みんなの議会

蘭越町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月13日

帯状疱疹ワクチン接種の助成制度について

2023年3月13日、蘭越町議会の一般質問で、難波修二議員が「帯状疱疹ワクチン接種の助成制度について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。

質問者
難波修二 議員
答弁者
町長 金秀行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 難波修二

はい。7番です。1点、お伺いいたします。帯状疱疹ワクチン接種の助成制度についてお伺いいたします。近年、加齢やストレスに伴う免疫力低下により、帯状疱疹を発症する方が増えております。コロナ禍への不安や生活スタイルの変化等も要因になっているとの説もあるようです。発症場所によっては難聴や失明などの恐れもある怖い病気で、中高年者は重症化のリスクも高いと聞きます。原因となる水疱瘡ウイルスが体内にある限り、発症を繰り返すようで、身の回りにも発症された方が多く、痛さや不自由さを嘆いておられましたので、待ち望んでいる町民の方は多いのではないでしょうか。最近は効果の高いワクチンもあるようですが、高額なため自主的に接種される方はまだまだ少なく、関係団体では50歳以上の方の接種を奨励しております。後志管内でもワクチン接種の助成制度を設けている町村もありますので、本町でも帯状疱疹ワクチン接種に対する助成制度の創設を是非、御検討いただきたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 町長 金秀行

難波議員の帯状疱疹ワクチン接種の助成制度についての御質問にお答えをいたします。帯状疱疹は議員のおっしゃるとおり、水疱瘡と同じウイルスが原因で起こる皮膚の疾病です。その症状は個人差はありますが、ピリピリと刺すような痛みや水ぶくれを伴う発疹など様々あるとされております。また国では、平成28年から定期接種の必要性について慎重に議論、討論されており、昨年8月に開催された国の予防接種とワクチンに関する調査審議を行う小委員会では高齢ほど後遺症の罹患率が高いとされております。原因となるウイルスは水疱瘡に罹患し、治癒した後も体内に潜伏していて、普段は免疫力によって活動が抑えられているため、発症することはありませんが、加齢や疲労、ストレスなどで起こる免疫力の低下によって発症することがあるとされております。現在、日本においては、この帯状疱疹の発症予防策、予防として2種類のワクチンが薬事承認されております。一つはウイルスの病原性を弱めて作られる生ワクチンといわれる小児定期予防接種にも使用されている水痘ワクチン、もう一つはウイルスの感染力をなくして作られる不活化ワクチンといわれる帯状疱疹専用ワクチンであります。また、帯状疱疹ワクチンの接種料金は蘭越診療所では、生ワクチンは手数料を含めて6,600円、不活化ワクチンは2回接種が必要で、おおよそ4万1,000円と高額であり、2種類のワクチン接種はともに現状では、接種を希望されている方、御自身の全額負担としております。本町の予防接種の現在の対応としては、伝染の恐れがある疾病の発症及び蔓延を予防するという公衆衛生上期待される効果や安全性等を踏まえ、小児のおたふく及びインフルエンザの予防接種を除き、予防接種法で定期接種化されたワクチンについてのみ接種に対する助成を行っております。現時点で、帯状疱疹ワクチンは予防接種法で定める定期接種の対象ではなく、国では現在、期待される効果や導入年齢、ワクチンの持続効果による費用対効果等、定期接種化について慎重に審議されている状況にございます。また帯状疱疹ワクチンに係る近隣町村の助成の取り組みとしては、羊蹄山ろく管内では、令和5年度からの開始を含め、2町で実施、または開始予定と伺っているところです。本町といたしましては、他の定期接種化の対象ではないワクチンとの問題も考えられるため、帯状疱疹ワクチンの自己負担の軽減措置については、今後、国の動向に注視し、併せて他町村の接種取り組みの評価を見極め、助成制度創設に取り組みを進めたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。

議員の質問 7番 難波修二

現状についての答弁、理解をいたしました。当管内で2町、先日、島牧町のことが新聞に出てましたけども、ほかにも共和町ですかね、やってるという、そういうことは私も承知をしております。それで、国の状況が、今、答弁いただきましたけれども、国においても、やっぱりその必要性というか、それは十分に把握をされているんだろうなというふうに理解をします。一時期、コロナワクチンが影響してるんじゃないかというようなですね、そういうその情報が一時飛び交ったことがちょっとあるんですよね。それは実はそうではないということはもう結論付けられてるんですけれども、やっぱりコロナワクチンのこの長い間の対応によって、心理面でっていうか、心身ともにですね、やっぱりそういう変化に伴うとも、戸惑いながらですね、やっぱり体調を崩すと、免疫力が低下するという、そういう側面はあるだろうというのが一般的な考え方なんですよね。一時期、非常にテレビコマーシャルもやっておりましたけれども、やはり身の回りでも帯状疱疹をかかったという方が結構おります。やっぱり個人差はあるんですけれども、非常に痛いとかですね、あるいは複数回かかったという方もおりますので、ここは一つ、やっぱり十分に配慮してあげることも必要ではないかなということで、今回の質問をさせていただきました。ワクチン、生ワクチンと不活化ワクチンのことを御答弁いただきました。非常に高いんですけれども、従来からあるその生ワクチンについては、6、7、8,000円ということですけれども、この生ワクチンの効果というのは、50%っていうふうに言われてるんですね。5年経つともう効果がほぼなくなるというそういうものですけれども、最近、新たに出てきたその不活化ワクチンについては効果がかなり高いと、もう90%対応できるという、しかも9年経ってもまだその効果は持続しているというものなんですけれども、残念ながら2回接種して4万円という、非常に高くて手が出ないと、こういう現状だということを、それに悩んでおられる方からもお聞きをしております。是非、一部助成制度をですね、やっぱり設けられないかという、どの程度希望があるかということはわかりませんけれども、非常に悩んでおられて、それに対応するためにワクチン接種を受けたいと、だけれども高価でなかなか手が出ないという方々への、一つのその救済として、町でもその助成をするよということについては、非常に大切なことではないかなと、そういうふうに考えております。くどくどとは申しませんけれども、是非、国もその費用対効果等の状況を見極めながら検討をこれからも進めると、いつになるかわかりません。実施に至るのには。ですからやっぱりそういう必要性を認めるのであれば、やっぱり町が国の対応が決まる前にですね、是非やっぱり、そういうことを先鞭をつけてやっていくということで、国のそういう動向も後押しするようなですね、そういう政策を是非、展開をしてほしいなというふうに思います。町では現在、肺炎球菌とか、あるいは高齢者のインフルエンザとかですね、非常に先取りをしたような取り組みを既に進めておりまして、是非そういう中にですね、この肺炎球菌ワクチンの接種の助成制度についても一つ加えていただければありがたいなというふうに思います。本当はもう少し早くに、あの新年度予算の前にですね、質問したかったんですけれども、ちょっとこの取り組み、質問が遅れちゃったんで、私自身もちょっと申し訳ないなと思ってるんですけれども、新年度予算、ただちにということにはなりませんけれども、是非、新年度、近い時期にですね、検討を重ねて、年度途中からでも、そういうことについてやっていくというようなことの是非、前進的なですね、前向きな検討をお願いいただければ大変ありがたいなというふうに思うんですけれども、重ねて見解をお尋ねいたします。

答弁 町長 金秀行

難波議員の御質問にお答えします。御答弁申し上げたとおり、帯状疱疹ワクチンというのは任意の予防接種であるということです。ですから、国の指定をした予防接種法の中で定められているという部分であれば、町のほうもですね、いろんな部分で行っていく部分もあるんですが、今、任意予防接種なんで、どれだけ町の方で対応が可能なのかということを、今、担当課の方でもいろいろ内部検討をさせてるような状況です。議員おっしゃったとおり、今、本当に国もですね、予防接種法に定期接種化っていうか、それにするような方向の部分の中で、かなり2種類のワクチンの比較、検証、評価が進められているということなんで、国もこれについては非常に前向きに進めているのではないかなっていうふうに考えております。それと併せて、今、私ども19か町村、20か町村で構成している後志総合開発期成会、そこの部分の中にもですね、予防接種事業の充実、効果、そういうものに帯状疱疹ワクチンの定期接種に位置付ける、そういう要請もですね、今年入れながら進めていくというようなかたちで、今、行ってる状況でございます。確かに、今、担当の方からお聞きするとですね、令和3年の4月から令和4年10月、蘭越診療所のデータなんですが、あの1年半くらいで14名の方が接種を受けたと、生ワクチンが8名で、不活化ワクチンが6名っていうことなので、やはりこの帯状疱疹にかかってるという方々はいるんだなっていうような状況は私どもも理解をしているところです。議員がおっしゃった、本当に前向きに、途中から、年度途中で補正予算を組んででもですね、その部分を是非行っていただきたいという議員の思いは、私も非常に重く受け止めながらですね、このへんのところ十分内部で検討して、っていうのは、その任意予防接種の中で、やはりこれはできる、これはできない、やっぱりこういうものっていう、それぞれその差をつけるっていう部分の中でも、内部でやっぱり検討していかなければならない、それは任意予防接種でもやはり接種っていうか、その症状になる方が多いとか、管内でもそういうようなことを進めているとか、やっぱりそういうようなことも状況を見ながらですね、検討していかなければならないというふうに思ってます。先ほど、羊蹄山ろくではっていうふうなかたちで答弁しましたが、今、担当の方からの資料では、管内19か町村では、6町村がそのことを考えてやっていきたいというような資料もいただきましたので、十分ですね、ちょっとそのへんのところは内部で検討しながら進めてまいりたいということで、御理解を願いたいと思います。以上です。

議員の質問 7番 難波修二

答弁は結構ですけれども、最後に管内でも6町村が前向きに検討しているということですから、全体でいうと3割ぐらいのところが、それを考えてるということですので、これはもう十分、蘭越が乗り遅れてはいけないなというふうに思いますので、是非やりますという答弁をいただくことは難しいと思いますけれども、是非前向きに考えて、できるだけ早くですね、困っている方々へ朗報を届けてあげたいというふうに思いますので、よろしくお願い申し上げまして質問を終わります。ありがとうございました。

答弁 町長 金秀行

難波議員の御質問に、非常に、私もこれだけの方々とか管内もそういうようなかたちで検討してるんだなっていうことを重く受け止めた中でですね、内部で十分検討してまいりたいというふうに考えております。御理解ください。

出典:蘭越町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月13日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる