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大空町議会 平成26年第3回定例会 2014年9月17日

地域振興施設について

2014年9月17日、大空町議会の一般質問で、原本哲己議員が「地域振興施設について」質問し、教育長、町長が答弁しました。

質問者
原本哲己 議員
答弁者
教育長、町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 原本哲己

改めまして、おはようございます。今年4月の選挙で初めて町議会議員になりましたは原本です。初めての一般質問で緊張していますので、多少お聞き苦しい点や不適切な言葉遣いがありましたらお許し願いたいと思います。では、1番目、東藻琴小学校大規模改修の質問に入ります。1点目、平成26年度予算で東藻琴小学校大規模改修実施設計費が計上されています。現在どこまで進んでいるかお聞きします。また、現時点でわかっている改修内容等があればお聞きしたいと思います。2点目、建築から40年以上が経ち、設備構造上、また機能面からもいろいろな問題が出てきていると思います。今回の改修でどのようなことができるのか。また、関係者、保護者の意見をどのように反映されているかお聞きします。次に、2番目、地域振興施設について伺います。1点目、東藻琴地区の地域振興のため、この問題に平成22年から取り組み、4年間の検討のもと、今年7月、8月に東藻琴地区で住民説明会、懇談会が行われました。先程の町長の行政報告でも一部ありましたが、これまでの流れ、そして、今回の説明会、懇談会の結果についてお聞きします。また、この中で大きく変わる見方、意見などがあったかお聞きしたいと思います。2点目、今朝の北海道新聞で既にこの計画がスタートしたように記載されていましたが、今会期の補正予算に調査設計委託料が計上されています。今後の進め方、スケジュールについてお聞きしたいと思います。以上2つのこと4点について質問します。

答弁 教育長

原本哲己議員の一般質問にお答えを申し上げたいと思います。東藻琴小学校は、昭和45年に建築された鉄筋コンクリート、一部鉄骨づくり2階建ての建物であり、築後44年が経過し老朽化が進んでおります。現在までに部分改修や大規模改修、さらには耐震化工事などを行ってきているところでございますが、教育環境の改善充実のため、大規模改修事業を実施することとしたものでございます。本年度は、大規模改修事業の初年度といたしまして、6月開催の第2回議会定例会において、実施設計に係る補正予算をお認めいただき、これに係る入札を7月15日に執行し、7月18日に落札者であります株式会社日本技研と契約を締結したところであります。契約期間は平成26年7月18日から平成27年3月10日までとなっております。本実施設計に係る業務委託内容といたしましては、平成27年度及び平成28年度の2カ年の予定で、東藻琴小学校大規模改修工事を実施するに当たり、現地調査、改修図の作成、積算業務などを行い最終的な成果品を作成することとなっております。今回の大規模改修では、屋根、壁、窓といった、傷み具合に応じた改修、さらには給排水、暖房や照明、そういった設備の改修、さらには内装、内壁等もろもろの設備について全体的な観点から、改修を行うと、そのような考え方を持っているところでございます。これまでの実施設計委託業務の進捗状況でございますが、現在、現地調査の段階でありまして、屋根や窓、外壁の状況のほか、照明、暖房、給排水設備などの現況調査を進めているところでございます。また、関係者からの意見要望の把握と、大規模改修事業への反映についてでございますが、既に小学校からは各種教室や体育館など、想定されます改修箇所毎に、細かな要望事項を提出いただいており、現在、一つ一つの要望内容について点検及び検討を行っております。今後は、建物の現状や大規模改修に当たっての技術的課題など十分踏まえた上で、改修計画の内容を詰めてまいりたいと考えております。また、検討を進めていく中で、保護者への説明や要望意見なども伺い計画に反映してまいりたいと考えているところでございます。教育委員会といたしましては、今回の大規模改修事業として、校舎や体育館などの施設の延命を図るとともに、より快適な教育環境が提供できるよう、最善を尽くしてまいりたいと考えておりますので、御理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。以上、原本哲己議員への1回目の答弁とさせていただきます。

答弁 町長

私からは、地域振興施設について御答弁を申し上げたいと思います。初めに、地域振興施設の検討経過ということでお話を申し上げたいと思います。東藻琴地区のまちづくりや地域の活性化の観点から、平成22年に関係団体からの推薦や一般公募の皆さんによりまちづくり住民懇談会を組織し、2カ年にわたり施設整備の必要性や候補地の選定、導入する企業などにつきまして検討をいただきました。平成22年度は、乳酪館周辺を候補地とした道の駅を第1案とし、平成23年度は、市街中心部に候補地を求め、道の駅の発想から離れた住民生活を支える視点に目を向けた地域振興施設を第2案としてまとめていただきました。まちづくり住民懇談会では討議の結果、第2案の地域振興施設を優先し、取り進めるべきとの意見集約がなされたところでございます。この二つの案を報告いたしました。平成24年の住民説明会におきましても、第2案の地域振興施設がこの地域の活性化を図るためには、必要な施設であると皆様から御意見を頂戴したところでございます。この結果を受けまして、平成24年度は新たに地域振興施設運営検討委員会を設置し、東藻琴の市街中心部、現在の佐々木旅館さんとその周辺用地を候補地として地域振興施設の運営方法や、運営組織のあり方、住民参加の仕組みづくりなどについて議論を深めると同時に、施設内容の見直しを検討いただいたところであります。翌平成25年度は運営組織への参加者となり得るであろう地元商工会の皆さんや関係団体の皆さんにより、地域振興施設運営組織準備委員会を昨年の6月に組織をいたしました。これまでの議論の全体の整理と、施設規模や具体的な機能のあり方、 併せて受け皿となる組織の立ち上げに向けて具体的な検討をいただき、その整備構想を東藻琴地域振興施設運営戦略構築計画としてまとめていただき、今年の3月、町へ報告をいただいたところでございます。このように過去4年間にわたり、住民の皆さんにより検討が行われ、その内容につきましては、広報紙やふれあいトーク、そして住民説明会を開催し、住民の皆様へ情報提供を行ってきたところでございます。今年の2月から3月にかけましては、整備構想に対する町民の皆様からの意見公募ということで、パブリックコメントを実施し、整備構想に対しまして、いろいろな角度から御意見をいただきました。その結果につきましては、町の考え方を整理し6月発行の広報、町のおしらせ号でお知らせをしたところでございます。こうした中、先に開催いたしました住民説明会やパブリックコメントの中で、アンケート調査を実施してはどうかとの御意見もいただいたところでございますが、アンケート調査を実施するにしましても設問をどのように設定するか、非常に難しいものがございますし、単に整備構想に対する是か非かだけでは、十分な住民の皆さんの意見反映にはならないものと考え、改めて、自治会毎の説明会、懇談会を開催し、より多くの皆さんと懇談をし、意見の把握に努めることが必要であると考えたところでございます。開催につきましては、2月に開催をしました住民説明会の資料をもとに7月に農村部の自治会、8月には、市街地区の自治会ということで、東藻琴地区の全16自治会を対象として14カ所の自治会館に御邪魔をし、意見交換を行わせていただきました。東藻琴地区で開催された住民説明会、懇談会の結果でございますけれども、私が受けた全体の印象ということで御答弁を申し上げたいと思います。飲食部門の必要性が大きな要素になるのではないかと思ってございましたけれども、宿泊施設の必要性を訴える方が非常に多く、認識を新たにしたところでございます。また、運営に対する不安や導入機能の要・不要、事業規模の大小、運営母体に関すること、交通安全上の配慮、人材確保のあり方、温泉の利活用、機能の分散の可能性など様々な御意見があったところでございますが、東藻琴地域の現在、そして将来を考えたとき、総じて整備構想にあるような施設を拠点として地域の活性化を図っていかなければ、ますます地域が疲弊してしまうというような危機感というものが強く伝わってきたところでございます。この結果を受け、町として今後の方向性になりますが、長年町民の皆さんに御検討いただいた整備構想には、東藻琴地域を何とか活性化させなければならないという強い思いが込められたものとなっております。さらに、各自治会毎の意見集約におきましても、地域振興施設の早期整備に向けて前向きな発言が多くございまして、町としても、このような意向に応えるべく、整備構想の実現に向けた取り組みが必要だと判断をしたところでございます。こうしたことから、準備委員会でまとめていただいた整備構想をもとに、住民説明会やパブリックコメント、そして、今回の説明会、懇談会などを通じて出されました御意見や御提案などを踏まえまして、建物の配置や形状、導入機能などにつきまして幾つかの案について比較検討しながら、施設の基本的な事項を整理し、議会の皆さんと論議を深めてまいりたいと考えております。こうしたことから、本定例会に基本設計に係る委託料を補正予算として提案を申し上げたところでございます。また一方で、この施設を拠点とした住民参加によるソフト面につきましても、具体的な事業展開を検討し、この施設が担う役割というものをわかりやすくイメージできるように資料等の充実などを併せて図ってまいりたいと考えております。今後の進め方ということで、施設整備に係るスケジュールについての御質問でございますが、現段階では不確定な要素もあるということで考えております。しかしながら、今回御質問でございますので、現段階で考えられるものとして、御説明を申し上げたいと、そのように思います。平成26年度中に用地交渉を行い、平成27年度には実施設計、用地の取得、財源の確保、既存の建物の取り壊し、平成28年度に建設工事に着手をし、関係条例や規則の制定、指定管理者の選定事務などを行いまして、施設の共用の時期につきましては、平成29年中の早い時期にと考えるところでございます。あくまで現段階での想定するところでございますので、御理解を賜りたいと存じます。町といたしましても、これまで、住民の皆さんが長年にわたり検討を重ねてきた想いと、今回の説明会、懇談会での地域の皆さんから寄せられた意向も踏まえ、いかに不安材料を払拭できるか、そして頂いた意見をどれだけ多く取り入れることができるか、そのような点に腐心をしながら、整備構想の実現に向けて取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。以上、御答弁とさせていただきます。

質問 原本哲己

3番、それでは1点目は1番目の質問についてお聞きしたいと思います。現在進んでいる大規模改修の進捗状況については、概ね了解しました。その中でもう少し、2点目に関わることにもなるんですが、お聞きしたいと思います。父兄の方から体育館の施設が不十分であると聞きました。一部例を挙げれば、バスケットのコートが狭くゴールが壁に近く、走り込みのシュ―トができない。また、壁にぶつかる可能性があり危険だ。またそのコートが体育館の真ん中を区切るような形で、造られているので、他の運動等と共存しにくい。他にも聞いていますが、いろんなことを聞いている中で体育館の広さに問題があるのではないかと思いました。また学芸会の時に大変手狭で窮屈であると聞きました。今回の大規模改修というものの中で、体育館の拡張も含め、これらの問題を解決できないのかお聞きしたいと思います。

答弁 教育長

体育館の広さということでの御質問をいただいたわけでございますけれども、今回の大規模改修事業の目的については、校舎、体育館といったその施設の延命や機能改善を図り、より良質な教育環境を子供達に提供することであると、そのように考えております。ただいま御指摘いただきました体育館のバスケットボールと壁との間隔が狭い状況にあることや、バスケットコート自体が狭隘であるといったこと、また躯体自体の面積の現状十分なスペースとなっていない点など、体育館全体が大きな施設ではないという現状を私も承知しているところでございます。小学校の方からも既に要望をいただいている事項でもございまして、それが一つ一つという状況を伺いながら、現在内部での検討を進めさせていただいております。また、とりわけその中で、バスケットボードの設置場所の見直しにつきましても、子ども達の危険回避のため、舞台側と体育館入り口側に設置場所を変更できないか、技術面や予算面を含めまして、検討を進めているところでございます。また体育館の拡張についての御質問でありましたけれども、体育館の増築については、現行の大規模改修の補助制度上、原則として、現状の面積を増減することが認められていないといったことがございます。また、平成17年度に耐震化工事を施行した施設でもありまして、技術的な面から現時点では増築の考えというものを教育委員会としては持ってはございません。そのようなことから、現状の面積の中で、どこまでの改修が可能なのか。しっかりと内容を精査するとともに、できる限り多くの要望に応えられるよう十分検討を加えてまいりたいと考えておりますので、御理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。

質問 原本哲己

今の説明で、体育館の拡張は非常に難しいということはわかりましたが、今回の大規模改修を行うと、その後、大きく校舎に手を加えることは難しいということを聞いています。そういうことで実際に困難ないろいろな決まりがあるということで、そのことが難しいとは理解しますが、少しでも東藻琴小学校が使いやすく、また関係者、保護者の意見を多く取り入れた有意義な改修に終わるように強くお願いしたいと思います。この問題の質問については終わりたいと思います。

答弁 教育長

この度の東藻琴小学校の大規模改修工事の実施に当たりましては、平成24年度、平成25年度に実施いたしました東藻琴中学校の大規模改修事業のときと同様に、学校でありますとか、PTA役員さんとも相談の上、今後、改修内容の説明でありますとか、御意見を伺う機会を設けてまいりたいと考えております。それらの意見を十分に踏まえながら、現状よりも一層の教育環境の充実が図られるよう最大の努力を傾注してまいりますので、御理解いただきますようお願い申し上げます。また、今後とも、御指導賜りますようよろしくお願いを申し上げます。

質問 原本哲己

それでは、2番目の地域振興施設の問題に入りたいと思います。町長から大変丁寧な説明をいただきましてありがとうございました。私も東藻琴地区のみんなの意見を少しでも聞きたく、14回の説明会、懇談会の中で、11回程、参加させていただきました。概ね今町長の答弁どおりと思います。その中で私が特に強く感じた意見として、要望として、この施設が整備される間の恐らく1年以上かかると思いますけれども、この間の空白期間に、特に宿泊、飲食、宴会への不安、心配が多数ありました。その1年、この計画が進んでいる中で1年以上の空白が少しでも短くなることをお願いしたいと思います。また今後、住民の意見を取り入れた、希望の持てる調査設計へと進み、この施設が本当に東藻琴地区の活性化につながる施設になる計画へと進んでいくよう望んで質問を終わりたいと思います。

答弁 町長

今回、各自治会で開催をいたしました説明会、懇談会を通じ、佐々木旅館さんがなくなって1番困るのは町民であると、そういう御意見を多くの方々から頂戴をいたしたところでございます。これらの意向を踏まえながら、町民の皆様の日々の生活への影響を最小限にとどめるように、町としても取り組まなければならないものと考えてございます。今回補正予算をお認めいただけたならば、直ちに基本設計を発注することにしておりますが、この中で、それらの意見も十分検討してまいりたい、そして議会と協議をさせていただきながら、事務処理を進めてまいりたいと考えております。議員の皆様におかれましても、今後そういった視点から、御理解とまた御指導賜りますようにお願いを申し上げたいと思います。先程、1回目の御答弁でも述べましたけれども、こういったものを、地域の皆さんとともにつくり上げていくハード面以外のソフト面というものの充実も十分考えて取り組んでいかなければならないものと考えております。そういった視点からは、町民の皆さん方の御協力や御理解も必要になってこようかと思っておりますので、そういった面でも皆さん方の、町民の皆さん方の御理解とまた御提案などをいただきますように、この場を借りてお願いを申し上げたいと存じます。今後ともよろしくお願いを申し上げます。

出典:大空町議会 平成26年第3回定例会 2014年9月17日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる