蘭越町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月12日
棟梁の長寿命化計画について宝橋のことを中心に
2021年3月12日、蘭越町議会の一般質問で、栁谷要議員が「棟梁の長寿命化計画について宝橋のことを中心に」について質問し、町長 金秀行が答弁しました。
- 質問者
- 栁谷要 議員
- 答弁者
- 町長 金秀行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 栁谷要
私からの一般質問は、棟梁の長寿命化計画について宝橋のことを中心に伺いたいと思います。御成橋の補修工事も最終年となりました。5年にわたる工事の教訓をお知らせ下さい。本年からさらに宝橋などの補修も行うとしていますが、一級河川尻別川の町道橋梁は町の財政にとっても、長期の経常的な負担が伴う事業となります。工事中は迂回路を通るなど、町民生活への影響は多岐にわたります。そこで、次の諸点について伺います。まず、1から伺います。宝橋の改修については、道の代行工事として行えないか、その政策的な研究ができないかどうか伺いたいと思います。2番目でございます。併せて、道道北尻別蘭越停車場線と、三和側でございます、道道北尻別停車場線と国道5号線に接続している道道磯谷蘭越線、名駒側でございます、をつなぐ重要な準幹線でもあるのにかかわらず、この間だけ町道でありますので、宝橋を含む名駒市街から道道北尻別蘭越停車場線までの区間は道道への移管を取り組むべきと考えますが、伺いたいと存じます。以上でございます。
答弁 町長 金秀行
栁谷議員の町政執行方針26ページ、橋梁の長寿命化計画についてのご質問にお答えします。初めに、御成橋橋梁補修工事の教訓とのことですが、御成橋は中央部がアーチ形式の特殊な橋梁であることから施工方法が限定され、また、限られた予算の中での事業ということもあり、工事に5か年という長い期間を要しておりまして、利用者、特に地元住民の方には、大変な御不便をおかけしております。しかしながら、多くの皆様の御理解と御協力をいただき、平成29年の施工当初から今年までは、無事故で施工させていただいておりまして、この場をお借りして感謝を申し上げます。工事を行う上で、最も大事なことは安全性の確保と考えておりますので、その点については、今後も重視しながら進めて参りたいと考えております。さて、ご質問の宝橋の件について、お答えいたします。1点目の、宝橋を道の代行工事として行えないかというご質問でありますが、代行事業制度は、道路法第17条第6項により市町村から要請があった場合は、国等は修繕等の代行を行うことができるとされておりますが、あくまでも、高度な技術を必要とし、または高度の機械力を使用して実施することが適当であると認められるものに限るとされておりまして、宝橋の構造は単純な桁橋であるため、採択要件には該当しないことを確認いたしているところでございます。また、政策的に研究できないかということについては、私もあらゆる会議や協議会等に出席した際には、国や北海道の担当者へお会いする機会がございますので、支援が受けられるよう、今後においても要望していきたいと考えております。なお、平成13年に開通しました町道大谷栄線の工事において栄橋を新設しておりますが、北海道の代行事業で施工しておりまして、当時は橋梁延長が長い橋の新設工事であり、工事費で道路を含め28億9,700万円と膨大な事業費が伴ったことから、財政力が弱く、また技術的能力も十分でない場合、都道府県が代わって事業ができると規定されている過疎地域自立促進特別措置法第14条により、代行制度を活用したところでございます。しかしながら、現在は当時とは異なり、国の交付金制度や補助制度が設立され、財源的支援が受けられることもあり、町が行っている橋梁補修についての代行事業の採択はハードルがかなり高いのではないかと思慮いたしているところでございます。いずれにしましても、国や道の制度を研究し、町にとって有利な方法を探っていきたいというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。次に、2点目の、町道から道道への昇格についてですが、道道の認定要件としては、市または5,000人以上の町と密接な関係のある主要地、重要公安や漁港、空港や鉄道の駅、または主要な観光地を連絡する道路であることとなっておりますが、既存の町道を道道へ認定申請する前提条件として、例えば橋梁の強度が十分であることや、底地は町有地となっていること、ガードケーブルなど付帯施設が整ってることなど、クリアしなければならない条件が多数ありまして、町道から道道への昇格は容易ではないと考えているところでございます。しかし、道路は日常の通行はもとより、近年では、災害が発生した際の避難道としても重要な施設であることから、二つの道道を結ぶ町道名駒市街三和線の道道の昇格については、その重要性あるいは道路の状態を検証した上で、可能性があると判断した場合には、関係機関と協議を進めてみたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。以上です。
議員の質問 9番 栁谷要
関係機関と協議を進めてみたいという前向きな御答弁を頂きました。まずそのことを感謝申し上げたいと思います。前段の御成橋の補修工事、過去5年間ですね、夏期間の工事期間中は通行止めとなりました。かろうじて農繁期を避けていたというかたちで、春作業、秋作業、無事に通過する農家の皆さん、役に立てたわけでございます。新設当時の総工事が、工事費が約30億円、今回は総額5年間で、総額6億円ということで補修工事のほうが、長寿命化の工事のほうが、はるかに町の財産の保全にとっては有益であるというふうに捉えておりました。私は、宝橋の場合は多少、こう様子が変わってくるんでないかというふうに思います。というのは、道への移管も提言したわけでございますが、田下、国道5号線の田下に通ずる道路であると。目名経由で、田下に通ずる道路であると、ここに記載しておりませんが、準幹線の意味合いというのは、一つには国道にどうつながるのかと、様々な住民生活の経済圏をどう貫くのかという道路の使命があります。それで、その事も併せて申し上げたいと思っているんですが、実は御成橋に比較にならないほど、宝橋の場合は長期にわたると困る人がたが多いというふうに、御存知のようにバラ集荷、米のバラ集荷場、それから育苗施設からの苗の搬送、それから何よりも私は重視するのは郵便局があるということですね。で、日常、親戚やお寺の行き来については、そう頻繁でないにしても、迂回路をお願いしますということである程度我慢していただくというのがあると思うんですが、災害用の救急出動の時、非常に御成橋と比較にならないほど、その利便性というのは宝橋は高いということですね。それで、代行工事と道道への昇格、移管というのはなぜ申し上げますかというと、補修が多少遅れても、道道への移管の目処が立つことによって、この工期を大幅に短縮する予算とかが行われる、それが可能だと。つまり仮橋を作るということですね。これが私は可能なのではないかと。それを、根拠を数字で表すのはですね、やはり町民の生活をどう支えるかという町の姿勢が、起案文書を豊かなものにするということにつながると思うんですね。これはちょっと蛇足になりますが、寿都町と蘭越町を分けている、能津登トンネルというのが長澤さんのところにあります。雷電を経由して岩内までのトンネルが開通した時にですね、みんなが岩内に行ける、経済圏が岩内に発展するって喜んだんですよ。車の道路ができる、しかし、その旧磯谷村の人方、港の人方もそうなんですが、なんのために使ったかと言うと、日常の生活に使ってたわけですね。郵便局も港は長年、磯谷郵便局が配送拠点持っていました。それからお寺ですね。それから漁業組合、そして日常的に親戚の行き来があったということですね。だから、それを無視して、無視してって、みんな、まあ気がつかなかったわけですよね。開通した、喜んで岩内行って、そして消費生活をした、夕方仕事が終わったら飲みに行ったというね、みんな小躍りになって生活をした、しかしお寺行く途中の自転車の年寄りが二人相次いで車に轢かれて亡くなったんですよ。歩道がなかったからですね。で、犯人捜しはしないと私は思っています。みんな気がつかなかったんですよね。だから、やはりこれは、仮道路を作るのは決定打ではないかもわからないけど、短期に工事を終わらせて不利不便をできるだけ短くするということによって、町の財産である橋をどうにかすることによって、工事短縮で、町民に奉仕する公共工事にするという、そういう大事な使命があるんですというふうに思っているんですね。ともすれば住民生活が置き去りにされるということが、私は二度と繰り返してはならないというふうに思っています。それからですね、宝橋の事を申し上げるのには、まず栄橋のことを、約29億円をかけてできました。栄橋というのはですね、通学路が実は、渡辺さん、小森さんていうお宅が栄地域の一番端っこに、こう、おいでになりましてね。渡船場あったんですよ、船でね、現在、岩間さんのちょっと下流のほうに渡船場がありまして、そして通学路なんですね、これね、それで説得力もあったと思うんですが、ニセコリゾートが開業しまして、需要が高まったということで、町でも用地買収そのほかで大変な努力をした、そして道代行の工事で30億の工事ができた、そういう歴史があるわけですね。だから、私は神輿を皆でどうやってあげるかと、神輿をあげるかということにかかってると思うんですよね。あの橋を、道代行でできたんだから、名駒の橋も建替え、せいぜいおそらく私は、10億もかけたらせいいっぱいだと思いますよ。3年か4年。それを期間短縮することによって、仮橋作ることによって、ちょっと金かさが上がるかもしれないけど、これは道にやってもらうと、そういう確たるものを、やはり覇気が必要だと、村を治めるやはり覇気が町長には必要だと思ってますね。これは本当に、長期に、これから初田橋でしょ、腐って、もう真っ赤っかですね。町費橋梁をどうやって直すかっていう財政負担考えると、本当に今から手を打っておかないと、遅いくらいだというふうに思いますので、そのへんについても町長の所見を伺いたいと思います。
答弁 町長 金秀行
栁谷議員のご質問にお答えいたします。非常に各町村で大変に財政が限られた中だという分の中で、効率的に町の事業を進めていく、仮にこの宝橋が道の代行という形にできれば、違う観点から、まちづくり、いろんな部分に進めていける、そしてその宝橋の重要性というのは御成橋とはまだまだ違う部分があるので、道の代行としてできる部分があるのではないかというご質問だと思います。まあ、非常に財政的な部分を言うと、道のほうでも同じように大変厳しい状況だということでございます。担当のほうで、道のほうにその代行制度も含めて、宝橋の修繕について確認したところ、非常に過疎代行事業という部分は、制度上はあります。ただ、制度上の中で、町村からそういう申請を受けた、何ってした場合にですね、はっきり言いますと、道も財政難っていう分があるので、各町村において国の制度、更には有利な起債、そういうものも使いながら事業を実施していっていただきたいというのが、道としてそういう見解の部分と、あと、代行となる条件というのが様々あるというふうに聞いてまして、今、議員からあった要望も含めて、再度、道のほうには確認をしていきたいとは考えておりますが、現状としては非常に厳しいという部分の中で回答を頂いているという分があるものですから、そこを、なんとか道で道でという部分、それも必要だと思いますが、私はやはり、国からそういう交付金も活用して、そして有利な起債、そういうものも行いながら、どうしても御成橋は5年という形を非常に費やした経過があるので、限られた財源ですから、町でやるとなると、どうしても数年かかりますけれど、そのへんのところは町民の皆さんになんとか御理解をいただいてですね、実施してまいりたい、今、私の申し上げたいのは、現状としては道のほうからそういう回答を頂いておりますので、再度、要請等含めて確認をしたいと思いますが、それと併せて、事業実施のためには様々な制度が必要だと思いますので、その部分についての要請を含めて行っていきたいというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。また、過去にですね、実は私もいろんな部分の中で、国との、小樽開発建設部、北海道、それと各市町村関係団体が集まって、実は協議をする場というのがあります。毎年あります。そこの中でよく、道道の昇格についてですね、両方が道道でその間を町道があるという部分の中で、整備をする中で、町道から道道に昇格してほしいというのは、各町村で相当な件数、実は出ております。一つの例を取れば、真狩から喜茂別を通って抜けるあそこの、真狩から京極に行く道路と、それと、留産に抜ける道路、あそこ、防風林というか、間は実は町道なんですね。で、喜茂別の前町長も含めて相当、道のほうに、そういう移管ができないかという部分の中で要請をしたということも、私も記憶ありますし、ほかの首長さん方も、何とか道道のほうにですね、移管してほしいという部分がありますが、なかなか採択条件というかそういう部分が、現状では、今、厳しい状況であるという部分がありますので、それも併せてですね、なんとか要請は今後とも、私の立場で行っていきたいというふうには考えておりますが、それがかなわない部分については、そういう有利な起債、交付金等を活用した修繕というものも必要だと思っておりますので、御理解を願いたいと思います。
議員の質問 9番 栁谷要
今、補修費用がとにかく、橋の調査設計、予算計上されている段階で、この議論もどこまで深められるかなという、もっと早く知ればよかったという、実は平成の初期に私、一般質問でやってるんですね。その当時の資料を見てもですね、橋のことではなくて、吹雪対策の関係で道道規格でせっかくあそこ、宝橋と名駒の間というのは歩道もつけて立派な道路にしたんですね、町費でもって。それで、田んぼの買収もやったということ、そういう歴史があるんですね。で、そこで終わっちゃってるということなんですね。私は、今、真狩の話、町長なさいましたけど、であればこそですね、町村会や開発局、国の予算をどうやって有利にたくさん、同じようなケースを抱える町村がまとまって、国に、国の予算を導入して、道の政策推進を促してくれるか、という要望をどうするのかというね、やはりであればこそ、やっぱり大事なんでないかというふうに思うんですね。理屈は後からついてくるという側面もあるんですけど、条件はたくさん揃っていますから、やはり声を上げないと、私は、むしろ栄橋がすんなりできたって、すんなりできたと言ったら担当者、当時の担当者まだ現役でいらっしゃると思うんですよ、非常に無礼な話になるんですが、私はすごい政治力だなと思いましたね、やっぱり、宝橋、あの立派な橋をですね、羊蹄山が非常にきれいに見えるあの場所によく作ったもんだと。何丁歩、3丁歩ですか、3丁歩くらい用地買収があった、一等地ですよね、蘭越の一番土地のいい所を道路にした、そういう大事業でしたよね。それを町の力で、道代行でやってもらったという経験もあるわけですから、私はどんなでかい石であっても、空振りをすれば動かせるという、そういうやっぱり、さっき覇気っていいましたけど、気力持って対処していただきたいと。併せてもう一度、答弁お願いしたいと思います。
答弁 町長 金秀行
栁谷議員の再質問にお答えします。非常に政治力という言葉を使われました。私なりにですね、今できる部分の中でいろんな関係機関のほうに要請はしてみたいということは、今後も行ってまいりたいなというふうに考えております。あと、今、議員がおっしゃったとおり、関係するとこ、そういうような部分でタッグを組みながらですね、道のほうに要請をしていくことも一つの方法だという部分のご指摘もございましたので、そのへんは関連する、懇談する場というのは非常に多いわけですから、今の町村の抱えている道路情勢というものについても、お話できる機会があれば、是非、していきたいなというふうに思っております。実は、各橋梁、道路というのは、交付税のほうによく算定されていますというように言われています。単位費用の中で交付税の基準財政需要額の中に入りますが、やはりそれは維持していく部分ではまるっきり足りない金額です。そういう部分を主張をする方もいますが、それは道についても同じというような部分の中で、なかなか維持管理をしていく部分の財源というのは、それぞれが厳しいというお話がありますので、そういう中では、やはり有利な交付金、国からの支援というのは、やはり私は必要な部分だなというふうに考えておりますので、今、議員がおっしゃった部分については、十分、私のできる部分については、これからも努力してまいりたいというふうに考えておりますし、今後、事業に当たっては道代行で、今、調査設計が入るという段階ですから、そこを道代行というのはかなり困難な部分だというふうには認識しておりますが、これで終わるわけではない、次の橋、次の橋というふうにもあるわけですから、そういうものも含めて、内部で関係上部と協議してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。
議員の質問 9番 栁谷要
実はもう一つ申し上げたいことがありまして、蘭越の特殊性というか、一級河川尻別川を抱えているんですね。石狩川は各町村分散しているので、それと、末端の自治体が抱えている橋というのは、ほとんどないというふうに、支流は別ですけど、考えて見ております。最近はコロナのことで、本州の議員視察というのはしないんですけども、直近では、山形県の蔵王町に行ってまいりました。蔵王町ですから、観光でございます。県道をバスで通った時に、目を見張る思いしたんですが、蔵王町の宿舎に行く途中の県道の両脇が実にきれいに草刈りがなされていて、一部除草剤撒いているのが気に入らなかったですが、非常にきれいになっていたと。落ち葉やそういうものについても、あれは周期的にやっているのかと思います。翻ってみますとですね、道の財政状況というのはやっぱり、想像を絶するものがあるというね、財源分析によると、47都道府県の中でも後ろのほうから勘定したら、一番か二番かっている指数もたくさん出てくると、よくない指数もたくさん出てくると、今の知事だって、前の知事のそういう状況をそのまま引き継いで、同じ姿勢でもってやっていると。やっぱり、過疎地の宿命もありますし、人口減のこともあるものですから、一概にあれこれ言いませんが、やはり、都道府県、道の財政の状況の悪さというのは、ちょっと本州行って視察しても、やっぱり、なかなか比較できるほどのものではないと、比較できるというか、道と同じような管理しているところはないということなんですが、そこのところ、やっぱり、マイナス要件として、私も承知しておりますのでね、これはやはり、道を側面から町村の自治体がバックアップするようなかたちで、国の予算を一緒にね、要求しましょうと、そして私の所をやってくださいという、そういう仕掛けの考え方でないとですね、人さえ減らせば道財政は豊かになるような感覚、私は批判的に見るとそういうふうに捉えてますけどね。やっぱり不利、不便よく道職員は今のモチベーションを保ちながら頑張っているなというふうに、道路管理の事務所を行っても、私はそういうふうに言うんですよね。やっぱり真狩の話、ちょっと出ましたので、そういうふうに思います。どうかそのへんよろしくお願いしたいと思います。
答弁 町長 金秀行
議員のご質問にお答えします。国道、道道のやはり維持管理というのは、非常に必要でございます。それについては、毎年、後志総合開発期成会、あるいはですね、各市町村議長さんも含めた部分の中のいろんな懇談会があって、そこの中で維持管理は要望はしています。特に後志、このニセコエリアは、今サイクリングがですね非常に盛んとなっている部分の中で、道路の除草がかなり遅れている、そういう景観を進めている分の中で遅れていますね。そのことによって交通安全上の問題がかなり出てきておりますので、そういうのは国、道を含めて、町村から要請を行っている現状にありますので、今後も引き続きながら、そういう道道も国の方に一緒になってというご質問でございますので、私のできる中で各団体も含めて、そういう整備について要請してまいりたいと考えております。御理解願いたいと思います。