雄武町議会 令和5年3月議会 2023年3月14日
学校生活における生理用品無料配布について
2023年3月14日、雄武町議会の一般質問で、佐藤寧議員が「学校生活における生理用品無料配布について」質問し、教育長 豊田通敏が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤寧 議員
- 答弁者
- 教育長 豊田通敏
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 1番 佐藤寧
2つ目の質問にまいります。学校生活における生理用品無料配布についてお伺いします。昨年9月の定例会でも小学校、中学校、高等学校で生理用品無料配布についてのアンケート実施後、そのニーズを確認し、教職員を含めた議論を提案しました。そのときの豊田教育長の回答は、生理の貧困が社会問題化し、生理用品を配置する学校が増えている認識はあるが、本町の子どもの様子からはそのような状況は見受けられない。第二次成長期で心身ともに過敏な時期のため、アンケートの実施には十分な配慮が必要。また、中学校では生徒からの生理用品に関する要望相談はないため、中学校側から要望相談がないのではなく、教育委員会から話を振っていないんじゃないかなと私は考えたんですけれども、現時点では考えていないという回答でした。また、教育的見地から自分の命は自分で守る強い子どもになってほしい、時期尚早という言葉が正しいかどうか分からないが、少し様子を見たいというものでした。3月8日の日本経済新聞朝刊にジェンダー格差でITを変えるという特集記事があり、その中に生理など女性の悩みを社会全体で解決したいという東京大学大学院の髙堰うららさんの取り組みが紹介されていました。彼女は行ってきた聞き取り調査の中で、生理用品が必要なときに使えないという声が多かったことを踏まえ、百貨店や駅などのトイレに生理用品の入ったボックス型装置を設置する事業を手がけています。急な生理を心配せずに気軽に外出できるようになるはず。もし、大学と連携すれば、金銭的な余裕がない学生にも生理用品を届けられる。また、企業や自治体、学校を巻き込むことで、より幅広い層に役立てる。それにより生理のケアは自己責任とされてきた風潮を変えられると記事の中で語っていました。9月定例会での豊田教育長の教育的見地から、自分の命は自分で守る強い子どもになってほしいという部分に私は違和感を覚えました。果たして生理用品を携帯していることイコール命を自分で守る強い子という等式が成立するかということです。ジェンダーという言葉を最近よく見聞きするようになってきましたが、ひょっとしてこの生理用品の配布についても男性目線で考えられている部分が多いのではないかとも感じています。道教委は令和五年の新年度から道立学校全256校に生理用品を配置することを決定しました。経緯は1月中旬から2月下旬まで札幌や苫小牧などの高校、特別支援学校、計11校でトイレに生理用品を置き、生徒や教職員にアンケートを行いました。約450人が回答した生徒向けのアンケートは、急に生理が始まるなどして生理用品が手元になく、困った経緯がある生徒は約8割に上りました。設置された生理用品を実際に使ったのは171人で、全員がまた利用したいと答えたということです。道教委の倉本教育長は、生理用品の配置は子ども達が心身の健康を維持し、安心して学校生活を送るための環境整備の一環として必要と述べました。さて、雄武町はそれを小学校、中学校まで広げる考えはないのか、今定例会で再度お聞きいたします。
答弁 教育長 豊田通敏
お答えいたします。本件につきましては、今議員おっしゃったとおり、昨年9月議会で国、道、近隣の動向に注視しながら情報収集に努め、児童生徒が学校生活を安心して過ごせる環境に配慮していきたいというふうに答弁しているところでございますが、道教委において全ての道立学校に生理用品を配置することを決定し、先般それに至った取り組み事例の提供があったところでございます。ですから内容はよく把握しております。それを受けてではございませんけれども、先の校長会において学校への生理用品配置について意見等を聞いてみましたが、まず中学校においては、課題があるが歓迎であると。それと小学校においては必要がない、あるいは置くのであれば指導が必要などとの意見が出されました。いずれにしても直接校長のところにそういう意見が届いてるわけじゃございませんので、まず実際を知る必要があるだろうということで校長に対してはまず職員間で話をし、あるいは保護者との対話がある時に、その話をしていただけませんでしょうかというふうに持ち帰っていただきました。それでこの生理用品の設置につきましては先ほど議員おっしゃったとおり、教育的見地のことで私申し上げて、課題もあるということを申し上げましたけれども、道立学校が実施をしたとして、やると言い切った、そしてそれを各市町村立学校に求めていくというふうになっておりますので、今後これがどんどんどんどん広がっていくだろうということが想定できますので、あくまでも逆らうことは一切しませんのでね、それが広がりを見せて、それが一般的にあるんであれば、やっぱりそれはうちの町もやっぱり置く必要があるだろうというふうに思っておりますので、まず課題を整理した上でですね、配置を検討したいというふうに考えております。
質問 1番 佐藤寧
ありがとうございます。私が考えるのは、近隣の市町村とか、道教委がやるから、うちの町もそれに倣っていくというよりは、もうちょっとこう何て言うんですかね、とんがった、4年前、教育長、豊田教育長なられたときに私は闘う教育長になっていただきたいというこの議場で申し上げたんですけれども、積極的に前向きに取り組んでいただくと。そこで教職員との話合い、後は生徒とか保護者との話合いでコミュニケーションを取っていくことが、必ず学校の良い運営につながっていくと思いますので、前向きに取り組んでいただければと思います。