蘭越町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月21日
スマート農業、有機栽培の取組について
2023年6月21日、蘭越町議会の一般質問で、永井浩議員が「スマート農業、有機栽培の取組について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。
- 質問者
- 永井浩 議員
- 答弁者
- 町長 金秀行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 10番 永井浩
私は二つほど、2点ほどですね、質問させていただきます。スマート農業のことについてはアバウトな質問だったんで、答弁書作るのが大変だったと思います。大変申し訳ありません。もっと詳しく書けば良かったのですが、まずはすみません。スマート農業、有機栽培の取組についてということで質問させていただきます。私の質問って、大体、これをしなさいとかじゃなくて、あくまでも、こうしたらどうですかっていう質問になると思いますので、よろしくお願いします。これから農業経営、生産の効率化や労働の軽減化のため、スマート農業が提唱され、様々な研究がなされております。現在、北海道においては、酪農地帯を果たす自体が取組みやすいのか、先駆けて実験研究がなされております。本町においては、水稲、お米が主の農業です。ネット等で調べても、水稲地域での実験の例をあまり見ません。特徴のある農業地域、また、今後の農業経営のためにも、特区のような地域指定のようなものがあれば、手を挙げてはどうでしょうかという話でありまして、また、有機栽培が提唱されていますが、他の地域より遅れているとも思います。他の地域とのブランド格差をつけるためにも、今後どのような政策を行うのか伺います。
答弁 町長 金秀行
永井議員のスマート農業・有機栽培の取組についての御質問にお答えします。本町においては、農業者の高齢化、農家戸数の減少に伴い、一戸当たりの耕作面積の増加が進んでおります。議員御指摘のとおり、スマート農業が農業経営・生産の効率化や労働力の軽減に有効なものと、私も認識をしているとこでございます。酪農地帯や畑作地帯で先駆けてスマート農業の実験研究がなされ、水稲地域での実験の例を見ないとの御質問でございますが、農林水産省の特別の機関である農林水産技術会議が展開しているスマート農業実証プロジェクトの令和元年度から4年度までの全国における採択状況、205件の採択中、水稲が46件、その割合は22%となっている状況でございます。町内のスマート農業の現状でございますが、トラクターや田植機のガイダンス・自動操舵システム、ドローンによる防除・肥料散布など水田や畑、ハウスでICT機器により様々な作業で活用されている状況でございます。特に、トラクターや田植機のガイダンス・自動操舵システムは、衛星からの位置情報とホクレン所有のRTK基地局から補正信号を受信し、高精度の位置情報により田植作業の自動化が進んでおります。町のスマート農業のこれまでの取組状況ですが、役場農林水産課が事務局となり、令和元年に蘭越町ICT活用協議会を立ち上げて活動を行っております。その後、農業者自らが積極的に推進してもらうこととして、令和3年2月に町内農業者に事務局を移管し、町はオブザーバーになって活動が進められ、現在に至っております。また、今年3月に、ホクレンや通信機器メーカーを招き、20名ほどが参加して研修会を開催したと伺っております。特色のある農業地域、また今後の農業経営のためにも、特区のような地域指定に手を挙げてはどうかとの御質問でございますが、例えば、農林水産省が農林水産業の生産力向上と持続可能の向上を目指し、2021年5月に策定した食糧生産の方針である、みどりの食料システム戦略は、各地域の状況に応じ、資材・エネルギー調達から農林水産物の生産流通消費に至るまでの環境負荷低減と、持続的発展に向けた地域ぐるみの取組として、モデル的先進地区の創出を支援することになっております。町としても、この施策について、農業者に情報提供しながら、農業者からのモデル地区として事業を行いたい旨の要望等がございましたら、指定採択に向け推進してまいりたいと考えているところです。次に、有機栽培についての御質問ですが、有機農業とは、有機農業の推進に関する法律において、科学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと並びに遺伝子組換え技術を利用しないことを基本として、農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した農業生産方法を用いて行われる農業というふうに、定義をされているところです。JAS法に基づき登録認証機関が検査し、適合した生産が行われていると認証された事業者だけが有機JASマークを使用することができます。町内では農業者で構成するやすらぎと癒しの里、41会員が環境保全型農業直接支払の交付を受けて、環境保全型農業を推進しておりますが、そのメニューの一つとして有機農業の取組があります。町内の現状ですが、有機JASの認証は、畑で取得済が1件、水稲で取得済が1件、認証を受けるための2年間の準備を始めた会員が1件と伺っております。有機農業は、環境に配慮して安心安全な農産物を生産する取組であり、世界的な農業生産の流れから、決しておろそかにできないと、私も認識をしているところでございます。しかし、その一方で、大変厳しい認証の基準があり、手間や収量の減が伴い、簡単なものではないと伺っているところです。そのような困難に、果敢に挑戦する農業者が我が町におられることは、良食味のブランド米らんこし米の生産地として大変心強いと同時に敬意を表する次第でございます。いずれにしても、町として、スマート農業・有機農業の重要性を認識しながら、関係機関と連携して、農業者の判断材料となる情報を提供しながら、取組に対する支援等を検討してまいりますので、御理解を願いたいと思います。
議員の質問 10番 永井浩
ありがとうございます。蘭越町はドローンの講習会費とか、いろいろ先進技術にですね、敏感に応えていて、それぞれ施策してることは承知しておりますし、またスマート農業の基盤となるのは、やっぱり基盤整備事業、これも蘭越町はとてもですね、進んでいるなと感じているところでありますが、例えば、今、農林水産省21年の資料なんてあると、もうこの21年に出してるってことは、21年前の展開としてですね、例えば、弘前では弘前大学とクボタさんだとかそういう農業機械屋さんとですね、もう既にその研究をなしてて、それもある程度、達成されてて、その地域では。そして全国展開している。いろいろ慶応義塾大学と何々について研究したと、立命館大学と農機具屋さんといろいろやって、キャベツの採るのを楽にしたとか、AIで採るようにしたとか、これ全てもう、今、実用化されてる、すなわち、研究っていうのはもう何年も、5年も10年前から始まっているわけで、そういうのを誘致できないものか、これからまだまだスマート農業はどんどんどんどん変化していくと思います。こないだ、というのもですね、先般、全道の議長会があったときの議長から資料いただいたんですけど、それの研究議題もですね、経歴、農林水産省の事務次官やられた方の我が国の農林水産業の現状と、トップページにこれ全部、全てスマート農業、各農林水産のスマート農業のですね、実態の講義だったということでした。やはり敏感にですね、やっていかないと、例えば、今、これで完成された農業機、今、町長も言われたような、例えば、トラクターだとか田植え機だとか何とかっていうのは、今、買わなきゃなんないんですよね。新しい技術を買わなきゃなんない。そうなると、今、こないだもちょっと見させてもらったんですけど、田植え機が、例えば、もうほとんど運転者がいらないような状況でも動くとか、もう600万とかなんぼとか、もうすごい価格なんですよね。それで今、ある農家では合鴨農法なんていうのがありましたけど、鴨の代わりにですね、機械がうわーって泥を巻き上げてですね、光が行かないようにすると、これどこどこの何、メーカーさんと農業者が実験してるという感じです。そういう水位調節はやってるんですけども、研究もやってるんですけど、そういうのをどんどんどんどんやって、先にやっていくとですね、自己負担率もどんどんどんどん下がっていくと思うんですよね。そういうのをどんどんどんどん、なんか推奨してですね、これは今度あれですね、役場の役割だと思うんですけど、いろんな大学とかそういう研究機関にですね、我が町で研究させてもらえませんかとかっていう、手を挙げていくっていうことが非常に大事だと思います。この間、ちょっと政治家のですね、レクチャーを受けたときにですね、今、再生エネルギー、例えば、風力発電で蘭越町ありますけども、風力発電で電気を起こす、それを蓄電する、蓄電したやつを、今、都会に全部電気を送るんじゃなくて、地域に還元するためにもですね、それで、酸素、水をですね、全体で水素と酸素に分けて、その水素でトラクターとか農業機械を動かそうじゃないかっていう構想も出ていると。そういうのにですね、どんどんどんどん敏感にですね、食らいついてってやっていかないと、ますます何かちょっと時代についていけないとか、敏感にですね、もう完成されて、ものすごい高い機械をどんどんどんどん買っていかなきゃならないような状況になると思うんですね。というのもですね、昭和30年代には118キロぐらいかな。一家庭で食べてたのが、今現在、令和2年で58キロ、約半分以下なんです。この半分以下まだまだ減ると思うんです。この減るお米にですね、何とからんこし米というのはどんどんどんどん食い込んでいかない状況になる。それはもう、そういうような研究とかの舞台を蘭越につけて付加価値をつけていく、併せて有機農業を、なぜ、あの質問に入れたかと言いますとですね、やっぱり安全性っていう面の付加価値も一緒につけていかないと、お米の生産ってのは大変だと思うんです。というのもですね、ここに日本人のお米離れが進んでる、お米の消費拡大のために行われてる取組の紹介ってのはこれも農林水産関係なんですけども、今、言った様々な消費拡大、いろんなもの食べるとかなんとかあるんですけども、やっぱり出てくるのは、安全性なんです。食品の安全性なんです。それと、スマート農法によるスマートな農業で育てたスマートな食品というかたちで書いてるんですね。そのへん併せて考えていかなければ、前回の議会のときもちょっと質問させてもらったんですけど、らんこし米、全国でも好評です。でも、蘭越で生まれた米だかららんこし米じゃなくて、蘭越で生まれたおいしい米がらんこし米だという認識を持たないと、淘汰されていくような気がします。先般、私、港の道の駅に、ちょっとふらっとしてたらですね、休んでたら、偶然だったんですけど、ある御夫婦が来ました。らんこし米見て、あら4,000円もする。北海道の米がって言われて、私食べてるのは、コシヒカリ3,500円なのよとかって話、3,500円のコシヒカリ食べてるほうがいかがなものかと思うんですけども、やっぱり4,000円で高いって言われるようじゃやっぱり駄目だと思うんです。それは認知がやっぱり足りないと思うんです。そういう面で併せて、やっぱりクリーン農法と安全な食味というのもですね、すいませんね。長くなって。令和2年の、2年までの町長の執行方針には、イエス・クリーン米とか特別栽培米とかっていう言葉が出てくるんですけど、3年以降出てこないんですよね。これは政策が変わったのかどうかわからないんですけども、今、やっぱり他町村のお米がですね、有機栽培で作りましたとか何とかってもう蘭越町のブランドよりも、どんどんどんどん付加価値をつけて、もう蘭越町抜こうぜっていう意気込みでいると思うんです。だから、何となく、らんこし米にあぐらをかいちゃいけないなって思うので、こういう質問をさせていただきました。よろしくお願いします。
答弁 町長 金秀行
永井議員の御質問にお答えいたします。いろいろ議員がおっしゃってる、大学とのいろんな連携とかですね、さらにはクリーン農業を今後どう進めていくかというようなことも含めてなんですが、現在、水上地区において令和3年から7年度まで、水稲の省力栽培技術の導入ということで、普及センター、その部分が主となって、ドローンによって、少量の散布除草剤の実証、これを行っている状況にあります。これは令和7年度までですから、そういうのを実際に蘭越でも行って、それによっていろんな農業の方にですね、進めていくということで、今、その情報を生産者の方にもいろんな部分でお知らせしながら、スマート農業の推進に図っていければっていうのが一つ。それと、実は、昨年ですね、北海道経産省のほうの事業の中で、地域ブランド確立促進支援事業っていう、その事業を採択をいただいて、蘭越の観光物産協会、さらには、道のはまなす財団、そこが事務局となって、観光物産協会、生産者、JA、町内の米穀の流通業者、商工会、HAL財団、役場職員、そこのいろんな業種の方々が集まって、これからの蘭越のブランド米をどうしていくかというような部分の中で協議を5回ほどしていただいて、そして、その中で、最後、その弁理士の今金農協の職員とか、東川町の職員が来てですね、知財としてのブランド化とか、地域団体商標、GIとか、米と町のブランド力の向上、これについて、今後さらにまとめながら進めていったらいいという、そういう提言をいただいたんです。私は今、何を言いたいかっていうと、それを引き続いて、実は経産省の事業が終わったんですが、そういう団体をいろいろ入れて、蘭越のブランド化、そういうものを進めていくために、この協議会を設立、継続して設立しながら進めていってほしいというのは、担当課のほうに、実は、話をしております。いろんな方々の知恵をいただきながら、今、らんこし米は、非常に安全安心でおいしいというふうに言われてますが、それをさらにステップアップさせる、いろんな部分の手法を検討する、これは進めるよう指示をしているところでございます。それと併せて、実は、昨年の9月に永井議員のほうから、らんこし米の地域団体商標の、実は、お話をいただいて、町が事業主体となって行うのは難しいっていう答弁をさせていただきました。実際には、各種いろんなところで地域団体商標を取ってる部分の中では、JAが中心となって取っている部分があるので、町が主体となってやるのは難しいという部分で答弁させていただいて、その後、何とか違う道筋がないかというような部分で、担当のほうにも検討するように指示を出したんですが、町は申請者にはなれないんですが、経産省のほうから、一定の要件を満たせば一般の社団法人でも、そういう地域商標登録はできるというような話をいただいて、それを今、検討させているところです。その中で、今、是非、その申請を前向きに検討しているのは蘭越の観光協会です。観光協会の中で地域商標登録が取れれば、それは差別化っていうかたちの中で、かなりですね、らんこし米を含めたいろんなブランド化っていうものも、さらに推進を図ることができるというふうに考えております。ですから、今は非常に基盤というものを重要視しながら整備をしてます。それに併せて、生産者の方の規模がどんどんどんどん確かに大きくなっていきますので、スマート農業の推進は引き続き行っていきたい。それと併せて、特色ある、そういう商標登録認証を受けれれば、さらにもう一歩進んだらんこし米のブランド化というものが確立されていくんではないかというような部分で、今、担当等を含めながら、内部で協議して進めているという現状でございますので、いろんな推進状況によっては、また議会の常任委員会を含めて、御報告をさせていただきたいと思います。御理解願います。
議員の質問 10番 永井浩
ありがとうございます。大変良いお話を聞かせていただきまして、ありがとうございます。10年前の農業と今と、それから、これから10年後、20年後、もう過去10年見れば、こんなにいろんな作り方だとか、もうGPSでもう勝手に動いてるとか、そんなのも考えられなかったんですけども、またこれから、今、それが今、現実化になって、これからまた10年、20年とると、もう予想もできないような農業の生産の仕方になってるんじゃないかなと思いますので、そのへん敏感にですね、大変良い話、聞かせていただいたので、これからもですね、敏感に対応していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
答弁 町長 金秀行
御質問にお答えします。議員からも様々ないろんな提案、意見等もいただいておりますし、やはり、本町は農業を中心とした町という部分で、これからも推進を図っていきたい、それは私の政策でもありますし、今後、職員共々ですね、進めてまいりたいというふうに思っております。ただ、時代っていうのは、時間とともに、本当に早くスピード感を持って対応しないと、やはり、日本一のお米だ、らんこし米だ、そういうものが、もういろんなとこから本当に抜かれてしまう、そういうような状況にありますので、農業者にもいろんな情報を提供しながら、生産者も本当に努力していただいておりますし、町としても情報や支援等も含めて、いろんな部分で、今後ともブランド力あるらんこし米というもののためにですね、努力してまいりたい。それと併せて、一緒に農産物、いろんな畑作物も非常に良いものができておりますので、蘭越という、そういうブランドをですね、是非、高めたいというのと、今、らんこし米だけじゃなく、やはり、米の価格というのが、どうしても北海道米は低いんですね。まだまだ、先ほど議員からおっしゃったとおり、コシヒカリはなんぼで食べてるとか、そういう部分で、北海道米っていうのはまだまだ私は価格をもっと上がってもいいんじゃないかというふうに思ってますので、そのへんのところは、らんこし米、らんこし米というブランドをきちっと持ちながら、実は、倶知安であり、ニセコであり、非常に羊蹄という、そこの部分の中の米は良いものが、今、どんどんできていってるんです。そういうところも連携取りながら、きちっとJAようていとまた協議をさせていただきながらね、この羊蹄で育っている米というのは、非常に良いもので、やはりそこから上の方にですね、もう少し生産者の努力を含めて、米価の価格というか、そういうものの底上げをですね、何とか図ってもらいたいな、そんなような要請も含めて行ってまいりたいというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。
議員の質問 10番 永井浩
二つ目です。共生住宅とまちづくり、各政策の連携による商店街活性化について質問させていただきます。統合蘭越診療所建設のために先送りとなった共生住宅建設は、今後、どのような展開なのか伺いたい。過去にですね、コンパクトシティのお話をしましたが、今後の共生住宅のあり方と商店街のまちづくりについて、併せて伺います。
答弁 町長 金秀行
永井議員の共生住宅とまちづくり、各政策の連携による商店街活性化についての御質問にお答えします。はじめに、共生住宅建設に関する今後の展開についてですが、昨年の第4回定例会において、淀谷議員の旧蘭越診療所の跡地計画等についての御質問の中でもお答えしておりますが、当初、統合診療所の所在地に建設を予定し、その後、旧蘭越診療所跡地に変更しておりました共生型施設については、JRの廃止に係る各施設施策を含めた包括的過程で、改めて検討させていただくこととしており、計画実施に向けた取組は、一旦休止することとしておりまして、現段階では、特段、進展はありませんので、御理解をお願いいたします。また、次のコンパクトシティに関しては、平成30年の第1回定例会で、議員より統合診療所・共生型施設建設計画からみた今後のまちづくりについての御質問をいただいており、当時、私も限られた資源で、持続可能な社会を実現するためには、集落や施設の集約の検討は避けてはとおれない課題ですが、他方では、自分の思うとおり暮らしの選択が自由にできるまちづくりが理想と考えるとお答えをしたところでございます。現在においても、移動や買い物、公共施設へのアクセスなど、生活機能を市街地に集約し、持続可能な社会を創造できるコンパクトシティの推進は、本町においても取組を進めるべく喫緊の課題であると考える一方で、先ほども申し上げたとおり、住み慣れた家や地域で生活を続けたいという、個人の選択の自由も尊重していかなければならないという思いもあるところでございます。そのようなことから、地域から市街地までの地域の暮らしにおいて不可欠な交通サービスの維持及び確保を図るため、地域公共交通活性化法に基づく地域公共交通計画の策定を進めているところでございます。また、商店街活性化については、商業の活性化や市街地の整備を図るために、平成15年に蘭越町中心市街地活性化計画等を策定し、その計画等に基づき中心市街地の拠点となる、らぶちゃんホールや都市交流の拠点となる街の茶屋の整備など、中心市街地の回遊性の向上や賑わいに向けた街並み整備を行ってまいりました。しかし、中心市街地が空洞化にある現状にあって、少子高齢化や消費生活の変化等に対応し、中心市街地における機能の増進及び経済活力の向上を総合的かつ一体的に推進するため、平成15年に策定した蘭越町中心市街地活性化計画を、各団体、関係機関と協議をしながら、再度、見直しを検討する必要があると考えております。そうして、その中で、並行在来線のバス転換に伴うJR駅舎、敷地の活用方法も含め、共生住宅の建設やコンパクトシティの推進、地域公共交通計画に基づく交通サービスとの接続など、町が進める各施策との連携も検討しながら、商店街のまちづくりを進めてまいりたいと考えておりますので御理解を願いたいと思います。以上です。
議員の質問 10番 永井浩
高齢者の方々の話、例えば、自分の自宅に住みたいとか、そういう話が、お答えになったのはわかるんですけども、その後ですね、いろいろ話を聞くとですね、本当に自宅が重たいって言ってるんですね。ただ農家のほう、農家さんのほうから聞いたら、もうでっかい家にばあさん1人で、でっかい仏壇とでっかい玄関と、ね、大きい敷地で、もう除雪はしたくない、寒い、1人でいて、買い物もなんか行くの面倒くさくなったとか、もうなんかもう全部売り払って、娘の所に行こうかなとか、それから蘭越町の町に住んでる方、町に住んでる方、本当に中心市街地から200メーターぐらいしか離れてないところに住んでる、70代後半とか、70代中盤の方ですけど、もう自宅いらないと。例えば、もう街中にね、共生住宅でもできたら、売るか、例えば、共生住宅に入る家賃と、固定資産税ぐらい年間でそのくらいのお金で貸してでもいいから、もう自宅は持ちたくない。だから、言われたんですけど、高校卒業して、専門学校だ、就職だ、大学だって出て行く。70過ぎたらじいさんが不便だから、じいさん、ばあさんが70だと、今度、高齢者がね、不便だから出て行く。だからダブルでいなくなっちゃうよ、この町。って言われたんすよね。全くそうだなと思いますね。私の家でも2人しか、あのでっかい所、2人しか住んでませんから、だんだんみんなそうなって、自宅売り払うか、貸して、どこかに行こう、便利な所。札幌でこういう話があるんです。若いときは無理してでも一戸建てに住んで子どもを育てます。それは、マンションとかで暮らしてたら、その子どもが騒いで、何かすることに気兼ねなく住めるから。そして、60過ぎたら、その自宅を売ってマンションに入りましょうと。こういう話が都会ではある。確かにそう、そのほうが便利ですよね。めちゃくちゃ便利だと思います。それが、蘭越が起こりうるんですよっていうことです。田舎でも。確かに、この住み慣れた家、住み慣れた町はすごくいいんですけども、誠に老体には難しい。そしたらですね、街の中に、共生、本当に街のど真ん中ですよ。それこそ今の町長が言われた、らぶちゃんホールの前でもね、だーっともう買ってしまってあそこにどんと建ててしまう。その中にですね、例えばですよ、そこに住まわれてる70代でも若い方々に、あのカフェでも作ってもらって、そこで交流をするのにね、カフェの店員やってもらって、何かしてもらうと。またですね、蘭越にね、氷の上に魚載ってる魚屋さんってもう、無くなってからもう10年近くなるんですよ。そういうの一角テナントとしてね、例えば、元気でやってる魚屋さんにね、1週間当たり3回ずつとか、3日ずつとかって交代、交代でやってもらうとか、そうすると、車で来てるだけで5、6人のお母さん方がその車を囲んで交流活動をしている。ましてやそのカフェにですね、曲子さんの絵でも飾ってね、やってると、なんか各課の仕事がそこで集約できるんじゃないかなと思うんです。先ほど、金安議員のですね、質問にもありましたけども、多様な方々が住まわれる共生住宅のこの効果っていうのが、本当に素晴らしい発見が次々と出てくる。だから本当に、中途半端じゃなくて、本当に町の中で行われるってことが一番大事なことだと思うんです。そういうことでですね、どんどんどんどんそういうことを、絵に描いた餅じゃなくて、創造して、どんどんどんどん新しいものを作っていく、既存のものはもうしゃあないんだって思うんじゃなく、何か新しいものを作っていく。例えば既存のものをお話すればですね、診療所、旧診療所、解体に前回、1億5,000万ぐらいかかると、アスベスト対策も必要だからという話を伺いました。これ、アスベストを封じ込めて、あそこを蘭越高校の寮にしたらどうですか。改造して。そして、例えば新しく、例えばどこだかで言ってますよね。女子野球部を、北海道にまだ2校しかないから、それを誘致するだとか、それは道立高校のまんまでいいんだもん。グラウンドと。うちらは何をするかったら、そういう子ども達たちが来る施設を造ってあげればいいだけの話なんです。そうすれば、改装費なんて解体するのに1億5,000万あったら、改装するだけで1億5,000万ぐらいで十分できるんじゃないかと思います。また、そこに蘭越高校の生徒を入れてですね、そこを蘭越高校専用の塾にして、進学校にするからいい子来てくれませんかっていうふうにやってもいいと。だから、寮とか造るんじゃなくて、そういう蘭越にあるものを再活用して、長寿命化してどんどんどんどん新しいものをやってくっていう発想で、新しいですね、共生住宅とまちづくりと、全てを持ち合わせて、蘭越町の問題も全てをひっくるめた政策をこれからやっていく必要があるんじゃないかなと思って、こういう質問をさせていただきました。
答弁 町長 金秀行
永井議員の御質問にお答えします。議員からいろいろ御意見等を出していただきました。そのような事業を私は進めるためにも、単発、単発で共生型住宅をどこにするとか、地域交通をどうする、そういうものを単発するんではなく、やはり中心市街地をきちっと活性化をするためにもですね、いろんな共生型住宅とか、今、15年に策定した中心市街地の整備の事業として、13の事業があったり、商工業の活性化のためには18の事業って、これ計画して、計画書にあるんですね。それがどこまでできて、まだできてないものはどういうことでできないのか、さらに、これからこういうことが必要でないのか、そういうものを含めた、きちっと私はこの計画書を、見直しを図って、そして事業推進を図っていくほうが、いろんな今、議員がおっしゃったアイデアも含めて、この中心市街地の整備のためには必要ではないかなっていうふうに考えているところでございます。そのために、実はこの中で今、内部でどのように進めるかという部分も検討しながら、町民の皆さんにも、新たに推進体制という部分の中の組織をきちっと作ってもらって、意見をもらってですね、整備計画を進めていく。これが、私は全体的な、先ほど議員がおっしゃってくれた、いろんなそういうことも含めた部分の中の、今の町の中のこれからの進め方には、これを活用してやっていくほうが、スピード感あって良いのではないかなっていうふうなかたちで、今、内部で検討しているところでございますので、御理解をいただければというふうに考えております。
議員の質問 10番 永井浩
いろんな項目があって、それを一つずつやっていくのもいいんですけど、一つずつやっていくと、あっちに建って、こっちに建って、こっちに建って、こっちに建ってなっちゃうので、こういうのをどんともうやっちゃって、その一つの施設で全てをやれるような事業展開というのを考えていかないと、曲子さんの絵だって宙ぶらりんになって貯蔵庫で終わっちゃうのか、見れるような施設があるのか、それ見れるような場ができるのか。これだってすごい大事なことだと思うんですよ。もう大変な人なんです。勉強すれば勉強するほど、よくぞ蘭越町からそういう人が出たなっていうぐらいの人が、せっかくなものですから、全てのそういうことがですね、集約したものを、やっぱり中心地、市街地どんと全て作って、いろんなコンセプトを持ったものが一つ出来上がって、大きなコンセプトになって、蘭越町の活性化につなげるということを考えてってもらいたいなと思います。これ、回答もらえませんが、もらおうと思いませんが、そういうことを考えているんで、ちょっと皆さん、一緒に考えてくれませんかっていう話なので、そういうことが大事じゃないかなと思いますので、よろしくお願いします。
答弁 町長 金秀行
非常に今、ニセコエリアっていうのは、いろんな部分で活力あるという部分があって、新幹線の駅ができたり、高速道路ができたり、その部分で活力はあるんですが、ある一方で、そういう便利良くなっていくと、町の中っていうものが、なかなか疲弊していく、そういうようなこともあり得るので、きちっと町民の皆さんのいろんな意見を聞きながら、やっぱりうちの町に住んでて良かったし、安心安全なまちだなと思えるような、その中心市街地、特に蘭越の中心市街地の部分については、私はそういう部分の中では、大事な位置づけにあるなというふうに思ってますので、十分、その検討会を進めながら、きちっと計画を立てて、事業展開が図れるように図ってまいりたいというふうに考えております。御理解ください。
議員の質問 10番 永井浩
本当に若者も出て行く、高齢者も出て行くという町だけはつくらないようにね、してもらいたいと思います。よろしくお願いします。終わります。ありがとうございました。