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ニセコ町議会 令和7年第5回定例会 2025年6月19日

ニセコ高校農業関連施設の活用方針について

2025年6月19日、ニセコ町議会の一般質問で、高木直良議員が「ニセコ高校農業関連施設の活用方針について」質問し、教育長 片岡辰三が答弁しました。

質問者
高木直良 議員
答弁者
教育長 片岡辰三

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 高木直良

通告に従いまして 3 問質問いたします。最初にニセコ高校農業関連施設の活用方針について伺います。ニセコ高校の総合学科、全日制高校への転換によって、授業や農業クラブで活用されていた温室等の諸施設、ノウハウの継承や今後の活用方法、管理体制が大きく変わることになると思われます。今後の方針について 2 点伺います。(1)温室、ビニールハウス、畑地、機械器具及び管理倉庫などの日常管理と学校教育分野(授業や部活)での活用方法について伺います。(2)畑地や温室、その他の施設を活かし、町民ボランティアの活動や生徒との交流の場にする可能13性も検討すべきと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)

ただいまの高木議員のご質問にお答えいたします。1 点目の活用方法についてでございますが、新しい高校は令和 8 年 4 月に開校することとしております。現在のニセコ高校は今年度入学した生徒が卒業するまでは続くことから、農業学科が廃止されるのは 4 年生への進級者がいる場合は 10 年度末となります。それまでの期間は新しい総合学科の活動も十分考慮し、維持管理を継続してまいります。現在のニセコ高校の農業関連施設は畑やハウスのほか、トラクターなどがあります。畑は約 20 アールあり、温室は平成 6 年に、地中熱ヒートポンプを用いたエアハウスは平成 23 年に建設されており、また、倉庫が 5 棟、昭和 49 年から平成 4 年に建設されております。トラックは平成 5 年に、トラクターは平成 9 年に導入されており、いずれの施設設備とも老朽化しているのが現状でございます。また、令和 7 年度予算では農業実習助手の人件費や施設の維持管理に 1,400 万円ほどを計上しておりますが、今後さらに維持管理費がかかってくるものと思われます。新しい学校における農業施設を利用する事業や農業に関する部活動などが行われるとした場合でも、費用対効果や対応年数を見極めながら利用できる範囲も含め、検討する必要があるものと考えてございます。2 点目の農業施設等の活用方法についてのご提案ですが、現在のニセコ高校が閉校するまでにどのような活用方法があるのか、議員からご提案いただいた町民ボランティアの活動や交流の場とすることも検討項目に加えながら、具体的な検討を進めてまいりたいのでご理解のほどお願い申し上げます。

議員の質問 3番 高木直良

今お答えにありましたように、老朽化してるとはいってもかなり重要な施設です。しばらくの間は十分活用できますし、場合によってはもっと予算をつけて充実させるということもありうるかと思います。今後総合学科になったときのカリキュラムがホームページに掲載されております。それで見ていきますと、例えば 1 年生には産業社会と人間という学科がございます。この中に産業は当然農業も含まれておりますので、こういったこととの関連、あるいは 2 年生では生物基礎という学科がございます。それから、3 年生の場合はメジャーFっていうくくりがあるんですけれども、環境エネルギー科学、あるいは環境生命科学という学科が提示されております。こうした通常の総合学科が始まった以降ですね、このカリキュラム、今申し上げたような科目について言えば、農業施設との関連性を含めてですね、有効に事業に生かせるんじゃないかって私は思います。それから部活ですけども、これは生徒たちの自主的なものでありますから、今のところ想定ということですけども、仮に農業クラブほど大きくなくてもですね、苗づくりをしたいとか農業に関心があるっていう生徒さんの部活、もしそういう部ができた場合ですね、そういう部活の場として十分機能させることができるんではないかと考えております。もう一つはですね、先日公開授業の際に温室に立ち寄ってみたんですけれども、やはり管理されてる方が本当に朝早くから一日かけて、一生懸命苗栽培もやってるんですね、従来どおりやってます。ただお話を聞きますと、コロナの際に苗販売が止まってしまったということもあって、これからも苗14販売ができるのかというと、苗の質の問題だとか、あるいは生徒たちの販売のノウハウですね、お客さんがたくさん並んだときにどう対応するのか、お金のやりとりをどうするのかっていうことは、高学年の方から低学年の方へ先輩から後輩へとつないでいったわけです。そういったことが今消えちゃってるということなどから、苗販売はもうできないんではないかっていうふうにおっしゃってました。そういうことをお聞きした際にですね、先ほど斉藤議員からお話のあった綺羅街道の植栽と、私ちょっと関連づけることができると思うんですけれども、例えばボランティアでですね、ボランティアといいますか、町民の中で園芸愛好家の方はたくさんいらっしゃると思うんですね。既に自分の庭でやってる方も多いと思いますけれども、今使っている温室の中で種から育てて花苗をつくると。もしそういうことが可能であれば、それを綺羅街道の植栽に使うとか、あるいは部活があればそういった高校生が自ら活動の一環として綺羅街道で花の苗を植えるとか、あるいは管理するとか、そういう場に私は有効に活用できる、かなり可能性のある場所だと考えております。そういった可能性についてどうでしょうか。今提案したことなんで即答はできないとは思いますけれども、先ほど言ったカリキュラムとの関係について、主にどのように考えているかお聞きしたいと思います。

答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)

現在、新しい高校のカリキュラムとして考えている中で、特に環境エネルギー科学ですとか環境生物化学、環境物質科学など、ニセコ町が進めている環境モデル都市のそういった教育をベースに、また、地域の人材を活用するということで、ニセコと森林ですとかニセコの発酵と科学とか、地元のそういった農業に関わるような部分もカリキュラムの中で検討しているところでございます。そういったことからすれば、新しい学校においても現在あるいろいろな農業施設については、継続して利用できるところはうまく活用していきたいというふうに思っております。体制が変わったから急に全部やめてしまうということではないんですけれども、ただ最初にご質問にお答えしたように、人件費といいますか、現在今いる農業実習助手の方も 1 名ということで、今年募集しててもなかなか集まらなかったということで、高齢者事業団等にお願いしている、そんな状況もございます。なかなか施設設備をですね維持管理するっていうときに、人材が意外にいないということでございます。そういう中で、議員ご指摘のようにボランティアでそういったことをやるとか農地を活用しながらやるとかっていうようなことは、今後十分そういった人がいれば考えていきたいと思います。いろんな意味でですね、施設については費用対効果等も含めて、十分に活用できるものは活用する方向で検討していきたいということで、現在具体的なところのご相談を受けている事例もございます。

議員の質問 3番 高木直良

来年度の生徒さんから総合学科への転換ですね。それから、在校生の方は農業の関係も勉強されてると思います。それで、時間があるようで恐らくないと思うんですけれども、例えば今お話があったように、今後維持管理する、あるいは新たな仕組みを組合せていくということになりますと、やはりそんなに検討の時間はないと思います。特に来年度の予算要求にももうすぐかかっていかなければならない、そういう段階です。ですから、ぜひとも早急に方針を進める必要があ15ると思いますし、私はやはりこういったことの活用についてのアイデアをですね、パブリックコメントなどで広く町民からも集めてはどうかと思います。そういう意味で、せっかくの今までの農業学科の伝統を生かしたこの施設の運用について、広く意見を求めていただきたいというふうに思いますけれどもいかがでしょうか。

答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)

予算要求の時期ということもありますし、予算もかかるということでございますので、できるだけ早く取り組んでいきたいと思っています。実際にある企業さんからこういうものを栽培してほしいですとか、これまでやってきた大学と連携してきた栽培なんかにもですね、例えばホワイトアスパラなんかについても、非常にノウハウも含めて大切であると考えているところでございます。そういう中でですね、予算もかかるので、今後新しい高校に向けての校舎改築等のこともございますので、そういったものも含め費用対効果や耐用年数と機材をどの程度有効活用できるか、その辺りも早急に検討して取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

出典:ニセコ町議会 令和7年第5回定例会 2025年6月19日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる