかなければいけないと思います。森林関係、保安林、そうですよね。皆さん方も視察に参られるということをお聞きしているのですけれども、村内何回か回ったときに村の保安林が倒木をして生産者の皆さんの畑に大変迷惑かけているということは、除去に努めているわけですけれども、やっぱり防風林といいますか、そういうものもある程度必要ですし、CO2を吸収するということから考えればその部分でもしっかり森林の植栽とか手入れ、その部分についてはやっていかなければいけないというふうに思います。そういう部分では提案もありました、民有地とかそういうような活用できないか。その部分もしっかり考えていきたいと思います。このゼロカーボンの部分については、CO2の削減をするのと、2つ目に再生エネルギーを使いなさいと。3つ目に、新エネルギーを使いなさいという3つ入っているのです。よく見渡すと、庁舎内では住民生活課から産業課から企画課からある程度関わってきて、縦でやっていてはできないのです。それで、ご指摘のとおり、そういうような考えていくところ必要ではないかということで、環境省も積極的に今財政出動していますので、計画等々の作成に当たっては1,000万を限度として、そういう交付金を全国自治体に積極的なところには交付しながらやっていくということでありますし、そのことについては来年度効果的に活用させていただいて、しっかりとした本当に村民の皆さんに納得のいくような実施計画、さらには今実施しているところもありますので、本当に大事なことは織田議員さん言ったように今できることは今やると。そして、将来にわたってやるところはしっかり手順を踏んで計画を立ててやりなさいということでありますので、その部分自覚をしながら、しっかり取り組んでまいりたいというふうに思っております。以上であります。

質問 7番 織田忠司

最後になるのですけれども、村長今大変しっかりした計画を進めていきたいと。各課も横断したような体制を取っていきたいという話でした。私は、更別村に今後、我々はもういなくなるかもしれませんけれども、2050年ですか、の更別村描いたときの都市計画というか、青写真、このようなものを企画するような、ちょっと先の長いような検討になると思うのですけれども、進めていってはどうかなと。それに関わる感じなのですけれども、やはり住民主体、それから農業者をはじめ各種団体、そしてまた行政、これがしっかりタッグを組んで、人口も減ってきます。少子化になります。インフラも恐らく大変な状態になります。これをどうするかということをしっかりみんなで検討していくことが私は必要だと思うのです。そのときに必ず出てくるのが大学ですとか企業ですとかという話がよく出てきます。これでは村民はいまいちついていけないのです、正直言って。住民自らが立ち上がって企画して進めていくことが住民に受け入れられる最大の条件だと思います。以上、私の感想もありますけれども、これを最後の質問として終わらせていただきます。

答弁 村長

先ほどの1点ちょっとお答えしていなかったのですが、バイオガスの関係ですけれども、今生産者の皆さんとかJAさんとかで協議を進めています。そういういろんな企業さんも参入をしたいということでありますし、集約型にするのか、分散型にするのか、そのエネルギーをどういうふうに、液肥とか熱の利用とかというのを今検討しておりますので、その部分については決まり次第報告をさせていただきたいというふうに思います。おっしゃるとおりです。大学とかそういう企業さんとか研究者とか、それは一つの手段というか、方法といいますか、補完的な部分で助けていただいていますけれども、私は主体は、今回のスーパーシティの提案もそうですけれども、住民主体でなければいけないというふうに思っていますし、20年、30年後にこういう村にしたいという青写真をつくっていくためにもある程度それは提示をして、これからもっと詳しくしなければいけないと思っていますけれども、やっぱり我々の行政側の意識も変えるのと同時に住民の方もおらが村はおらの村なのだから我々が変えていくという、そういう意識を持ってやって、お互いに手を取り合ってタッグを組んでやっていかないと村づくりはできていかないと思うのです。その点に関して言えば、商工会さん、JAさん、各団体含めまして、NPOさんとかいろんな形で動いていますし、私は非常にありがたいと思っているのですけれども、そういうところと地に足をつけて、住民の声を聞いて、聞き上手というのですか、首相ではありませんけれども、本当にそこのところ自分ではちょっと反省しているところありますけれども、しっかり聞きながら、耳を傾けながら一つ一つのことをやっていくという。そこに企業とか研究機関も参画をしていただくということで、そのところはしっかり足元を踏まえて取り組んでまいりたいと思っています。大変ありがとうございました。以上です。

質問 7番 織田忠司

つまらない要望も言いましたけれども、期待も込めておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

出典:更別村議会 令和3年第4回定例会 2021年12月14日 議事録 PDF(2ページ) 間違いを知らせる