雄武町議会 令和4年9月議会 2022年9月13日
学校生活における生理用品無料配布について
2022年9月13日、雄武町議会の一般質問で、佐藤寧議員が「学校生活における生理用品無料配布について」質問し、教育長 豊田通敏が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤寧 議員
- 答弁者
- 教育長 豊田通敏
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 1番 佐藤寧
小中学校の女生徒にですね、生理用品無料配布についてのアンケート実施について質問いたします。ここ数年さまざまな媒体で散見できる、経済的な理由などから生理用品を購入できない生理の貧困が社会問題になりつつある一方、子どもが甘える、学校の評判が下がることを理由に支援を拒む学校関係者がいるという事実を知ったことが、この質問のきっかけです。2021年から東京都では全ての都立高校や中高一貫校、特別支援学校において生理用ナプキンの配置を始めています。学校側がそのニーズを調べたところ、以前は生理用品が必要になった生徒は保健室に行き、必要な旨を伝え、受け取る方法でしたが、この方法では年間10枚程度の利用でした。しかし、トイレへの設置を始めて半年間で約500枚の利用があったという結果でした。単純計算で160倍です。都立高校は、1学年1クラス40名の8クラスが平均ですから、3学年で960名の生徒がいます。この数字から保健室で受け取ることに、いかに生徒がちゅうちょしていたかを垣間見ることができます。私もこのような事実を知り、雄武町の学校でも同様なニーズがあるのではないかと考えました。生理の貧困がないに越したことはありませんが、しかし生理用品もトイレットペーパーと同じようにという考え方で設置されることが望ましいのではないかと考えています。また、生理に関するさまざまな不調を受け止めてもらえない孤独感や社会全体で生理や生理の貧困への理解を男女問わずに高めるきっかけになればと考えています。雄武町教育委員会ではその必要性と児童生徒に対してアンケートを取ることをどうお考えになっているか、お聞かせください。
答弁 教育長 豊田通敏
近年、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて収入が減少し、生理用品を購入できない、いわゆる生理の貧困が社会問題化していることに端を発して、トイレに生理用品を配置する学校が増えてきているのは認識しておりますが、本町の小中学校の子どもの様子からは、そのような状況は見受けられないものと判断しております。現状では子どもが忘れた場合など学校生活で必要となった場合は保健室に用意しておりますので、これはどこもほとんど同じだと思うんですが、養護教諭や保健担当教諭に相談するよう指導されており、必要に応じて保健指導を行いながら児童生徒が抱えてる悩みなどに対して、丁寧な対応に心がけております。それと議員おっしゃったことと重複するかもしれませんけども、生理用品の無料配布についての考え方なんですが、先行して導入している自治体では保健室まで取りに行くのが恥ずかしい。急きょ必要となった場合には保健室に行く間がないなどへの配慮の考えもあり、無料配布は便利なシステムではありますが、一般社会においてはトイレットペーパーのようにトイレに生理用品を常時配置している状況にないことを踏まえると、子どもたちには自分が必要な物は自分で持っていくことを身に付けさせていくことが重要であり、自分で用意する必要がなくなると自己管理ができなくなることが懸念されます。また、これまで保健室に相談に来ていた子どもたちも来なくなることも考えられ、保健指導や子どもの体調管理に接する機会が減り、必要な支援につなげられなくなることも考えられます。無料配布は経済的な理由だけではないと思いますが、子どもたちには困った時には人に頼ることや、それを自ら発信できる勇気を育むことも身に付けさせたい力でもあることから、学校が積極的に取り組むことができないものと考えております。なおこの事案につきまして国、道、近隣の動向に注視しながら、情報収集に努め、児童生徒が学校生活を安心して過ごせる環境に配慮していきたいというふうに考えております。アンケートの実施なんですけども、思春期に訪れる第二次成長期においては、初経の時期が個々で異なると個人差が大きく、心身も過敏な時期に当たることから、アンケートの実施には十分な配慮が必要だと考えております。また、中学校では生徒からの生理用品に関する要望相談などは上がっていないということですので、現時点では考えておりません。以上です。
質問 1番 佐藤寧
はい、今の教育長の答弁は全て想定内で、それを多分、SNSとかで発信すると炎上すると思います。間違いないです。それは結局学校側の論理、大人の論理であって、子どもたちが訴えていないからといって、今雄武町内ではその必要性がないというのは、調べてもいないのにそういうことを言うのは、何て言うんですかね、大人の論理というか、都合のいい学校側の論理かなと思います。まず調べてみて、生の声を聞く、生徒たちが友達間で借りられない、私男性ですから、分からないんですけど、この質問に対してかなりリサーチを深いところまで追っかけていきました。そうすると、友達同士でも借りられない、声をかけられない、保健室の先生に言って、心ない言葉で傷つけられたということで、教育長であるとか、ここの議場にいらっしゃる、男性職員の皆さん、女性の職員の皆さん、私含めてですね、世代がもう3世代、ごめんなさい、2世代ぐらいずれてくると、子どもたちの心の内というのがなかなかつかみ切れないというのが現実なんですよ。そこら辺はやはりアンケートを、私もう作ってます、アンケートは。だから、こういうアンケートがあるよということは提示できます。基になっているのは、沖縄の女性の、今、生理用ナプキンを無料で配布しようという全国運動やってる女性の方のものを基にして作ったものですので、声を聞いてみるだけでも私は価値があるんじゃないかなというふうに思います。できないということであるならば仕方がないんですけども、それを大人の論理、学校側の論理でむげに否定する、やらないというよりは、やってみてどういう声があるかというのを把握して、町が動いていく、教育行政が動いていくということがとても大切で、質問事項の2にもつながっていくんですけれども、仮にアンケートを実施して、そのニーズを確認し、あっ思ってたのと違うなという結果が出たんであれば、学校の先生方、教職員、あと保健室の先生を含めた議論につつなげていくということを考えられるんですけれども、この考え方に対しては教育長どうお思いでしょうか。
答弁 教育長 豊田通敏
前段でSNSに発信したら、炎上するぞと。これも私想定、想定というか、本当に調べて分かっております。あえて言ったんですけども、ただ、教育的見地からの、ぜひ自分、さっきも言いましたけども、自分の命は自分で守るような、そういう強い子どもにまずなってほしいということがまず前段で来ておりまして、それを申し上げました。それで、あくまでもこれ全否定をしてるわけではなくて、やっぱり少し、学校だけやっても意味がないというか、子どもたちが不便な場面に遭遇することが多くなるんじゃないかということで、まず学校でやるんじゃなくて社会一般全体でやるべきだというふうなことを言いたいんですね。ですから教育委員会というか学校だけで考えるんじゃなくて、やっぱり全て社会一般、民間も含めて、いろんな子どもたちが出入りする場所に統一したことができるように私は進めていければいいかなというふうに思っております。ですから、時期尚早という言葉が正しいかどうか分かりませんけど、もう少しちょっと様子を見たいという考えでおります。
質問 1番 佐藤寧
東京都の都立高校で一斉にスタートしてるというのが事実がすごく大きくて、東京都23区、あとは都市部で動いてるということは相当な大きなムーブメントになっているというのは事実なんですね。もし、教育委員会のほうで東京都、恐らくですね、都立の新宿高校というところがスタートアップしてるはずなんですけど、スタートの始めだったと思うんですけども、そういったところに電話をかけて様子を聞いてみる、思ってる以上にこれ、何て言うんですか、子どもたち、児童生徒のニーズは高いんじゃないかなと思ってますので、今後も注視しながら、質問続けていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。もう一度申し上げますがアンケートのひな型私も作ってありますので、参考にする場合はおっしゃってください。しつこいようですけども。