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雄武町議会 平成28年6月議会 2016年6月13日

雄武町職員の労働環境について

2016年6月13日、雄武町議会の一般質問で、嶋村義文議員が「雄武町職員の労働環境について」質問し、町長 中川原秀樹、総務課長 佐竹邦夫、副町長 原正美が答弁しました。

質問者
嶋村義文 議員
答弁者
町長 中川原秀樹、総務課長 佐竹邦夫、副町長 原正美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 3番 嶋村義文

3番、嶋村でございます。通告に従いまして第1点目、これ3月議会の引き続きの質問なんですけれども、雄武町職員の労働環境について。2点目に図書館の建設計画と学校の統合について、以上2点について質問させて頂きます。まず質問に入る前に、先ほど行政報告で私、総務課長に質問して午後に回答頂いたんですけども、先ほどの町長の答弁ですと一般事務職員については欠員の補充だけで増えてないということなんですけども、3月31日現在で66名が6月1日で73名で6名増えているんですけども、これはどうなんですか。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

大変失礼致しました。今回、行政事務報告の中での退職者の5人と5人の対比で言ったあれで、実際には。

答弁 総務課長 佐竹邦夫(総務課長は2016年6月まで)

一般事務においては3月1日と6月1日で6人増という形になっているんですけども、まず退職者が一般事務で1人おりました。それでまず1人、4人になりますね一般職が、補充いれると。4人増なんですけども、建設水道課長が1名、これ技師なんですけども、その部分でも事務職を充てたということで実質的には一般事務については3名増です。その他に復職、病気、心の病で復職したということが2人います。それを合わせて6名の増となっております。以上です。

質問 3番 嶋村義文

先ほど福原議員の質問にも町長色々答弁されていましたけども。今回、昨年2名の職員が亡くなるということに対して町もそれなりの色んな対応を取っていると思いますけれども。先ほど町長がおっしゃった最近事務量が増えているけれども決して職員の労働、事務量は膨大ではないということなんですけども。私、職員から聞く限りでは事務量は相当多いだろうと。まして時間外勤務をいわゆる超勤の命令簿以外は認めないという形になりますと、先ほど福原さんがおっしゃった通り風呂敷残業と言いますか、今USBメモリーという非常に便利な物がありまして、パソコンのデータ全部自宅に持ち帰ることが出来ますんで、そういったことで後ほどまた別に触れさせて頂きますけれども、今後の雄武町職員のいわゆる職場環境というのはもうちょっとやっぱり理事者だけでなくて職員も含めた中で色々検討していく必要があるのではないかなと思います。それでは具体的に質問に入っていきたいと思います。3月の14日の私の雄武町職員の労働環境についてという質問の中で、過重労働があったのではないかという私の質問に対して中川原町長は、いわゆる時間外命令に基づく時間外勤務というの100時間弱しかなくて、それ以外、職場に残っていたとすれば仕事以外の私的な仕事をしたと思わざるを得ないと、だから町長の考え方としては過重労働があったとは認識してないという答弁でしたけども、その認識は今も変わりがないかちょっとお伺いしたいと思います。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

まず前段の話に対してでありますけれども、約10年前ぐらいから前と比べたら倍ぐらいになってるという話で嶋村議員さんのところでお話しましたとおり色々インターネットとかそういう関係で簡素化、効率化していることは事実であります。それから風呂敷残業というふうに言ってますけれども、町では仕事上の書類やなんかは自宅に持っていくこと自体は、これはもうあり得ないことでありまして、公務員として禁止とか禁止でないとかそういう問題じゃなくて、まずやってはいけないこと。今言われたパソコンの関係でもね、それはやってはいけないことなんです。これは当然のことです。それをまず言わせて頂きたいと思います。それからですね、まずは全体的な話をしたいと思います。まず初めに新聞報道にありました時間外庁舎出入簿による434時間につきまして説明させて頂きたいと思います。春先の4月、5月の会計検査による在庁時間が二ヵ月間で約 210時間となっておりまして、特に5月が約143時間と、これは会計検査対応に費やしております。 しかし、それ以外の月、6月から11月の六ヵ月間、これは約218時間であります。これの時間外庁舎出入記録簿につきましては月平均約36時間となっておりました。休日についても六ヵ月間で59日ありますけども、この59日の内、短時間在庁を含めて23日の在庁となっているのが実態であります。それから時間外勤務手当につきましては以前から説明している通り、それから福原議員の中でも説明している通りですね、当初予算において管理職員を除く職員の給料額の2%を計上しております。そして総枠の時間外勤務手当につきましてはイベントや除雪業務、それから確定申告事務、それから会計検査等々によりまして時間外勤務が多く見込まれる部署に手厚く配分するなど、過去の実績等を考慮して傾斜配分しているのが実情であります。それから3月議会におきまして私この時間外勤務手当の枠はだいたい20年ぐらい経つのかなという話をしていましたけれども、調べてみますと事実は平成16年からですね、この当初予算において時間外勤務手当を全体で2%として計上しているところでありますけれども、この不足が生じた場合にはですね、所要の措置によりまして不足額を補うなど予算の不足により時間外手当を支給しないというようなことはありませんので、適切に対応しているところであります。何度も言いますが、時間外勤務の執行は時間外勤務伺いを管理職に提出し許可があれば認めておりますので、財政上の理由等からですね、過去からも認めないことではありませんので、ご理解を願いたいと思います。それから3月議会で嶋村議員が度々発言されておりましたサービス残業という言葉でありますけれども、このサービス残業とはですね、一般的に時間外勤務伺いを提出し、上司が時間外勤務を命じたにもかかわらずですね、その勤務の対価である時間外勤務手当が支給されないことを指す言葉でありまして、自分勝手に残ってですね、何やってるか分からないものをサービス残業とは言わないんですよ。従いまして時間外勤務命令を受けてない者が残務なんてありえないことで、この言葉遣いによって非常に町といたしましても迷惑を被っている部分もありますので慎重なご発言をお願いしたいと思います。

質問 3番 嶋村義文

色んな解釈があると思いますけども、私先般ちょっと札幌で会議がありまして道の職員の方と飲みながら色々お話させて頂きましたけれども、彼言うに道なり国の公務員は意外と楽だと。いわゆる町民と直接対峙する地方自治体の職員が一番大変だろうと。サービス残業の実態も個々色々お話しましたけれども、私は特別、サービス残業が悪いと言っているわけじゃないんですよね。仕事が処理できなければ当然それは仕事を本人の自覚で当然高い志を持ってそれぞれ皆さん役場職員になったわけですから。ただ今町長おっしゃったような時間外命令簿うんぬんという話ありましたけれども、それをなかなか出しづらい雰囲気が職場内にあった場合にはなかなかそういう命令を受けるという形は取れないと。ただ勝手に職場にいたからそれは知らんというのは筋が通らない話で、これから話しますけれども実際いわゆる社会教育ですとか自治会ですとか自分の私的な仕事で来たとして実際いま話で出て来る、これから時間外の話をしますけれども、3月の議会で私が資料請求して3月30日に町の方から回答がありまして、434時間55分という在庁時間の記録が出てきました。今、町長おっしゃったとおり確かにこれは4月、5月の会計検査対応の時間がかなりのウエートを占めていると思いますけれども、4月18日に資料請求させて頂きまして5月10日に回答を頂きましたパソコンの起動記録。これは役場のメインサーバに記録が残っているんですけども、そのパソコン起動記録の時間数を累計していきますと4月1日から12月の9日まで1,920時間です。その間のいわゆる法定労働日数が171日ですから1,368時間。そうしますと、差引しますと時間外が552時間あります。そのパソコン起動記録の中で平日のパソコンの履歴が例えば30分ですとか、あと無い時間とか結構ありますので、恐らく出張か外部の会議か、もしくは本人が休暇を取ったのか、そういった日数があると思いますけども、恐らくそれらを累計すると4月から12月までで約700時間超える、いわゆる在庁時間があったように思います。私は基本的に在庁していることは結局労働しているというふうに考えますんで、いわゆる4月から12月の7日まで700時間を超える時間数があるということは、相当これは大きな時間数になると思うんですけども、その辺の認識はどのように考えていますか。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

帰る時に消し忘れとか、そういうのありますね。それしか考えようないですね。いないのにね、418時間しかいないのに。

答弁 副町長 原正美(副町長は2016年6月まで)

今、嶋村議員のご質問でありますけども、私の方ではトータルで見たことはなかったんですけども、毎月の状況を見比べていきますと不自然なところはないというふうに私は認識しておりました。と申し上げますのは、当然、始業前に出勤しておりますし、終業後に退庁するということで、これ今手元にあるのは10月分ですけども、例えば初日、7時54分に出勤となると、当然ここで30分、平常の勤務時間プラス時間外の分が30分というふうにカウントされていますので、そういった積み上げがあると当然在庁時間より増えるというのは、当然のことだろうというふうに思っておりましたし、出退庁の記録簿とそう齟齬はないように私は感じ取ってこの記録を見ておりました。

質問 3番 嶋村義文

私は、私も職場勤めてずっと仕事してましたんで、66歳まで私仕事していましたけれども、職場に出るとまずパソコン起動して、帰る時にシャットダウンして帰りますね。役場職員の方すべてそうだと思います。いま副町長がおっしゃった、例えば7時半に出てきたと。ということは、彼は通常の時間内で処理できないから早めに出て来るんですよね。そうだと思わないですか。ただ単に時間を潰すために職場に出て来るわけでないですから。そういったことで、このパソコンの起動記録の時間の累計というのは相当やっぱり労働実態を表している数字だと思います。それで先ほど話しました通り、この中に約23日ぐらい時間が正規にパソコンの記録が記録されてない日にちがありますので、ちょっと議長にお願いしたいんですけども、ちょっと追加で申し訳ないんですけども、南さんの正確な労働実態を把握する上でまた資料請求をしたいと思います。第1点目は農務係で所管しております営農用水の警報履歴。警報がなると何回かに1回は現場に出向いてるそうですので、この辺の実態を知る意味で警報履歴を出来ればお出し願いたいと思います。それと出張命令簿、復命書。復命書については書類が相当付いていると思いますので表紙だけで結構です。それと全庁的に個人の役場職員の日程管理をする上でデスクネッツに全部接続して日程管理をしてると思いますので、南さん個人のデスクネッツの記録をお出し願いたいと思います。それから4月の実際南さんがどういった仕事してるかというのは資料請求して出してもらったんですけども、不確かな面がありますので4月辞令時の事務引継書をできればお出し願いたいと思います。それと産業振興課農務係、国営推進係、これ南さんが担当した仕事ですけども、これに対する外部会議記録があればお出し願いたいと思います。それと南さん個人の休暇の取得の記録。以上6点お願いしたいと思います。それでですね、労働実態に限って質問させて頂きたいと思うんですけども、過労等による精神疾患による自殺ということで厚生労働省の労働基準局長名で通達が出てるんですよね、労災の認定基準ということで。これは総務課長も恐らく把握してると思いますけれども、その中に発症前二ヵ月から六ヵ月間を平均して、月平均80時間を超える時間外労働があった場合は業務と疾病発生の可能性が非常に高いと規定しているんですよね。このままで行っちゃうと、これまさしく該当すると思うんですけども、その辺の認識はどうですか。

答弁 総務課長 佐竹邦夫(総務課長は2016年6月まで)

それはそれで認識しております。時間については前後の部分を考えると大きく超えてるとは思えないので、はい、以上です。

質問 3番 嶋村義文

先ほど資料請求したものが出てくれば、この辺の実態が明らかになると思いますんで、引き続きまたお話をしていきたいと思います。私はね、今までの労働の実態をずっと私も個人的に色々聞き取りしたり、町から出してもらった資料を基にして遺族からの聞き取りなんかもしたんですけども、このままで行っちゃうと公務災害申請は受理されると思いますよ。町としてね、これ公務災害受理された場合どういった対応を取りますか。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

どう対応というその意味がちょっと分からないんですけども、地方公務員災害補償基金北海道支部の調査や関係書類の提出が求められた際には調査等に協力することが当然であります。

質問 3番 嶋村義文

認識はしてると思いますけども、公務災害が受理されると恐らく遺族は損害賠償請求を町に対して起こすと思います。これだけは認識しておいてほしいと思います。それで先ほど福原議員の話でも町長ちょっとお話してましたけども、3月の議会の答弁では10年前に比べたら事務量が膨大に増えて職員は大変だと。でも今日のお話では色々エクセルだとかワードだとかインターネットで情報検索してるんで、かなり事務量は軽減されてきてるということなんですけども、実際そういうふうに捉えてますか。私はね、今職員は大変仕事に追われてると思うんですけども。どうですか、その辺は。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

私は仕事が簡素化、効率化されているというふうに認識しております。

質問 3番 嶋村義文

確かに役場職員は前にもお話しましたとおり雄武町全体では給料水準も高いですし、確かに恵まれてると思います。ただ今盛んに言われてるのは、地方自治体の職員ほど労働時間の多い職場はないんですよ。国は当然行政の効率化をどんどん叫びますし、地方交付税も年々減ってきますから、それなりに町の財政は維持していかなきゃならないんですけども、実際、町の行政執行するのは役場職員なんですよ。町長が如何に高潔なね、いわゆる町政執行方針を掲げても、実際それを担っていくのは役場職員なんで、もう少し役場職員の労働環境というのにね、全庁的と言いますか、理事者だけの考え方じゃなくて、もう少しやっぱり職員の考え方というのやっぱり反映させるような行政執行というの今後やっぱり必要だと思うんですけども、その辺どうですかね、町長。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

町はですね、行政全般、職場の中味も含めて職員提案規程というのを設けております。それで職員からの色んな意見の進言等々を募集しておりまして、最近はなかなか職員からは無いのが実情でありますけども、職員提案実施日というものを設けて職員から色んな意見を提出するようには求めております。

質問 3番 嶋村義文

職員はね、必ずしもね、残業したくないと考えてるとは思いませんよ。仕事に打ち込めば、それなりの時間外もするでしょうし。ただ、いわゆる如何に彼らのモチベーションを上げていくかということがね、非常に町の理事者としては必要だと思うんですよ。その辺でもう一回雄武町職員の労働環境について理事者として真剣に考えて頂きたいと思います。

出典:雄武町議会 平成28年6月議会 2016年6月13日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる