蘭越町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月11日
保育所への看護師配置について
2019年3月11日、蘭越町議会の一般質問で、栁谷要議員が「保育所への看護師配置について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。
- 質問者
- 栁谷要 議員
- 答弁者
- 町長 金秀行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 栁谷要
私からは1点だけの質問でございます。保育所への看護師配置について伺います。公立保育所では全道ではじめての看護師配置が昨年7月から実施されました。どのような仕事をどのように進めてゆくのか、その活動の全容を明らかにしてほしいと思います。また、昆布保育所など、他の幼児施設の子ども達が対象となるのか、さらに、私立などの施設との保健情報の共有など、今できること、将来的な目標などをお聞かせいただければ幸いです。以上でございます。
答弁 町長 金秀行
栁谷議員の町政執行方針7ページの、保育所への看護師配置についての御質問にお答えを申し上げます。昨年7月より蘭越保育所に看護師を配置するに当たって、その役割として考えたのは、昨年の予算審議においても申し上げたが、入所児童の日常的な健康管理をはじめ、医療的ケアが必要な児童への対応、保護者の健康相談・健康指導などでございます。その効果について申し上げますと、看護師を配置したことにより、所内の健康管理機能が高まったことはもとより、その二次的な効果として、保育士が健康管理以外の保育業務の充実に一層専念できることになったことや、保護者がより安心して子を預けられるようになったのではないか、また、子に対する専門的な健康指導を受けられるようになったことなどと考えております。ただいま配置の効果について申し上げましたが、保育所における看護師活動は緒についたばかりであり、今後も試行錯誤を繰り返しながら、その充実を図ってまいりたいと考えております。なお、今後の展望について、いくつか例を挙げて申し上げますと、日常的な健康管理の充実をはじめ、怪我や体調不良時の適切な対処、感染症の予防・蔓延時の適切な対処、嘱託医師や保健師との連携の深化、小学校就学にかかる教育委員会との連携、保護者への健康指導・相談対応の充実、保育士の保健教育などでございます。公立保育所における看護師の配置に法的義務はありませんが、地域で子をしっかり育成するという観点からは、とても重要なことと考えており、本町のような取組が広がっていくことで、社会全体として、保育における健康管理が一層充実していくことを期待するものでございます。次に、後段の御質問についてお答えをします。昆布保育所との関わりについては、その対象としております。日常的に児童を観察したりすることはできませんが、定期的に訪問する中で、健康指導や相談の対応、さらには児童の怪我や体調不良時の対処、感染症などの対応も行ってまいりたいと考えております。次に二点目のひばり幼稚園などとの情報の共有については、本町には、子ども・子育て家庭への支援を図るということで、関係者と広く意見交換する子ども・子育て会議を設置しておりまして、ひばり幼稚園のほか、北海愛星学園なども構成員となっていることから、必要に応じて情報共有を図っていきたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。
議員の質問 9番 栁谷要
私、この政策を見ましてですね、実に、感慨無量であります。と言うのは、議会がいろんな情報を持ち寄って、先駆的な政策をですね、町長に迫るというのが普通の政策決定のスタイルでございます。蘭越町はずっとそういう経過でございます。私は議員の立場からその様々な政策を持ち寄って執行者と話し合いを重ねて、子ども施策、福祉施策の向上のために精査、貢献してきたという、そういう自負がございます。今回のこの政策につきましてはですね、担当の職員の皆さんが自ら親御さんの願いを実現すべくですね、交代、代わったばかりの金町長に政策の実現をおそらく、内部のことは分かりませんけれども、強く迫ったのではないかと、医療的なケアということを考えますと、やはり、危険も一面では伴いますし、決断は非常に深かかったのではないかというふうに、改めて敬意を表したいというふうに思っております。これは企画においても、立案においても職員のモチベーションと思いの深さをですね、私はきちんとこの議会の場で、幹部職員の皆さんを通じて町の職員の皆さんに伝えたいと、このように思ってこの発言申請をいたしました。道内、管内の自治体行政の水準向上の権威者であるというのが、私は蘭越のプライドとしてですね、役場の職員だけでなくて、議会も含め町民も全員、さすが蘭越だという、そういう評価を皆さんね、どこの町がどうとか、そういう水準の比較をするのではなくて、蘭越がこういうモチベーションで、こういう水準を自ら確保しているんだよと、どこかの町と比較するのではないんですよ。よくやるんですよ。隣町のようにあれこれやってくれと。でもね、私はこの施策は、やはり蘭越はどこの町でもやっていない、法律にも定まっていない保育士を保育所に、看護師を配置するということですよね。これをあえてやると、そういう町なんだよと。図書館についても同じですけども、そういうやっぱり深い捉え方というのは、私は非常に大事なのではないかというふうに思います。決断に至るまで様々な葛藤及び財政当局の苦しみもあったと思うんですが、合併問題で騒いだと言ったらあれですけど、深く様々な議論を重ねた中で、最終的には職員の定数の削減の問題まで議論されました。現在では基金総額約50億という貯えができたと、私は、今、この基金をどうやって使うのかということをですね、減らさないように使っていくという、そういう職員を犠牲にしてきた貯えというものがこういうかたちで実現したんだよということでね、私は多くの町民の皆さんにそういう会話しようと思っています。それでですね、この政策の到達点に町長がどんな思いかですね、これをちょっと伺いたいというふうに思います。
答弁 町長 金秀行
栁谷議員の御質問にお答えをいたします。非常にこの政策を評価していただいたということに関しては、感謝を申し上げるところでございます。実は、私も子育て支援の充実という部分をですね、施策に挙げて様々な部分の中で、職員にもいろんな政策的なものがないかという部分の中でですね、実は、この保育所のほうに看護師を配置して、医療時のケアという部分と健康管理ということは、是非ともやっていくべきではないかというような強い要請もあって、内部で検討してですね、そこの中ではやるという部分からいくと、安全対策というのはかなりきちっとしなければならない部分もありますので、そういうところも内部で協議をさせ、そして是非、保育所自体がですね、やっていきたいという、そういう強い気持ちがありましたので、それではこれを進めようというふうに決定をして30年度から実施を、途中ですが、実施をした経過にあります。今のところそういう大きな事故もなく、そして健康管理の部分についても、それぞれ看護師が朝来た時に子どもの状態とか、そういうものも見ながらですね、そしてある程度、看護師という専門的からいくと、お母さん方もですね、非常に、そこの言葉というのは非常に重く見えるし、そういう対応も早くできるというふうに思ってますので、このことについては、政策的には非常にやって良かったなというふうに思ってますし、より一層ですね、そういう体制がきちっと、ほかのところとも連携しながら進めるというようなことが、これから保健師が関わってきたり、いろんな関連施設も関わってですね、その医療関係の充実というか、図れることが大切ではないかなというふうに思っているところでございます。非常に今、その医療的ケア時の部分についてはですね、北海道のモデル的というか、そういうような部分でも、各医療機関とか病院のほうから、そういうようなことをいただいてですね、ちょっといろいろな部分で専門的な方が入ってきたりとかしながら、非常に、全道的なモデルケースだということで、進めたいというふうにもなっているようでございますので、安全にはきちっと注意を計らいながら、そして、保育士にも医療児ケアの対応ができる、そういうような研修も受けさせました。いずれにしても安心安全な子どもの環境を作るということが大切でございますので、非常に評価をいただいたということを改めて感謝申し上げますし、この後ですね、より一層、これを活用して、看護師を活用してより安心安全な保育所づくりというか、子育てづくり、これを図っていくことが必要だと考えておりますので、職員ともども努力してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。以上です。
議員の質問 9番 栁谷要
概ね了解をいたしました。私がお聞きしたかったことの大半は最初の御答弁で答えていただきましたので、例えば、ベアーズ子ども園、それから同じ町立ではあるけれども、昆布保育所、成り立ちが基本的に違う施設でございます。それから私立のひばり幼稚園、それから愛星学園についてとの保健情報の共有、これをどうシステム化していくかということをちょっと心配しておりましたけども、子ども子育て会議ができてるということでですね、非常に水準が高い、そういう提供ができているというふうに、まず、ひとまず安心をしています。あとは予算化だと思います。保育に専念できる保育士さんと、それから感染症そのほかで配慮できる、医療的なケアをする看護師さんとセットで、そして何かあった時に最後には、18歳までは子ども医療費無料ですよという体制が、非常に、重層的に蘭越ではありますよと、それにワクチンの無料接種だとか、肺炎球菌、子どもによっては肺炎球菌も含めて接種できますと、そこではじめて健康保険の負担の問題が論議になって、私は蘭越の町のすみ易さというのは実現できるというふうに考えておりますのでね、この施策だけが単独であるのではないというふうに私自身は捉えております。執行者の役目でしょうけども、そういう観点で是非、頑張ってほしいと、担当者の皆さんにも本当にね、敬意を払いながら、今後の活躍を願っております。ヨーロッパでは医師の配置もやっている国あるというふうに伺っております。やはり少ない子どもをどう大事に育てるかというのは、国家の仕事で、その一番最初にいるのが自治体だというふうに考えておりますので、もう一度、町長から改めて答弁いただければと思います。
答弁 町長 金秀行
栁谷議員から非常に、福祉全体の部分がつながっていくというようなお話をいただいて、私も、実は、蘭越町をずっとですね、福祉を充実したまちづくりで努めてきておりますので、そこの部分については継続して行っていきたいなというふうに考えております。その中で、やはり未来を担う子ども達、その子ども達が安心安全に過ごしていけれるような、そういうような体制を作るためには、やはり医療の問題とかも含めてですね、関係機関が連携をしてそういう情報を共有しながら進めていくことが大事だなということで、担当のほうでは子ども子育て会議を設置しているので、いろいろ何かあった時にはそういう情報共有を図りながら、進めていきたいというふうなことでしたので、是非、今回、一般質問で出していただいた部分について、職員もそこの部分の中では、評価いただいたということは、非常に喜んでいるのではないかなというふうに感じているところでございます。今後においても、一時医療の問題等を含めてですね、蘭越町が持っている福祉政策、これについて十分、ほかのところとは負けないような部分ではあるというふうに感じておりますが、その時代、時代に応じて、そういう要求されていることとか、必要であること、そういうことを内部でも十分検討しながら、今後進めてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。以上でございます。